アーカイブ - 2012年 3月 2日 - car

311まるごとアーカイブスのデータを活用した防災・復興教育のための電子学習教材「防災マルチプル電子図鑑」が開発される

311まるごとアーカイブスのデータを活用した、防災・復興教育のための電子学習教材「防災マルチプル電子図鑑」プロトタイプ版が開発されたそうで、その制作発表会が2012年3月5日に東京で開催されると発表されています。この学習教材は、主に小・中学生を対象としており、新学期に合わせて全国の100校のモニター校に配布される予定で、将来的には英語や中国語版も計画されているようです。関西学院大学サイエンス映像研究センター及びサイエンス映像学会が、同アーカイブスを運営する独立行政法人防災科学技術研究所等と協力して開発したものとのことです。

「防災マルチプル電子図鑑」(プロトタイプ)制作発表会
http://311archives.jp/group.php?gid=10579

【3/5開催】マルチプル電子図鑑プロトタイプ制作発表会(311まるごとアーカイブス 2012/3/1付けニュース)
http://311archives.jp/?module=blog&eid=17351&blk_id=11876

参考:
シンポジウム「東日本大震災の記録とその活用~311まるごとアーカイブスの目指すもの~」の講演録が公開
http://current.ndl.go.jp/node/20181

311まるごとアーカイブス、都道府県や市町村等から提供された震災関連動画を一部公開

英国情報システム合同委員会(JISC)が2012年8月から保証有限責任会社に

2012年2月29日、英国情報システム合同委員会(JISC)が、組織改革を行い、8月1日から保証有限責任会社(company limited by guarantee)になると発表しました。この組織改革は、英国の厳しい財政事情を受け、英国高等教育助成会議(HEFCE)の委任によってJISCが2011年2月に公表した提言に拠るものとされています。新会社は、当初は持ち株会社として設立され、その後徐々に現在JISCが行っている業務を移行して予定とのことです。新JISCが焦点を当てる領域として、ネットワークやクラウドサービス等の「インフラサービス」、データホスティングやデータ管理等の「データ及びコンテンツサービス」、教育・研究支援や機関経営を中心とする「ソリューションサービス」の3つが挙げられています。

JISC announces new structure to reshape for the future(JISC 2012/2/29付けプレスリリース)
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2012/02/jiscreshapes.aspx

JISC's transition to 2012
http://www.jisc.ac.uk/aboutus/hefcereview.aspx

Europeanaに新機能続々追加、紹介動画も公開

2012年2月17日から29日にかけて、欧州のデジタル文化遺産ポータルサイト“Europeana”が新機能3件追加しています。既報である、検索結果を地図上に表示させる機能に加え、2月23日にはWikipediaの記事からEuropeanaの各コンテンツへの参照やリンクが容易となる機能、2月29日には検索結果のサムネイル画像をクリックすると同じページ内で拡大表示させることのできるライトボックス機能が追加されています。また、3月1日には、これらの機能等を紹介する動画も公開されています。

Video: Europeana Portal Features (Europeana Blog 2012/3/1付けの記事)
http://blog.europeana.eu/2012/03/video-europeana-portal-features/

New Feature: Cite on Wikipedia (Europeana Blog 2012/2/23付けの記事) 
http://blog.europeana.eu/2012/02/new-feature-cite-on-wikipedia/

New Feature: Image Lightbox Display (Europeana Blog 2012/2/29付けの記事)

英国オックスフォード大学の“DataFlow Project”、研究データリポジトリ・研究データ管理のためのソフトウェア(ベータ版)を公開

英国のJISCと大学現代化基金(University Modernisation Fund)の助成を受けて、オックスフォード大学で行なわれているプロジェクト“DataFlow Project”が、2012年2月29日に、その成果として“DataBank”と“DataStage”という二つのベータ版ソフトウェアをリリースしたようです。“DataBank”は、機関レベルでの研究データリポジトリソフトで、“DataStage”はローカルに保存されている研究データをクラウドで管理するためのソフトのようです。

Software release! DataStage and DataBank version 0.1 (beta) (DataFlow 2012/2/29付けの記事)
http://www.dataflow.ox.ac.uk/index.php/home/146-software-release

オープンアクセスの単行書のダイレクトリ“Directory of Open Access Books”のベータ版が2012年春に公開予定

2012年2月29日、欧州のオープンアクセス(OA)推進団体“Open Access Publishing in European Networks”(OAPEN)が、OAの単行書のダイレクトリである“Directory of Open Access Books”(DOAB)のベータ版を2012年春に公開する予定だと発表しています。当初は限定されたタイトル数で開始するようです。このDOABは、OA誌のダイレクトリ“Directory of Open Access Journals”(DOAJ)の管理者であるLars Bjørnshauge氏とSalam Baker Shanawa氏によるアイディアだとされています。

A new service for Open Access Monographs: the Directory of Open Access Books(OAPEN 2012/2/29付けプレスリリース)
http://project.oapen.org/index.php/news/46-doab-press-release

参考:
E1038 - オープンアクセスによる人文・社会科学の単行書出版の現状は?
http://current.ndl.go.jp/e1038

DOAJ収録のオープンアクセスジャーナルが7,000誌を超える

オランダの全公共図書館及び王立図書館の目録データをOCLC WorldCat.orgに搭載する協定が結ばれる

2012年3月1日付けのOCLCの発表によると、OCLCが、オランダの公共図書館から構成される“Bibliotheek.nl”と協定を締結し、共同目録“Gemeenschappelijk Geautomatiseerd Catalogiseersysteem”(GCC)の書誌・所蔵データがOCLC WorldCat.orgに登載されることになるそうです。現在GGCには、オランダ王立図書館(KB)、大学図書館、一部の専門図書館、14の大規模公共図書館のデータが収録されていますが、今回の協定には、オランダ国内の全公共図書館のデータをGGCに登録することも含まれているようです。発表文では、この協定は、OCLCが同国のGII(Gemeenschappelijke Informatie Infrastructuur)コンソーシアムと締結済みの協定を補完するものとされています。

OCLC and Bibliotheek.nl to include complete collections of Dutch public libraries in shared cataloguing system(OCLC 2012/3/1付けプレスリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201215.htm

Bibliotheek.nl

オンタリオ州大学図書館コンソーシアム(OCUL)、地理空間データディスカバリツール“Scholars GeoPortal”を公開

2012年3月1日に、カナダのオンタリオ州にある21の大学図書館からなるコンソーシアムOCUL(Ontario Council of University Libraries)が、地理空間データディスカバリツール“Scholars GeoPortal”を公開しました。これは、オンタリオにある大学の学生や研究者が、OCULの持つ地理空間データを活用するために開発されたものです。ポータルサイトでは、オンタリオ州の大学図書館がライセンスを持つ、土地活用や輸送ネットワーク、国勢調査の境界、地質学、医療や教育等の位置情報等に関するデータセットについて、検索・閲覧・ダウンロードすることができるようです。

Scholars GeoPotal
http://geo2.scholarsportal.info/

OCUL Releases Scholars GeoPortal (OCUL 2012/3/1付けの記事)
http://www.ocul.on.ca/node/618

東京都立中央図書館の「江戸・東京デジタルミュージアム」に新コンテンツ「大江戸メトロポリス」「江戸の歳時記」「江戸ゲーム」が追加

東京都立中央図書館が2011年10月に公開したウェブサイト「江戸・東京デジタルミュージアム」に新テーマが追加されたそうです。2011年11月9日に「大江戸カルチャー」「大江戸探訪」が、2012年2月28日に「大江戸メトロポリス」「江戸の歳時記」「江戸ゲーム」が追加公開され、合計で7テーマが公開されています(全8テーマの予定)。英語版サイトも用意されています。

江戸・東京デジタルミュージアム
http://www.library.metro.tokyo.jp/Portals/0/edo/tokyo_library/index.html

新着瓦版(更新履歴)
http://www.library.metro.tokyo.jp/Portals/0/edo/tokyo_library/news/index.html

埼玉県「彩の国デジタルアーカイブ」のウェブサイトがリニューアル

2012年2月27日に埼玉県が運営する「彩の国デジタルアーカイブ」のウェブサイトがリニューアルしたそうです。このデジタルアーカイブでは、埼玉県が所蔵する映画、TV番組、文化財写真、記録写真等が公開されているようです。また、3月1日に埼玉県とNHKが共同運営する「映像公開ライブラリー」がリニューアルオープンしたそうです。

彩の国デジタルアーカイブ
http://www.eizou.pref.saitama.lg.jp/library/OnTof01

埼玉県のデジタルアーカイブ事業
http://www.eizou.pref.saitama.lg.jp/library/html/OnDaf11.html

オーストラリア国立図書館、福島第一原子力発電所事故に関するウェブアーカイブコレクションを公開

オーストラリア国立図書館(NLA)が、福島第一原子力発電所事故に対する社会的な動きに関するウェブサイトのアーカイブコレクション“Japan, Social movements after the Fukushima Nuclear Power Station explosion, March 11, 2011”を公開しました。Internet Archiveによるウェブアーカイブサービス“Archive-It”が利用されており、現在151のサイトが登録されているようです。

Japan, Social movements after the Fukushima Nuclear Power Station explosion, March 11, 2011
http://archive-it.org/collections/2954

Archived websites of social movements in modern Japan : the aftermath of Fukushima Nuclear Power Station Explosion, March 11 2011
http://www.nla.gov.au/japanese/japan-social-movements-after-march-11-2011

セブン&アイ・ホールディングス、2012年3月から電子書籍販売サービスを開始

2012年3月1日、株式会社セブン&アイ・ホールディングス傘下の株式会社セブンネットショッピングが同日より電子書籍の販売サービスを開始したと発表しています。電子書籍と専用ビューアーは株式会社ビットウェイから提供され、スタート時の取扱点数は約45,000点(文芸書約19,000点、コミック約14,000点、専門書等約12,000点)とされており、今後は雑誌バックナンバー等の追加も検討されているそうです。セブンイレブンの電子マネー“nanaco”とも連携しており、ポイントの付与や、それによる購入も可能とのことです。

セブンネットショッピングで電子書籍販売開始~ 「リアルとネットの融合」を目指し、大手流通として初の参画 ~(セブンネットショッピング 2012/3/1付けプレスリリース)
http://company.7netshopping.jp/2012/03/post-267.html

第3回オーディオブックアワード受賞作品が発表される

株式会社オトバンクが、同社のオーディオブック配信サービス“FeBe”で配信中の作品から投票によって決定される「第3回オーディオブックアワード」の受賞作品を発表しました。2011年の「オーディオブック・オブ・ザ・イヤー」は水野敬也氏の『夢をかなえるゾウ』に決定したそうです。また、同社によると、2012年1月で5周年を迎えたFeBeでは、現在、300以上の出版社と提携して7,000点以上の作品を配信しており、月12,000冊以上が購入されているそうです。同社は3月にスマートフォン向けオーディオ再生プレイヤー“Kiku Player”をリリースする予定とのことです。

第3回オーディオブックアワード
http://www.febe.jp/award/index/award2011

写真で振り返る「第3回オーディオブックアワード」
http://www.sinkan.jp/news/index_2552.html

2011年度のオーディオブック・オブ・ザ・イヤー 『夢をかなえるゾウ』に決定(2012/2/29付けプレスリリース)
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=92849

参考:
オトバンクが会員制図書館「六本木ライブラリー」にオーディオブックを提供

国立公文書館が『アーカイブズ』第46号を公開、アジア諸国の文書館の事例報告を含むEASTICA総会及びセミナー特集

国立公文書館が刊行している『アーカイブズ』第45号で「今日のアーカイブズ-デジタル時代の法制・アクセス・保存~EASTICA第10回総会及びセミナーより~」という特集が組まれています。これは、2011年11月15日から18日にかけて東京で開催された国際公文書館会議東アジア地域支部(EASTICA)の第10回総会及びセミナーの報告で、オーストラリア、日本、中国、韓国、モンゴル、香港、マカオからの事例報告等が掲載されています。また、同館の高山正也館長による「被災アーカイブズを救え!−『悲惨』から『明日への希望』の発見へ」という記事も掲載されています。

アーカイブズ第46号(平成24年2月)
http://www.archives.go.jp/about/publication/archives/046.html

EASTICA
http://www.eastica.org/