アーカイブ - 2012年 4月 - car

4月 18日

東京大学、「働く」をテーマにした学部生によるインタビュー集をEPUB形式の電子書籍としてiTunesUで無償公開

2012年4月12日、東京大学は、EPUB形式の電子書籍「東大発2012」を、iTunesUで無償公開しました。この「東大発2012」は、2011年度に同大学の教養学部で開講された授業「メディア創造ワークショップ」の成果物です。「メディア創造ワークショップ」は、「働く」というテーマに基づいて、学生が主体的にグループで議論し、取材対象と自らの主張を考え、実際に学外へインタビューに出向いて、それらを映像とテキストにまとめる内容となっています。この度公開された「東大発2012」では、そのインタビューの記録等が収録されているとのことです。

「東大発2012」(EPUB版)
http://itunes.apple.com/jp/course/dong-da-fa2012/id518239744

「東大発2012」(PDF版)
http://www.he.u-tokyo.ac.jp/todaihatsu2012.pdf

研究データキュレーションに関する文献リストが公開

ブログ“Digital Koans”を運営し、様々なトピックに関する文献リストを作成・しているベイリー(Charles W. Bailey, Jr.)氏が、2012年4月15日に、研究データキュレーションに関する文献リストを公開しました。現在100本以上の英語文献等が掲載されています。

Research Data Curation Bibliography
http://digital-scholarship.org/rdcb/rdcb.htm

Research Data Curation Bibliography(Digital Koans 2012/4/15付け記事)
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2012/04/15/research-data-curation-bibliography/

参考:
電子学位論文に関する英文文献リスト第6版が公開
http://current.ndl.go.jp/node/19945

学術情報のデジタル出版に関する文献リストが15周年を迎える
http://current.ndl.go.jp/node/19415

eサイエンスと大学図書館に関する英語文献リスト第1版が公開

山口県の野田学園が県内住民にも貸出を行う地域開放型の学校図書館を開館

山口県山口市の野田学園に2012年4月17日に地域住民に開放された新図書館が開館し、オープニングセレモニーが行われました。新図書館は、同じく新しく建てられた体育館の1階に設けられており、約11,000冊を所蔵、同県内在住であれば2冊まで1週間借りることができるそうです。日曜日は休館ですが夏休み等も利用可能とのことです。

野田学園に地域開放型の新図書館(山口県)(NNNニュース 2012/4/17付けニュース)
http://news24.jp/nnn/news8702104.html

野田学園図書館のオープニングセレモニーを行いました。(野田学園 2012/4/17付けお知らせ)
http://www.nodagakuen.ed.jp/s/news/news/detail.php?nowpage=index&detailID=964

平成22年度「学校図書館の現状に関する調査」の結果について(文部科学省)(地域開放に関する調査も行われています)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/06/1306743.htm

参考:
各務原市が地域住民に学校図書館を開放 市立中央図書館の本の予約・受け取りも
http://current.ndl.go.jp/node/19102

カーリルの対応図書館が6,000館を突破

カーリルの対応図書館が2012年4月18日に6,000館を突破しました。6,000館目は滋賀県の栗東市立図書館でした。2010年3月のスタート時には約4,300館に対応していたそうです。

カーリルの対応図書館が6000館を突破しました(カーリルのブログ 2012/4/18付け記事)
http://blog.calil.jp/2012/04/6000.html

参考:
E1035 - 「カーリルの中の人」が語る「カーリル」の裏側
http://current.ndl.go.jp/e1035

2010年の日本の“Library of the Year”の大賞は「カーリル」に
http://current.ndl.go.jp/node/17174

OCLC会長のジョーダン氏、14年間の在職期間をLibrary Jounral誌で語る

2012年6月30日で退職する予定の米国のOCLCの会長兼CEOジョーダン(Jay Jordan)氏のインタビュー記事が、Library Journal誌に掲載されています。

OCLC創設の原則と在職期間中に遂行された事業拡大との関係をどう考えるか、非営利組織の立場が企業との競争において不当なアドバンテージであったと考えるか、などの論点について語っています。

Ref.
End of an Era at OCLC: Jay Jordan Reflects on His 14-Year Tenure (Library Journal誌 2012/4/17付けの記事)
http://lj.libraryjournal.com/2012/04/people/end-of-an-era-at-oclc-jay-jordan-reflects-on-his-14-year-tenure/

ハリケーン被害のニューオーリンズの図書館、この春に予定されていた4分館再開館完了

2005年8月末に米国南東部を襲ったハリケーン「カトリーナ」によって被害を受けたニューオリーンズ公共図書館では、この3月から4月にかけて、4分館の開館を予定していました。すでにRosa F. Keller、Norman Mayer、Robert E. Smithの3館の開館が開館し、さらにNew Orleans Eastも開館したとのことです。4館の建設費は、合計2,460万ドルだったとのことです。

カトリーナの災害から7周年になる夏には、さらにもう1館の開館が予定されています。

Ref.
Katrina-Damaged Libraries Reopen (Library Journal誌 2012/4/17付けの記事)

参考:
ニューオーリンズの図書館はいま−カトリーナから6年半 Posted 2012年3月22日
http://current.ndl.go.jp/node/20448

世界の美しい公共図書館25館(記事紹介)

2012年4月16日に、Flavorwireが、世界の美しい公共図書館25館を紹介している“The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World”という記事を掲載しています。記事では、ノルウェーのVenneslaにあるVennesla Library and Culture Houseやカナダのバンクーバーにある中央公共図書館、英国のブリストル中央図書館のほかに、日本からは石川県の金沢海みらい図書館と宮城県のせんだいメディアテークが取り上げられています。

The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World (Flavorwire 2012/4/16付けの記事)
http://flavorwire.com/280318/the-25-most-beautiful-public-libraries-in-the-world?all=1

参考:
世界の美しい書斎・私設図書館20軒(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/20357

Huffington Post、世界の美しい図書館を紹介
http://current.ndl.go.jp/node/15696

世界の美しい図書館13館、WebUrbanistが紹介

英国図書館が、非印刷出版物の法定納本に関する規則案に対し意見書を公表(英国)

英国の文化・メディア・スポーツ省(DCMS)から出されている、オンライン資料等の非印刷出版物の法定納本に関する規則案に対し、英国図書館(BL)が意見を公表しています。
小規模事業に対してモラトリアムを設定していること、著作権保護期間後も納本資料の利用に制限が残ることについて、特に懸念を示しています。

Ref.
The British Library submits response to DCMS consultation on non-print legal deposit(英国図書館 2012/4/17付けプレスリリース)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/The-British-Library-submits-response-to-DCMS-consultation-on-non-print-legal-deposit-58d.aspx

Consultation on the Draft Legal Deposit Libraries (non-print works) Regulations 2013 - Response from The British Library (英国図書館 2012/4/17付け資料)

4月 17日

立命館大学ゲーム研究センターのゲームアーカイブの取り組みが、文化庁の「メディア芸術デジタルアーカイブ事業」に採択

文化庁が、マンガやアニメ等のメディア芸術作品の保存と活用を促進することを目的に実施する2012年度「メディア芸術デジタルアーカイブ事業」に、立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)等によるゲームアーカイブの取り組みが採択されたそうです。同大学では、1998年から京都府、任天堂、セガ等と連携して「ゲームアーカイブ・プロジェクト」を進めてきており、2011年4月にRCGSが設置されたとのことです。

文化庁の「平成24年度メディア芸術デジタルアーカイブ事業」にゲーム研究センター(RCGS)のゲームアーカイブの取り組みが採択されました(立命館大学 2012/4/13付けニュース)
http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/10419/year/2012/publish/1

文化庁の「平成24年度メディア芸術デジタルアーカイブ事業」にゲーム研究センター(RCGS)のゲームアーカイブの取り組みが採択されました(RCGS 2012/4/13付けニュース)
http://www.rcgs.jp/2012/04/24rcgs.html

About | ゲーム研究センター
http://www.rcgs.jp/p/about.html

平成24年度メディア芸術デジタルアーカイブ事業(文化庁)

大阪大学文学研究科懐徳堂研究センター、版木デジタルアーカイブ化した「画本大阪新繁昌詩」を公開

大阪大学文学研究科懐徳堂研究センターと凸版印刷株式会社が、同大学の「懐徳堂文庫」の中から、明治初期の絵入り詩集「画本大阪新繁昌詩」の版木をデジタルアーカイブ化して、ウェブサイト「WEB懐徳堂」で公開しています。デジタル化においては、立体的な文化財の精確な形と大きさをスキャンできる凸版印刷の「大型オルソスキャナー」が使用されているそうです。

画本大阪新繁昌詩
http://kaitokudo.jp/hangi/hangi_top.swf

WEB懐徳堂
http://kaitokudo.jp/

懐徳堂研究センター 凸版印刷 懐徳堂文庫が所蔵する版木の総合調査とデジタルアーカイブ化を実施(印刷タイムス 2012/4/17付けニュース)
http://www.monz.co.jp/news/2012/04/17/824

トムソン・ロイター、論文の引用動向からみる日本の研究機関ランキングの2012年版を公表

トムソン・ロイター社が2012年4月17日に毎年恒例の「論文の引用動向による日本の研究機関ランキング」の2012年版を公表しました。このランキングは、同社のデータベース“Essential Science Indicators”を用いて、日本の研究機関を、2001年1月1日~2011年12月31日の期間における論文の総被引用数順に並べたものです。分析結果のハイライトとして以下が挙げられています。

・2011年に続いて日本の研究機関の世界順位は多少低下傾向にある(国外機関の論文数・被引用数の増加が日本より大きいため)
・理化学研究所、物質・材料研究機構、科学技術振興機構等の政府系研究機関の国内順位が上昇している
・日本のお家芸と言われる材料科学、物理学、化学等の分野では強い影響力を発揮している

論文の引用動向からみる日本の研究機関ランキングを発表(トムソン・ロイター 2012/4/17付けプレスリリース)
http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2012/esi2012/

参考:
トムソン・ロイター社の2011年版「最も注目を集めた研究者」及び「最多引用論文」に日本人2名がランクイン
http://current.ndl.go.jp/node/20629

オンライン書店「ビーケーワン」が5月に電子書籍販売サイト“honto”と統合

図書館流通センター(TRC)が運営するオンライン書店「ビーケーワン」が、2012年5月中旬に、株式会社トゥ・ディファクトが運営する電子書籍販売サイト“honto”と統合し、サイト名称も“honto”に変更されるそうです。

【重要なお知らせ】2012年5月中旬、オンライン書店ビーケーワンは電子書籍販売サイトhontoとひとつのサイトになります!
http://www.bk1.jp/contents/campaign/1204/index

honto
http://hon-to.jp/

参考:
大日本印刷、電子書店を今秋開店へ
http://current.ndl.go.jp/node/16487

優秀な図書館PR活動におくられるコットン・ディーナ賞、応募数が劇的に増加

米国図書館協会(ALA)傘下の図書館リーダーシップ及び経営協会(LLAMA)によると、定評ある以下の2つの賞のエントリーが大幅に増加したとのことです。

・効果的なPR活動を実施した図書館におくられる“John Cotton Dana Library Public Relations Award”
・図書館のインテリアデザインにおいて革新的なコンセプトを体現した図書館におくられる“Library Interior Design Awards”

両賞とも6月に行われるALAの年次大会で受賞イベントが行われる予定です。

LLAMA awards competitions see huge increase in number of entries
http://www.ala.org/news/pr?id=10090

参考:
PR上手の図書館は?−2007図書館PR賞(米国)Posted 2007年1月24日
http://current.ndl.go.jp/node/5294

英国図書館(BL)、7世紀の貴重な写本である『聖カスバートの福音書』を購入

2012年4月16日に、英国図書館(BL)が、7世紀に作製された貴重な写本である『聖カスバートの福音書』の購入を発表しました。写本購入にかかった金額900万ポンドは2011年7月以来の資金調達キャンペーンの結果達成されたもので、これは、BLの歴史上最長かつ最も成功したキャンペーンであったとのことです。『聖カスバートの福音書』は既にデジタル化され、同館のウェブサイト“Digitized Manuscripts”で公開されています。

The St Cuthbert Gospel
http://www.bl.uk/manuscripts/SetupViewerHandler.ashx?ref=add_ms_89000_fs001r

British Library acquires the St Cuthbert Gospel -- the earliest intact European book (British Library 2012/4/16付けのプレスリリース)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/British-Library-acquires-the-St-Cuthbert-Gospel-the-earliest-intact-European-book-58c.aspx

アイルランド国立図書館、ジェイムズ・ジョイスの手稿のデジタル画像を公開

アイルランド国立図書館が、ジェイムズ・ジョイスの手稿のデジタル画像を無料公開しています。

これについては、米国のジョイス研究家が、同時期に販売を開始し著作権を主張しているとのことです。

Ref.
More service enhancements (アイルランド国立図書館 2012/4/10付けニュース)
http://www.nli.ie/en/list/latest-news.aspx?article=3f4bf22c-6dc8-4182-be71-4b09b9df84f2

オバマ政権、学校図書館の充実を求めるAASLの請願に正式回答

ALA傘下のAASL(米国学校図書館協会)では、すべての子どもが学校図書館のプログラムを利用できるよう、“初等中等教育法”の再承認を求める署名を2012年1月から2月にかけて集め、ホワイトハウスに送付しています。これに対し、オバマ政権からの正式回答があり、会長のハービー(Carl Harvey)が自身のブログでこの回答への考えを示しています。

Ref.
Contact: Jennifer Habley
AASL president comments on White House response to school library petition (ALA 2012/4/16付けプレスリリース)
http://www.ala.org/news/pr?id=10133

White House Petition – The Response (Carl Harvey氏のブログ“Library Ties” 2012/4/16付けのポスト)
http://carl-harvey.com/libraryties/2012/04/16/white-house-petition-the-response/

4月 16日

ミシェル・フーコーのアーカイブがフランスで国宝指定に

2012年4月14日付けのフランス各紙によると、フランス政府は、20世紀の同国の現代思想家であるミシェル・フーコーのアーカイブ資料について、国宝(trésor national)に指定したようです。これは同日刊行された官報に記載されたもので、対象となるアーカイブ資料にはフーコー直筆の資料やタイプされた原稿等3.7万点以上が含まれているとのことです。

Archives de Foucault : "trésor national" (Le Figaro 2012/4/14付けの記事)
http://www.lefigaro.fr/flash-actu/2012/04/14/97001-20120414FILWWW00269-archives-de-foucault-tresor-national.php

Les archives de Michel Foucault classées (l'est-éclair 2012/4/14付けの記事)
http://www.lest-eclair.fr/article/france-monde/les-archives-de-michel-foucault-classees

図書館員のキャリア開発をテーマに「ライブラリーマネジメント・ゼミナール/2012」が開催

2012年5月から9月にかけて、大阪府豊中市で、WEプロデュースによるセミナー「ライブラリーマネジメント・ゼミナール/2012」が開催されます。2012年は「図書館員のキャリア開発~今、必要とされる能力を高める」を総合テーマとして、以下のレクチャー&ワークショップ及び見学が行われます。

・必要とされる研修プログラムを企画・立案をする
・見学:滋賀県立琵琶湖博物館
・統計データ(評価)を読み解き、計画・企画に活かす
・伝える技術・プレゼンテーション力をつける

ライブラリーマネジメント・ゼミナール/2012
http://www.weproduce.net/info.html#2012detail

ライブラリーマネジメント・ゼミナール
http://www.weproduce.net/library_m_s/index.html

岩手県陸前高田市立図書館が7月の仮設図書館オープンに向けた準備を進行中

東日本大震災の津波によって建物が全壊した岩手県の陸前高田市立図書館が、2012年7月の仮設図書館開館と移動図書館2台の運行開始に向けた準備を進めていると各紙で報じられています。竹駒町の竹駒地区コミュニティセンターの隣に設置された2階建てのプレハブ施設が仮設図書館となる予定です。現在、7人の職員によって書誌データの登録(保管する5,000冊中800冊が終了とのこと)や図書装備等の作業が進められており、ブッカー作業を手伝うボランティアの募集や、被災を免れた郷土資料の提供が呼びかけられています。

再建に向け一歩一歩 陸前高田市立図書館が準備開始 竹駒町内に7月ごろに仮設開設へ(東海新報 2012/4/13付け記事)
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7533

図書館再建に手を貸して 7月再開の陸前高田市(岩手日報 2012/4/13付け記事)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120413_9

仮設図書館(陸前高田市)

絵本作家や編集者による講義が聞ける、第5期「ひょうご絵本の伝承師養成講座」が参加者を募集中

2012年6月から7月にかけて、兵庫県立こどもの館で第5期「ひょうご絵本の伝承師養成講座」(全6日間・12コマ)が開催されます。2010年度に始まった同講座は、家庭や地域等における絵本の読み聞かせの推進を目的としたもので、今回は、絵本作家の永田萠さんと黒井健さん、童話作家の大内曜子さん、絵本編集者の松田素子さんによる講義が行われます。受講料は無料で、託児所も用意されているそうです。5月11日まで参加者(県内在住限定)が募集されています。

第5期ひょうご絵本の伝承師養成講座の案内(PDF:4ページ)
http://kodomonoyakata.jp/pdf/24ehondensyo.pdf

第5期ひょうご絵本の伝承師養成講座の申し込みフォーム
https://e-hyogo.elg-front.jp/uketsuke/dform.do?id=1332144258109

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