アーカイブ - 2012年 1月 26日 - car

『マガジン航』、「3.11後に見えてきた本の世界の広がり」という視点で編集した同誌初のアンソロジー本を無料公開へ

2012年1月27日に、株式会社ボイジャーは、同社の運営するBinB storeにて、ウェブマガジン『マガジン航』の初のアンソロジー本『Books航1 本は、ひろがる』を公開するようです。同書は、『マガジン航』に掲載された約220本の記事の中から、「3.11後に見えてきた本の世界のひろがり」という視点で選ばれた7本の記事を再編集したものとのことです。

Web雑誌「マガジン航」による初のアンソロジー 『本は、ひろがる』 1月27日より「BinB store」にて公開 (VOYAGER 2012/1/25付けの報道資料)
http://www.voyager.co.jp/hodo/120125_press_release.html

参考:
「本と出版の未来」を考えるためのメディア、『マガジン航』がウェブで公開
http://current.ndl.go.jp/node/14983

2011年度より授業にiPadを導入した大谷大学、その中間報告を公表

大谷大学では2011年4月から同大学文学部人文情報学科の授業でiPadを導入していましたが、2012年1月13日に、その取組みに関する中間報告を公表しています。

2011年度 人文情報学科 正課授業における取り組み(PDF)
http://web.otani.ac.jp/file/ipad2010/iPadxEducation_2011class.pdf

iPad × Education 特設ページ
http://www.otani.ac.jp/nab3mq000000ut2v.html

2012年の米国のヤングアダルト向け優秀作品が発表、日本の漫画作品から『乙嫁語り』『放浪息子』がベスト10入り

2012年1月24日、米国図書館協会(ALA)に属するヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が、2012年のヤングアダルト向け優秀作品を発表しました。そのうち「10代向けの優れたグラフィック・ノベル」部門では56作品が挙げられており、日本の作品から、森薫さんの『乙嫁語り』(A Bride’s Story)と志村貴子さんの『放浪息子』(Wandering Son)の2作品がトップ10に選ばれたようです。森薫さんは2008年にも『エマ』(Emma)でトップ10入りしています。その他、トップ10以外にも日本の作品が複数入っているようです。

YALSA names 2012 Great Graphic Novels for Teens (YALSA 2012/1/24付けニュース)
http://ala.org/news/pr?id=9143

Great Graphic Novels 2012 (YALSA)
http://www.ala.org/yalsa/booklists/ggnt/2012

Great Graphic Novels for Teens (YALSA)
http://www.ala.org/yalsa/ggnt

北米研究図書館協会(ARL)、大学・研究図書館の活動におけるフェアユースの適用に関する実務規範を示した文書を公表

北米研究図書館協会(ARL)が、大学・研究図書館の活動におけるフェアユースの適用に関する実務規範を示した文書“Code of Best Practices in Fair Use for Academic and Research Libraries”(2012年1月付け)を公表しました。これは、Andrew W. Mellon財団の支援を受け、アメリカン大学のソーシャルメディアセンター等と共同作成されたものです。同文書の本文では、大学・研究図書館において広く行われている資料(著作権保護期間内)の利用方法でフェアユースが適用可能なものが合計8点挙げられており、そのそれぞれに対して、どうやって、なぜフェアユースが適用できるのかについて一般的な原則が示されているようです。その他、プレゼン資料、FAQ、動画等が合わせて公開されています(ARLのページの右側にある“More on This Topic”にリンクがまとめられています)。

Code of Best Practices in Fair Use for Academic and Research Libraries (PDF:32ページ)
http://www.arl.org/bm~doc/code-of-best-practices-fair-use.pdf

米国国立公文書館(NARA)が所蔵史料の「人力OCR」をクラウドソーシングで行うプロジェクトを試行開始

米国国立公文書館(NARA)が、同館の所蔵史料をテキストに書き写す作業をユーザに対して呼びかける試行プロジェクト“National Archives Transcription Pilot Project”を開始したそうです。これは、同館が最近立ち上げた“Citizen Archivist Dashboard”の一環だとされています。同プロジェクトでは、18世紀後半から20世紀にかけての300点の資料(合計1,000ページ程度)が用意されているそうです。各文書は、作業の難度に応じて「初級」「中級」「上級」の3種類に分類・色分けされ、また、何ページまで作業が終わったかも分かるようになっています。

National Archives Transcription Pilot Project (NARA)
http://transcribe.archives.gov/

Citizen Archivist Dashboard (NARA)
http://www.archives.gov/citizen-archivist/

Introducing the National Archives Transcription Pilot Project! (NARAtions 2012/1/25付け記事)

米CRL、カナダCRKN、英JISC Collectionsが人文・社会科学分野のデータベース導入等で国際的な協力へ

北米の研究図書館センター(CRL)、カナダの研究知識ネットワーク(CRKN)、英国のJISC Collectionsが、人文・社会科学分野の主要なデータベースへのアクセスを向上させるために国際的な協力をするという同意に至ったと発表されています。三者は、データベースの契約や意思決定ツールにおいて協力することは重要かつ可能であるという結論に至ったとされています。今後はそれぞれの国で共通するニーズの把握、重要なデータベースの評価、試験的な共同契約プロジェクト等も構想されているそうです。

CRL Will Work with JISC, CRKN (CRL 2012/1/23付けニュース)
http://www.crl.edu/news/7582

参考:
E209 - ナショナルサイトライセンス計画で非営利法人を設立(カナダ)
http://current.ndl.go.jp/e209

ポルトガル政府機関のオープンデータポータルサイト“Dados.Gov”(ベータ版)が公開

2011年11月24日に、ポルトガルのオープンデータポータルサイト“Dados.Gov”(ベータ版)が公開されたようです。ポータルサイトでは、14の政府関係機関からの120のデータセットが提供されているようです。

Dados.Gov
http://www.dados.gov.pt/pt/inicio/inicio.aspx

PT: Open data portal launched in beta version (epractice.eu 2012/1/24付けの記事)
http://www.epractice.eu/en/news/5326396

参考:
フランス政府機関のオープンデータポータルサイト“data.gouv.fr”(ベータ版)が公開
http://current.ndl.go.jp/node/19711

イタリア行政機関のオープンデータポータルサイト“dati.gov.it”が公開
http://current.ndl.go.jp/node/19435

オーストラリアの政府機関のデータを公開するサイト“data.gov.au”
http://current.ndl.go.jp/node/17824

英国政府、政府機関のデータ公開サイト“data.gov.uk”を設立へ

ユーザフレンドリーな図書館ウェブサイトを作るための10ステップ(資料紹介)

2012年1月25日に開催されたALA TechSource主催ワークショップ「ユーザフレンドリーな図書館ウェブサイトを作るための10ステップ」の講演資料と参考文献リストが公開されました。講演したのは図書館を対象にしたユーザエクスペリエンス(UX)のコンサルティング会社であるInflux社のコンサルタント2名で、資料によると彼らは以下の10つのステップについて解説したようです。

1. ウェブサイトの無駄を減らす(REDUCE YOUR WEBSITE)
2. モバイルファースト(MOBILE FIRST)
3. ユーザビリティテストを行う(CONDUCT USABILITY TESTS)
4. ナビゲーションに注意する(MIND YOUR NAVIGATION)
5. ウェブページ向きの書き方(WRITE FOR THE WEB)
6. 内容を検査する(CONTENT AUDIT)
7. コンテンツ戦略(CONTENT STRATEGY)
8. グラフィックデザインを使う(USE GRAPHIC DESIGN)
9. ユーザ調査(USER RESEARCH)
10. ペルソナを作る(CREATE PERSONAS)

10 Steps to a User-Friendly Library Website (Scribd)

ポルトガル国立図書館、電子書籍の出版事業を開始 有料貸出にも対応

ポルトガル国立図書館(Biblioteca Nacional de Portugal)が電子書籍の出版事業を開始したようです。電子書籍は、2010年8月に公開された同館のオンライン書店と連携させた新たなプラットフォーム上で提供され、PCもしくはiPad、iPhoneやアンドロイド端末で利用できるようです。販売の他に貸出にも対応しており、貸出の際は一律1ユーロとなっているようです。なお、利用の際には、Adobe Digital Editions等のソフトウェアのインストールが必要とのことです。

Ebooks of Portugal National Library (ポルトガル国立図書館の電子書籍販売・貸出ページ)
http://livrariaonline-ebooks.bnportugal.pt/

A Biblioteca Nacional de Portugal inicia a sua atuação no domínio dos e-books (Notícia BAD 2012/1/25付けの記事)
http://www.bad.pt/noticia/2012/01/25/a-biblioteca-nacional-de-portugal-entra-na-era-dos-e-books/

【イベント】日本図書館研究会第53回(2011年度)研究大会(2月・神戸)

日本図書館研究会の第53回(2011年度)研究大会が、2012年2月19日と20日に、兵庫県神戸市の兵庫県中央労働センターで開催されます。一日目は個人発表とグループ研究発表、二日目は「東日本大災害と図書館」をテーマにシンポジウムが開催されるとのことです。

第53回(2011年度)研究大会のご案内(日本図書館研究会)
http://nal-lib.jp/events/taikai/2011/invit.html

参考:
【イベント】日本図書館研究会第52回(2010年度)研究大会(2011年2月・大阪)
http://current.ndl.go.jp/node/17356

【イベント】日本図書館研究会第51回(2009年度)研究大会(2月・京都)
http://current.ndl.go.jp/node/15532

国立国会図書館、「藤山愛一郎政治談話録音」を公開

2012年1月25日から、国立国会図書館は「藤山愛一郎政治談話録音」を東京本館憲政資料室において公開します。藤山氏は、財界出身の政治家で、1960年(昭和35年)の日米安保条約改定時の外務大臣を務め、その後日中国交回復にも尽力しました。本録音は、1981年(昭和56年)11月から12月にかけて収録されたものです。国立国会図書館では、戦前から戦後にかけての政治史上で重要な役割を果たした人物から、文書では後世に残しにくい証言を聴取する目的で、1961年(昭和36年)から1987年(昭和62年)まで、計10人の方を対象に「政治談話録音」を実施し、これまでに9人の談話録音を公開してきましたが、今回をもってすべて公開完了となりました。

政治談話録音 (リサーチ・ナビのページ)
http://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/seijidannwarokuonn.php#Seijidanwa_Fujiyama

【イベント】公開講演会「EUデジタル美術館・図書館の楽しみ方」(2/18・香川)

2012年2月18日に、香川大学EU情報センター(香川大学図書館)が、第2回香川大学EU情報センター公開講演会として「EUデジタル美術館・図書館の楽しみ方」を開催するようです。内容は、欧州のデジタル文化遺産ポータル“Europeana”の活用方法についての、美術展企画、電子図書館、複製展示に関する3人の専門家による講演のようです。会場は、香川県高松市のe-とぴあ・かがわBBスクエアで、入場は無料のようですが、事前予約優先となっているようです。

公開講演会「EUデジタル美術館・図書館の楽しみ方」開催について (2012.1.4) (香川大学図書館 2012/1/4付けの記事)
http://www.lib.kagawa-u.ac.jp/www/news/20120104.html

「EUデジタル美術館・図書館の楽しみ方」を開催します (香川大学 2012/1/13付けの記事)
http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/eu1/