アーカイブ - 2012年 2月 17日 - car

【イベント】Code4Lib 2012参加報告会(3/5・横浜)

2012年3月5日に、米国ワシントン州のシアトルで2月6日から9日にかけて開催された“Code4Lib 2012”カンファレンスに日本から参加したメンバーによる報告会が横浜で行われるそうです。報告会では、日本から5名が登壇した英語ライトニングトークの再現や、「日本と米国のICT力の差はいかほどか!?」と題したパネルディスカッションが行われ、その様子はUSTREAMでも中継される予定とのことです。

【2012年3月5日(月)13:00-17:00】Code4Lib 2012参加報告会を開催します(Code4Lib JAPAN 2012/2/14付けニュース)
http://www.code4lib.jp/2012/02/947/

参考:
E1033 - 図書館システム開発コミュニティ“Code4Lib”国際会議<報告>
http://current.ndl.go.jp/e1033

レスキューされた被災文化財を集めた「震災からよみがえった東北の文化財展」が東京・岩手で開催

岩手県遠野市の遠野文化研究センター等が、東日本大震災によって被災し、その後救出された東北の文化財120点を集めた「震災からよみがえった東北の文化財展」という展示を開催すると発表しています。同展は、2012年2月26日から3月11日にかけて東京都立中央図書館で、3月16日から3月28日にかけて遠野市立博物館で開催されます。合わせて、対談「東日本大震災と文化復興」、「文化財レスキューフォーラムin遠野」、被災した博物館の「現地視察」等も催されるようです。

「震災からよみがえった東北の文化財展」の開催について(遠野市 2012/1/30付け発表資料)
http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/1,20123,c,html/20123/TonoCity_120130-Press0200.pdf

米国政府機関の提供するモバイル機器用アプリが100点に

米国政府機関によるモバイル機器用アプリが100点になったそうです。米国政府のポータルサイトusa.govに一覧(ダウンロードへのリンクあり)が掲載されています。行政機関だけでなく文化機関によるものも含まれており、米国議会図書館のバーチャルツアーのアプリ等も含まれています。

Mobile Apps(usa.gov)
http://apps.usa.gov/

Milestones: 100 Mobile Apps Now Listed in U.S. Government Directory(INFOdocket 2012/2/16付けの記事)
http://infodocket.com/2012/02/16/milestones-100-mobile-apps-now-listed-in-u-s-government-directory/

リニューアル開館する山口県立図書館に「マルチメディアデイジー室」が新設

2012年3月1日にリニューアル開館する山口県立図書館に、マルチメディアデイジー(DAISY)図書の専用施設「マルチメディアデイジー室」が新設されるとのことです。閲覧・貸出のほか、マルチメディアデイジー図書を活用した研修も行うことができるとのことです。マルチメディアデイジー図書とは、本文の文字・画像が音声に同期して表示される電子図書で、障害等により読書に困難がある人にも利用できるよう作成されているもので、同図書館では、現時点では120タイトルが用意されているようです。また、リニューアル記念イベントの一つとして、マルチメディアデイジー図書体験等も開催されるようです。

県立図書館リニューアル開館についてのお知らせ(山口県 2012/2/10付けの発表)
http://www.pref.yamaguchi.jp/press/201202/020978.html

神奈川県平塚市が電子書籍版広報紙をiTunesで配信、全国の自治体で初

2012年2月14日、神奈川県平塚市が、同市の広報紙である『広報ひらつか』の電子書籍版について、iTuneからポッドキャストで配信を開始すると発表しています。配信は2月15日から始められており、同市によると電子書籍版の広報紙をiTunesから配信するのは全国の自治体で初めての試みとのことです。なお、電子書籍版での公開自体については2011年3月から行なわれていたようです。

全国の自治体で初 iTunesから電子書籍版広報紙を配信 (神奈川県平塚市 2012/2/14付けの記事)
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/press/pres20110375.htm

広報ひらつか電子書籍版のページ
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kouhou/ebooks.htm

ニューヨーク公共図書館(NYPL)、改革計画に対する利用者からの意見募集を開始

2012年2月15日にニューヨーク公共図書館(NYPL)の評議会が、NYPLの分館の拡大計画にとって重要なパイロットプロジェクトの計画と実施、および中央館にあたるスティーブン・A・シュワルツマン図書館の改装計画の開始について了承したようです。これを受け、NYPLは、2月16日に特設サイトを公開し、分館を含めNYPL全体の改革計画と今後のあり方について、研究者から市民、図書館スタッフにいたるまで様々な利用者から意見の募集を始めたようです。

Reimagining the Library for the Future (NYPLの改革計画のウェブサイト)
http://www.nypl.org/yourlibrary

Ex Libris社のリンクリゾルバSFXが電子ジャーナルアーカイビングLOCKSSと連携

2012年2月16日、Ex Libris社のリンクリゾルバ“SFX”と、米国スタンフォード大学が開発した電子ジャーナルアーカイビング“LOCKSS”(Lots of Copies Keep Stuff Safe)との連携が発表されました。連携の結果、SFX導入機関はそのターゲットとしてLOCKSSを追加することで、出版社のサイトで電子ジャーナルが利用できなくなった場合には、SFXの画面から各LOCKSS導入機関のアーカイブ(LOCKSS Box)へリンクされ、スムーズに該当ジャーナルへアクセスできるようになるとされています。

The LOCKSS program and Ex Libris SFX provide access to archived electronic resources (Ex Libris 2012/2/16付けプレスリリース)
http://www.exlibrisgroup.com/de/files/Germany/PressRelease/2012/LOCKSS_SFX_Provide_Access_to_Archived_Electronic_Resources.pdf

Accessing LOCKSS Content Through SFX (LOCKSS 2010/11/11付け文書)

1,000万ページ以上のデジタル化新聞をEuropeanaを通じて提供する“European Newspapers”プロジェクトが開始

2012年2月1日から、欧州の文化遺産ポータルEuropeanaを通じて、今後3年間で1,000万ページ以上のデジタル化新聞を提供する“European Newspapers”プロジェクトがスタートしました。同プロジェクトの目的は、デジタル化した新聞のデータを集約及び改良することで、OCR・OLR・固有表現抽出(NER)等の方法の改善や、各機関が提供するメタデータのEuropeana Data Modelへの変換を行うとされています。プロジェクトには、欧州研究図書館協会(LIBER)やリーダー機関のベルリン国立図書館をはじめとする欧州の17機関が参加しており、欧州委員会(EC)からの助成を受けているようです。

A Gateway to European Newspapers (LIBER 2012/2/16付けプレスリリース)
http://www.libereurope.eu/news/a-gateway-to-european-newspapers

参考:
CA1750 - 英国とオランダの国立図書館にみる新聞資料デジタル化プロジェクト / 佐々木美穂
http://current.ndl.go.jp/ca1750

E1230 - Europeana,デジタル文化資源のメタデータを自由利用へ

インプレスR&Dと大日本印刷が「オープン本棚」のWindows用ソフトを公開しユーザーテストを開始

2012年2月16日に、株式会社インプレスR&Dと大日本印刷株式会社が、共同で開発を進めている異なる電子書籍販売サイトで購入した電子書籍を一元管理するソフトウェア「オープン本棚」のWindows用ソフトを無償公開し、ユーザーテストを開始しました。これまでアンドロイド用アプリが公開されていましたが、今回の公開でWindowsとアンドロイドの2つのOSに対応したとのことです。

インプレスR&Dと大日本印刷 「オープン本棚」のWindows用ソフトを無償公開 Android搭載端末とWindows搭載パソコンとの併用で利便性が大幅に向上 (インプレスR&D 2012/2/16付けのプレスリリース)
http://www.impressrd.jp/news/120216/openbookshelf

中国の大学図書館コンソーシアムCALISが50万件の書誌レコードをOCLCのWorldCatへ投入

2012年2月16日、中国の大学図書館ネットワーク“CALIS”(China Academic Library and Information System)の書誌レコード50万件が、OCLCの総合目録WorldCatへ投入されたと発表されました。1987年から2001年までの出版物が対象とされています。OCLCとCALISはこのプロジェクトに関して2011年10月25日に協定を結んでいました。今回の投入をもってプロジェクトの第一フェーズを終了し、1年後に必要なコストやILLへの効果等を含めた評価を行う予定とのことです。

OCLC adds 500,000 records to WorldCat from China Academic Library and Information System (OCLC 2012/2/16付けプレスリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201213.htm

CALIS
http://project.calis.edu.cn/

CALIS Union Catalog Center
http://project.calis.edu.cn/calis/lhml/

参考:
中国国家図書館がWorldCatに書誌レコードを提供

人文学研究のデジタル化に対応 CLIRとNITLEが新たなデジタル出版モデル“Anvil Academic”を発表

2012年2月13日、米国の図書館情報資源振興財団(Council on Library and Information Resources:CLIR)と米国立技術・教養教育研究所(National Institute for Technology and Liberal Education:NITLE)が、新たな人文学のデジタル出版モデルとして“Anvil Academic”を発表しました。これは人文学研究が大規模なデータセットに基づいて行なわれるようになってきていることを受けて、これまでの伝統的な研究論文では表現できなかった、デジタル技術を反映させた新たな形式での学術出版を目的としているようです。Anvil Academicで出版される学術書は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスで提供され、モバイル端末等でも利用できるものとなるようです。また、Anvil Academicを通じて刊行される学術書全てを、「米国デジタル公共図書館」(DPLA)で採用される標準やプロトコルに対応させるとともに、Anvil AcademicはEuropeanaの技術要件や、人文・社会科学の学術図書のオープンアクセスを推進するコンソーシアム“Open Access Publishing in European Networks”(OAPEN)のガイドラインに沿ったものとなるようです。