アーカイブ - 2012年 3月 13日 - car

インターネットユーザは検索エンジンの個人情報収集やパーソナライズ検索についてどう思っている?(米国)

米国におけるインターネットの社会的影響について調査を行っているPew Internet & American Life Projectが、2012年3月9日付けで“Search Engine Use 2012”という調査報告書を公表しました。この調査は、検索エンジン等における個人情報の収集、及びそれを用いて個々人に適した検索結果や広告を表示することについて人々がどう感じているかをテーマとしたもので、2012年1月20日から2月19日にかけて、18歳以上の2,253人を対象に電話調査(英語・スペイン語)で行ったとのことです。報告書の概要部分には以下のような結論が記されています。

・検索エンジンの利用者の大半はそのような個人情報の収集に反対である。
・概して、検索エンジンの質は高く評価されている。
・インターネット利用者の半分以上がそのような個人情報の収集を制限する方法を知らない。
・検索エンジンの利用者の約半数は自分の検索能力に強い自信を持っている。
・検索エンジンの利用者からは検索体験に関して好意的な声のほうが多く聞こえた。
・大半の利用者がGoogleを使っており、2004年の調査時と比べてYahoo!との差は広がっている。

Search Engine Use 2012(PDF文書:42ページ)

英JISC Collections、電子リソースのライセンスの比較・分析ツール“elcat”を開発

英国のJISC Collectionsが、電子リソースのライセンスを比較・分析を行うツール“elcat”を開発したと発表しました。elcatは、2011年にJISC Collectionが、DataSalon社、EDItEUR、Red Sage Consulting社と共同で開発したもので、2012年は、ONIX for Publications Licenses(ONIX-PL)に準拠した80点以上の電子ジャーナル・データベースのライセンスを用いた試験運用を行うとされています。2012年3月15日と22日にelcatの入門的なウェビナーが開催されるそうです。

JISC Collections launches new tool to help its members manage e-resource licences(JISC Collections 2012/3/7付けニュース)
https://www.jisc-collections.ac.uk/News/elcat_launch/

elcat(アクセスには機関認証が必要)
http://www.jisc-elcat.com/

参考:
CA1747 - 動向レビュー:ONIX:書籍流通における出版社のメタデータ標準化 / 吉野知義
http://current.ndl.go.jp/ca1747

英BBC Radio 4、英国図書館等と共同で会話を記録して後世へ遺す“Listening Project”を開始

2012年3月8日に、英国のBBC Radio 4が、英国図書館(BL)やBBC Local Radio等とともに、“Listening Project”という新たなプロジェクトを開始したようです。このプロジェクトは、英国の人々の日常の会話をBBCで放送するとともに、その音声記録をオーラルヒストリーアーカイブとしてBLが保存するというもののようです。会話の内容は参加者が自由に選択でき、参加にあたっては、参加者自身がListening Projectのウェブサイトに会話を登録するようです。

Listening Project
http://www.bbc.co.uk/radio4/features/the-listening-project/

BBC Radio 4’s Listening Project to capture the voices of the nation in conversation (British Library 2012/3/8付けの記事)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/BBC-Radio-4-s-Listening-Project-to-capture-the-voices-of-the-nation-in-conversation-57a.aspx

「東日本大震災から1年を迎えて」 文化庁長官が声明を発表

2012年3月11日に、文化庁は、近藤誠一文化庁長官による「東日本大震災から1年を迎えて」と題した声明文を同庁のウェブサイトで発表しています。声明は、東日本大震災の発生から1年間の文化庁の活動を振り返る内容となっているようです。

東日本大震災から1年を迎えて (文化庁 2012/3/11付けの情報)
http://www.bunka.go.jp/bunkazai/tohokujishin_kanren/chokan_message_4.html

Ex Libris社、いま注目されている論文を表示する“bX Hot Articles”等の3つの新サービスを無料公開

大手図書館システムベンダのEx Libris社が、2009年に発表した論文レコメンデーションサービス“bX Recommender”と同じ“bX”シリーズに含まれる3つの新サービスを開始したそうです。Ex Libris社のウェブサイトから無料(非商用目的の場合)で利用可能とされています。

・bX Hot Articles:分野毎に今月人気のある論文を表示するサービス。モバイル版あり。
・bX Most Popular Articles:昨年もっとも利用が多かった論文トップ100を表示するサービス。
・bX Journal Popularity Report:前季もっとも利用が多かった学術雑誌トップ50を表示するサービス。

bX Usage-Based Services > Overview
http://www.exlibrisgroup.com/category/bXUsageBasedServices

bX Hot Articles

人と防災未来センター、『阪神・淡路大震災復興誌』全10巻をPDFで公開

兵庫県神戸市にある阪神・淡路大震災記念・人と防災未来センターが『阪神・淡路大震災復興誌』全10巻をPDFで公開しています。震災が発生した1995年から2005年にかけて毎年1巻ずつ刊行されたものとのことです。

阪神・淡路大震災復興誌
http://www.dri.ne.jp/shiryo/fukkoushi.html

人と防災未来センター
http://www.dri.ne.jp/

参考:
CA1743 - 被災資料を救う:阪神・淡路大震災からの歴史資料ネットワークの活動 / 川内淳史
http://current.ndl.go.jp/ca1743

日本出版インフラセンターが「コンテンツ緊急電子化事業」の出版社説明会の資料を公開

2012年3月12日、経済産業省「コンテンツ緊急電子化事業」の補助事業者である日本出版インフラセンター(JPO)が、出版社等を対象として東京及び京都で開催した同事業の説明会の資料を公開しました。「概要説明資料」「仮申請内容」「標準化委員会検討状況」「緊デジフォーマット」「電子出版コード」の5点が公開されています。

経済産業省「コンテンツ緊急電子化事業」特設ページ
http://www.jpo.or.jp/electronic_books/index.html

参考:
日本出版インフラセンター(JPO)が「コンテンツ緊急電子化事業」特設ページを公開し、出版社の仮申請を受け付け開始
http://current.ndl.go.jp/node/20285

2012年4月、株式会社出版デジタル機構が設立

2012年3月12日、電子書籍ビジネスの公共的インフラの整備によってマーケットの拡大を目指す株式会社出版デジタル機構が4月に設立されると発表されました。これは、勁草書房、講談社、光文社、集英社、小学館、新潮社、筑摩書房、版元ドットコム、文藝春秋、平凡社、有斐閣の参加によって3月9日に開催された発起人会で決定したものだそうです。出版デジタル機構の代表取締役社長には東京電機大学出版局局長の植村八潮氏が就任するとのことです。同機構への賛同出版社は、3月12日時点で230社とされています。

出版デジタル機構、発起人会を開催いたしました。(出版デジタル機構 2012/3/12付け情報)
http://www.shuppan-d.info/2012/03/001193.html

賛同出版社、230社になりました(出版デジタル機構 2012/3/12付け情報)
http://www.shuppan-d.info/2012/03/001211.html

電子書籍ビジネスに、意外な異業種企業が進出(IBTimes 2012/3/12付け記事)
http://jp.ibtimes.com/articles/27769/20120312/1331517600.htm

電子書籍新会社を4月設立 180の出版社が賛同(47NEWS 2012/2/28付けニュース)

学認シンポジウム2012「学術から日本のIDマネージメントをかえろ―学認 vs OpenID―」の資料が公開

2012年3月11日、国立情報学研究所(NII)の主催で3月5日に行われた「学認シンポジウム2012」の資料が公開されました。

学認シンポジウム2012公開資料(2012/3/11付け情報)
https://www.gakunin.jp/docs/open/fed/20120305

学認シンポジウム2012の開催(3月5日(月))
http://www.gakunin.jp/docs/news/upki/20120305

参考:
【イベント】「学術から日本のIDマネージメントをかえろ」 学認シンポジウム2012(3/5・東京)
http://current.ndl.go.jp/node/20161