アーカイブ - 2011年 8月 - car

8月 23日

デジタルコミック協議会、北米向けマンガポータルサイト“JManga”の開設を発表

日本の出版社39社が参加するデジタルコミック協議会が、2011年8月18日付けで、北米向けのマンガポータルサイト“JManga”の開設を発表しています。同協議会が支援・協賛するジェイマンガ株式会社によって運営されるもので、日本のマンガ出版社による公式マンガポータルサイトとして、違法サイトに対抗し海外のユーザーが安心して使えるサイトを目指すとのことです。購入したポイントを使って、英語に翻訳されたマンガをオンラインで読むという仕組みのようです。(日本からはアクセスできないようです。)

デジタルコミック協議会が支援・協賛する、北米向けマンガポータルサイト「JManga ポータル」が2011年8月18日(米国時間8/17)にサービスを開始(デジタルコミック協議会 2011/8/18付けのプレスリリース)
http://www.digital-comic.jp/jmanga.pdf

デジタルコミック協議会
http://www.digital-comic.jp/

JManga portal offers digital manga subscriptions(TeleRead 2011/8/21付けの記事)

マサチューセッツ工科大学(MIT)図書館、スマートフォン向けの図書館サイトを公開

2011年8月22日、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)図書館が、スマートフォン向けの図書館サイトを公開したようです。公開されたウェブサイトでは、図書の検索やアカウントの管理、MITの各図書館の開館時間等の確認、レファレンス依頼、MIT図書館のニュースサイトの閲覧、モバイル端末用のツールの利用等が可能のようです。ウェブサイトには、MITが提供しているアプリ“MIT Mobile Web”からアクセスするほか、直接“MIT Libraries”のサイトにアクセスすることもできるようです。

MIT Libraries (スマートフォン向けのサイト)
http://m.mit.edu/libraries/

Go mobile with us! (MIT Libraries News 2011/8/22付けの記事)
http://libraries.mit.edu/sites/news/mobile-with-us/6247/

成田国際空港、空港としては世界初のプロデュースとなる電子書籍『TRANSIT SORA』を公開

2011年8月17日付けの成田国際空港の新着情報によると、成田国際空港が空港としては世界で初めてとなる、旅をテーマにした電子書籍を公開したようです。公開された『TRANSIT SORA』は、2011年3月に発売された同名のムック本『TRANSIT SORA』をベースに電子書籍化したもので、音楽やナレーション等を交えたコンテンツが収録されているようです。現在はiPad版のみ提供されているようですが、今後順次iPhone版、Android版等が公開されるようです。

電子書籍「TRANSIT SORA」
http://www.narita-airport.jp/jp/fun/app/sora/index.html

世界を旅したくなる、とっておきの1冊「TRANSIT SORA」が電子書籍化しました! (成田国際空港 2011/8/17付けの新着情報)
http://www.narita-airport.jp/jp/whats_new/110817.html

8月 22日

2013年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会はシンガポールで開催

2011年8月19日付けのシンガポール国立図書館委員会(National Library Board Singapore)のニュースによると、2013年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会は、シンガポールで開催されることが決定したようです。これは、プエルト・リコのサン・フアンで開催されていた2011年IFLA年次大会の最終日8月18日のクロージング・セッションで公表されたようです。

Singapore Wins Bid to Host Prestigious International Library Congress in 2013 (National LIbrary Board Singapore 2011/8/19付けの記事)

「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」の一部改正に関する意見募集が実施中

2011年8月22日から9月20日まで、「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」の一部改正に関する意見が募集されています。

「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」の一部改正に関する意見募集の実施について (e-Gov 2011/8/22付けの情報)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000532&Mode=0

スマートフォンでのインターネット利用の増加が図書館に意味すること(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)のALA TechSourceのブログに、スマートフォンの増加と図書館についての記事が掲載されています。記事は、調査機関Pew Internet and American Life Projectによる米国でのスマートフォン使用状況についての調査の結果を踏まえて書かれたもので、スマートフォンがインターネットを利用する主な手段であるという人が増えている状況を踏まえ、この状況が図書館に意味することとして、(1) 図書館のウェブサイトをスマートフォン対応にする必要があること、(2) PCを持っていない人に対しては図書館が高速インターネットサービスの提供拠点として重要であること、の2点をあげています。

What Smartphone Internet Usage Means for Libraries(ALA TechSource 2011/8/16付けの記事)
http://www.alatechsource.org/blog/2011/08/what-smartphone-internet-usage-means-for-libraries.html

Smartphone Adoption and Usage(Pew Internet and American Life Project 2011/7/11付けの記事)

米Google、米国視覚障害者委員会(ACB)とともにウェブアクセシビリティに関するアンケート調査を実施

2011年8月19日付けのGoogleのブログ記事によると、Googleは米国視覚障害者委員会(ACB)とともに、視覚障害者を対象にウェブアクセシビリティに関するアンケート調査を実施すると発表しています。Googleは、調査結果をもとに視覚障害者向けのデザインやツール開発を進めるようです。なお、調査はACBのウェブサイトと電話を通じて実施され、9月中旬まで行われるようです。

Survey on Computer Usage Patterns (American Council of the Blindのウェブサイト)
http://www.acb.org/googlesurvey

ドイツ児童文学賞受賞作品のデータベースが公開される

2011年8月21日付けのBerufsverband Information Bibliothek e.V.によると、このたびドイツ児童文学賞(Deutscher Jugendliteraturpreis)の受賞作品データベースが公開されたようです。ドイツ児童文学賞は、1956年にその前身であるドイツ児童図書賞が始まって以来毎年発表されているもので、データベースに登録されている作品は1956年から2011年までの約2,700タイトルのようです。

Datenbanksuche (Deutscher Jugendliteraturpreisのウェブサイト)
http://www.djlp.jugendliteratur.org/archiv_datenbanksuche-26.html

Deutscher Jugendliteraturpreis (2011/8/22現在、News欄のトップにデータベース公開に関する記事が掲載されています)
http://www.jugendliteratur.org/

Deutscher Jugendliteraturpreis 1956 bis 2011 (Berufsverband Information Bibliothek e.V. 2011/8/21付けの記事)

山梨県立図書館、新図書館の愛称・シンボルマークとパブリックアートを募集

山梨県立図書館は、2012年11月に開館予定の新しい県立図書館について、愛称・シンボルマークと、建物入口周辺に設置されるパブリックアート(ストリートファニチャー、彫刻等)を募集しています。愛称・シンボルマークは2011年9月20日まで、パブリックアートは2011年10月31日までの募集期間となっています。

新山梨県立図書館のパブリックアートを募集しています(山梨県 2011/8/17付けの情報)
http://www.pref.yamanashi.jp/shinchaku/toshokan-ken/2308/shinchaku_public-art0815.html

Internet Archive Canadaが資金難により75%のレイオフを敢行

カナダのトロント大学ロバーツ図書館内にオフィスを構えるInternet Archive Canadaが資金難により75%のレイオフを実施したそうです。全47人のスタッフのうち33人が解雇され、資料のスキャンを担当するスタッフは27人から11人に減ったそうです。その結果、夜間の作業を実施することが難しくなり、スキャンのペースは月1,500冊から250冊に減少すると見られているようです。

Internet Archive Canada branch cuts 75% of staff (The VARSITY 2011/8/18付けニュース)
http://thevarsity.ca/articles/46743

Internet Archive Canada Laying Off Most Staff (torontoist 2011/7/14付けニュース)
http://torontoist.com/2011/07/internet_archive_canada_downsizing.php

Internet Archive Canada Must Let 75% of Its Workforce Go (INFOdocket 2011/7/9付け記事)

イェール大学、所蔵する貴重書のデジタル化で韓国国立中央図書館と提携

米国のイェール大学は、同大学の東アジア図書館とバイネッキ稀覯本・手稿図書館が所蔵する李氏朝鮮時代の資料など140点の貴重書のデジタル化にあたり、韓国国立中央図書館と提携すると発表しています。韓国国立中央図書館は、資金面での支援をするとともに、デジタル化された画像や書誌情報を「韓国古典籍総合目録システム」(KORCIS)に収録する予定とのことです。

Yale Partners with the National Library of Korea to Digitize Rare Books and Manuscripts(イェール大学 2011/8/19付けのプレスリリース)
http://opac.yale.edu/news/article.aspx?id=8789

KORCIS
http://www.nl.go.kr/korcis/

ウェブページから構造化データを抽出・表示するチェック用ツール“Structured Data Linter”ベータ版が公開

ウェブページ内に含まれる構造化データを抽出して表示してくれるチェック用ツール“Structured Data Linter”が公開されています。現在はベータ版で、バグが含まれている可能性があるとのことです。対応フォーマットはRDFaや、Schema.orgでも採用されているマイクロデータ(micordata)で、今のところマイクロフォーマット(microformats)で記述された構造化データには未対応とのことです。また、Googleリッチスニペットでの表示もチェックすることができるようです。

なお、ウェブサイト“Structured Data on the Web”にはその他にも様々な情報・ツールが掲載されています。

Structured Data Linter
http://linter.structured-data.org/

表示例(アップルパイのレシピ)
http://linter.structured-data.org/?url=http://linter.structured-data.org/examples/google-rs/recipe.md.html

Structured Data on the Web
http://structured-data.org/

岩手県大槌町立図書館が集会場で全国から寄贈された図書を使った貸出サービスを再開

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町立図書館が、全国から寄贈された約3,000冊の図書を使って、2011年8月20日から仮設住宅近くの集会場を巡回する貸出サービスを再開したそうです。1人5冊まで、貸出期間は2週間だそうです。

【大槌】町立図書館が業務再開 仮設の集会所を巡回(岩手日報 2011/8/22付けニュース)
http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/h201108/h1108211.html

本流失の図書館 集会所で貸し出し再開 岩手・大槌町(河北新報 2011/8/21付けニュース)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110821t35005.htm

8月 19日

東京大学、スマートフォン向けOPACのベータ版を公開

東京大学情報基盤センターが、東京大学OPACをスマートフォンから利用しやすいようにした「東京大学OPAC mobile」のベータ版を公開しています。同センターが主催する「図書系職員のためのアプリケーション開発講習会」の成果とのことです。

東京大学OPAC mobile beta
https://mbc.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/UTOPACmobile/index.html

東京大学OPAC mobileについて
https://mbc.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/UTOPACmobile/about.html

参考:
東京大学附属図書館、OPACから大学生協在庫をリレー検索できるブックマークレットを試行公開
http://current.ndl.go.jp/node/9486

第4期科学技術基本計画が閣議決定される

2011年8月19日に、第4期科学技術基本計画が閣議決定されました。図書館に関連する事項としては、「研究情報基盤の整備」の推進方策として、以下のような事項が記載されています。
・機関リポジトリ構築を推進し、論文・データ等の体系的収集、保存やオープンアクセスを促進
・論文誌の電子化や国立国会図書館・大学図書館の資料の電子化及びオープンアクセスの推進
・領域横断的な統合検索、構造化、知識抽出の自動化を推進
・研究情報全体を統合して検索、抽出できる「知識インフラ」としてのシステムを構築

科学技術基本計画(文部科学省のサイト)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kihon/main5_a4.htm

第4期科学技術基本計画の概要
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/08/19/1293746_01.pdf

第4期科学技術基本計画
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/08/19/1293746_02.pdf

参考:

情報処理推進機構、情報システムの機能・サービスに応じたセキュリティ要件定義の支援のための「セキュリティ要件確認支援ツール」を公開

2011年8月17日に、独立行政法人情報処理推進機構が、情報システムのセキュリティ要件定義を支援する「セキュリティ要件確認支援ツール」を公開したようです。「セキュリティ要件確認支援ツール」は、情報システムの企画、調達、設計、構築、運用等の各場面で、検討対象(機能・サービス)に応じた情報システムのセキュリティ要件定義を容易にすることを目的としたツールとのことです。

セキュリティ要件確認支援ツール
https://isec-sras.ipa.go.jp/

セキュリティ要件確認支援ツールの公開~さまざまな情報システムにおける適切なセキュリティ要件定義を容易に~ (情報処理推進機構 2011/8/17付けのニュース)
http://www.ipa.go.jp/about/press/20110817.html

米国の1930年代から50年代のラジオ番組の音源を提供するウェブサイト“Old Radio World”

“Old Radio World”という、米国の1930年代から50年代にかけてのラジオ番組約1,000件の音源をMp3形式で提供しているウェブサイトが公開されているようです。このウェブサイトはBrandon L. Tran氏が個人で開設しているもののようで、コメディやドラマ、ミステリー、サイエンス・フィクション、西部劇等のジャンルに分けて提供されています。

Old Radio World
http://www.oldradioworld.com/

日本学術会議、提言「学術統計の整備と活用に向けて」を公表

2011年7月28日付けで、日本学術会議が新たに提言として「学術統計の整備と活用に向けて」を8月16日に公表しています。提言の内容は、(1)学術統計の精度および比較可能性の向上、(2)学術統計データ収集と各種調査の適正な実施、(3) 学術統計データ分析の専門家育成、(4)評価の在り方、特に数値化・定量化し難いものの評価に関わる検討、(5)学術統計に関する啓発と情報発信、(6) 学術誌に関する戦略的取組みに向けたデータ収集と分析、以上の6項目にまとめられているようです。

学術統計の整備と活用に向けて (PDF)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-t130-6.pdf

日本学術会議 (2011/8/16付けの「最近の活動」に上記のリンクがあります。)
http://www.scj.go.jp/

読書は人の為になる チェコの子ども向け読書推進キャンペーン

2011年8月18日付けのNAPLEのブログ記事で、チェコで行われている子ども向けの読書推進キャンペーンの話題が取り上げられています。“Čtení pomáhá”(The Reading is Helpful)と呼ばれるこのキャンペーンは、予め学齢に応じて設定されている図書を子どもが読み、その後キャンペーンのウェブサイトで出される、その図書に関する質問に正解することで、仮想通貨として50チェココルナが子どもに与えられるようです。そして子どもは、その仮想通貨を使って、キャンペーンサイトに掲載されているチャリティ活動に寄付するようです。なお、子どもに与えられる仮想通貨は現実のお金に換金することはできませんが、子どもからチャリティ活動に支払われた寄付については、スポンサーとなっている企業等からの寄付金をもとに支払われるようです。

Čtení pomáhá
http://www.ctenipomaha.cz/

Čtení pomáhá (Bulletin SKIPの記事)
http://skip.nkp.cz/Bulletin/Bull11_215.htm#ti

Interesting Activities: Čtení pomáhá (The Reading Is Helpful)(NAPLE 2011/8/18付けの記事)

総務省、「新ICT利活用サービス創出支援事業(電子出版環境整備事業)」の各プロジェクトに対する評価を公開

総務省が2011年6月27~28日に行われた「新ICT利活用サービス創出支援事業(電子出版環境整備事業)事業評価会」の資料を公開しています。

新ICT利活用サービス創出支援事業(電子出版環境整備事業)事業評価会(総務省 2011/8/19付け)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shuppan/02ryutsu02_03000067.html

参考:
「新ICT利活用サービス創出支援事業」各プロジェクト報告書のリンク集
http://current.ndl.go.jp/node/18193

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