アーカイブ - 2012年 5月 21日 - car

IFLA、情報公開に関する図書館の役割に関する変化についての記事を公開

国際図書館連盟(IFLA)の情報アクセスと表現の自由に関する委員(FAIFE)が、図書館が情報公開において果たしている役割について、近年の変化をまとめた記事を公開しています。主に、2008年に採択されたIFLAの政府の透明性に関するマニフェスト(Manifesto on Transparency, Good Governance and Freedom from Corruption)とそれ以後の動きが取り上げられています。

Ref.
A New FAIFE Spotlight released on Libraries and Freedom of Information Revisited (IFLA 2012/5/21)
http://www.ifla.org/en/news/a-new-faife-spotlight-released-on-libraries-and-freedom-of-information-revisited

電子書籍の独禁法訴訟、Simon & Schuster社は和解か?(米国)

電子書籍の販売価格に関する独占禁止法違反の疑いで提訴されている出版社5社のうち、Simon & Schuster社については、訴訟手続きから除外されたとのことです。Simon & Schuster社と原告は5月10日に覚書を交わし、和解を目指しているようです。

Ref.
Simon & Schuster Reaches Antitrust Settlement with States(2012/5/18)
http://lj.libraryjournal.com/2012/05/publishing/simon-schuster-reaches-antitrust-settlement-with-states/

Google、デジタルリテラシー向上のためのウェブサイト「知っておきたいこと」を開設

2012年5月17日に、Googleが、「知っておきたいこと」という、デジタルリテラシー向上のためのウェブサイトを開設しました。Googleの説明によると、ウェブサイトでは、マルウェアと呼ばれる不正なソフトウェアを避ける方法や、Cookieとは何か、Googleで検索したときに検索ログに保存される情報等を紹介しているとのことです。また、インターネットコンテンツセーフティ協会やインターネット・ホットラインセンター等の団体ウェブサイトへのリンクも提供しているとのことです。

知っておきたいこと
http://www.google.co.jp/intl/ja/goodtoknow/

「知っておきたいこと」サイト開設のお知らせ (Google Japan Blog 2012/5/17付けの記事)
http://googlejapan.blogspot.jp/2012/05/blog-post_17.html

国立教育政策研究所、「社会教育計画策定ハンドブック(計画と評価の実際)」を公開

2012年5月21日、国立教育政策研究所が「社会教育計画策定ハンドブック(計画と評価の実際)」を公開しました。地方公共団体において社会教育計画を策定する際に活用できるハンドブックで、計画・評価の理論から、具体的な策定手順、例示までが網羅的に掲載されているそうです。

社会教育計画策定ハンドブック(PDF)
http://www.nier.go.jp/jissen/chosa/h23_handbook_all.pdf

平成23年度ハンドブック(国立教育政策研究所)
http://www.nier.go.jp/jissen/chosa/handbook1-23.htm

三重県立図書館、全国紙・地元紙から収集した図書館関係記事のリストを公開開始

2012年5月18日、三重県立図書館がウェブサイトで「図書館関係記事リスト」を公開しました。2012年度から、月1回、新聞各紙に掲載された図書館に関する記事をまとめたリストを公開するとのことで、現在、2011年度分と2012年4月分が掲載されています。

図書館関係記事リスト(三重県立図書館)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/tosyokankiji/index.htm

図書館関係記事リストを掲載しました(三重県立図書館 2012/5/18付けニュース)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2012050234

中国で「インターネット産業第十二次五か年発展計画」が発表

2012年5月4日に中国政府が「インターネット産業第十二次五か年発展計画」(互联网行业“十二五”发展规划)を発表しました。2011年から2015年の5年間における計画です。5月15日付けの人民日報で日本語による内容紹介がなされています。

互联网行业“十二五”发展规划(Word:31ページ)
http://www.miit.gov.cn/n11293472/n11293832/n11293907/n11368223/n14578923.files/n14578821.doc

《互联网行业“十二五”发展规划》发布(中华人民共和国工业和信息化部 2012/5/4付けニュース)
http://www.miit.gov.cn/n11293472/n11293832/n11293907/n11368223/14578923.html

大阪府内の3市2町及び吹田市が図書館の広域利用を試行的に導入へ

2012年5月19日に、豊中市立図書館は、豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町の各公共図書館が、2012年6月1日から、図書館広域利用を試行的に行なうと発表しています。また、豊中市の在住者は吹田市の、吹田市の在住者は豊中市の公共図書館で資料を借りることができるとのことです。

豊能3市2町、吹田市の図書館広域利用(試行)のお知らせ (豊中市立図書館 2012/5/19付けの記事)
http://www.lib.toyonaka.osaka.jp/guide/kouiki-2012.html

筑波大学附属図書館の体育・芸術図書館が震災復旧工事を終了し再開館

東日本大震災の復旧工事のため2011年12月14日から休館していた筑波大学附属図書館の体育・芸術図書館が、2012年5月21日から開館しました。

体芸図書館は5月21日(月)から開館しました。(筑波大学附属図書館 2012/5/21付けニュース)
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/portal/news/all.php#20120521

【期限切情報】体芸図書館の震災復旧工事に伴うILLの無償化(筑波大学附属図書館 2011/12/9付けニュース)
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/portal/news/all.php#20111209

ウェールズの小さな街・モンマスが世界初の「Wikipediaタウン」に

英国のウェールズ南東に位置する人口1万人弱の街・モンマス(Monmouth)が、2012年5月19日に、世界初の「Wikipediaタウン」となりました。このプロジェクトは“MonmouthpediA”と名付けられています。これは、街中の名所や商店、学校などに、QRコードを印刷した1,000枚以上の陶板を設置するという取り組みで、街を訪れた人々はスマートフォンなどでそのQRコードを読み取ることで、今いる場所と関係したWikipediaの記事にアクセスし、情報を得ることができるようになっています。ここでは、QRpediaという技術が用いられていて、その人の使用言語のWikipediaが自動的に選択されます。このプロジェクトの準備として、モンマスの街全体にWi-Fiネットワークを張り巡らせ(これ自体もウェールズ初の取り組み)、ボランティアが約500件の記事を25以上の言語で執筆するなどの作業が行なわれたそうです。

Welcome to the world’s first Wikipedia Town(Wikimedia blog 2012/5/16付け記事)
http://blog.wikimedia.org/2012/05/16/monmouthpedia_day/

MonmouthpediA

政府の予算削減によってカナダ国立図書館・文書館で職員解雇やILLサービス等への影響が

カナダ図書館協会(CLA)が、2012年5月2日付けで、カナダ政府の予算削減による政府機関図書館およびカナダ国立図書館・文書館(LAC)への影響に対して声明を発表しています。それによると、LACでは、430人の職員に対して解雇予告がなされており、同館の労働力の20%相当が削減されることになるそうです。また、資料費削減やILLサービスの終了等についても触れており、予算削減はカナダ国民の情報アクセスに対して悪影響を及ぼすとしています。(このうち、ILLについては、2012年5月7日付けでCLAによる補足情報が出ており、LACの現行のILLサービスは2013年2月15日で終了するものの、後継サービスが予定されており、その詳細については2012年秋に発表されるとのことです。) 本件についてはThe Vancouver Sun等新聞各紙でも報じられており、また、カナダ大学教員協会(CAUT)による“Save Library & Archives Canada”という支援サイトも立ち上げられています。

CLA dismayed by impact of budget cuts on federal libraries(PDF:2ページ)