アーカイブ - 2012年 1月 25日 - car

東京文化財研究所、美術界関連記事を集めた「『日本美術年鑑』(当研究所刊行)所載美術界彙報(1935年~)」を公開

2012年1月25日付けで、東京文化財研究所が「『日本美術年鑑』(当研究所刊行)所載美術界彙報(1935年~)」を公開しました。このサイトは、同研究所が発行した『日本美術年鑑』に記載された美術界関連記事を収録したものとされています(『日本美術年鑑』は過去に画報社や朝日新聞社等から刊行されていた時期があり、それらは対象外ということのようです)。現在、1935年から1969年までの記事が公開されています。

『日本美術年鑑』(当研究所刊行)所載美術界彙報(1935年~)(同所のウェブサイトトップページに2012年1月25日付けで追加とあり)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/nenshi/menu.html

19世紀の英国刊行資料等をデジタル化した全文データベース“Nineteenth Century Collections Online”が2012年春に登場

18世紀に英国で刊行された資料をデジタル化した全文データベース“Eighteenth Century Collections Online”(ECCO)を販売しているGale社が、2012年中頃から、その19世紀版である“Nineteenth Century Collections Online”を提供開始すると発表しています。このデータベースには、西洋語を中心に非西洋語をも含めた、図書、新聞、雑誌、手稿、写真、パンフレット、日記・手紙、地図、入場券、統計等のコンテンツを収録するとされています。2012年春・夏には、以下の4種類のアーカイブが提供されるとのことです。

・British Politics and Society
・Asia and the West: Diplomacy and Cultural Exchange
・British Theatre, Music, and Literature: High and Popular Culture
・Corvey Collection of European Literature, 1790-1840

Nineteenth Century Collections Online (Gale)

東日本大震災アーカイブ「みちのく震録伝」が、被災地の記録写真サイト「エアクルーズ 震災前後の記録」を公開

2012年1月25日、東北大学による東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」が、グローバル・サーベイ社が制作した「エアクルーズ 震災の画像記録」を公開しました。このウェブサイトは、同社の技術によって、被災地である宮城県の女川町や石巻市雄勝周辺の道路走行画像を撮影・処理して公開するもので、震災前後の様子を同時に表示することが可能になっています。震災後写真の撮影時期は2011年8月とされています。

エアクルーズ特別企画「震災の画像記録」
http://global-survey.net/AirCruise/

東北大学による東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝(しんろくでん)」において、「エアクルーズ 震災前後の記録」を公開しました。(東北大学 2012/1/25付けプレスリリース)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2012/01/press20120125-01.html

盛岡大学図書館、「被災地図書館支援プロジェクト」のボランティアとして学生・教職員・地域住民に協力呼びかけ

2012年1月20日に、盛岡大学図書館が、同大学の学生や教職員、地域住民を対象に、「被災地図書館支援プロジェクト」のボランティアを募集しています。作業内容は、岩手県の野田村立図書館のリニューアルオープンのために「3.11絵本プロジェクトいわて」から寄贈される、絵本や児童図書のデータ入力、ラベル貼付、ブックコーティング等のようです。

被災地図書館支援ボランティア
http://www.morioka-u.ac.jp/library/volunteer.html

盛岡大学図書館 (2012/1/20付けの「お知らせ」に上記へのリンクがあります)
http://www.morioka-u.ac.jp/library/index.htm

ジョン・F・ケネディ大統領図書館、ケネディ大統領最後の3か月間の音声記録を機密解除

2012年1月24日、ジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館が、ケネディ大統領在任中に秘密裏に録音された45時間の音声記録の機密解除を行い、公開したようです。大統領在任中、全体で248時間以上の会議記録と12時間の電話での会話記録が録音されており、今回の公開分には政権最後の3か月間の会議記録等が含まれているようです。具体的には、ベトナム政策に関する会議記録や、1964年の大統領選キャンペーンの打合せ、暗殺の地となるテキサス州ダラスに旅立つ前の最後の会議記録等が含まれているようです。

JFK Library Releases Remaining Presidential Recordings (John F. Kennedy Presidential Library and Museum 2012/1/24付けの記事)
http://www.jfklibrary.org/About-Us/News-and-Press/Press-Releases/JFK-Library-Releases-Remaining-Presidential-Recordings.aspx

故ケネディ米大統領の肉声テープ公開、暗殺までの3カ月を記録 (Reuters 2012/1/25付けの記事)

【イベント】国立国会図書館、第3回「公共図書館におけるデジタルアーカイブ推進会議」を関西館で開催(2/24)

国立国会図書館は、2012年2月24日に、第3回「公共図書館におけるデジタルアーカイブ推進会議」を関西館で開催します。公共図書館でデジタルアーカイブの構築・運営に携わる職員のスキルアップをテーマに、関連する研修の紹介、パネルディスカッションが行われます。参加者(聴講者)を募集中です。

第3回 公共図書館におけるデジタルアーカイブ推進会議(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/1192820_1368.html

参考:
E1160 - 公共図書館におけるデジタルアーカイブ推進会議<報告>
http://current.ndl.go.jp/e1160

高エネルギー物理学分野のオープンアクセスプロジェクト“SCOAP3”が大きな前進、2012年内に出版社との入札へ

欧州原子力研究開発機構(CERN)が中心となって進めているオープンアクセスプロジェクト“SCOAP3”では、2011年9月から、高エネルギー物理学分野のジャーナルを発行している出版社を対象に入札(tender)の意思があるかどうかを調査していました。2012年1月20日付けでその結果が発表されており、米国物理学会(APS)、Elsevier、Nature Publishing Group、日本物理学会、オックスフォード大学出版局、Springer等の12の出版社が入札に応じる意思を示したとのことです。今後、2012年内に入札・契約が行われ、2013年1月1日からサービスが開始される予定とのことです。

Major step in the SCOAP3 tendering process (SCOAP3 2012/1/20付けニュース)
http://scoap3.org/news/news89.html

SCOAP3 tendering process has started (SCOAP3 2012/9/22付けニュース)
http://scoap3.org/news/news88.html

素粒子物理学系ジャーナルのオープンアクセス化の試み(第1回SPARC Japanセミナー2011発表資料。p.10~13に入札、p.17に同調査に関する解説あり)

慶應義塾大学の図書館システムKOSMOS III導入後の現状と課題

慶應義塾大学メディアセンターの機関誌“MediaNet”の最新号No.18が公開されているようです。同大学が2010年4月に導入した新図書館システム(Ex Libris社のAlephを使用)の現状を取り上げた特集「KOSMOS III 導入後の現状と課題」を組んでいます。また、2010年に発行された同誌No.17では導入プロジェクトについて特集されています。

MediaNet No.18 (2011)
http://www.lib.keio.ac.jp/publication/medianet/article/toc/018.html

MediaNet No.17 (2010)
http://www.lib.keio.ac.jp/publication/medianet/article/toc/017.html

デジタル人文学の現状をまとめたインフォグラフィックス

2012年1月20日に、英国のユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のデジタル人文学研究センターが、世界のデジタル人文学研究機関やデジタル人文学に関するリソースサイトのアクセス数、全米人文科学基金等による研究助成金額等をまとめたインフォグラフィックスをFlickrで公開しています。作成者は、同センターの副センター長であるMelissa Terras氏のようです。

Quantifying Digital Humanities (Flickr)
http://www.flickr.com/photos/ucldh/6730021199/sizes/o/in/photostream/

地理空間情報の長期保存・提供に関する研究プロジェクト“GeoMAPP”、最終報告書を刊行

2007年から2011年まで、米国議会図書館(LC)の全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム(NDIIPP)、及び、ケンタッキー州やモンタナ州等にある大学図書館やアーカイブズ機関等が実施してきた、地理空間情報の保存に関する研究プログラム“GeoMAPP”(Geospatial Multistate Archive and Preservation Partnership)が、2011年12月付けで最終報告書を刊行しています。GeoMAPPは、地理空間情報が政策や研究活動、ビジネス等で利用されているにもかかわらず、情報が古くなると正しく保存されていないとして、地理空間情報の長期保存とその提供に関する調査研究を行ったようです。最終報告書では、プロジェクト期間のうち、特に2010年から2011年の第二ステージの成果がまとめられているようです。

GeoMAPP Final Report: 2007-2011(PDF)
http://www.geomapp.net/docs/GeoMAPP_FinalReport_final_20111231.pdf

香川県の高松市図書館がコンビニでの貸出・返却サービスを開始へ

2012年2月15日から、香川県の高松市図書館が、所蔵する図書やCD等をコンビニで貸出・返却できるサービスを開始するそうです。対象となるコンビニは同市のサンクス塩上町店とのことです。利用者が同館ウェブサイトで資料の貸出予約をしてコンビニ受け取りを希望すると、最短2日で資料をコンビニで24時間資料を受け取ることができるようになるそうです。同市によると、同様のサービスを行うのは全国で4市目とのことです。同館の他には、横須賀市立図書館、所沢市立所沢図書館、串間市立図書館で行われているようです。

コンビニで本貸し出し/高松市、2月15日から(四国新聞社 2012/1/25付けニュース)
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20120125000149

高松市図書館
http://library.city.takamatsu.kagawa.jp/index.asp

受取・返却サービス(横須賀市立図書館)
https://www.yokosuka-lib.jp/licsxp-opac/contents/tosyo/tosyo-info.html#P10

コンビニ図書等取次利用案内(所沢市立所沢図書館)

エルゼビア社とライデン大学図書館、近世の科学・出版活動に関する稀覯本研究者向けのフェローシッププログラムを発表

2012年1月12日、オランダのライデン大学図書館Scaliger InstituteとElsevier社が、16世紀から18世紀までの科学および出版研究を行う稀覯本研究者向けに、3年間のフェローシッププログラムを実施すると発表しています。これは、2名の研究者に対して毎年1-3か月間、ライデン大学図書館の特別コレクションとエルゼビア社の文化遺産コレクションの利用を支援するというもののようです。このフェローシッププログラムは、エルゼビア社の前身の出版社が出版した1,000点以上のタイトルを含む、2,000点以上の稀覯本を収録したオンラインカタログ“Elsevier Heritage Collection”の公開に基づいて行われるようです。

Elsevier and Leiden’s Scaliger Institute Establish Fellowship Program for Rare Books Scholars (Universiteit Leiden Scaliger Institute 2012/1/17付けの記事)
http://www.library.leiden.edu/special-collections/scaliger-institute/news/elsevier-fellowship.html

韓国国際交流財団、北米朝鮮コレクションコンソーシアムへ2016年までの助成を決定

米シカゴ大学図書館の2012年1月24日付けのニュースによると、韓国国際交流財団(Korea Foundation)が、北米朝鮮コレクションコンソーシアム(Korean Collections Consortium of North America)に対し、朝鮮関係資料の整備のため2012-2016年の5年間の助成を行うようです。1994年に結成された同コンソーシアムは、現在、米国及びカナダの14の大学図書館で構成されており、シカゴ大学図書館は、コンソーシアムの一員として、今後5年間で10万ドルの助成金を得るようです。