アーカイブ - 2012年 5月 24日 - car

三重県内の貴重資料102点をデジタル化した「テーマで見る『三重』貴重資料閲覧システム」が公開

2012年5月22日、三重県が、「テーマで見る『三重』貴重資料閲覧システム」を公開しました。県立図書館や県立博物館、県立美術館などの三重県内の文化施設等が所蔵する102点の貴重資料を高精細画像でデジタル化してインターネットで公開するものです。公開されている資料は、「お伊勢参り」「三重ゆかりの人」「いにしえの風景」「三重をひもとく」といったテーマで分類されているほか、所蔵施設ごとに探すこともできるようになっています。三重県立図書館が所蔵するオーストリアの経済学者ヨーゼフ・アーロイス・シュンペーターの「資本主義・社会主義・民主主義」(1942年)の直筆原稿も含まれているとのことです。

テーマで見る「三重」貴重資料閲覧システム
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/viewer/

掲載資料一覧(PDF:2ページ)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/201205026120.pdf

「テーマで見る『三重』貴重資料閲覧システム」を公開します(三重県 2012/5/23付けお知らせ)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2012050261.htm

文化施設資料:ネット公開 県絵画、書物、地図など102点 /三重(毎日jp 2012/5/24付け記事)

中国国家図書館と日販が第7期図書寄贈契約に調印

2012年5月21日、日販が中国国家図書館との間で、友好事業である「日本出版物文庫閲覧室」に関する第7期図書寄贈契約の調印を行ったようです。5月22日付けの日販の記事によると、この友好事業は、1982年、中国国家図書館に同館との契約に基づいて「日本出版物文庫閲覧室」を開設したことに始まり、以来日本の出版各社の協力のもと、日本の図書の寄贈を継続的に行なっているものです。これまで6期30年間にわたって図書約28万冊を寄贈し、また、日本からの出版人や図書館関係者の訪中、中国からの訪日団・研修生の受け入れ等の人的交流も実施しているとのことです。

日販 中国国家図書館と図書寄贈契約で調印 (日本出版販売株式会社 2012/5/22付けの記事)
http://www.nippan.co.jp/news/2012/0522.html

米国コピーライト・クリアランス・センターの文献入手サービス“Get It Now”の導入機関が100以上に

米国の著作権集中管理団体であるコピーライト・クリアランス・センター(Copyright Clearance Center:CCC)が、2011年に開始した“Get It Now”サービスを導入する学術機関が100を突破したと発表しました。Get It Nowは、図書館のILLサービスを補間するもので、図書館が購読していないジャーナルのフルテキストを数分以内に入手できるというサービスです。同サービスは、リンクリゾルバに設定したリンクから利用者が直接、あるいは、米国等で広く使用されているILLiad(ILLシステム)から図書館員が、というような利用をするようです。

Over 100 academic institutions adopt Copyright Clearance Center's Get it Now(Library Technology Guides 2012/5/22付けプレスリリース)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16834

Get It Now(Copyright Clearance Center)
http://www.copyright.com/content/cc3/en/toolbar/productsAndSolutions/getitnow.html

神戸大学附属図書館、同大学社会科学系図書館の歴史案内を作成・公開

2012年5月24日に、神戸大学附属図書館が、国の登録有形文化財に指定されている同大学の社会科学系図書館本館の歴史を案内するパンフレットを作成・公開しました。パンフレットでは、社会科学系図書館の年表や館内に描かれている大壁画「青春」の由来、同館の建設から文化財登録までの歩みを、豊富な写真を交えて紹介しています。

社会科学系図書館、歴史案内のパンフレットを作成しました (神戸大学附属図書館 2012/5/24付けの記事)
http://lib.kobe-u.ac.jp/www/modules/news/index.php?page=article&storyid=476

日本図書館協会、『世界の出版情報調査総覧』を出版

実践女子学園に所属する伊藤民雄氏によりウェブベースで情報が蓄積されてきた「世界の出版情報調査総覧」が、同タイトルの冊子として日本図書館協会から出版されています。

世界117カ国の販売目録125目録,取次174社,書店462社,価格比較62サイト,政府刊行物書店8社,電子書籍書店59サイト,雑誌定期購読109社,古書店総合目録63サイト,図書館蔵書検索397目録,学位論文検索28目録,政府刊行物検索16目録,電子図書館関連13サイトを収録している、とのことです。

Ref.
JLA出版物「世界の出版情報調査総覧」
http://www.jla.or.jp/publications//tabid/87/pdid/p11-0000000337/Default.aspx

冊子『世界の出版情報調査総覧』が出版されました(「世界の出版情報調査総覧」サイト内 2012/5/22付けポスト)
http://rnavi.info/natbib/

デジタル化で取りこぼされるもの(記事紹介)

2012年5月21日付けのEconomist紙に、“More than just text”と題された記事が掲載されています。記事では、米国のフォルガー・シェークスピア図書館のSarah Werner氏の言葉として、本には書かれているテキストの内容だけでなく、物理的なモノとしての見た目や手触り、匂いからも様々な情報を得られるとし、そのような貴重な情報が、少なくとも現在のところ、資料デジタル化では取りこぼされていると指摘しています。記事では、17世紀の資料に残された手形の位置から、その手形が資料の装丁前に付けられたものであること等を実例として紹介しています。そして記事最後では、高精細の資料デジタル化が、資料の、特にテキストの重要な部分の研究を可能とし、資料保存にも貢献しているが、ただ本に書かれた文字のみを保存することを追い求めてしまうと、資料に残された見えにくい特徴を失ってしまいかねないとする、Werner氏の危惧も紹介しています。

More than just text (The Economist 2012/5/21付けの記事)
http://www.economist.com/blogs/babbage/2012/05/book-digitisation

参考:
中世の本の汚れから当時の人々の秘密は読み取れるか?(英国)

オープンソースの図書館システム“Kuali OLE”のバージョン0.6がリリース

2012年5月23日、Kuali財団が、オープンソース次世代図書館システム“Kuali OLE”(Open Library Environment)バージョン0.6を発表しました。バージョン0.6では、バージョン0.3で実装された基盤の拡張を行ない、メタデータスキーマとしてOLE Instance schema(所蔵データに関するもの)やONIX-PL(電子リソース用)を導入する等したとされています。今後は、2012年10月にバージョン0.8、2013年第一四半期にバージョン1.0のリリースが予定されています。

Kuali OLE Announces Milestone Release 0.6 (Kuali Foundation 2012/5/23付けプレスリリース)
http://kuali.org/news/kuali-ole-announces-milestone-release-06

OLE 0.6 Milestone User Documentation
https://wiki.kuali.org/display/OLE/OLE+0.6+Milestone+User+Documentation

Kuali-OLE開発ロードマップ
http://kuali.org/OLE/Timeline

Test Drive (デモサイト)

米Yahoo!、“Yahoo! Axis”と名付けたウェブブラウザ用プラグインとiOSアプリをリリース

米Yahoo!が、2012年5月24日に、“Yahoo! Axis”と名付けたウェブブラウザのプラグイン(Chrome、Firefox、Internet Explorer、Safari用)とiOSアプリ(iPhone・iPad用)をリリースしました。このプラグインを導入すると、ブラウザにYahoo!検索用の小窓が現れ、それを用いてグラフィカルなウェブ検索を行うことができるようです。プラグインやアプリ間での検索履歴やブックマークを同期することも可能とのことです。

Yahoo! Axis - A new way to search and browse
http://axis.yahoo.com/

Yahoo!が独自の新ブラウザ「Yahoo! Axis」をリリース(GIGAZINE 2012/5/24付け記事)
http://gigazine.net/news/20120524-yahoo-axis-browser/

米Yahoo!、“検索ブラウザ”の「Axis」をPCとiOS向けに公開(ITmedia ニュース 2012/5/24付け記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1205/24/news030.html

米国政府、電子政府サービスの今後の指針を公表、携帯端末からの利用増加に対応

米国の電子政府のサービスのモバイル環境への対応についての指針を示すプレスリリースが出されています。またあわせて、報告書"Digital Government
Building a 21st Century Platform to Better Serve the American People"が公開されています。

Ref.
Obama Administration Launches Sweeping Shift to Mobile
The White House (2012/5/23)
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2012/05/23/obama-administration-launches-sweeping-shift-mobile

佐賀県立図書館、動画+テキストで古文書の読み方を学ぶ「くすクスくんのWeb版古文書入門」を正式公開

2012年5月24日、佐賀県立図書館が、ウェブサイト講座「くすクスくんのWeb版古文書入門」を正式公開しました。これは、古文書のくずし字の読み方をテキストと動画(YouTubeに掲載)で学ぶことができるもので、3月30日に「はじめに」から第2章までが試験公開されていました。このウェブページや動画は財団法人図書館振興財団の助成金を活用して作成されたそうです。

くすクスくんのWeb版古文書入門 内容目次
http://www.pref.saga.lg.jp/kentosyo/web-komonjo/index.html

ウェブサイト講座「くすクスくんのWEB版古文書入門」について
http://www.pref.saga.lg.jp/kentosyo/web-komonjo/oshirase.html

東洋文庫、「拓本データベース」を公開

2012年5月24日、東洋文庫が「拓本データベース」を公開しました。東洋文庫が所蔵する漢籍のうち拓本を検索することができるサービスです。

拓本データベース
http://61.197.194.11/open/TakuhonQueryInput.html

拓本データベースが公開されました。(東洋文庫 2012/5/24付け情報)
http://www.toyo-bunko.or.jp/cat105/post-42.html

参考:
東洋文庫、「モリソンパンフレット検索データベース」を公開
http://current.ndl.go.jp/node/20870

国文学研究資料館、全文検索可能な「大系本文(日本古典文学・噺本)データベース」を公開

2012年5月24日、国文学研究資料館が、「大系本文(日本古典文学・噺本)データベース」を公開しました。これは、同館が2012年1月31日まで公開していた「日本古典文学本文データベース」を再構築したもので、岩波書店の旧版「日本古典文学大系」の556作品と、東京堂出版の「噺本大系」の329作品について、テキストの閲覧と全文検索できるデータベースです。同データベースを使うためには利用申請が必要です。

大系本文(日本古典文学・噺本)データベース
http://base3.nijl.ac.jp/

国文学研究資料館(2012/5/24付けのお知らせに「日本古典文学本文データベースの再構築版として大系本文(日本古典文学・噺本)データベースを公開しました。」とあります。)
http://www.nijl.ac.jp/

20世紀後半のウェールズにおけるテレビと記憶の係わりを尋ねるプロジェクトサイト“Media and the Memory in Wales”公開

2012年5月17日に、英国ウェールズのアベリストウィス大学(Aberystwyth University)が、JISCの助成を受けて、“Media and Memory in Wales”というウェブサイトを公開しました。このウェブサイトは、1960年代半ばから1990年代半ばまでの「テレビ全盛期」にかけて、テレビが自分あるいは家族、コミュニティにとってどのような重要性をもつものであったのか、その記憶についてインタビューし、記録したものです。このプロジェクトは、ウェールズにおける「テレビの時代」に関連したオーラルな記録を収集保存し、政治的・文化的に重要なテレビの一時代の記憶収集を呼び掛けることを目的としているようです。インタビュー調査は、ウェールズの4つの地方(Caernarfon、Carmarthen、the Rhondda、Wrexham)で実施されており、ウェブサイトでは、その地域ごと、あるいは、エリザベス女王の戴冠(1953年)等の歴史的なイベントごと、インタビュアーごとに、語られた記憶を見ることができます。

Media and the Memory in Wales
http://www.mediaandmemory.co.uk/

国文学研究資料館、2011年度日本古典籍講習会のテキストを公開

2012年5月23日、国文学研究資料館が、1月18日から20日にかけて同館及び国立国会図書館(NDL)で開催した、2011年度日本古典籍講習会のテキストを公開しました。この講習会は、日本の古典籍を所蔵する国内外の機関の職員を対象に、古典籍の基礎知識・取り扱い等に関する講義を行うものです。

平成23年度日本古典籍講習会テキスト(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/event/seminar/2011/old_books_text.html

平成23年度日本古典籍講習会(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/event/seminar/2011/old_books.html

スウェーデンの図書館に関する2011年の統計のデータとレポートが公開

2012年5月21日に、スウェーデン王立図書館が、同国の図書館に関する2011年の統計を公開しました。公共図書館、病院図書館、研究図書館に関する統計データ等と、全体をまとめたレポートが公開されています。

Bibliotek 2011
http://www.kb.se/aktuellt/nyheter/2012/Utlaningen-av-e-medier-pa-biblioteken-fortsatt-stark/

参考:
スウェーデンの図書館に関する2010年の統計のデータとレポートが公開
http://current.ndl.go.jp/node/19700

「多文化コミュニティ―図書館サービスのためのガイドライン―」(第3版)の日本語訳が公開

国際図書館連盟(IFLA)多文化社会図書館サービス分科会が2009年に刊行した“Multicultural Communities: Guideleines for Library Services”(第3版)が、日本図書館協会多文化サービス委員会によって和訳され、IFLAのウェブサイトで公開されました。公開された「多文化コミュニティ―図書館サービスのためのガイドライン―」(第3版)は、全文翻訳に加え、要旨も別に公開されています。

「多文化コミュニティ―図書館サービスのためのガイドライン―」(第3版) (PDF)
http://www.ifla.org/files/library-services-to-multicultural-populations/publications/multicultural-communities-ja.pdf

「多文化コミュニティ: 図書館サービスのためのガイドライン 第3版要旨」 (PDF)
http://www.ifla.org/files/library-services-to-multicultural-populations/publications/guidelines-overview-ja.pdf

【イベント】図書館のYAサービスの可能性  ハンブルク青少年図書館(Hoeb4U)と日本の事例から(7/4・京都)

6月30日の明治大学での講演に続いて、青少年図書館 Hoeb4Uのジャネッテ・アッハベルガー館長をゲストに招いたイベントが、京都のゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川で開催されます。

YAの読書活動推進とメディアリテラシーの向上、図書館のYAサービスの可能性をテーマに、アッハベルガー館長、小川剛氏(京都精華大学国際マンガ研究センター 研究員)、大西敏之氏(南丹市立中央図書館館長/京都府図書館等連絡協議会会長)によるスピーチなどが予定されています。

Ref.
催し物カレンダー 「図書館のYAサービスの可能性 ハンブルク青少年図書館(Hoeb4U)と日本の事例から」
http://www.goethe.de/ins/jp/kam/ver/ja9231744v.htm

国際フォーラム「図書館のYAサービスの可能性-ハンブルク青少年図書館(Hoeb4U)と日本の事例から」
2012.05.16 Wednesday
http://libyo.jugem.jp/?eid=876