アーカイブ - 2012年 4月 23日 - car

国際日本文化研究センターが機関リポジトリを試験公開

2012年3月30日に、国際日本文化研究センターが機関リポジトリ「国際日本文化研究センター学術リポジトリ」を試験公開しました。センターが刊行している学術雑誌『日本研究』や『Japan Review』等が公開されています。

国際日本文化研究センター学術リポジトリ
http://shikon.nichibun.ac.jp/

国際日本文化研究センター (2012/3/30付けの更新履歴に「『日文研リポジトリ』を試験公開しました」とあります。)
http://www.nichibun.ac.jp/

Coursera、Udacity―有名大学の教授による講義をオンラインで無料受講できるサービスが続々登場

2012年4月18日、米スタンフォード大学のDaphne Koller教授及びAndrew Ng教授が、オンラインで無料の講義を提供するサービス“Coursera”を発表しました。現在、プリンストン大、カリフォルニア大バークレー校、ペンシルバニア大、ミシガン大の教授が講義を提供しており、2013年には30以上の大学が参加する予定です。Courseraでは、単に講義映像を視聴するだけではなく、生徒の質問に教授が回答したり、試験を課したりといった双方向のやり取りが可能という特徴があるようです。また、同じくスタンフォード大学元教授であるSebastian Thrun氏も“Udacity”というサービスを開始しています。

Coursera
https://www.coursera.org/

Udacity
http://www.udacity.com/

1600万ドルを調達したCourseraなど有名大学もオンライン講義に本腰を入れる時代に(TechCrunch 2012/4/20付け記事)
http://jp.techcrunch.com/archives/jp20120420online-education-startup-coursera/

英国放送協会(BBC)北アイルランド、1960~1970年代のTVニュース映像アーカイブ“Chronicle”を開設

英国放送協会(BBC)が、英国大学フィルム・ビデオ協議会(BUFVC)及びJISCと共同で、1960~1970年代にBBC北アイルランド(BBC Northern Ireland)が放送したTVニュース映像のデジタルアーカイブ“Chronicle”を開設しました。英国内の高等教育・継続教育機関を対象としており、視聴にはログインが求められるようです。

Chronicle
http://chronicle.bufvc.ac.uk/

Chronicle: BBC Northern Ireland’s television news from the 1960s and 1970s(JISC 2012/4/19付けニュース)
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2012/04/BBC.aspx

第54回「こどもの読書週間」、2012年4月23日(サン・ジョルディの日/子ども読書の日)から5月12日まで

毎年4月23日は、スペインのカタルーニャ地方を発祥とする、本やバラを贈りあう日「サン・ジョルディの日」です。ユネスコは1995年にこの日を「世界図書・著作権の日」としており、日本では2001年に「子ども読書の日」と定められています。2012年4月23日から5月12日まで、「君と未来をつなぐ本」を標語として第54回目となる「こどもの読書週間」が行われ、各地の公共図書館や書店などで読み聞かせや子どもの読書に関する展示などのイベントが催されています。

社団法人 読書推進運動協議会
http://dokusyo.or.jp/

2011年読書週間行事報告(PDF:52ページ)
http://www.dokusyo.or.jp/jigyo/dokusyo/11/2011dokusyogyouji.pdf

カーリル、「こどもの読書週間」の謎に迫る!?~君と未来をつなぐ本(カーリルのブログ 2012/4/20付け記事)
http://blog.calil.jp/2012/04/blog-post_20.html

参考:
第53回「こどもの読書週間」(2011年4月23日~5月12日)
http://current.ndl.go.jp/node/18071

E1168 - 世界図書・著作権の日に各国でイベントが開催される

PLoS Currents、Googleが打ち切った“Knol”を引き継ぐ学術向けオーサリングプラットフォーム“Annotum”を採用

PLoS(Public Library of Science)が2012年3月にウェブサイト“PLoS Currents”で使用しているプラットフォームを“Annotum”というオープンソースソフトウェアに更新しました。Annotumは、WordPressベースの学術向けオーサリングプラットフォームで、Googleが2011年11月に打ち切りを発表した知識共有サービス“Knol”を引き継いだプロジェクトです。

PLoS Currents / Disasters
http://currents.plos.org/disasters/

PLoS Currents Has a New Publishing Platform(The Official PLoS Blog 2012/4/19付け記事)
http://blogs.plos.org/plos/2012/04/plos-currents-has-a-new-publishing-platform/

PLoS: Currents / Disasters Live on Annotum
http://annotum.org/2012/03/21/plos-currents-disasters-live-on-annotum/

Annotum
http://annotum.org/

神奈川県立川崎図書館×大阪府立中之島図書館「みんなで選ぶ社史グランプリ」開催

神奈川県立川崎図書館と大阪府立中之島図書館が協力して「みんなで選ぶ社史グランプリ」を開催します。これは、2010年以降に刊行されたものの中から両館が選出した以下の5部門・27点の社史(会社史)を対象として、2012年5月11日~6月13日の期間に利用者からの投票を受け付けるというものです。両館は豊富な社史コレクションで知られ、神奈川県立川崎図書館は1万5千冊、大阪府立中之島図書館は3千冊を所蔵しているそうです。結果発表は6月16日の予定です。

(1)美味しさを求めて部門
(2)線路は続くよ部門
(3)ぴったり百年史部門
(4)暮らしを支える部門
(5)文化を伝えて部門

「社史グランプリ」最高位は? 県立川崎図書館が大阪の施設と投票実施へ:ローカルニュース : ニュース(カナロコ 2012/4/21付けニュース)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1204210006/

OCLCがグローバル評議会や地域評議会の選挙結果を発表

OCLCがグローバル評議会等の選挙結果を発表しました。

OCLCグローバル評議会については、現在はフランクフルト大学のBerndt Dugall氏が会長ですが、2012年7月1日からはシンガポール国立図書館のChewLeng Beh氏が会長に、米オクラホマ州立大学のAnne Prestamo氏が副会長/次期会長となります。Prestamo氏は2013年7月1日から会長となる予定です。

米国、アジア・パシフィック、欧州・中東・アフリカの3つの地域評議会の運営委員会の結果も発表されています。アジア・パシフィック地域評議会については、現在副会長/次期会長を務める台湾国立大学のHsueh-hua Chen氏が2012年7月1日付けで会長になり、同会経営委員会のメンバーには早稲田大学図書館事務部長の中元誠氏も選ばれています。

また、OCLC理事会のメンバーには、アトランタ大学のLoretta Parham氏及び、Catholic Research Resources AllianceのJennifer Younger氏が選ばれ、2012年11月から4年の任期を務めます。

OCLC Global and Regional Councils announce election results(OCLC 2012/4/18付けニュース)

電子ジャーナルアーカイビングの“LOCKSS”プログラム、動的でインタラクティブな学術情報の長期保存に向けた研究開発を実施へ

2012年4月18日、電子ジャーナルアーカイビングの“LOCKSS”(Lots of Copies Keep Stuff Safe)プログラムが、アンドリュー・W・メロン財団から2年間の助成を得て、動的なデジタルコンテンツの保存に関する技術開発を行うと発表しました。電子ジャーナル等の学術情報は従来静的なコンテンツでしたが、Web2.0やHTML5等の技術によって動的でインタラクティブなものが登場し、それらの長期保存が課題になっています。

LOCKSS Program Receives Andrew W. Mellon Foundation Grant(LOCKSS 2012/4/18付けニュース)
http://www.lockss.org/news-media/news/lockss-program-receives-andrew-w-mellon-foundation-grant/

参考:
CA1597 - 動向レビュー:電子ジャーナルのアーカイビング−海外の代表的事例から購読契約に与える影響まで− / 後藤敏行
http://current.ndl.go.jp/ca1597

E1117 - CLOCKSSへ日本の大学図書館が参加
http://current.ndl.go.jp/e1117

英国王立協会、デジタル化した所蔵コレクションのイラスト・挿絵を提供する“Royal Society Picture Library”を公開

2012年4月19日に、英国王立協会(Royal Society)が、協会所蔵のコレクションの中からイラストや挿絵等のデジタル化画像を提供するデータベース“Royal Society Picture Library”を公開しました。英国王立協会の記事では、“Royal Society Picture Library”での公開画像のエピソードとして、協会の財政を危機的状況に至らしめた、レイ(John Ray)とウィルビー(Francis Willughby)による『魚類誌』(Historia Piscium、1686年刊)を紹介しています。英国王立協会は、この『魚類誌』の出版により、ニュートンの『プリンキピア』の刊行を支援することが困難となり、危うく『プリンキピア』は世に出ることができなくなるところでしたが、ハレー(Edmund Halley)がその費用を負担することで1687年に刊行されたとのことです。“Royal Society Picture Library”では、この『魚類誌』を含め、協会の350年の歴史の中から選りすぐった画像1,000点以上を公開しています。

Royal Society Picture Library
https://pictures.royalsociety.org/home