アーカイブ - 2012年 3月 16日 - car

国立国会図書館、職員を研修講師として派遣する「派遣研修」の2012年度の派遣先を募集

国立国会図書館は、2012年度(平成24年度)の「派遣研修」の派遣先を募集しています。各図書館でレファレンス業務に関する研修を実施する際に、国立国会図書館の職員を講師として派遣するもので、講師派遣の対象となる研修は、国内の公共・大学・専門の各図書館または関連する協議会などが主催する研修です。内容は、「国立国会図書館のサービスやデータベースに関する研修」「専門分野に関する研修」「国立国会図書館の業務紹介」の3種類で計11テーマを用意しています。申込締切は2012年4月13日です。

平成24年度 派遣研修(レファレンス)の派遣先募集(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1193951_1485.html

ジャパンリンクセンターが日本初のDOI登録機関に認定される

現地時間2012年3月15日、英国で開催された国際DOI財団の理事会において、ジャパンリンクセンター(Japan Link Center:JaLC)がDOI登録機関に認定されることが決まったそうです。世界で9機関目、日本では初のDOI登録機関になるとのことです。JaLCは、科学技術振興機構(JST)が開発し、国立国会図書館(NDL)や国立情報学研究所(NII)等の関連機関によって共同運営されることになっており、日本国内で発行される学術コンテンツにDOIを付与すること等を目的として、2012年4月の開始に向けて準備が進められているようです。

ジャパンリンクセンターがDOI登録機関に認定されました(JST 2012/3/16付けプレスリリース)
http://sti.jst.go.jp/whatsnew/2012/03/000547.html

鹿児島県内の7大学等による「鹿児島県学術共同リポジトリ」(KARN)が公開

2012年3月22日、鹿児島県内の大学等で生産された教育・研究成果物や貴重書等を共同でインターネットで公開する「鹿児島県学術共同リポジトリ」(Kagoshima Academic Repository Network:KARN)が正式公開すると発表されました。当初は、鹿児島大学、鹿児島国際大学、志學館大学、第一工業大学、鹿児島県立短期大学、鹿児島国際大学短期大学部、鹿児島工業高等専門学校の7校で開始するそうです。国立情報学研究所(NII)の「国内の機関リポジトリ一覧」によると、ひろさき地域共同リポジトリ、新潟県地域共同リポジトリ、福井県地域共同リポジトリ、広島県大学共同リポジトリ、山口県大学共同リポジトリ、愛媛地区共同リポジトリ、沖縄地域学リポジトリの7つの共同リポジトリがあり、また、2012年4月には信州共同リポジトリの開始が発表されています。

鹿児島県学術共同リポジトリ
http://karn.lib.kagoshima-u.ac.jp/

鹿児島県学術共同リポジトリについて
http://karn.lib.kagoshima-u.ac.jp/~kcr/repo/

鹿児島県学術共同リポジトリ(KARN)正式公開予定日のお知らせ(鹿児島大学附属図書館 2012/3/16付けニュース)

図書館振興財団が2012年度からの会員組織「図書館の学校」への入会受付を開始 NPO法人図書館の学校の解散を受けて

2012年3月15日、財団法人図書館振興財団とNPO法人図書館の学校が、2012年度に発足する公益財団法人図書館振興財団の会員組織「図書館の学校」への入会受付を開始したと発表しています。これは、2011年12月14日に開催された図書館の学校の第16回臨時総会において、図書館の学校が行っている全ての事業を維持・継続するために、全事業を財団法人図書館振興財団に移行すること、財団法人図書館振興財団の公益認定をもってNPO図書館の学校を解散し残余財産は公益財団法人図書館振興財団へ帰属すること等が決議されたことに基づくもののようです。

公益財団法人図書館振興財団の会員組織「図書館の学校」へのご入会案内 (NPO図書館の学校 2012/3/15付けの記事)
http://www.toshokan.or.jp/nyukai.html

「東日本大震災で津波被災した紙文化財の生物劣化を防ぐ塩水保存法の開発」の研究が、2011年度東京大学総長賞を受賞

2012年3月8日付け、東京大学大学院農学生命科学研究科の磯貝・江前・竹内研究室のウェブサイトの記事によると、同研究科生物材料科学専攻修士2年の東嶋健太氏が、「東日本大震災で津波被災した紙文化財の生物劣化を防ぐ塩水保存法の開発」の研究で、2011年度東京大学総長賞を受賞したとのことです。なお、この研究テーマについては、2011年5月10日に被災文化財レスキュー事業情報共有・研究会において、同専攻製紙科学研究室の江前敏晴准教授とともに報告されており、江前准教授の被災地支援活動のページには、当日の講演内容の配付資料と、その内容をマニュアル化した「水害被災した紙の塩水による緊急保存法」(案)が公開されています。

選考結果・授与式について (東京大学のウェブサイト)
http://www.u-tokyo.ac.jp/stu01/h12_03_j.html

磯貝・江前・竹内研究室
(2012/3/8付けの記事に、「修士2年の東嶋健太さんが、『東日本大震災で津波被災した紙文化財の生物劣化を防ぐ塩水保存法の開発』で2011年度東京大学総長賞を受賞しました。」とあります。)
http://psl.fp.a.u-tokyo.ac.jp/hp/index.html

水害被災した紙文化財の塩水を用いた緊急保存法の開発(PDF)

クラウドファンディングで資金を募った「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」(記事紹介)

グッドアイディアを紹介するウェブマガジン“greenz.jp”で、「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」を紹介する記事が掲載されています。これは、東日本大震災の津波によって市立図書館が全壊した岩手県陸前高田市のとある仮設住宅内に図書室を作るための活動で、「いわてを走る移動図書館プロジェクト」のシャンティ国際ボランティア会(SVA)とも協力して行っているとのことです。同プロジェクトでは、クラウドファンディングサービスの“READYFOR?”を活用してプロジェクト資金の寄付を募ったところ、目標金額の200万円が3日間(うち150万円は2時間)で達成されたとのことで、現在は500万円以上の金額が集まっているようです。

被災地の空っぽの図書室を本でいっぱいにしたい。クラウドファンド「Readyfor?」で、一瞬で200万円を集めたプロジェクト!(greenz.jp 2012/3/16付け記事)
http://greenz.jp/2012/03/16/an_empty_library/

陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト(READYFOR?)
https://readyfor.jp/projects/an_empty_library

参考:

出版デジタル機構、「電子書籍フォーマットポリシー第1次案」を公開

2012年4月に新会社として設立される出版デジタル機構が、3月15日付けで「電子書籍フォーマットポリシー第1次案」を公開しました。XMDF、ドットブック、EPUB、AZW/MOBI/Topaz、PDF、といった電子書籍フォーマットを「フィックス型」と「リフロー型」に分類し、それぞれの特徴や課題を整理したうえで、同機構が選択するフォーマット選択に対するポリシーを説明しています。

電子書籍フォーマットポリシー第1次案(出版デジタル機構 2012/3/16付け情報)
http://www.shuppan-d.info/2012/03/001237.html

参考:
2012年4月、株式会社出版デジタル機構が設立
http://current.ndl.go.jp/node/20365

ロシア国立図書館(National Library of Russia)、Ex Libris社の統合図書館システムAlephを導入へ

2012年3月15日、サンクトペテルブルクにあるロシア最古の公共図書館であるロシア国立図書館(National Library of Russia)が、Ex Libris社の統合図書館システム“Aleph”の導入を決定したと発表されました。これまで使用してきた独自開発システムからのシステム更新のようです。発表文によると、現在Alephを使用している国立図書館は世界に25館存在し、モスクワにあるロシア国立図書館(Russian State Library)も導入済みとのことです。

National Library of Russia Selects Ex Libris Aleph(Ex Libris 2012/3/15付けプレスリリース)
http://www.exlibrisgroup.com/?catid={916AFF5B-CA4A-48FD-AD54-9AD2ADADEB88}&itemid={6BD7913F-B91F-4074-9B1B-A67C0C21BDDB}

Portico、休刊した電子ジャーナル“Australian and New Zealand Journal of Audiology”をアーカイブから提供開始

Australian Academic Press発行の電子ジャーナル“Australian and New Zealand Journal of Audiology”は、2011年で休刊し、オンラインで利用することができなくなっていました。このトリガーイベントの発生を受けて、2012年3月12日から、電子ジャーナルアーカイビングサービス“Portico”上での提供が開始されたようです。今後は、Porticoと契約している機関は、以前同誌を購読していたかどうかに関わらず、Portico上でアーカイブを利用できるとのことです。

Portico now providing access to “Australian and New Zealand Journal of Audiology” content for your library(Portico 2012/3/12付けニュース)
http://www.portico.org/digital-preservation/news-events/news/general-news/access-to-australia-and-new-zealand-journal-of-audiology

参考: