アーカイブ - 2012年 5月 17日 - car

ニューヨーク市、歴史的な場所に総額300万ドルの助成金を分配するコンペティション開催、図書館もエントリー

ニューヨークの歴史的な場所に対して、一般からの投票を受け付け、総額300万ドルの助成金を分配するコンペティションが行われることとなり、ニューヨークのブルックリン公共図書館とジェファーソン・マーケット図書館が、エントリーしているようです。
投票は5月21日に2つのウェブサイトで受付け、4つの場所が賞金の主な分配先として選ばれるようです。

Ref.
Two New York Libraries in Public Competition for Preservation Grants
(2012/5/10)
http://lj.libraryjournal.com/2012/05/buildings/two-new-york-libraries-in-public-competition-for-preservation-grants/

2012年の日本の“Library of the Year”候補の推薦の募集が開始される

図書館総合展運営員会が主催、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が企画・運営する“Library of the Year”の2012年の候補の推薦募集が開始されています。募集期限は2012年5月31日となっています。

Library of the Year 2012 候補推薦ページ
http://www.iri-net.org/loy/loy12recommend.html

参考:
2011年の“Library of the Year”は小布施町立図書館に
http://current.ndl.go.jp/node/19502

社会と技術の変化の中で博物館・図書館は市民といかに関わるべきか 米国博物館・図書館サービス機構がレポートを刊行

2012年5月16日に、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、“Libraries and Museums in an Era of Participatory Culture”というレポートを刊行しました。これは、2011年10月に、世界31か国から、58の図書館・博物館・文化遺産の関係者が集まったイベントでのラウンドテーブルやセッション等の内容をまとめたもので、社会的・技術的な変化によって可能となる、図書館や博物館の市民との係わり方についての提案等が示されているとのことです。

Libraries and Museums in an Era of Participatory Culture(PDF)
http://www.imls.gov/assets/1/AssetManager/SGS_Report_2012.pdf

Elsevier社、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学の研究者に対して電子ジャーナルのテキストマイニングを許可

学術出版大手のElsevier社が、カナダのブリティッシュコロンビア大学(UBC)の研究者に対して、同社の電子ジャーナルをテキストマイニングすることを許可したそうです。この契約の交渉は、Elsevier社のAlicia Wise氏が、同大学のポスドクであるHeather A. Piwowar氏が発したツイートを見かけて返信したところから始まったそうです。Piwowar氏のブログ“Research Remix”ではその様子が詳しく紹介されています。2012年4月17日付けの記事では、今回の契約が画期的である理由として、契約の内容が公になっていること、テキストマイニングを様々な用途に使うことが認められていること(通常はテキストマイニングが全く認められていないとあります)、同大学は追加料金を支払う必要がないこと、等が挙げられています。

Elsevier agrees UBC researchers can text-mine for citizen science, research tools(Research Remix 2012/4/17付け記事)
http://researchremix.wordpress.com/2012/04/17/elsevier-agrees/

ブラジル政府機関のオープンデータポータルサイト“dados.gov.br”が完成

2012年5月4日、ブラジルのオープンデータポータル“dados.gov.br”の最終版が公開されました。ブラジル政府は行政部門におけるフリーソフトウェアの使用を促進する方針を取っており、このウェブサイトは、Open Knowledge Foundationの開発したデータポータル用ソフトウェア“CKAN”等、オープンソースソフトウェアのみを使用して構築されているそうです。それだけに止まらず、同ポータルの構築は、市民によるミーティング(可能な場合はインターネット中継もあり)の参加や、誰でも加入できるメーリングリストなどを通じて、オープンに進められてきたそうです。dados.gov.brには現在78のデータセットが登載されています。このサイトは、オープンデータに関する技術標準の策定や、地方自治体におけるオープンデータ公開の支援などを目的としたプロジェクト“National Infrastructure Open Data”(INDA)の一部とのことです。

New Brazilian Data Portal dados.gov.br – powered by CKAN(Open Knowledge Foundation Blog 2012/5/10付け記事)

Google検索が新技術「ナレッジグラフ」でアップデート、セマンティック検索に向けた大きな一歩を踏み出す

2012年5月16日、Googleの検索サービスに「ナレッジグラフ」(Knowledge Graph)という新技術が導入されました。これによって、ユーザはGoogleで素早く簡単に情報を発見できるようになるとされ、今回提供される機能として、同音異義語の絞り込み、要約情報の提供、関連情報の発見の3つが紹介されています。このナレッジグラフは、Freebase、Wikipedia、CIA World Factbook等のデータベースを利用して構築されており、5億件以上のオブジェクト(人物や地名等)のほか、35億件以上の事実やオブジェクト間の関係を含んでいるとのことです。今回のアップデートは、Googleの次世代検索サービスに向けての重要な第一歩だとされています。

Introducing the Knowledge Graph: things, not strings(Inside Search 2012/5/16付け記事)
http://insidesearch.blogspot.jp/2012/05/introducing-knowledge-graph-things-not.html

The Knowledge Graph for mobile and tablet search(Inside Search 2012/5/16付け記事)