アーカイブ - 2012年 2月 13日 - car

千代田図書館、凸版印刷株式会社内でビジネス書の出張展示イベントを開催

千代田図書館が、ビジネスパーソンへのアウトリーチサービスやビジネス本の読書推進、読書を通した人材育成を行う企業への協力として、企業でのビジネス書の出張展示を行っているようです。今回、凸版印刷株式会社を会場に、2月6日から3月2日にかけて行われる展示が第2回目とのことで、展示される本は「ビジネススキルアップに効く本」と「仕事の知識を深める本」の2つのテーマに分けられた、約100冊のようです。展示される本には、本選びの指標となる「各業界の本の目利きによるコメント」と「凸版印刷営業本部長8名(全10冊)が社員へ向けてセレクトした“本部長のイチ押し”コメント」が付けられているようです。なお、この展示企画は社員向けのものであり、一般公開はされていないようです。千代田図書館では、人材育成に読書振興を取り入れている企業に対しては、要請があれば今後も協力するとしているようです。

企業の社員向けに読書振興企画を行っています。千代田図書館が、凸版印刷社内で ビジネス書100冊を展示します。 (PDF) (千代田図書館 2012/2/10付けの記事)
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/press/pdf/120210.pdf

法人向けビジネス書の出張展示のお知らせ (千代田図書館のイベント展示情報)

米Penguinグループ、OverDrive社との契約を打ち切り、電子書籍・オーディオブックの提供を終了

大手出版社Penguinグループが、2012年2月10日で米国の大手電子書籍ベンダーOverDrive社との契約を終了し、今後は同社への電子書籍及びオーディオブックの提供を停止すると報じられています。Penguinグループは、OverDrive社がAmazon社のKindleと連携したサービスを開始したことをきっかけとして、2011年11月に同社への新規タイトルの供給を中断しており、それに続く対応となります。今回の契約終了に対して、米国図書館協会(ALA)は2012年2月10日付けで声明を発表し、Penguinグループが再び図書館へ電子書籍を提供できるような解決策を模索してくれることを期待している等としています。

Penguin Group Terminating Its Contract with OverDrive (The Digital Shift 2012/2/9付け記事)
http://www.thedigitalshift.com/2012/02/ebooks/penguin-group-terminating-its-contract-with-overdrive/

ハーバード大学、全学図書館の組織再編後の新体制図を公表

組織改革を実行中の米国のハーバード大学がその新組織体制図(2012年2月版)を公表しました。2011年9月に発表された体制図では73あるという学内図書館のグループ分けにポイントが置かれていましたが、今回の図ではアクセスサービスやテクニカルサービス等のシェアードサービスや、IT担当部署の構造について詳しく描かれているようです。このような全学図書館の組織再編を通じて、変化する利用者ニーズへの対応や全学的な協力の促進が可能となり、利用者・職員・大学にとって様々なメリットを生みだすことができるとされています。

新体制組織図(2012/2付け)
http://isites.harvard.edu/fs/docs/icb.topic869036.files/FebruaryOrganizationalDesignAnnounceOrgChartFINAL.pdf

Benefits(利用者・職員・大学のそれぞれに対するメリットが紹介されている)
http://isites.harvard.edu/fs/docs/icb.topic869036.files/HL_Benefits_V3.pdf

オープンソースの電子ジャーナル出版システム等を開発するPublic Knowledge Projectにカリフォルニア電子図書館が協力へ

2012年2月7日、米国カリフォルニア大学のカリフォルニア電子図書館(CDL)が、オープンソースの電子ジャーナル出版システム“Open Journal Systems”等を開発・提供しているプロジェクト“Public Knowledge Project”(PKP)への協力を発表しました。PKPは、その他、Open Conference Systems、Open Harvester System、Open Monograph Pressというオープンソースソフトウェアを開発しており、CDLはそれに手を貸すということになるようです。なお、2012年1月に、カリフォルニア大学の機関リポジトリ(オープンアクセス出版プラットフォーム)“eScholarship”の投稿管理システムでOpen Journal Systemsを採用したと発表されています。

California Digital Library Joins PKP as Major Development Partner in Open Access Scholarly Publishing (PKP 2012/2/7付けプレスリリース)
http://pkp.sfu.ca/node/4609

東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」が被災地の「残したい、伝えたい」情報の現地収集活動等を実施

東北大学による東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」が、その5つの協力機関と連携し、宮城県内沿岸部に位置する被災地15市町における情報収集活動を実施すると発表しました。2012年2月から3月下旬まで「情報収集活動員(みちのく・いまをつたえ隊)」が組織され、以下の活動を行うとされています。

・被災地域の「残したい、伝えたい」記録・資料・声(意見)などの収集
・被災地で行われてきた既存の調査研究活動の概要の把握
・沿岸被災地における「震災1年後調査」の実施 など

東北大学による東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝(しんろくでん)」において、情報収集活動員(みちのく・いまをつたえ隊)が活動中です。(JST 2012/2/13付け発表)
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20120213-2/index.html

琉球大学附属図書館、戦後の沖縄の風景やニシムイ美術村の美術家らとの交流を写した寄贈写真のコレクションを公開

2012年2月10日、琉球大学附属図書館が、寄贈を受けた故ウォルター・エイベルマン(Walter Abelmann)氏の撮影写真を公開したようです。エイベルマン氏は1946年に陸軍医として沖縄に赴任した人物で、写真には戦後の沖縄の風景や、当時首里にあった「ニシムイ美術村」で活動していた美術家たちとの交流が映し出されているとのことです。

Walter Abelmann撮影写真
http://manwe.lib.u-ryukyu.ac.jp/library/academic/abelmann/index.html

Walter Abelmann撮影写真の公開について (琉球大学附属図書館 2012/2/10付けの記事)
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=7448

米国自然史博物館がチャールズ・ダーウィンの手稿資料プロジェクトサイトを公開 デジタル化資料等を提供するデータベースも

チャールズ・ダーウィン生誕203周年となる2012年2月12日に、米国自然史博物館が、ダーウィンの手稿資料に関する情報やデジタル化した資料等を提供するプロジェクトサイトを公開したようです。“Darwin Manuscripts Project”という名のこのプロジェクトはケンブリッジ大学図書館等と共同で進められているもので、ウェブサイトではダーウィンの手稿資料の所在情報やデジタル画像等を提供するデータベース“DARBASE”(Darwin Union Manuscripts Catalogue)等が提供されているようです。

Darwin Manuscripts Project
http://darwin.amnh.org/

American Museum of Natural History Presents Digitized Manuscripts of Charles Darwin: Major Online Project is Next Step in the Evolution of Darwin Digital Scholarship (American Museum of Natural History 2012/2/10付けの記事)
http://www.amnh.org/science/papers/darwin_2012.php

西田幾多郎と田辺元の一次資料を提供する「京都学派アーカイブ」が試験公開

2011年12月22日に、「京都学派アーカイブ」が試験公開されたようです。この「京都学派アーカイブ」は、京都大学大学院文学研究科の林晋教授らの研究グループによる科学研究費プロジェクト「西田哲学・田邊哲学のテキスト生成研究」と、同研究科の情報・史料学専修により運営されているもののようです。西田幾多郎と田辺元の手書き原稿を中心に、西田哲学・田辺哲学の研究を志す人たちに西田・田辺の一次資料を提供することを第一の目的としたものとのことです。

京都学派アーカイブ
http://kyoto-gakuha.info/