アーカイブ - 2012年 3月 - car

3月 29日

ReaD&Researchmapが機能拡張、J-GLOBALからの業績情報取込機能等が追加

2012年3月28日に、研究者向けサービスのReaD&Researchmapが履歴書(CV)機能の拡張を行い、J-GLOBALからの業績情報の取り込みが可能になったようです。これにより、論文情報として科学技術振興機構(JST)が資料を収集しデータベース化している1975年以降の書誌情報およびWeb of Scienceに収録されている日本人著者の書誌情報を取り込むことができるようになったとのことです。また、1993年以降の国内出願特許の書誌情報が取り込めるようです。なお、CiteSeerからの取り込みは廃止となったようです。

お茶の水女子大学附属図書館、「お茶の水女子大学E-Bookサービス」を開始

2012年3月28日、お茶の水女子大学附属図書館が「お茶の水女子大学E-Bookサービス」を開始しました。これは、オープンアクセスリポジトリシステムにより、同大学の研究・教育成果としての著作をPDF媒体で無料で発信するもののようです。また、各著作の印刷版は、オンデマンド出版による簡易製本版を「特定非営利活動法人お茶の水学術事業会」が有償で販売しているようです。サービス開始にあたり、『近世日本の儒教思想―山崎闇斎学派を中心として』と『古今和歌六帖全注釈 第一帖』を刊行しています。

お茶の水女子大学E-Bookサービス
http://www.lib.ocha.ac.jp/e-book/index.html

お茶の水女子大学附属図書館 (2012/3/28付けのWhat's Newに、「『お茶の水女子大学E-bookサービス』を公開し、『近世日本の儒教思想―山崎闇斎学派を中心として』『古今和歌六帖全注釈 第一帖』を出版(無料公開)しました。 」とあります。)
http://www.lib.ocha.ac.jp/

3月 28日

英オックスフォード大学インターネット研究所、iBooks Authorを利用した初のデジタル教科書を公開

2012年3月22日に、英国オックスフォード大学のインターネット研究所(Internet Institute)が、アップル社のiBooks Authorを活用して作成した、初のデジタル教科書を公開したようです。公開された“Geographies of the World's Knowledge”は、2011年に刊行された同名の文書をiBooksとして作りなおしたもので、デジタル時代における情報の拡散の在り方について、テキストとグラフを用いてまとめているようです。なお、“Geographies of the World's Knowledge”はiTunesを通じて無料でダウンロードできるようです。

Geographies of the World's Knowledge by Mark Graham, Monica Stephens, Scott A. Hale & Kunika Kono (iTunesでの紹介ページ)
http://itunes.apple.com/us/book/geographies-worlds-knowledge/id508820339?ls=1

岩手県立図書館、館報「としょかんいわて」2012年3月号で東日本大震災特集2

岩手県立図書館が、館報「としょかんいわて」のNo.170(2012年3月号)で、「東日本大震災特集2:大震災から1年を迎えて~県内図書館の取り組み~」という特集を組み、以下の県内6館からの報告を掲載しています。

・洋野町立種市図書館「海辺の図書館の使命」
・北上市立中央図書館「山田町立図書館への支援」
・遠野市立図書館「震災以降の図書館の取り組み」
・奥州市立胆沢図書館「東日本大震災からの取り組み」
・大船渡市立図書館「大震災後の1年を振り返って」
・一関市立一関図書館「震災からこの1年の取り組み」

としょかんいわて No.170(岩手県立図書館 2012/3/27付け情報)
http://www.library.pref.iwate.jp/0311jisin/info/info_20120327.html

電子書籍版ハリー・ポッターが販売開始

2012年3月27日、J・K・ローリング(J.K. Rowling)氏による「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻(英語版)の電子書籍版とオーディオブック版が、ウェブサイト“Pottermore”で販売開始になったようです。電子書籍版のフォーマットはEPUBとKindle、オーディオブック版はmp3とされています。価格(English(GB)版)は1~3巻が4.99ドル、4~7巻は6.99ドルとなっています。INFOdocketの3月27日付け記事には、OverDrive社が図書館向けに販売する際の価格は、1~3巻が22.95ドル、4~7巻は26.95ドルという情報が記載されています。

J.K. Rowling’s Pottermore Website Starts Selling Harry Potter E-Books(INFOdocket 2012/3/27付け記事)
http://infodocket.com/2012/03/27/j-k-rowlings-pottermore-website-starts-selling-harry-potter-e-books/

J.K. Rowling's Website Starts Selling Harry Potter E-Books(WSJ.com 2012/3/27付け記事)

NPO法人キャンサーリボンズらと図書館の協働による「がんと暮らす情報コーナー」設置プロジェクト

がん患者を支援するNPO法人キャンサーリボンズ、アフラック社、図書館の三者が協働し、闘病記文庫の付近等の図書館内に、キャンサーリボンズや企業が作成した冊子を並べた「がんと暮らす情報コーナー」を設置するという活動が行われているようです。2011年12月から、神奈川県の川崎市立麻生図書館、静岡県の三島市立図書館、静岡県立こども病院図書室、鳥取県立図書館の4館で試験導入が始まり、利用者の好評を得たため今後も継続設置されるそうです。同プロジェクトでは2012年内に更に10館でのコーナー設置を目指しているそうです。

NPO法人キャンサーリボンズ×図書館×アフラック 「がんと暮らす情報」プロジェクト(PDF:2ページ)
http://ribbonz.jp/assets/files/press-20120309.pdf

キャンサーリボンズと図書館とアフラックによる「がんと暮らす情報コーナー」プロジェクトのニュースリリースを配信しました。(キャンサーリボンズ 2012/3/7付けプレスリリース)
http://www.ribbonz.jp/news_index/140.htm

がんについて考える(タウンニュース 2012/3/16付けニュース)
http://www.townnews.co.jp/0205/2012/03/16/138690.html

ITHAKA S+R、英国の化学研究支援担当者へのインタビュー調査をまとめた中間報告書を公開

2012年3月27日に、米国の非営利団体ITHAKAの戦略・研究部門であるITHAKA S+Rは、調査プログラムResearch Support Services for Scholars(RSS4S)において、中間報告書である“Interim Report: Interviews with Research Support Professionals”を公開しました。この中間報告書では、英国で化学研究を支援する立場の専門職に対して、研究者の研究ニーズや実際の研究活動のあり方等についてインタビュー調査した結果をまとめたもののようです。なお、RSS4Sは、類似のレポートとして、歴史学研究への支援を担当する職員等へのインタビュー調査をまとめた中間報告書を2月14日に公開しています。

Interim Report: Interviews with Research Support Professionals (PDF)
http://www.researchsupportservices.net/wp-content/uploads/2012/03/IthakaSR_ChemistryProject_InterimReport_03272012.pdf

ネルソン・マンデラ氏のデジタルアーカイブが公開

2012年3月27日に、南アフリカ共和国の元大統領ネルソン・マンデラ氏の写真や動画、書簡や私文書等を提供する“Nelson Mandela Digital Arhives”が公開されました。これは、Nelson Mandela Centre of MemoryとGoogleとの協同で開発したもので、ネルソン・マンデラ氏の生涯をたどりながら、その時々の資料と解説を提供するもののようです。

Nelson Mandela Digital Archives
http://archives.nelsonmandela.org/

米国ノースダコタ州の図書館ネットワークODINが、Ex Libris社の図書館システムAlephのクラウド版“AlephPlus”を導入

米国ノースダコタ州の様々な館種の60以上の図書館が参加するネットワーク“Online Dakota Information Network”(ODIN)が、導入しているEx Libris社の図書館システムAlephを、同社のクラウド環境へ移行させたと発表しました。このサービスは“AlephPlus”と呼ばれているようです。ODINがクラウドへの移行を選んだ「切実な」理由のひとつとして、Ex Libris社にインフラの管理やAlephの更新を任せることで、ODINのスタッフは加盟館に対するサポート等に集中できるという点が挙げられています。なお、Ex Libris社は図書館システムVoyagerに対してもクラウド版となる“VoyagerPlus”を提供しているようです。

ODIN migrates to the Ex Libris Cloud by upgrading to AlephPlus(Library Technology Guides 2012/3/27付けプレスリリース)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16688

ODIN
http://www.odin.nodak.edu/

VoyagerPlus
http://upgradevoyager.com/

【イベント】日本アーカイブズ学会2012年度大会(4/21-22・東京)

2012年4月21日と22日に、学習院大学で日本アーカイブズ学会2012年度大会が開催されるそうです。21日には日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程案の審議を含んだ総会や、ベトナム国家記録アーカイブズ局局長・ICA副会長のヴー・ティ・ミン・フォン博士による講演会が行われる予定です。22日には、午前中に様々なテーマの自由論題研究発表会が、午後には「東日本大震災1年―これまでの活動と今後の課題―」をテーマとする企画研究会が行われるそうです。

日本アーカイブズ学会2012年度大会について(日本アーカイブズ学会 2012/3/27付けニュース)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=101

「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト(仮称)」の資格認定制度の提案の「別案」が公開
http://current.ndl.go.jp/node/19760

【イベント】図書館総合展フォーラム2012 in 仙台「東日本大震災とMALUI連携」(5/27)

2012年5月27日に、宮城県仙台市の東北大学川内北キャンパスで「図書館総合展フォーラム2012 in 仙台」が開催されることが発表されました。参加申し込みの受付が開始されています。同フォーラムでは、「東日本大震災とMALUI連携」をテーマとし、今後の防災・減災や、震災のアーカイブ化を始めとする「知のインフラ」の構築に関した講演、事例報告、パネルディスカッションが行われるそうです。あわせて、翌28日には東北の被災地を巡るオプショナルツアーが開催されるそうです。なお、「MALUI連携」とは、博物館・美術館(Museum)、文書館(Archives)、図書館(Library)、大学(University)、産業(Industry)の連携を指す用語とのことです。

図書館総合展フォーラム2012 in 仙台、開催のお知らせ(第14回図書館総合展)
http://2012.libraryfair.jp/node/285

3月 27日

米シラキュース大学図書館、建築家・家具デザイナーのマルセル・ブロイヤーのデジタルアーカイブを公開

米国のシラキュース大学図書館が、20世紀の建築家・家具デザイナーであるマルセル・ブロイヤーのスケッチや写真、書簡資料等30,000点以上をデジタル化し、2012年3月23日に、“Marcel Breuer Digital Archive”として公開しました。

Marcel Breuer Digital Archive
http://breuer.syr.edu/

Library to unveil Marcel Breuer Digital Archive (Syracuse University 2012/2/23付けの記事)
http://syr.edu/news/articles/2012/marcel-breuer-digital-archive-02-12.html

アイルランド図書館会議、同国公共図書館の2012年予算統計を公表

2012年3月16日に、アイルランド図書館会議(Chomhairle Leabharlanna)が、同国に32ある公共図書館局(public library authority)の2012年予算の年次統計を公表しました。2012年の公共図書館サービス予算は前年比で2.6%減であること、全体での図書館資料費は2011年と比較し12.1%減少していること等が示されているようです。

Public Library Authorities Budgeted Expenditure for 2012 (PDF)
http://www.librarycouncil.ie/publications_archive/documents/2012budgets.pdf

DuraSpace、研究データ保存のためのソフトウェア開発プロジェクト“DuraCloud for Research”のWikiサイトを開設

2012年3月27日に、米国の非営利団体DuraSpaceの実施している、研究データ保存のためのオープンソースソフトウェアを開発するプロジェクト“DuraCloud for Research(DfR)”が、Wikiサイトを開設したようです。DfRのWikiサイトでは、DfRのプロジェクトの解説やプロジェクトの現状、関連資料等が公開されているようです。

DuraCloud for Research
https://wiki.duraspace.org/display/DURACLOUDDTR/DuraCloud+for+Research

NEW DuraCloud for Research Wiki Web Site (DuraSpace 2012/3/27付けの記事)
http://duraspace.org/new-duracloud-research-wiki-web-site

印刷博物館、電子書籍をイチから考えなおす「What's 電子書籍?-新しい読書の時間がやってきた」展を開催

東京都文京区の印刷博物館のP&Pギャラリーで、2012年3月31日から5月27日まで「What's 電子書籍?-新しい読書の時間がやってきた」という展示が開催されるそうです。入場無料とのことです。展示は「電子書籍のある未来~生活を楽しく」「これまでの歴史」「紙の本を電子書籍に」の3つで構成されているそうです。

What's 電子書籍?-新しい読書の時間がやってきた(印刷博物館)
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/120331/index.html

館長メッセージ 電子書籍展がはじまります(印刷博物館)
http://www.printing-museum.org/message/index.html

千葉大学学術成果リポジトリ“CURATOR”、5万点の標本画像を含む「萩庭標本データベース」を登録

千葉大学学術成果リポジトリ“CURATOR”が、同大学名誉教授の萩庭丈壽氏が収集した約5万点の植物標本ラベルデータ及び画像を含む「萩庭標本データベース」を登録・公開したそうです。現在、標本の現物は国立科学博物館に移管されており、同等のデータがサイエンスミュージアムネットでも検索できるようになっているとのことです。

標本の例
http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00097490

CURATOR Letter issue7(PDF:2ページ)
http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/irwg12/curatorletter_7.pdf

3月27日はデジタル人文学の日

2012年3月27日はデジタル人文学の日(A Day in the Life of the Digital Humanities)とされています。これは、centerNetというデジタル人文学の国際的なネットワーク組織が主催しているもので、世界中のデジタル人文学研究者らがそれぞれの研究プロジェクト等の成果を発表し、「デジタル人文学の研究者は実際何をしているのか?」に対する回答を全体で提示しようというもののようです。Day of DH 2012のウェブサイトにあるブログでは、イベント参加メンバーがそれぞれの活動について紹介しているようです。またTwitterではハッシュタグ“#DayofDH”等が使用されて、活動を共有しているようです。

Day of DH 2012
http://dayofdh2012.artsrn.ualberta.ca/

Day in the Life of the Digital Humanities 2012
http://tapor.ualberta.ca/taporwiki/index.php/Day_in_the_Life_of_the_Digital_Humanities_2012

欧州図書館、開発中の新ウェブサイトに対するユーザビリティテスト結果報告書を公表

欧州各国の国立図書館が参加している欧州図書館(The European Library)が開発中の新ウェブサイトのアルファ版に対するユーザビリティテストの結果報告書が公開されました。2012年1月から2月にかけて、様々な国から60人が参加して、検索などの操作を通したテストを行ったようです。今後は、テストで指摘された問題点を改善していき、4月にベータ版、5月に正式版を公開する予定で、長期的な問題については2012年内の解決を目指すとされています。

The European Library website alpha version
http://www.theeuropeanlibrary.org/alpha/

The European Library Usability Testing Report – Executive Summary(PDF:2ページ)
http://www.europeana-libraries.eu/documents/868553/b840bd6d-73d9-4502-a86b-f6f76abc8751

The European Library Usability Testing Report(PDF:19ページ)

3月 26日

“Computers in Libraries 2012”会議資料

図書館におけるあらゆる技術をテーマとした北米最大規模の会議・展示会“Computers in Libraries 2012”が2012年3月21日から23日にかけて米国ワシントンD.C.で開催され、その資料がウェブサイトで公開されています。第27回目となる今回のテーマは“Creating Innovative Libraries”だったそうです。

Computers in Libraries 2012
http://www.infotoday.com/cil2012/default.asp

Computers in Libraries 2012: Presentations
http://www.infotoday.com/cil2012/Presentations.asp

CIL2012 Day 1(Digitization 101 2012/3/21付け記事)
http://hurstassociates.blogspot.jp/2012/03/cil2012-day-1.html

CIL2012 Day 2&3(Digitization 101 2012/3/23付け記事)
http://hurstassociates.blogspot.jp/2012/03/cil2012-days-2-3.html

参考:

文部科学省、2012年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)を公表

2012年3月26日、文部科学省が2012年度の子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)を公表しました。137校の学校、47館の図書館、51の団体、6名の個人が選ばれているようです。

平成24年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)文部科学大臣表彰被表彰者一覧(案)(PDF文書:2ページ)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/03/__icsFiles/afieldfile/2012/03/26/1318981_01.pdf

子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)の文部科学大臣表彰について(文部科学省 2012/3/26付け)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/03/1318981.htm

子どもの読書活動推進ホームページ (文部科学省のウェブサイト)
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/dokusyo/index.htm

参考:
文部科学省、2011年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)を公表
http://current.ndl.go.jp/node/18062

文科省、子ども読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)を発表

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