アーカイブ - 2012年 4月 9日 - car

色とキーワードで本をつなぐ――川口市メディアセブンで「図書館を愉しむ選書」ワークショップが開催

埼玉県の川口市立映像・情報メディアセンター「メディアセブン」(同じ建物内に川口市中央図書館が入っています)で「本を選ぶこと」をテーマにした一連のワークショップが行われているようです。このイベントを主催しているのは、本と人との出会いを演出するブックピックオーケストラという団体で、第1回目は2011年11月26日に小中学生を対象として「図書館に自分たちの本棚をつくろう」、第2回目は2012年3月24日に「図書館を愉しむ選書」というお題で行われました。「図書館を愉しむ選書」では、参加者の好きな《色》が装丁に使われている本を選んでもらい、その本が持っている《キーワード》から次の本、次の本へと探していき、最終的には参加者全員が選んだ本をつないでいくという内容だったようです。今後、第3回目のワークショップも開催予定とのことです。

「図書館を愉しむ選書」川口メディアセブンにて開催しました。(orchestra pit 2012/4/8付け記事)
http://www.bookpickorchestra.com/report/2012/04/_making_library_in_the_library.html

川口市メディアセブンでワークショップ「図書館に自分たちの本棚をつくろう」を開催しました。(orchestra pit 2011/12/1付け記事)

日本学術会議、「学術からの提言―今、復興の力強い歩みを―」等の5つの提言を公表

日本学術会議の東日本大震災復興支援委員会及び同委員会の分科会が、2012年4月9日に以下の5つの提言を発表しました。そのうち「学術からの提言―今、復興の力強い歩みを―」では、「災害の記録の整理と発信」として、「東日本大震災に関するアーカイブの構築推進・・・様々な媒体情報・メディアを記録し保存する技術を開発し、関係省庁、国立国会図書館などとも連携して、国境と世代を超えた価値を有する東日本大震災のアーカイブを構築し、推進する。」という提言が盛り込まれています。

・学術からの提言―今、復興の力強い歩みを―(東日本大震災復興支援委員会)
・災害廃棄物の広域処理のあり方について(東日本大震災復興支援委員会)
・二度と津波犠牲者を出さないまちづくり―東北の自然を生かした復興を世界に発信―(東日本大震災復興支援委員会災害に強いまちづくり分科会提言)
・被災地の求職者支援と復興法人創設―被災者に寄り添う産業振興・就業支援を―(東日本大震災復興支援委員会産業振興・就業支援分科会提言)
・放射能対策の新たな一歩を踏み出すために ―事実の科学的探索に基づく行動を―(東日本大震災復興支援委員会放射能対策分科会提言)

学術からの提言―今、復興の力強い歩みを―(PDF)

東亜図書館協会(CEAL)がRDAとCJK資料に関するWikiを公開

東亜図書館協会(CEAL)がRDAと日中韓(CJK)資料に関するWikiを公開しています。同協会が2012年3月13日に開催した研修の講師のために開設されたものを、研修終了後も維持することになったというもののようです。同研修の資料等が掲載されています。

Wiki of RDA & CJK Materials
http://rdaandcjkworkshop.pbworks.com/

CEAL News: RDA for CJK Wiki Open to All(CEAL News 2012/4/2付け記事)
http://cealnews.blogspot.jp/2012/04/rda-for-cjk-wiki-open-to-all.html

一風変わったデザインの本10冊(記事紹介)

2012年4月7日付けのFlavorwireに“10 Crazy and Unusual Book Designs”という記事が掲載されています。記事は、一風変わったデザインの本10冊を紹介したもので、料理のレシピが書かれたパスタでできた本、鏡でできた本、暗いところでのみ文字が光る本等が取り上げられています。

10 Crazy and Unusual Book Designs (Flavorwire 2012/4/7付けの記事)
http://flavorwire.com/277657/10-crazy-and-unusual-book-designs

日本事務器株式会社、クラウド型大学図書館情報システム「ネオシリウス・クラウド」を販売開始

日本事務器株式会社が、2012年4月9日より、クラウド型大学図書館情報システム「ネオシリウス・クラウド」の販売を開始しました。現在約70館以上が導入している同社の図書館システム「ネオシリウス」の後継となるもので、販売価格は月額165,000円からとされています。

ネオシリウス・クラウド(日本事務器)
http://www.njc.co.jp/solution/education/education/neociliuscloud.html

日本事務器、クラウド型大学図書館情報システム「ネオシリウス・クラウド」販売開始(日本事務器 2012/4/9付けプレスリリース)
http://www.njc.co.jp/release/r-20120409.html

参考:
群馬県前橋市立図書館がNECのクラウド型図書館システムを導入 国内最大規模
http://current.ndl.go.jp/node/20228

長岡技術科学大学、全51校の国立高専が共同利用する図書館システムをプライベートクラウドで構築
http://current.ndl.go.jp/node/19644

三省堂書店、学校図書館向けクラウド型図書館システム“LX 3.0 School”の受付を開始
http://current.ndl.go.jp/node/19241

国立国会図書館、明治16年の創刊号から昭和27年までの官報約2.1万点や、英語版官報約2千点(全号)等をインターネット公開

国立国会図書館(NDL)は、2012年4月9日に、「国立国会図書館のデジタル化資料」において、1883年7月2日(創刊日)から1952年4月30日に刊行された『官報』約21,000点及び、1946年4月4日から1952年4月28日に刊行された英語版官報“OFFICIAL GAZETTE: ENGLISH EDITION”約2,000点(全号)をインターネット公開しました。また、同時に約23,000点の古典籍資料(うち約18,000点はインターネットでも公開)を追加しました。今後、4月11日に自然科学分野の雑誌約19万冊、4月19日に戦後期刊行図書(主に社会科学分野)約9万冊を館内限定公開で追加する予定です。以上を含めて、NDLが館内提供するデジタル化資料の総数は約197万点(うち約33万点はインターネット公開)となります。

官報(1883/7/2)(国立国会図書館のデジタル化資料)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2943205

OFFICIAL GAZETTE: ENGLISH EDITION(1946/4/4)(国立国会図書館のデジタル化資料)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2892939

古典籍資料(国立国会図書館のデジタル化資料)

岩手県陸前高田市のオートキャンプ場モビリア内に「陸前高田コミュニティー図書室」が開設

仮設住宅が設置されている岩手県陸前高田市のオートキャンプ場モビリア内に、2012年4月7日、「陸前高田コミュニティー図書室」が開設したそうです。開設当初の蔵書数は500冊で、今後徐々に増加していくそうです。この図書室には、アジア南太平洋友好協会が建設費2,000万円を寄付し、また、クラウドファンディングを活用した「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」として多くの人からの寄付が集まっているようです。

キャンプ場内に図書館開設 陸前高田、憩いの場に(岩手日報 2012/4/8付け記事)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120408_9

オートキャンプ場モビリア
http://www5.ocn.ne.jp/~mob/

福島県立図書館が復興ライブラリー紹介記事や市町村広報誌の震災関連記事一覧等を公開

福島県立図書館が2012年3月付けで発行した『福島県郷土資料情報』No.52に「東日本大震災福島県復興ライブラリーのご紹介」及び「市町村広報誌特集記事に見る東日本大震災H23.3.11-H23.12.31」等の記事が掲載されています。前者では、東日本大震災や福島第一原子力発電所事故に関する資料を収集している同ライブラリーの713点の資料がジャンルに分類されリストアップされています。後者では、福島県内の市町村が刊行する広報誌から東日本大震災に関連する記事がまとめられています。なお、KFB福島放送の2012年4月7日付け報道によると、同館は全面開館に向けて復旧工事を行っていますが、工期が予定より延びたために全面開館の予定が5月から6月下旬へと変更される見通しだそうです。また、同館は2012年度に被災者支援として仮設住宅に本を貸し出す取り組みを始めるともされています。

東日本大震災福島県復興ライブラリーのご紹介(PDF:15ページ)
http://www.library.fks.ed.jp/ippan/tosyokanannai/kankobutsu/kyodo/kj520004.pdf

市町村広報誌特集記事に見る東日本大震災H23.3.11-H23.12.31(PDF:19ページ)

東北大学附属図書館、『東北大学附属図書館調査研究室年報』を発刊

東北大学附属図書館が2012年3月に『東北大学附属図書館調査研究室年報』を発刊し、同大学の機関リポジトリ“TOUR”で全文を公開しています。米澤誠氏の「アフォーダンスとしてのラーニング・コモンズ試論」や村上康子氏の「米国図書館のリスクマネジメントに学ぶ「災害に強い図書館」」等の14本の論考・記事が掲載されています。「発刊の辞」によると、同館では1968年に創刊した『図書館学研究報告』(後に『東北大学附属図書館研究年報』に誌名変更)を2000年まで刊行していたそうです。

東北大学附属図書館調査研究室年報(タイトル一覧)
http://ir.library.tohoku.ac.jp/re/handle/10097/53707/browse?type=title&submit_browse=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB