アーカイブ - 2012年 5月 30日 - car

フィンランドの図書館界の最新事情をインターネットラジオと動画で提供する“Kirjastokaista.fi”

2012年5月23日に、フィンランドの図書館ネットワークとしてオンラインサービス等の提供を行っているLibraries.fiが、自身の提供する“Kirjastokaista.fi”というウェブサイトについて、最近追加された機能等とともに紹介しています。

“Kirjastokaista.fi”は図書館や文化に関するインターネットラジオ・動画番組を配信するウェブサイトで、番組は、図書館に対するカレントアウェアネスサービスやコミュニケーションのためのものと、利用者に対する図書館サービスや文化コンテンツの提供を目的としたものの大きく2つに分けられるとのことです。

ウェブサイトは最近リニューアルされており、動画は全てVimeoで保存されているほか、特定の地域に関する番組を探せるようにするためマップ上での検索機能が実装されています。そして、ウェブサイトは、Kirjastokaistaのチームが作成する動画だけでなくと、図書館や協力機関等が作成したコンテンツを提供しており、そのため、“Kirjastokaista.fi”はアグリゲータ―でもあり、PRのためのチャンネルでもあるとされています。

Kirjastokaista.fi
http://www.kirjastokaista.fi/

Q&Aサイト“Stack Exchange”に図書館情報学分野のコミュニティが誕生

料理についての悩みからUbuntuのあれこれまで、様々な分野のQ&Aサイトを開設しているウェブサイト“Stack Exchange”に、図書館情報学分野に関するサイトが誕生しています。

Libraries and Information Science(Stack Exchange)
http://libraries.stackexchange.com/

Stack Exchange上のサイト一覧
http://stackexchange.com/sites

Stack Exchange
http://stackexchange.com/

参考:
ソーシャルQ&Aサイト“Quora”の図書館・図書館員トピック
http://current.ndl.go.jp/node/19273

【イベント】Power of Library ~大学図書館のパワー~(7/4・九大)

2012年7月4日に、九州大学附属図書館において、セミナー「Power of Library ~大学図書館のパワー~」が開催されます。プログラムは、第一部「今求められている図書館経営」と第二部「これから求められる図書館像」に分かれています。ゲストスピーカーとして、米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校図書館長兼図書館部長のコーフマン(Ms. Paula Kaufman)氏と、インディアナ大学ブルーミントン校図書館部長のジョンソン(Ms. Brenda L. Johnson)氏が来日します。

Power of Library ~大学図書館のパワー~(九州大学附属図書館)
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/events/20120704_pol.html

参考:
九州大学附属図書館、講演会「変わりゆく大学図書館 -描くべき新しい将来像-」の動画を公開
http://current.ndl.go.jp/node/20603

日本図書館協会(JLA)が「武雄市の新・図書館構想について」を公表

日本図書館協会(JLA)が、2012年5月30日に、「武雄市の新・図書館構想について」(2012年5月28日付け)と題した文書を公表しました。これは、5月4日に発表された、佐賀県武雄市とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の、武雄市立図書館の企画・運営に関する提携基本合意に対する見解・意見・要望を示すもので、以下の6点について述べられています。

(1)指定管理者制度導入の理由は何か
(2)指定管理者制度導入の手続きについて
(3)図書館サービスと「付属事業」について
(4)安定的な労働環境
(5)図書館利用の情報
(6)図書館利用へのポイント付与

武雄市の新・図書館構想について(日本図書館協会 2012/5/30付け掲載)
http://www.jla.or.jp/demand/tabid/78/Default.aspx?itemid=1487

独GBV、図書館資料の更新・予約などに関する“Patrons Account Information API”の仕様ドラフト版を公開

ドイツの北部を中心とする7州にまたがる図書館ネットワーク“Gemeinsamer Bibliotheksverbund”(GBV)が、“Patrons Account Information API”(PAIA)というAPI仕様のドラフトを公開しました。このAPIは、NCIPと同種の機能を持つもので、図書館利用者の貸出や予約状況、延滞料などの情報を取得したり、貸出中資料の更新などの処理を行うためのものです。仕様の本体は、6種類のメソッドを定めた“PAIA core”と認証の仕方を定めた“PAIA auth”に分かれており、後者の認証においてはTwitterなどでも用いられているOAuthを採用しているようです。GBVは、その他に、図書館等の所蔵資料の利用状態を取得するための“Document Availability Information API”(DAIA)も定めています。

PAIA
http://gbv.github.com/paia/

DAIA - Document Availability Information API
http://www.gbv.de/wikis/cls/DAIA_-_Document_Availability_Information_API

GBV
http://www.gbv.de/

米ペンシルベニア大学図書館が「ユニーク」なコレクションを紹介するブログ“Unique at Penn”を開設

米国のペンシルベニア大学図書館が、同館が所蔵するコレクションからなにかしらの意味で「ユニーク」な資料について、その概要を資料が置かれた文脈を交えて紹介する、“Unique at Penn”というブログを開設しました。2012年5月1日付けのものにはじまり、現在6本の記事が掲載されています。

Unique at Penn
http://uniqueatpenn.wordpress.com/

Penn Libraries blog takes collections off the shelves(Penn Current 2012/5/24付け記事)
http://www.upenn.edu/pennnews/current/2012-05-24/latest-news/penn-libraries-blog-takes-collections-shelves

国立教育政策研究所、『「キャリア教育」資料集 研究・報告書・手引編〔平成23年度版〕』を公開

2012年5月30日に、国立教育政策研究所が、『「キャリア教育」資料集 研究・報告書・手引編〔平成23年度版〕』をウェブサイトで公開しました。これは、これまで国立教育政策研究所や文部科学省等において出された「キャリア教育」に関連する主な研究の報告書及び手引き等をまとめた資料集とのことです。

「キャリア教育」資料集 研究・報告書・手引編〔平成23年度版〕 (国立教育政策研究所のウェブページ)
http://www.nier.go.jp/shido/centerhp/23career_shiryoushu/23career_shiryoushu.html

国立教育政策研究所 (2012/5/30付けで「『キャリア教育』資料集 研究・報告書・手引編〔平成23年度版〕を掲載しました。」とあります。)
http://www.nier.go.jp/

【イベント】日本学術会議情報学委員会シンポジウム「震災直後および復興期における情報学の役割」(6/29・東京)

2012年6月29日に、東京大学福武ホールにおいて、日本学術会議情報学委員会ユビキタス状況認識社会基盤分科会の主催により、シンポジウム「震災直後および復興期における情報学の役割」が開催されます。このシンポジウムは、社会基盤としての情報整備と状況認識の重要性を再確認し、今後の情報学の展望を行うことを目的として開催されるものです。参加にあたっては事前申込みが必要ですが、当日会場に余裕があれば事前申込がない場合でも参加可能とのことです。

日本学術会議情報学委員会シンポジウム「震災直後および復興期における情報学の役割」(PDF)
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/150-s-3-2.pdf

電子書籍の印刷版を均一価格で販売するSpringer社の“MyCopy”サービス、販売数10,000点を突破

Springer社の“MyCopy”サービスの販売数が10,000点を突破したと発表されました。MyCopyは、同社の電子書籍を導入している図書館の利用者に対して、それと同じタイトルの印刷版書籍を24.95ドルという均一価格で販売するというプログラムで、2009年6月に正式開始されました。現在では20,000タイトルの電子書籍が対象になっているようです。

Springer MyCopy
http://www.springer.com/librarians/e-content/mycopy

Springer celebrates 10,000th MyCopy milestone(Springer 2012/5/28付けプレスリリース)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16885

ヴィクトリア女王が生涯にわたって書き続けてきた日記がデジタル化公開される

英国のオックスフォード大学ボドリアン図書館と、英国王室文書館(Royal Archives)、そしてProQuest社が共同で、英国19世紀のヴィクトリア女王の日記を提供するウェブサイト“Queen Victoria's Journals”を公開しました。日記は、1832年(13歳)から生涯を終える数週間前の1901年1月まで書き続けられてきたもので、141巻43,000ページ以上になるようです。公開された日記は、日誌の日付け、書かれた場所で検索できるほか、現段階では1840年までであればキーワード検索も可能となっています。また、インタラクティブなタイムラインに加え、女王自身が描いたスケッチも提供されています。

Queen Victoria's Journals
http://www.queenvictoriasjournals.org/home.do

HM the Queen launches online resource of all Queen Victoria’s Journals (Bodleian LIbraries 2012/5/24付けの記事)