アーカイブ - 2011年 8月 - car

8月 19日

岩手県立博物館、被災文化財等の救出・復元作業の報告資料を公開

2011年8月3日に、岩手県立博物館は、同館が実施している東日本大震災で被災した博物館等の文化財等資料の救出及び復元作業の状況についての報告資料を公開したようです。

資料1:岩手県立博物館で行っている被災した文化財等資料の救出および復元作業の概要(PDF)
http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/news/rescue/rescue1.pdf

資料2:全国で行われている陸前高田市立博物館所蔵生物標本の復元作業について(PDF)
http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/news/rescue/rescue2.pdf

8月 18日

中近世スイスの法令関係資料のデジタルアーカイブ

スイス弁護士協会(Swiss Lawyers Society)が1898年以来編集を続けてきた、スイス領域で中世初期から1798年までに制定された法律のリソースコレクションが、デジタル化公開されているようです。Swiss National Science Foundation等の支援を受けて進められた、このデジタル化プロジェクトのウェブサイトでは、100巻を超すコレクションの全巻(6万ページ以上)が公開されているようです。なお、コレクションの内容は、カントン(州)ごとにまとめられた目録、もしくは各巻の目次から検索可能のようです。

Sammlung Schweizerischer Rechtsquellen online (Collection of Swiss Law Sources)
http://ssrq-sds-fds.ch/online/

Collection of Swiss Law Sources available online (ICARUS 2011/8/17付けの記事)

2011年の「学習へのアクセス賞」、受賞団体が発表される

米国のビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が毎年発表している「学習へのアクセス賞」の2011年の受賞団体が決定したようです。受賞したのは、東アフリカのケニアやウガンダ、タンザニア等の乾燥地域で、孤立している集落の住民に対し、インターネットへのアクセス環境を提供している“Arid Lands Information Network”(ALIN)という団体のようです。ALINはそれらの地域に12のアクセスセンターを開設し、住民はインターネットを利用することで、医療情報を入手したり、生活環境の改善に役立ててたりしているようです。

ALIN Awarded 2011 Access to Learning Award by Bill & Melinda Gates Foundation (Arid Lands Information Networkのニュース)
http://www.alin.or.ke/i/ALIN%20Awarded%202011%20Access%20to%20Learning%20Award%20by%20Bill%20&%20Melinda%20Gates%20Foundation

データ比較サイトFindTheDataに、米国公共図書館・大学図書館の比較データベースが登場

2011年8月15日付けのResouce Blogによると、比較検索サイトFindTheBestが手がける、データ比較サイトFindTheDataに、米国の公共図書館及び大学図書館の比較を行えるデータベースが追加されたようです。“Library Database”では、公共図書館について、場所、大きさ、印刷図書・電子書籍の所蔵タイトル数、オーディオ資料、利用者用端末数等を比較できるようです。なお、このデータベースのリソースは、博物館図書館サービス機構(Institute of Museum and Library Services)のようです。また、“Academic Library Database”は、全国教育統計センター(National Center for Education Statistics)の情報をもとに、組織名、場所、コレクションの規模、来館者数等で大学図書館を比較できるようです。

Library Database
http://library.findthedata.org/

Academic Library Database
http://academic-libraries.findthedata.org/

New Resources from FindTheBest (Resource Blog 2011/8/15付けの記事)

「子連れでもゆっくりと利用したい」という声に応える杉並区立中央図書館の取組「あかちゃんタイム」

東京都杉並区立中央図書館が、毎週火曜日の10時~12時を「あかちゃんタイム」と定める取組を2011年8月16日から開始したそうです。この取組は、利用者から寄せられた「子連れでもゆっくりと図書館を利用したい」「子連れでは図書館は利用しにくく、親の本も選びたいが、周囲の迷惑を考えるとゆっくりと選べない」といった声に応えるものだそうで、「あかちゃんタイム」開始前の館内アナウンスやポスターの掲示によって一般利用者の協力を求めているとのことです。「あかちゃんタイム」は10月4日まで行われるそうです。

図書館で「あかちゃんタイム」が始まりました!!(杉並区広報課)
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/230816akachan%20time.pdf

「本をコミュニティに」 美術出版社、紙面上にコメントを書き込めるソーシャルリーディングサービス“bookpic”ベータ版をリリース

2011年8月8日、美術出版社がソーシャルリーディングサービス“bookpic”のベータ版を開始しました。サイトに登録された図書や雑誌の誌面の上に直接コメントを書きこめるというのが特徴で、TwitterやFacebookと連動したサービスになっているようです。現在、『美術手帖』などのコンテンツが登録されています。同サイトはHTML5で作成されているとのことです。

bookpic
http://bookpic.net/

bookpicとは?
http://bookpic.net/about

参考:
ソーシャルリーディングサイト「ブクペ」(ベータ版)が公開される
http://current.ndl.go.jp/node/17927

8月 17日

専門図書館協議会関東地区協議会、会員館を対象にした「専門図書館における東日本大震災の影響について」のアンケート結果を公表

専門図書館協議会関東地区協議会が、会員館を対象にした「専門図書館における東日本大震災の影響について」のアンケート結果を、2011年7月25日発行のニュースレターと協議会のウェブサイトで公開しています。それによると、回答館143館のうち、被害があったのは74%(106館)で、その内訳は、資料への影響が33%、書架への影響が22%等となっているようです。ニュースレターとウェブサイトでは、被害内容の詳細と当面の対応策が記載されています。

「専門図書館における東日本大震災の影響について」のアンケート結果 (専門図書館協議会関東地区協議会 2011/8/4付けの情報)
https://www.sentokyo-kanto.org/modules/result/index.php?content_id=1%22

公共図書館の端末からのデモ活動ウェブサイトへのアクセス不可問題、一転閲覧可能に(スペイン)

2011年5月15日以降にスペインで行われている政府への抗議活動“15-M”を呼び掛けている特定のウェブサイトに、マドリード市内の公共図書館の利用者用端末からアクセスがブロックされていたことが明らかになり、当局による「検閲」として非難されていた問題で、8月11日に市当局はアクセスできるようにしたようです。市当局は、アクセスがブロックされていたことについては、セキュリティ上の理由で設定されていたフィルタリングによるものと説明しており、今回そのフィルタリングの例外措置を講ずることでアクセス可能になったようです。

Las bibliotecas municipales madrileñas bloquean el acceso a las páginas web del 15-M (20minutos 2011/8/10付けの記事)
http://www.20minutos.es/noticia/1131015/0/veto/bibliotecas/15m/

Denuncian que el Ayuntamiento de Madrid censura las web del 15-M (terra noticias 2011/8/10付けの記事)

映画保存協会、ブログで「水損フィルム(8mm)の応急処置」を紹介

映画フィルムの保存活動に取り組むNPO法人・映画保存協会が、ブログで「水損フィルム(8mm)の応急処置」を紹介しています。フィルムの中でも一般家庭で保管されていることが多い8mmフィルムを、専門的な知識や技術を持たない方でも実行できる応急処置の方法について写真や動画を使って解説しています。

水損フィルム(8mm)の応急処置
http://www.filmpres.org/archives/3551

水損フィルム(8mm)の応急処置(PDF文書:4ページ)
http://www.homemovieday.jp/files/fps-fsp2011-1.pdf

映画フィルム救済・ご相談窓口 Film Salvation Project
http://www.homemovieday.jp/sos/

ソーシャルメディアを利用して集められた市民の意見をもとに建設されている公共図書館(カナダ)

政府の助成を得て新しく公共図書館を建設することが決まったものの、その助成金を利用できる時間が残されておらず、市民集会等の意見聴取活動ができなかったことから、ソーシャルメディアを通じて意見を募って建設が進められている公共図書館がカナダにあるようです。この公共図書館は、カナダのブリティッシュコロンビア州の一都市サレー(Surrey)に建設されているものです。設計を担当したBing Thom Architectsが、ウェブサイト“Surrey City Centre Library Blog”やTwitter、Facebook、YouTube等のソーシャルメディアをオンライン上の「アイデアブック」として活用して、新館に対する意見を求めたところ、即座に幅広い年代から意見が集められたようです。寄せられた意見をもとに図書館の設計やデザインが決定され、図書館は現在、建設の最終段階を迎え、旧館からの資料の移転作業等が行われているようです。ウェブサイトでは、図書館の建築や移転の様子が公開されています。

Surrey City Centre Library Blog (図書館のウェブサイト)
http://surreycitycentrelibrary.wordpress.com/

イングランド芸術評議会、英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)の図書館振興プログラムの継続実施を発表

英国の博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)から2011年10月に図書館振興事業を引き継ぐ、イングランド芸術評議会(Arts Council England:ACE)は、MLAが2010年に開始した図書館支援プログラム“Future Libraries programme”を、2011年秋から2013年3月にかけて“Futre Libraries 2”として継続すると発表したようです。

Arts Council England announces commitment to library development (Arts Council England 2011/8/5付けの記事)
http://www.artscouncil.org.uk/news/arts-council-england-announces-commitment-library-/

本の内容をコンピュータ解析し、それに似た内容の本を紹介する“BookLamp”

本の内容をコンピュータ解析し、テーマや文章のスタイルの似た本を紹介する“BookLamp”というサービスが公開されています。本の内容の構成要素を分析する“Book Genome Project”というプロジェクトの技術を用いたもので、出版社の協力のもと行われているとのことです。

BookLamp
http://booklamp.org/

米書籍レコメンドベンチャー「BookLamp」が正式オープン、英文書籍を全文解析してユーザーの好みの本を推薦(hon.jp DayWatch 2011/8/17付け記事)
http://hon.jp/news/1.0/0/2655/

ハーバード大学、東日本大震災関連の各種情報をレイヤー表示できる日本地図を公開

ハーバード大学の「2011年東日本大震災デジタルアーカイブ」プロジェクトのサイトで、津波被害、震度、自治体別の犠牲者・避難者数等の震災関連情報や、人口、学校・病院・発電所等の位置、鉄道網等の基本情報を、レイヤーとして重ねて表示できる地図が公開されています。同大学の地理学分析センター(CGA)との提携により作成されたものとのことです。

Mapping the Disasters(「2011年東日本大震災デジタルアーカイブ」プロジェクトのサイト 2011/8/15付けの記事)
http://jdarchive.org/news/2011/08/mapping-the-disasters/

(地図画面)
http://worldmap.harvard.edu/japanmap/

8月 16日

国立国会図書館、『資料デジタル化の手引2011年版』を公開

国立国会図書館(NDL)は、2011年8月に作成した『資料デジタル化の手引2011年版』を公開しました。2005年3月に刊行された初版に対して、2009年度以降の大規模デジタル化作業の実績及び国内外の技術の変化や進歩を踏まえて改訂を行ったものです。

国立国会図書館資料デジタル化の手引2011年版(PDF:98ページ)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/pdf/digitalguide2011.pdf

国立国会図書館資料デジタル化の手引(NDL)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitalguide.html

参考:
E413 - NDL,『資料デジタル化の手引き』を公開
http://current.ndl.go.jp/e413

オーストラリアの研究データの収集・保存・提供を担う“Australian Data Archive”

オーストラリア国立大学(Australia National University:ANU)を中心に、同国のトップレベルの国立大学で構成されるコンソーシアム“Australian Data Archive”が立ち上げられているようです。“Australian Data Archive”は、1981年にANUによって設立された“Social Science Data Archive”を前身としたもので、コンソーシアムでは、同国の研究データを収集・保存を行っているほか、収集したデータセットの公開もウェブサイトで行っているようです。研究データは、社会科学、歴史、アボリジニ等の人類学的研究、長期間に亘る同国の人口学的研究等の7つのサブアーカイブと呼ばれるカテゴリーに分けて提供されているようです。

Australian Data Archive
http://www.ada.edu.au/

ドイツの図書館統計2010年版が公開

ドイツの図書館統計“Deutsche Bibliotheksstatistik”の2010年版が公開されています。国立図書館、大学図書館、公共図書館の、蔵書数、貸出数、スタッフ数、利用者数、年間予算、資料購入費などが1枚の表にまとめられています。なお、この統計には大学図書館68.5%、フルタイムの職員がいる公共図書館の97.1%、パートタイムの職員のみの公共図書館の78.6%が回答したそうです。

German Library Statistics Reporting Year 2010 (PDF文書:1ページ)
http://www.hbz-nrw.de/dokumentencenter/produkte/dbs/aktuell/auswertungen/gesamt/dbs_gesamt_engl_10.pdf

Wikipedia日本語版の編集者を対象としたアンケート調査結果が公表

Wikimedia財団は2011年4月にWikipedia編集者を対象とした22か国語のアンケート調査を行いましたが、東日本大震災後の状況に配慮して、そこに日本語は含まれていなかったそうです。7月の終わりにWikipedia日本語版の編集者に向けたアンケートを実施することができ、208人から有効回答を得たそうです。その結果が公開されています。

Wikipedia Editor Topline - Japanese Edition (PDF文書:29ページ)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0d/Wikipedia_Japanese_Editor_survey.pdf

軽トラックで被災地の子どもたちに絵本を届ける「3.11 絵本プロジェクトいわて」プロジェクト

2011年8月11日付けの岩手日報の記事で、軽トラックを移動図書館に改修して被災地の子どもたちに絵本を届ける「3.11 絵本プロジェクトいわて」プロジェクトの取組が紹介されていました。同プロジェクトのブログには、仕分け作業の様子や、えほんカーの内部などについて詳しく紹介されています。ブログによると「山あいや細かな道の先にある保育施設などに絵本を届けるために」という理由から小回りのきく軽トラックの採用を決めたとのことで、日本郵便からの助成金交付も受けて現在までに6台の「えほんカー」を製作してきたそうです。そのうち1台は津波の被害にあった岩手県の大槌町へ寄贈されたそうです。

3.11 絵本プロジェクトいわて
http://www.ehonproject.org/iwate/index.html

開梱・仕分けの現場 | 3.11 絵本プロジェクトいわて ブログ
http://iwate.ehonproject.org/?eid=22

えほんカー製作状況 2 | 3.11 絵本プロジェクトいわて ブログ
http://iwate.ehonproject.org/?eid=16

【大槌】巡回絵本カー寄贈 将来的には貸し出し制(岩手日報 2011/8/11付けニュース)

英国国立公文書館(TNA)、UFOに関する34点の文書を追加公開

英国国立公文書館(TNA)が、国防省の秘密メモなどを含んだUFOに関する文書を34点の文書(合計約9,000ページ)を追加公開しました。一か月間は無料でダウンロードできるとのことです。2008年5月のサイト公開から数えて7回目の追加になります。今回は、1985年から2007年に渡る文書が含まれており、その見どころとなる目撃事件などが“Highlights Guide”で紹介されています。

UFO Files | Newly released UFO files from the UK government (TNA)
http://ufos.nationalarchives.gov.uk/

Highlights Guide (PDF文書:14ページ)
http://filestore.nationalarchives.gov.uk/pdfs/highlights-guide-09-08-11.pdf

UFO Files | Previously released UFO files (TNA)
http://ufos.nationalarchives.gov.uk/existing-files.htm

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