アーカイブ - 2012年 4月 16日 - car

ミシェル・フーコーのアーカイブがフランスで国宝指定に

2012年4月14日付けのフランス各紙によると、フランス政府は、20世紀の同国の現代思想家であるミシェル・フーコーのアーカイブ資料について、国宝(trésor national)に指定したようです。これは同日刊行された官報に記載されたもので、対象となるアーカイブ資料にはフーコー直筆の資料やタイプされた原稿等3.7万点以上が含まれているとのことです。

Archives de Foucault : "trésor national" (Le Figaro 2012/4/14付けの記事)
http://www.lefigaro.fr/flash-actu/2012/04/14/97001-20120414FILWWW00269-archives-de-foucault-tresor-national.php

Les archives de Michel Foucault classées (l'est-éclair 2012/4/14付けの記事)
http://www.lest-eclair.fr/article/france-monde/les-archives-de-michel-foucault-classees

図書館員のキャリア開発をテーマに「ライブラリーマネジメント・ゼミナール/2012」が開催

2012年5月から9月にかけて、大阪府豊中市で、WEプロデュースによるセミナー「ライブラリーマネジメント・ゼミナール/2012」が開催されます。2012年は「図書館員のキャリア開発~今、必要とされる能力を高める」を総合テーマとして、以下のレクチャー&ワークショップ及び見学が行われます。

・必要とされる研修プログラムを企画・立案をする
・見学:滋賀県立琵琶湖博物館
・統計データ(評価)を読み解き、計画・企画に活かす
・伝える技術・プレゼンテーション力をつける

ライブラリーマネジメント・ゼミナール/2012
http://www.weproduce.net/info.html#2012detail

ライブラリーマネジメント・ゼミナール
http://www.weproduce.net/library_m_s/index.html

岩手県陸前高田市立図書館が7月の仮設図書館オープンに向けた準備を進行中

東日本大震災の津波によって建物が全壊した岩手県の陸前高田市立図書館が、2012年7月の仮設図書館開館と移動図書館2台の運行開始に向けた準備を進めていると各紙で報じられています。竹駒町の竹駒地区コミュニティセンターの隣に設置された2階建てのプレハブ施設が仮設図書館となる予定です。現在、7人の職員によって書誌データの登録(保管する5,000冊中800冊が終了とのこと)や図書装備等の作業が進められており、ブッカー作業を手伝うボランティアの募集や、被災を免れた郷土資料の提供が呼びかけられています。

再建に向け一歩一歩 陸前高田市立図書館が準備開始 竹駒町内に7月ごろに仮設開設へ(東海新報 2012/4/13付け記事)
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7533

図書館再建に手を貸して 7月再開の陸前高田市(岩手日報 2012/4/13付け記事)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120413_9

仮設図書館(陸前高田市)

絵本作家や編集者による講義が聞ける、第5期「ひょうご絵本の伝承師養成講座」が参加者を募集中

2012年6月から7月にかけて、兵庫県立こどもの館で第5期「ひょうご絵本の伝承師養成講座」(全6日間・12コマ)が開催されます。2010年度に始まった同講座は、家庭や地域等における絵本の読み聞かせの推進を目的としたもので、今回は、絵本作家の永田萠さんと黒井健さん、童話作家の大内曜子さん、絵本編集者の松田素子さんによる講義が行われます。受講料は無料で、託児所も用意されているそうです。5月11日まで参加者(県内在住限定)が募集されています。

第5期ひょうご絵本の伝承師養成講座の案内(PDF:4ページ)
http://kodomonoyakata.jp/pdf/24ehondensyo.pdf

第5期ひょうご絵本の伝承師養成講座の申し込みフォーム
https://e-hyogo.elg-front.jp/uketsuke/dform.do?id=1332144258109

北海道図書館振興協議会、道内の子ども読書活動への取り組みをまとめた報告書『子どもと本をつなぐ図書館179』を公開

北海道図書館振興協議会による研究報告書『子どもと本をつなぐ図書館179』(2012年3月28日付け発行)が公開されました。同協議会の2010・2011年度調査研究事業「北海道内図書館における子ども読書活動取り組みの現状と事例研究」の調査をまとめたもので、道内の179市町村の図書館を対象としたアンケートをおこない、「子どもを対象にした読書環境整備」「特色ある事業」「人材育成」「ボランティアとの連携」「学校との連携」「地域との連携」「子どもの読書推進計画の策定方法」という7つの視点から先進事例をまとめたものです。本文のほかに10本の資料編が公開されています。

子どもと本をつなぐ図書館179(本文)(PDF:85ページ)
http://www.library.pref.hokkaido.jp/web/relation/hts/qulnh00000000ew3-att/qulnh000000029ce.pdf

児童書・参考図書を網羅的に収集する静岡県立中央図書館「子ども図書研究室」がリニューアルオープン

2012年4月20日、静岡県立中央図書館の「子ども図書研究室」がリニューアルオープンします。2004年に開室した子ども図書研究室は、2003年以降に刊行された児童書・参考図書のほぼ全種類を研究用として収集し、中学生を除く15歳以上の大人に対してサービスを提供しているそうです。あわせて「子どもたちに是非読んでほしい図書」については研究用とは別に収集してきており、その総数が1万冊を超えたためにリニューアルを行って一般への貸出を開始するとのことです。

子ども図書研究室
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/labo/index.html

国立国会図書館の「近代デジタルライブラリー」が「国立国会図書館のデジタル化資料」と統合へ

国立国会図書館の「近代デジタルライブラリー」が、2012年5月7日に「国立国会図書館のデジタル化資料」に統合されます。統合後の「近代デジタルライブラリー」は、明治期以後に刊行された図書・雑誌のデジタル化資料のうち、インターネットに公開しているものを検索・閲覧するサービスになります(現在は図書のみ)。なお、“http://kindai.ndl.go.jp”というURLは変更されません。

平成24年度のお知らせ(近代デジタルライブラリー)
http://kindai.ndl.go.jp/information_24.html

「近代デジタルライブラリー」を「国立国会図書館のデジタル化資料」に統合します(国立国会図書館 2012/4/16付けニュース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2012/1194410_1827.html

IFLA、トンブクトゥの手書き資料の保存を求めるアナウンスメントを公表

世界遺産にも登録されているトンブクトゥの手書きの歴史的資料が武装したグループによる散逸等の危機にあることに対し、国際図書館連盟(IFLA)が、その保存を求めるアナウンスメントが出しています。この件に関しては、4月4日には、アフリカの51人の学者と14カ国の図書館長が、トンブクトゥの資料保存を呼び掛ける文書にサインしているとのことです。
4月11日に、ボストン大学のWest African Research Associationが保存を求める請願を公表し、IFLAもアナウンスメントにおいて、この請願への署名を呼び掛けています。

Ref.
Call to preserve the ancient manuscripts of Timbuktu and Mali (IFLA 2012/4/11付けの記事)
http://www.ifla.org/en/news/call-to-preserve-the-ancient-manuscripts-of-timbuktu-and-mali

Help Save the TIMBUKTU Manuscripts(ボストン大学アフリカ研究センターウェブサイト)
http://www.bu.edu/wara/timbuktu/

オンライン請願書

閉鎖中のデトロイト公共図書館の分館に、“アウトドア図書館“

財政難に苦しむデトロイト公共図書館では、昨年12月に4分館が閉鎖されましたが、これに対し、マーカス・ガーベイ・アカデミーの生徒らが“アウトドア図書館“を図書館の外に設置する試みをしています。分館閉鎖への関心を喚起し、再び開館させることを狙ったものとのことです。

Ref.
Outdoor libraries start lending books at closed branches(Detroit Free Press 2012/4/13付けの記事)
http://www.freep.com/article/20120413/NEWS01/204130362/Outdoor-libraries-start-leading-books-at-closed-branches?odyssey=mod|newswell|text|FRONTPAGE|s

Via.
Outdoor libraries start lending books at closed branches in Detroit
(LIS News 2012/4/13)
http://lisnews.org/outdoor_libraries_start_lending_books_at_closed_branches_in_detroit

参考

オープンアクセスの単行書のダイレクトリ“DOAB”、ベータ版公開

欧州のオープンアクセス(OA)推進団体“Open Access Publishing in European Networks”(OAPEN)がソフトウェア開発会社のSemperToolとともに進めていたDOAB(OAの単行書のダイレクトリ; Directory of Open Access Books)のベータ版が公開されています。
23の出版社から756タイトルが登録さており、今後登録件数は拡大されるとのことです。

Ref.
Launch of the Directory of Open Access Books. (DOAB掲載の2012/4/12付けプレスリリース)
http://www.doabooks.org/doab?func=news&nId=2&uiLanguage=en

DOAB
http://www.doabooks.org/

Via.
Directory of Open Access Books Goes Live(Library Jouranal誌の2012/4/13付け記事)
http://lj.libraryjournal.com/2012/04/academic-libraries/directory-of-open-access-books-goes-live/

参考

図書館カードを介したキャンペーン:ハートフォート公共図書館

コネチカット州のハートフォート公共図書館で、図書館カードをコンテスト形式で作成したことがLibrary Journal誌でとり上げられています。

ハートフォート図書館では、FacebookやTwitterを通じて図書館カードのアイデアを募集し、次のようなキャッチコピーを採用し、新しい図書館カードを作成しました。
Show Me Your Card, I’ll Show You Mine
No Brain, No Gain
Anything is Possible With This Card
I Found My Place Like No Other
This Card Makes Me Smart
Use This Card Until it Falls Apart

さらにカードを手に持ったスナップ写真のフォトコンテストを開催し、その優秀作品については、図書館のTシャツがおくられるとともに、読書推進のポスターに採用されるとのことです。

Steal This Idea (2012/4/14付 Library Journalの記事)
http://lj.libraryjournal.com/2012/04/marketing/steal-this-idea/

Hartford Public Library のHP