アーカイブ - 2011年 7月 26日 - car

本を読むなら許します! ニューヨーク公共図書館による子ども利用者14万人の罰金帳消しキャンペーン

2011年7月25日付けの米国各紙で、ニューヨーク公共図書館(NYPL)が同日に開始したサマープログラムを紹介しています。記事によると、NYPLには、15ドル以上の罰則を受け貸出禁止となっている17歳以下の利用者が、143,000人(同館の貸出カードを持つ子どもの利用者の約30%に相当)いるとのことです。しかし、NYPLとしては支払われる見込みのない罰金を待つよりも、子どもに図書館を利用して本を読んでほしいと考えているため、夏休みの読書プログラムとして、15分読めば1ドル罰金を減額にする今回の企画を始めたとのことです。このプログラムは、2011年9月9日まで行われるようです。

Summer Reading: Read Down Your Fines (New York Public Libraryのウェブサイト)
http://www.nypl.org/readdown

New York scheme for 143,000 kids to work off library fines: Read (Reuters 2011/7/25付けの記事)
http://www.reuters.com/article/2011/07/25/us-library-fines-newyork-idUSTRE76O52520110725

ニューヨーク大学図書館らが開発中の、オープンソースの次世代アーカイブ管理システム“ArchivesSpace”

米国のニューヨーク大学図書館らが、アンドリュー・メロン財団から助成を受けて、オープンソースの次世代アーカイブ管理システム“ArchivesSpace”を開発中だそうです。ArchivesSpaceは、2006年にリリースされたArchonとArchivists' Toolkit(AT)というソフトウェアを統合するものだそうで、Archonを開発したイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、ニューヨーク大学と共同でATを開発したカリフォルニア大学サンディエゴ校も開発プロジェクトに参加しているそうです。

ArchivesSpace
http://archivesspace.org/

Archivists' Toolkit
http://www.archiviststoolkit.org/

Archon
http://www.archon.org/

NYU Libraries and Partners Developing Next-Generation Archives Management System with Grant from The Andrew W. Mellon Foundation (New York University 2011/7/22付けニュース)

ポーランド国立図書館による図書館界・図書館情報学ポータルサイト“BABIN 2.0”

2011年7月25日付けのポーランド国立図書館(Biblioteka Narodowa)のニュースで、同館の提供している“BABIN 2.0”というウェブサイトが紹介されています。“BABIN 2.0”は、特にポーランド国外における図書館界・図書館情報学の最新動向の紹介を目的としたもので、ウェブサイトでは20か国の学術雑誌150誌に掲載されている、図書館情報学に関連した特色ある論文を取り上げて、その内容の紹介を行っているようです。

BABIN 2.0
http://babin.bn.org.pl/

震災で開館を延期していた福島県白河新市立図書館がオープン

2011年4月に予定されていた開館を東日本大震災の影響で延期していた福島県白河新市立図書館が、7月24日に無事オープンしたそうです。

白河新市立図書館開館 震災3カ月遅れ(KFB福島放送 2011/7/25付けニュース)
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201107256

白河新市立図書館
http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/info.rbz?nd=266&ik=1

被災した千葉県船橋市立西図書館が長期休館を決定し、西船橋出張所で代替サービスを実施

東日本大震災で被災した千葉県船橋市立西図書館が建物調査の結果長期休館を決定したそうです。同館ウェブサイトによると、2011年7月13日から西船橋出張所で図書の予約受付、予約図書の受取、返却などのサービスを再開しているそうです。また、同館所蔵の郷土資料は中央図書館に移す予定とのことです。

船橋市立西図書館の再開断念(MSN産経ニュース 2011/7/24付けニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110724/chb11072415140003-n1.htm

千葉県船橋市立図書館
http://www.city.funabashi.chiba.jp/shisetsu/toshokankominkan/0001/0005/0001/library.html

東京都立多摩図書館、「東京マガジンバンク」の所蔵雑誌24タイトルに対して欠号寄贈を呼びかけ

東京都立多摩図書館の「東京マガジンバンク」が、欠号を生じている24タイトルの雑誌について寄贈を呼びかけています。

東京マガジンバンクの欠号寄贈のお願い(東京都立図書館)
http://www.library.metro.tokyo.jp/15/15a13.html

欠号を生じている24種の雑誌について、欠号分のご寄贈をお願いしています。(東京都立図書館 2011/7/26付けお知らせ)
http://www.library.metro.tokyo.jp/info/archive/document.php?g=info&id=336

参考:
東京都立多摩図書館、リニューアルし「東京マガジンバンク」を設置
http://current.ndl.go.jp/node/12759

英国国立公文書館(TNA)、地方の公文書館とともにウェブアーカイブ対象を地方自治体のウェブサイトにまで拡大へ

2011年7月25日に、英国国立公文書館(TNA)は、地方自治体・行政機関のウェブサイトのアーカイブを進めるためのパイロットプログラムを開始したと発表しています。TNAはInternet Memory Foundation(IMF)とともに、中央政府のウェブサイトのアーカイブを進めていますが、これでは地方自治体・行政機関のウェブサイトをカバーしきれないため、今回の発表に至ったようです。プログラムでは、国内の公文書館7館とともに、20以上の地方政府をカバーしたウェブアーカイブに取り組むようで、パイロット期間中、地方の公文書館職員はウェブアーカイブの研修を受けたり、TNAやIMFから無料のサポートを受けることになるようです。

The National Archives brings web archiving to local authorities (The National Archives 2011/7/25付けの記事)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/599.htm

参考:
CA1733 - 動向レビュー:ウェブアーカイブの課題と海外の取組み / 中島美奈
http://current.ndl.go.jp/ca1733

英国政府系サイトのウェブアーカイブポータルが10億アクセスを突破