2012年3月27日、デンマークの電子研究図書館(DEFF)やドイツ研究財団(DFG)等の4機関が共同で運営しているKnowledge Exchange(KE)が“IPR Policy and Scientific Research report for policy makers in scientific and scholarly research”と題したレポートを公開しました。これは、公的資金の下に行なわれる科学研究のインパクトを高め、その成果をより広く活用できるようにすることを目的として、知的財産権ポリシーに関する提言がまとめられているようです。レポートでは、研究論文だけでなく研究データを含む研究成果のライセンス利用について、その優良事例の紹介等も行っているようです。
2012年3月28日に、研究者向けサービスのReaD&Researchmapが履歴書(CV)機能の拡張を行い、J-GLOBALからの業績情報の取り込みが可能になったようです。これにより、論文情報として科学技術振興機構(JST)が資料を収集しデータベース化している1975年以降の書誌情報およびWeb of Scienceに収録されている日本人著者の書誌情報を取り込むことができるようになったとのことです。また、1993年以降の国内出願特許の書誌情報が取り込めるようです。なお、CiteSeerからの取り込みは廃止となったようです。