アーカイブ - 2012年 3月 28日 - car

英オックスフォード大学インターネット研究所、iBooks Authorを利用した初のデジタル教科書を公開

2012年3月22日に、英国オックスフォード大学のインターネット研究所(Internet Institute)が、アップル社のiBooks Authorを活用して作成した、初のデジタル教科書を公開したようです。公開された“Geographies of the World's Knowledge”は、2011年に刊行された同名の文書をiBooksとして作りなおしたもので、デジタル時代における情報の拡散の在り方について、テキストとグラフを用いてまとめているようです。なお、“Geographies of the World's Knowledge”はiTunesを通じて無料でダウンロードできるようです。

Geographies of the World's Knowledge by Mark Graham, Monica Stephens, Scott A. Hale & Kunika Kono (iTunesでの紹介ページ)
http://itunes.apple.com/us/book/geographies-worlds-knowledge/id508820339?ls=1

岩手県立図書館、館報「としょかんいわて」2012年3月号で東日本大震災特集2

岩手県立図書館が、館報「としょかんいわて」のNo.170(2012年3月号)で、「東日本大震災特集2:大震災から1年を迎えて~県内図書館の取り組み~」という特集を組み、以下の県内6館からの報告を掲載しています。

・洋野町立種市図書館「海辺の図書館の使命」
・北上市立中央図書館「山田町立図書館への支援」
・遠野市立図書館「震災以降の図書館の取り組み」
・奥州市立胆沢図書館「東日本大震災からの取り組み」
・大船渡市立図書館「大震災後の1年を振り返って」
・一関市立一関図書館「震災からこの1年の取り組み」

としょかんいわて No.170(岩手県立図書館 2012/3/27付け情報)
http://www.library.pref.iwate.jp/0311jisin/info/info_20120327.html

電子書籍版ハリー・ポッターが販売開始

2012年3月27日、J・K・ローリング(J.K. Rowling)氏による「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻(英語版)の電子書籍版とオーディオブック版が、ウェブサイト“Pottermore”で販売開始になったようです。電子書籍版のフォーマットはEPUBとKindle、オーディオブック版はmp3とされています。価格(English(GB)版)は1~3巻が4.99ドル、4~7巻は6.99ドルとなっています。INFOdocketの3月27日付け記事には、OverDrive社が図書館向けに販売する際の価格は、1~3巻が22.95ドル、4~7巻は26.95ドルという情報が記載されています。

J.K. Rowling’s Pottermore Website Starts Selling Harry Potter E-Books(INFOdocket 2012/3/27付け記事)
http://infodocket.com/2012/03/27/j-k-rowlings-pottermore-website-starts-selling-harry-potter-e-books/

J.K. Rowling's Website Starts Selling Harry Potter E-Books(WSJ.com 2012/3/27付け記事)

NPO法人キャンサーリボンズらと図書館の協働による「がんと暮らす情報コーナー」設置プロジェクト

がん患者を支援するNPO法人キャンサーリボンズ、アフラック社、図書館の三者が協働し、闘病記文庫の付近等の図書館内に、キャンサーリボンズや企業が作成した冊子を並べた「がんと暮らす情報コーナー」を設置するという活動が行われているようです。2011年12月から、神奈川県の川崎市立麻生図書館、静岡県の三島市立図書館、静岡県立こども病院図書室、鳥取県立図書館の4館で試験導入が始まり、利用者の好評を得たため今後も継続設置されるそうです。同プロジェクトでは2012年内に更に10館でのコーナー設置を目指しているそうです。

NPO法人キャンサーリボンズ×図書館×アフラック 「がんと暮らす情報」プロジェクト(PDF:2ページ)
http://ribbonz.jp/assets/files/press-20120309.pdf

キャンサーリボンズと図書館とアフラックによる「がんと暮らす情報コーナー」プロジェクトのニュースリリースを配信しました。(キャンサーリボンズ 2012/3/7付けプレスリリース)
http://www.ribbonz.jp/news_index/140.htm

がんについて考える(タウンニュース 2012/3/16付けニュース)
http://www.townnews.co.jp/0205/2012/03/16/138690.html

ITHAKA S+R、英国の化学研究支援担当者へのインタビュー調査をまとめた中間報告書を公開

2012年3月27日に、米国の非営利団体ITHAKAの戦略・研究部門であるITHAKA S+Rは、調査プログラムResearch Support Services for Scholars(RSS4S)において、中間報告書である“Interim Report: Interviews with Research Support Professionals”を公開しました。この中間報告書では、英国で化学研究を支援する立場の専門職に対して、研究者の研究ニーズや実際の研究活動のあり方等についてインタビュー調査した結果をまとめたもののようです。なお、RSS4Sは、類似のレポートとして、歴史学研究への支援を担当する職員等へのインタビュー調査をまとめた中間報告書を2月14日に公開しています。

Interim Report: Interviews with Research Support Professionals (PDF)
http://www.researchsupportservices.net/wp-content/uploads/2012/03/IthakaSR_ChemistryProject_InterimReport_03272012.pdf

ネルソン・マンデラ氏のデジタルアーカイブが公開

2012年3月27日に、南アフリカ共和国の元大統領ネルソン・マンデラ氏の写真や動画、書簡や私文書等を提供する“Nelson Mandela Digital Arhives”が公開されました。これは、Nelson Mandela Centre of MemoryとGoogleとの協同で開発したもので、ネルソン・マンデラ氏の生涯をたどりながら、その時々の資料と解説を提供するもののようです。

Nelson Mandela Digital Archives
http://archives.nelsonmandela.org/

米国ノースダコタ州の図書館ネットワークODINが、Ex Libris社の図書館システムAlephのクラウド版“AlephPlus”を導入

米国ノースダコタ州の様々な館種の60以上の図書館が参加するネットワーク“Online Dakota Information Network”(ODIN)が、導入しているEx Libris社の図書館システムAlephを、同社のクラウド環境へ移行させたと発表しました。このサービスは“AlephPlus”と呼ばれているようです。ODINがクラウドへの移行を選んだ「切実な」理由のひとつとして、Ex Libris社にインフラの管理やAlephの更新を任せることで、ODINのスタッフは加盟館に対するサポート等に集中できるという点が挙げられています。なお、Ex Libris社は図書館システムVoyagerに対してもクラウド版となる“VoyagerPlus”を提供しているようです。

ODIN migrates to the Ex Libris Cloud by upgrading to AlephPlus(Library Technology Guides 2012/3/27付けプレスリリース)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16688

ODIN
http://www.odin.nodak.edu/

VoyagerPlus
http://upgradevoyager.com/

【イベント】日本アーカイブズ学会2012年度大会(4/21-22・東京)

2012年4月21日と22日に、学習院大学で日本アーカイブズ学会2012年度大会が開催されるそうです。21日には日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程案の審議を含んだ総会や、ベトナム国家記録アーカイブズ局局長・ICA副会長のヴー・ティ・ミン・フォン博士による講演会が行われる予定です。22日には、午前中に様々なテーマの自由論題研究発表会が、午後には「東日本大震災1年―これまでの活動と今後の課題―」をテーマとする企画研究会が行われるそうです。

日本アーカイブズ学会2012年度大会について(日本アーカイブズ学会 2012/3/27付けニュース)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=101

「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト(仮称)」の資格認定制度の提案の「別案」が公開
http://current.ndl.go.jp/node/19760

【イベント】図書館総合展フォーラム2012 in 仙台「東日本大震災とMALUI連携」(5/27)

2012年5月27日に、宮城県仙台市の東北大学川内北キャンパスで「図書館総合展フォーラム2012 in 仙台」が開催されることが発表されました。参加申し込みの受付が開始されています。同フォーラムでは、「東日本大震災とMALUI連携」をテーマとし、今後の防災・減災や、震災のアーカイブ化を始めとする「知のインフラ」の構築に関した講演、事例報告、パネルディスカッションが行われるそうです。あわせて、翌28日には東北の被災地を巡るオプショナルツアーが開催されるそうです。なお、「MALUI連携」とは、博物館・美術館(Museum)、文書館(Archives)、図書館(Library)、大学(University)、産業(Industry)の連携を指す用語とのことです。

図書館総合展フォーラム2012 in 仙台、開催のお知らせ(第14回図書館総合展)
http://2012.libraryfair.jp/node/285