アーカイブ - 2012年 5月 1日 - car

UNESCO、携帯電話の教育への活用に関する報告書を公表

UNESCOより、携帯電話の教育に果たす役割に関する調査報告書2種類("Turning on Mobile Learning"及び"Mobile Learning for Teachers")が公開されています。それぞれ、北米編、ラテンアメリカ編が公開されています。前者では政策や新しい取り組みの動向、後者では教師による活用の潜在的可能性についてまとめられているようです。

Ref.
UNESCO Working Paper Series on Mobile Learning(UNESCOのウェブサイト)
http://www.unesco.org/new/en/unesco/themes/icts/m4ed/mobile-learning-resources/unescomobilelearningseries/

CoSN, UNESCO Release Working Papers on Mobile Learning (CoSN 2012/4/26付けプレスリリース)

ARL、ClimateQUALに関するウェブキャスト公開

ARL(北米研究図書館協会)が、自組織の気風等についての職員の評価を調査するためのツールである"ClimateQUAL"についての約1時間のウェブキャストを公開しています。このウェブキャストは、現在及び将来の利用者に、調査を実施するための実用的情報を提供するとともに、データや分析の解釈などについて役立つ情報を提供するものとなっている、とのことです。

Ref.
ClimateQUAL® Webcast Recording Now Available(ARL 2012/4/25付けプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/CQrecording25April12.shtml

参考:
E938 - 図書館組織の気風と多様性を評価する“ClimateQUAL”カレントアウェアネス-E No.152 2009.06.24
http://current.ndl.go.jp/e938

ITHAKA S+R、米国高等教育機関でのオンライン学習システムの活用における課題等をまとめたレポートを刊行

2012年5月1日に、PorticoやJSTORを運営する非営利団体ITHAKAの調査研究部門ITHAKA S+Rが、“Barriers to Adoption of Online Learning Systems in US Higher Education”というレポートを刊行しました。このレポートは、高等教育機関の経営者向けに、現在のオンライン学習から得られる教訓を提供し、今後のオンライン学習システムの効果的な利用を支援するために作成されたものです。レポートでは、多くの大学等でオンラインの課程があるものの、インタラクティブなオンライン学習(ILO)のシステムは未発達な状況にあると指摘し、(1)ILOで生み出される学生の学習や成果等に関するデータのオープン化と共有化へのニーズがあること、(2)インタラクティブなオンライン学習環境を提供するための、長期的に利用できカスタマイズも可能なプラットフォーム開発への投資ニーズがあること等が明らかになったとしています。なお、レポートは今後もシリーズ刊行される予定のとのことです。

Barriers to Adoption of Online Learning Systems in US Higher Education (PDF)

英国の王立盲人擁護協会(RNIB)がAxiell社と視覚障害者向けオンラインカタログを開発へ

英国の王立盲人擁護協会(RNIB)が、図書館・博物館・文書館向けのシステムベンダであるAxiell社と協力して、同協会の図書館で使用する視覚障害者向けの新しいオンラインカタログを開発することが発表されました。このカタログを通じて利用者は同館の図書や音声資料を借りたり購入することが可能で、また、お勧めの本を推薦する機能も実装される予定とあります。

RNIB chooses Axiell to enable a better book choosing experience for blind and partially sighted people(Library Technology Guide 2012/4/30付けプレスリリース)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16777

Royal National Institute of Blind People
http://www.rnib.org.uk/

Axiell
http://www.axiell.co.uk/

参考:
王立盲人擁護協会(RNIB)による英国公共図書館の電子書籍サービス調査レポート
http://current.ndl.go.jp/node/19069

全国SLA、学校図書館げんきプロジェクトの寄贈希望の申込み受付を開始

全国学校図書館協議会より、学校図書館げんきプロジェクトの寄贈希望の申込み開始について、お知らせが出されています。岩手県、宮城県、福島県内の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校は、被災の有無にかかわらず申込むことが可能とのことです。申込締め切りは、2012年5月31日となっています。

Ref.
学校図書館げんきプロジェクト-図書寄贈をご希望の学校へ(全国学校図書館協議会 2012/4/26付けのお知らせ)
http://www.j-sla.or.jp/shinsai/genki-project-mousikomi.html

全国SLAの震災対応(全国学校図書館協議会)
http://www.j-sla.or.jp/shinsai/

一橋大学附属図書館、教員関係コレクション10点の目録を公開

2012年5月1日、一橋大学附属図書館が、10種類の教員関係資料の仮目録をウェブサイトで公開しました。公開されたのは、青山衆司関係資料、大塚金之助関係資料、田中誠二関係資料、都留重人関係資料、中村進午関係資料、福田徳三関係資料、藤井義夫関係資料、米谷隆三関係資料、増田四郎関係資料、藻利重隆関係資料という10種類のコレクションです。

非図書資料の整理・修復等事業(附属図書館後援会事業プロジェクト)
http://www.lib.hit-u.ac.jp/about/kouenkai_pt/2011.html

本学教員関係資料の目録10点を公開しました(一橋大学附属図書館 2012/5/1付けお知らせ)
http://www.lib.hit-u.ac.jp/news_detail/n/20120501/

大学図書館支援機構、「IAAL大学図書館業務実務能力認定試験問題集2012年版」を刊行

NPO法人・大学図書館支援機構(IAAL)が「IAAL大学図書館業務実務能力認定試験問題集2012年版」を刊行しました。同機構が実施している「IAAL大学図書館業務実務能力認定試験」のうち「図書初級」及び「雑誌初級」に関する模擬問題と解説が掲載されているそうです。

大学図書館支援機構
http://www.iaal.jp/

IAAL大学図書館業務実務能力認定試験
http://www.iaal.jp/IAAL_HPver5/index.html

参考:
大学図書館支援機構、「大学図書館業務実務能力認定試験「総合目録-図書初級」」の実施を発表
http://current.ndl.go.jp/node/12589

COUNTER実務指針第4版が正式リリース

COUNTER(Counting Online Usage of NeTworked Electronic Resources)が、2012年4月付けで、電子リソースの利用統計の記録と交換のための実務指針“Code of Practice for e-Resources”第4版をリリースしました。指針本体と付録が公表されています。この第4版では、電子ジャーナル及びデータベースに関する実務指針の第3版と、電子書籍及びレファレンスブックに関する実務指針の第1版が統合されています。第4版の実装期限は2013年12月31日までで、それ以降は第4版に対応したベンダのみが「COUNETR準拠」と称することが可能とされています。

The COUNTER Code of Practice for e-Resources: Release 4(PDF:29ページ)
http://www.projectcounter.org/r4/COPR4.pdf

COUNTER Codes of Practice
http://www.projectcounter.org/code_practice.html

COUNTER:実務指針 第4版が正式リリース(ユサコニュース第227号)
http://www.usaco.co.jp/u_news/un2fc227.html#topics

"新しい図書館、今の図書館"の写真―図書館デザインショーケース2012(米国)

2012年図書館デザインショーケースを特集したAmerican Librariesの電子付録版が公開されています。図書館デザインショーケースは、その年に新築・改築された図書館のうち、カテゴリー別を抜粋して紹介するものです。

2012年図書館デザインショーケースでは、図書館のエクステリアに特徴のある図書館や、ユニークな形状の図書館を紹介するカテゴリーなどが設けられています。

Ref.
American Libraries Digital Supplement: 'New and Now' library buildings(ALA 2012/4/30付けプレスリリース)
http://www.ala.org/news/pr?id=10324

電子付録版
American Libraries Digital Supplement 'New and Now' library buildings
http://viewer.zmags.com/publication/e9ac993d#/e9ac993d/

2012年図書館デザインショーケースで紹介された図書館
http://americanlibrariesmagazine.org/librarydesign12

エクステリア(The Outdoor Library)

CrossRef、論文の更新状態をワンクリックで確認できるサービス“CrossMark”を正式開始

2012年4月27日、CrossRefが、論文の更新状態をチェックするサービス“CrossMark”を正式に開始しました。これは、オンラインの論文に特定のロゴマークを付与し、それをクリックすることで論文が訂正された等の情報が確認できるというものです。CrossMarkには、現在、Wiley-Blackwell、Oxford University Press、Royal Society、Elsevier、Vilnius Gediminus Technical Universityが参加しています。

CrossMark™ Update Identification Service Launches to Alert Readers to Changes in Scholarly Content(CrossRef 2012/4/27付けプレスリリース)
http://www.crossref.org/01company/pr/news042712.html

CrossMark™ Examples and Gallery
http://www.crossref.org/crossmark/AboutGallery.htm

CrossMark:文献の更新状況の確認手段(ユサコニュース No.220)

ミシガン大学出版局とHathiTrustが、オープンアクセスジャーナル出版のためのオープンソースプラットフォーム“jPach”の開発を発表

2012年4月25日に、ミシガン大学図書館出版局が、米国の大学図書館等によるデジタル化資料のリポジトリHathiTrustと共同で、“jPach”という、オープンアクセスジャーナル出版のためのオープンソースプラットフォームの開発を行うと発表しました。jPachは、ミシガン大学図書館出版局がジャーナルのコンテンツを直接HathiTrustのリポジトリへ登載できるようにするもので、他のHathiTrust参加機関にとっても類似のツールを利用する際のモデルとなるものとされています。このjPachの導入の利点として、現状のシステムからのリプレースが可能で、新機能を容易に実装できること、共同出版社がジャーナルコンテンツを保存に適したフォーマットに変更できること等が挙げられています。

jPach (HathiTrust内のプロジェクトページ)
http://www.hathitrust.org/jpach

Introducing jPach: A Journal Publishing Platform for HathiTrust (MPublishing 2012/4/25付けの記事)

文部科学省、「『都道府県及び市町村子ども読書活動推進計画』の策定状況に関する調査結果(平成24年3月31日現在)」を公表

文部科学省のウェブサイト「子ども読書の情報館」に2012年4月16日付けで「『都道府県及び市町村子ども読書活動推進計画』の策定状況に関する調査結果(平成24年3月31日現在)」が掲載されています。この調査は、同省が2003年から実施しているもので、全国の47都道府県及び1,742市町村を対象として2012年3月31日時点での策定状況を調べたものです。調査結果の概要は以下のようになっています。

・2006年度末時点で全ての都道府県において第一次計画が策定されている。
・2010年度末時点で43都道府県において第二次または第三次計画が策定されている。
・2011年度末時点で市町村における計画策定率は53.8%(938市町村)であり、11.2%(195市町村)が策定作業中である。
・2011年度末時点で市町村における策定率が90%を超える都道府県は、神奈川県、静岡県、広島県、鹿児島県である。

「都道府県及び市町村子ども読書活動推進計画」の策定状況に関する調査結果(平成24年3月31日現在)(PDF:4ページ)
http://www.kodomodokusyo.go.jp/happyou/datas_download_data.asp?id=14

参考:
文部科学省、ウェブサイト「子ども読書の情報館」を立ち上げ

Microsoft社、Barnes & Noble社の電子書籍リーダー“Nook”や大学関連事業に3億ドルを出資

2012年4月30日付けで、Microsoft社と、電子書籍リーダー“Nook”を販売するBarnes & Noble社が戦略的提携を結んだことが発表されました。発表によると、Barnes & Noble社はデジタル及び大学関連事業をおこなう新子会社“Newco”を設立し、Microsoft社はその新会社に3億ドル出資します。また、現在開発中のWindows 8用のNookアプリが提供される予定です。Microsoft社はNookが同社の特許を侵害しているとしてBarnes & Noble社を提訴していましたが、今回の提携により、Barnes & Noble社及びNewco社がMicrosoft社にロイヤリティを支払うことで落ち着いたようです。

Barnes & Noble, Microsoft Form Strategic Partnership to Advance World-Class Digital Reading Experiences for Consumers(Microsoft 2012/4/30付けプレスリリース)
http://www.microsoft.com/en-us/news/Press/2012/Apr12/04-30CorpNews.aspx