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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
福島県立図書館が、2012年3月2日から5月下旬にかけて、「3.11からの8784時間~そして これから~」と題した展示を開催しています。東日本大震災の発生時から現在までを、同館の所蔵資料及び、福島民報社や福島民友新聞社の協力を得た報道写真で振り返るもののようです。同館は、現在全面開館に向けて復旧工事を行っています。
3.11からの8784時間~そして これから~http://www.library.fks.ed.jp/ippan/gyoji/tenji/23_8784zikan.htm
参考: 被災した福島県立図書館が全面開館に向けて復旧工事を実施中http://current.ndl.go.jp/node/20117
東北大学附属図書館で、2012年3月6日から5月17日にかけて、第38回常設展「2011.3.11 あの日から1年 ~震災の図書館を振り返る~」が開催されています。同展では、東日本大震災による附属図書館本館の被害状況、復旧作業の様子、学生ボランティア“HARU”の活躍がパネル展示されているそうです。
2011.3.11あの日から1年―震災の図書館を振り返る―http://www.library.tohoku.ac.jp/main/exhibit/gen/2011-0301/poster01.html
第38回常設展「2011.3.11 あの日から1年 ~震災の図書館を振り返る~」開催の お知らせ[3/6-5/17](東北大学附属図書館 2012/3/5付けお知らせ)http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=439
東北大学地域復興プロジェクト“HARU”https://sites.google.com/site/haruthuv/
東北大学地域復興プロジェクト“HARU”のブログhttp://tohokugakuseifukko.blogspot.com/
参考:
2012年2月29日に、古い世界地図をオンラインで閲覧できるウェブサイト“Old Maps Online”が公開されたようです。英国JISCの支援を受けた英国ポーツマス大学とスイスのKlokan Technologiesにより開発されたもので、検索ボックスに国名や地名を入力する、世界地図から地域をクリックする、年代を示すスライドバーで年代を絞る、等の方法で地図を検索できるようです。現時点では、David Rumsey Map Collection、スコットランド国立図書館、英国図書館等の5つの機関からの資料が利用できるようです。
Old Maps Onlinehttp://www.oldmapsonline.org/
Old Maps Online Launched(プロジェクトのブログ 2012/2/29付けの記事)http://blog.oldmapsonline.org/2012/02/old-maps-online-launched.html
2012年3月6日、国立情報学研究所(NII)が、2011年3月に実施したNACSIS-CAT/ILL参加館状況調査アンケートの実施結果を公表しました。このアンケートは、2009年3月に発行された報告書『次世代目録所在サービスの在り方について(最終報告)』の提言を受けて行われたもので、参加館の利用実態、事業への取り組みの考え方、直面している課題を把握し、今後のサービスの方向性を検討することが目的とされています。NACSIS-CAT/ILL、目録、ILL、NACSIS-CAT/ILLに係る研修、電子情報資源の管理・提供方法、全般的な意見の吸収の6点が骨子となっているようです。
NACSIS-CAT/ILL参加館状況調査アンケート結果報告書(平成23年3月調査)(PDF文書:99ページ)http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/project/pdf/enq2011_1_0315.pdf
NACSIS-CAT/ILL参加館状況調査アンケートについてhttp://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/about/project/enq2011/index.html
参考: E923 - NIIの次世代目録所在情報サービスの在り方は?<文献紹介>http://current.ndl.go.jp/e923
公共・学校図書館向けに電子書籍を提供している米OverDrive社が、2012年3月5日に、オーストラリアの電子書籍サービス開発会社“Booki.sh”を買収したと発表しました。これにより、Booki.shの創業者ら3人はOverDrive社に加わるそうです。発表文では、Booki.shは端末や環境によらずブラウザのみによる電子書籍閲覧が可能なサービスを提供しており、そこで使用されているHTML5やEPUB関連技術をOverDrive社の図書館向けサービスに取り込んでいくとされています。
OverDrive Acquires Australian eBook Company Booki.sh(OverDrive 2012/3/5付けプレスリリース)http://www.overdrive.com/News/OverDrive-Acquires-Australian-eBook-Company-Bookish
Booki.shhttps://booki.sh/
参考: OverDrive社、電子書籍版ハリー・ポッターの公共・学校図書館に対する独占的提供を発表http://current.ndl.go.jp/node/20262
米Penguinグループ、OverDrive社との契約を打ち切り、電子書籍・オーディオブックの提供を終了
電子ジャーナルアーカイブ等を提供している米国の非営利団体JSTORが、2012年1月に概要を発表していた“Register & Read”というサービスを開始したようです。これは、ユーザ登録することで、対象となっているジャーナル(の初号から、おおむね3~5年前のものまで)の論文が無料で見られるというものです。ただし、以下のような制限があるとされています。
・閲覧できる論文は同時に3点まで(=各ユーザに与えられた「棚」には最大3点まで入れられる)。 ・論文は、「棚」に入れてから14日間経過するか、あるいは購入すると「棚」から削除でき、別の論文を閲覧できるようになる。 ・論文のファイルは閲覧するだけでダウンロードはできない。
JSTORのTwitterアカウントによるツイート(2012/3/6付け)https://twitter.com/#!/JSTOR/status/176784162022371330
JSTORhttp://www.jstor.org/
Register & Readhttp://about.jstor.org/rr
2012年3月5日から10日にかけて初めての「オープンエデュケーションウィーク」(Open Education Week)が開催されるそうです。学びたいという気持ちを持つすべての人々にその機会を提供できる世界を実現するというオープンエデュケーション運動の認知度を向上させ、その教育・学習への影響力を強めることがオープンエデュケーションウィークの目的だとされており、その期間中はオンラインのウェビナー(webinar)の他、世界各地でローカルイベントが催されるようです。参加機関には数多くの大学に加え、日本オープンコースウェアコンソーシアムやクリエイティブコモンズ等も名を連ねています。
Open Education Weekhttp://www.openeducationweek.org/
Events & Webinars(Open Education Week)http://www.openeducationweek.org/webinars/
about open education(Open Education Week)http://www.openeducationweek.org/about-open-education/
参考: E1174 - オープンコースウェア誕生から10年
首都大学東京の渡邉英徳准教授の研究グループによる、東日本大震災の被害状況等をGoogle Earthを利用して可視化するプロジェクト「東日本大震災アーカイブ」において、2012年3月5日から、朝日新聞社提供の被災者証言のマッピングが開始されています。現時点では70名分の証言が掲載されており、今後も追加されていく予定とのことです。
東日本大震災アーカイブ(閲覧にはGoogle Earthが必要)http://shinsai.mapping.jp/
「東日本大震災アーカイブ」に被災者証言(朝日新聞社提供)の掲載開始(wtnv.studio 2012/3/5付けの記事)http://labo.wtnv.jp/2012/03/blog-post_05.html?m=0
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。https://twitter.com/ca_tweet
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