アーカイブ - 2011年 6月 - car

6月 22日

福島県立図書館、7月15日から部分開館

2011年6月22日に、福島県立図書館が、7月15日から部分開館すると発表しました。部分開館は、玄関から「こどものへや」までの範囲ということです。また、6月22日には、京都府図書館等連絡協議会とキハラ株式会社からそれぞれ図書とブックトラックの寄贈を受けたことも発表しています。

福島県立図書館(新着情報に「部分開館のお知らせ」とあります)
http://www.library.fks.ed.jp/

図書等の寄贈 (福島県立図書館 2011/6/22付けの情報)
http://www.library.fks.ed.jp/ippan/tosyokanannai/kiso/kiso.html#kiso

Serials Solutions社、ウェブスケールディスカバリサービス“Summon”の検索対象にElsevier社のScienceDirectを追加へ

2011年6月21日、米国のSerials Solutions社が、同社が提供しているウェブスケールディスカバリサービス“Summon”の検索対象に、Elsevier社のフルテキストデータベース“SciVerse ScienceDirect”を含める意向だと発表しました。これによって、ScienceDirect収録の電子ジャーナル・電子書籍が、Summonから全文検索することが可能になるそうです。現在、Summonには7,000以上の出版社等から提供された7億5,000万件のレコードが含まれているとのことです。

ベルリン国立図書館、オーストリア国立図書館とポーランド国立図書館それぞれと協力協定を結ぶ

ドイツのベルリン国立図書館(Staatsbibliothek zu Berlin)が、オーストリア国立図書館とポーランド国立図書館それぞれとの間で協力協定を結んだようです。2011年6月9日に結ばれたオーストリア国立図書館との協定内容は、職員の人事交流による研修をメインとしたもので、6月21日に結ばれたポーランド国立図書館との協定内容は、コレクションのデジタル化やそれぞれの言語の書誌情報の維持・共有等を目的としているようです。

Österreichische Nationalbibliothek und Staatsbibliothek zu Berlin schließen Kooperationsvereinbarung (Staatsbibliothek zu Berlin 2011/6/9付けのニュース)
http://staatsbibliothek-berlin.de/nc/ueber-uns/presse/detail/article/2011-06-09-4835.html

Österreichische Nationalbibliothek schließt Kooperationsabkommen mit Staatsbibliothek zu Berlin (Österreichische Nationalbibliothekのニュース)

九州大学附属図書館、大学におけるiPad活用方法を学ぶ「iPadワークショップ」を開催

九州大学附属図書館が、2011年7月1日と4日に「iPadワークショップ」を開催するそうです。ワークショップの内容は、iPadの基本的な使い方や、授業や図書館など大学生活におけるiPadの活用方法だそうです。

iPadワークショップを開催します(九州大学附属図書館 2011/6/21付けニュース)
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/events/ipad_ws.html

参考:
九州大学附属図書館、館内でのiPadの貸出サービスの試行を開始
http://current.ndl.go.jp/node/18314

「悲劇を忘れない」 テロ・マフィア抗争の資料等をまとめたポータルサイト(イタリア)

2011年5月9日、イタリアの「記憶の日」(“Giorno della memoria”)の式典において、「忘れないためのアーカイブネット」(“Rete degli archivi per non dimenticare”)というポータルサイトが公開されたようです。これは、同国のアーカイブズ機関の協力の下、ナショナルアーカイブズシステム(Sistema Archivistico Nazionale)内に作成されたポータルサイトで、第2次世界大戦以降、イタリアで生じたマフィアの暗殺事件やテロリズムに関する資料を提供するもののようです。

“RETE DEGLI ARCHIVI PER NON DIMENTICARE” (Internet Culturale 2011/5/12付けの記事)
http://www.internetculturale.it/opencms/opencms/it/archivionovita/2011/novita_0013.html

Roma, 9 maggio - Inaugurazione portale “Rete degli archivi per non dimenticare” (Rete degli archivi per non dimenticare 2011/5/9付けの記事)

6月 21日

米国議会図書館(LC)と写真家グループによる、現代の米国の姿を保存するプロジェクト

米国議会図書館(LC)は、ピューリッツァー賞受賞写真家らによる非営利グループFacing Changeとの提携を発表しています。LCは、現代の米国の生活を撮影したFacing Changeの写真を使った書籍を出版したり、ボーンデジタルの資料として保存したりするとのことです。LCの印刷物・写真部門のチーフは、「50-60年後にはこれらの写真が歴史家、写真家、国民にとって価値あるものとなるであろう」とコメントしています。

Archiving, Publishing Collaboration with Major Contemporary Photographers Announced by Library of Congress(LC 2011/6/20付けのプレスリリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2011/11-114.html

Announcing Collaboration with the LIBRARY OF CONGRESS(Facing Changeのウェブサイト 2011/6/20付けの記事)
http://blog.facingchange.org/2011/06/20/library-of-congress/

参考:

国勢調査に見る、1880年から2009年までの米国の図書館員(記事紹介)

オックスフォード大学出版局(OUP)のブログ“OUPblog”に、2011年6月20日付けで、米国の国勢調査(U.S. Census)の記録を用いて1880年から2009年までの米国の図書館員(librarian)に関する統計・数値を紹介する記事が掲載されています。1880年に636人だった人数は第二次大戦後に増加して1990年に307,273人でピークとなり、その後減少しているとのことです。その他、賃金、性別、人種、年齢等の統計・数値も紹介されています。

Librarians in the U.S. from 1880-2009(OUPblog 2011/6/20付けの記事)
http://blog.oup.com/2011/06/librarian-census/

明治大学図書館、新図書館建設の進捗状況を公開

2011年6月13日に、明治大学図書館が、和泉キャンパス新図書館(仮称)建設の進捗状況を公開しています。

和泉キャンパス新図書館(仮称) 進捗状況 (明治大学図書館のウェブサイト)
http://www.lib.meiji.ac.jp/new-izumilib/view.html

明治大学図書館 - 和泉キャンパス新図書館(仮称) (2011/6/13付けのニュースに、上記へのリンクがあります。)
http://www.lib.meiji.ac.jp/new-izumilib/index.html

イランで初の電子図書館が開設

2011年6月15日に、イランの文化イスラム指導省(Ministry of Culture and Islamic Guidance)が、同国で初となる電子図書館を開設したようです。電子図書館では、800点以上のペルシア語図書や3,475点の外国語図書のほかに、19,000点のペルシア語の雑誌記事や760点以上の博士論文等が利用できるようです。

Iran launches first Digital Library (Press TV 2011/6/15付けの記事)
http://www.presstv.ir/detail/184868.html

Iranian Culture Ministry opens digital library (Tehran Times 2011/6/15付けの記事)
http://www.tehrantimes.com/Index_view.asp?code=242570

科学技術政策研究所、『IEEEのカンファレンスと刊行物に関する総合的分析』を公表

2011年6月17日に、科学技術政策研究所が『IEEEのカンファレンスと刊行物に関する総合的分析―成長・激変する世界の電気電子・情報通信研究と日本―』を公表しました。IEEEとは、工学分野で世界の文献数の約1/3を出版する世界最大規模の学協会です。この研究報告では、IEEEが過去30年間に出版した文献について調査し、電気電子・情報通信関連の世界と日本の研究動向を定量的に分析したものとのことです。

『IEEEのカンファレンスと刊行物に関する総合的分析
―成長・激変する世界の電気電子・情報通信研究と日本―』 の公表について (科学技術政策研究所 2011/6/17付けのプレスリリース)
http://www.nistep.go.jp/achiev/abs/jpn/mat194j/pdf/mat194aj.pdf

IEEEのカンファレンスと刊行物に関する総合的分析―成長・激変する世界の電気電子・情報通信研究と日本― (報告書全文PDF)
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat194j/pdf/mat194j.pdf

IEEEのカンファレンスと刊行物に関する総合的分析―成長・激変する世界の電気電子・情報通信研究と日本― (報告書等の掲載ページ)

ニューヨーク公共図書館、新しいオンラインカタログとしてクラウドベースの“BiblioCommons”を採用

米国のニューヨーク公共図書館(NYPL)が、トロントに拠点を持つBiblioCommons社がクラウドで提供しているディスカバリインタフェース“BiblioCommons”を採用するそうです。このNYPLの新しいオンラインカタログは2011年9月にリリースされる予定ですが、現在テスト版が公開されています。主な機能として、検索エンジンの性能向上、書棚・読書リスト作成機能、レビュー・タグ付け・レーティング機能などがあり、レビューなどのコンテンツは120ある他のBiblioCommons導入館と共有できるそうです。また、BiblioCommons社はNYPLのために、ユーザがボランティアで電子化テキストの文字起こしをする仕組みなどの新機能を開発中だそうです。BiblioCommonsは米国のシアトル公共図書館やボストン公共図書館でも導入されています。

NYPLのBibliocommons(テスト版)
http://nypl.bibliocommons.com/

BiblioCommons社のウェブサイト
http://bibliocommons.com/

英国図書館(BL)、Googleと提携して18-19世紀の25万冊をデジタル化へ

英国図書館(British Library:BL)が、Googleと提携し、同館の所蔵する著作権の保護期間が終了している25万冊の資料をデジタル化すると発表しています。対象となるのは1700年から1870年の資料で、BLが選択し、Googleがデジタル化するとのことです。デジタル化の費用は全てGoogleが負担するとのことです。デジタル化された資料は、Googleブックスで無料で全文検索、ダウンロード、閲覧ができるとともに、BLのウェブサイトでも検索可能で、BLのデジタルアーカイブに永久保存されるとのことです。

The British Library and Google to make 250,000 books available to all(BL 2011/6/20付けのプレスリリース)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/The-British-Library-and-Google-to-make-250-000-books-available-to-all-4fc.aspx

大英図書館の蔵書を電子化 グーグル、25万冊(47NEWS 2011/6/21付けの記事)
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011062101000054.html

【イベント】被災文化遺産支援コンソーシアム第1回拡大連絡会(7/3・兵庫)

2011年7月3日に兵庫県西宮市の大手前大学さくら夙川キャンパスにて、被災文化遺産支援コンソーシアムの第1回拡大連絡会が開催されるようです。なお、被災文化遺産支援コンソーシアムは、東日本大震災で罹災した文化遺産の復興を情報技術で後方支援する専門家有志のコンソーシアムとのことです。

CEDACH 第1回拡大連絡会 (被災文化遺産支援コンソーシアム 2011/5/16付けの記事)
http://www.cedach.org/?q=meetng003

6月 20日

米国の公共図書館でのインターネット接続サービスに関する報告書

米国ワシントン大学の調査チームU.S. IMPACTによる、米国の公共図書館でのインターネット接続サービスについて調査をまとめた報告書“Opportunity for All: How Library Policies and Practices Impact Public Internet Access”(2011年6月付け)が公開されています。U.S. IMPACTによるこのテーマに関する報告の第2弾で、4つの公共図書館での事例調査や、約300名の図書館の利用者、職員、資金提供者等へのインタビュー調査を実施し、公共インターネットアクセスの提供を維持・改善するための戦略について提言しているものです。調査は、博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)やビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の資金支援により行われたものです。

Opportunity for All: How Library Policies and Practices Impact Public Internet Access(本文)
http://www.imls.gov/pdf/OppForAll2.pdf

U.S. IMPACT Study Second Report(IMLS 2011/6/17付けのプレスリリース)

欧州委員会、子ども向けのオンラインコンテンツを競う“Best children's online content”の優秀者を発表

2020年までの欧州経済の繁栄を目指す、欧州委員会の戦略“Digital Agenda”において、12歳以下の子ども向けのオンラインコンテンツを競う“Best children's online content”が開催され、欧州委員会は17日にその優秀者を発表したようです。表彰は、ユース部門とアダルト部門に分けられ、それぞれ3位まで挙げられています。

Digital Agenda: "Best children's online content" competition winners (EC 2011/6/17付けのプレスリリース)
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/11/746&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、“Government of Canada Core Subject Thesaurus”をSKOS/RDFフォーマットで公開

2011年6月17日に、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、カナダ政府の統制語彙集である“Government of Canada Core Subject Thesaurus”について、SKOS/RDFフォーマットでの公開を始めたようです。

Government of Canada Core Subject Thesaurus
http://en.thesaurus.gc.ca/default.asp?lang=En&n=EAEAD1E6-1

Government of Canada Core Subject Thesaurus in SKOS/RDF format (LAC 2011/6/17付けのニュース)
http://www.collectionscanada.gc.ca/whats-new/013-527-e.html

千葉大学アカデミック・リンク・センター主催のセミナー(第1回)の動画等が公開

2011年6月10日に開催された、千葉大学アカデミック・リンク・セミナー(第1回)「アカデミック・リンク,はじまる」の動画が公開されています。セミナーでは、アカデミック・リンクの概要とプロジェクトの説明、及び質疑応答が行われたようです。動画公開ページでは、当日の配付資料とセミナーアンケート結果も掲載されています。

【アカデミック・リンク・セミナー no.1】アカデミック・リンク,はじまる (アカデミック・リンク・センターのウェブサイト)
http://alc.chiba-u.jp/seminar/report001.html

アカデミック・リンク・センター (2011/6/20付けの情報として、上記へのリンクがあります。)
http://alc.chiba-u.jp/

日本国際児童図書評議会・日本ペンクラブらによる「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」、2011年7月から移動図書館で被災地訪問

社団法人日本国際児童図書評議会、社団法人日本ペンクラブ子どもの本委員会、財団法人日本出版クラブ、財団法人出版文化産業振興財団による「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」が、2011年6月17日に記者会見を開き、7月から2台の移動図書館バスを被災地へ巡回させると発表したそうです。同プロジェクトは5月1日に立ち上げられたもので、被災地の子どもたちのために、図書館バスによる被災地訪問、紙芝居・ストーリーテリング・読み聞かせ・人形芝居、作家・画家が被災地を訪問して子どもたちと過ごす、被災地以外でのチャリティー原画展・講演会、などを企画・実行しているそうです。

子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト
http://www.jbby.org/ae/

被災地の子に移動図書館=ペンクラブなど(時事ドットコム 2011/6/17付けニュース)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011061700755

株式会社資料保存器材、紙を安全に洗う「クリーニング・ポケット法」を非営利利用に対して無償提供

株式会社資料保存器材が、同社ウェブサイトで、フィルムと不織布で作ったポケットに資料を封入することによって紙を安全に洗う方法「クリーニング・ポケット法」を紹介しています。この技術は同社が特許を持っているそうですが、非営利目的・クレジット明示という条件を満たせば無償提供する、東日本大震災で被災した資料の救済方法の一つとして有効活用してほしい、とのことです。

紙を安全に洗う―クリーニング・ポケット法(株式会社資料保存器材 2011/6/17付け情報)
http://www.hozon.co.jp/report/kuri/kuri-no006-cleaning_pocket.html

ポスドクの半数は電子書籍を好む カリフォルニア大学、教職員・学生を対象にした電子書籍のユーザ調査報告書を公開

2011年6月17日、米国カリフォルニア大学が、同大学教職員・学生を対象とした電子書籍のユーザ調査報告書“UC Libraries Academic e-Book Usage Survey: Springer e-Book Pilot Project”を発表しました。同調査は2010年に行われたもので、2,569人が回答、その目的は、電子書籍の購入における全学戦略の構築をサポートし、将来のコレクションマネジメントに必要な情報を提示することだそうです。報告書で扱われているトピックには、利用者は紙の書籍と電子書籍のどちらをより好むか、電子書籍の特徴で重要なものは何か、利用者がSpringer社の電子書籍を使用した経験の評価、などだそうです。利用者の好みに関しては、49%が紙の書籍を、34%が電子書籍を好むと回答したそうです。また、回答者の身分別では、電子書籍のほうを好むと回答した人の割合が最も多かったのはポスドク(49%)で、大学院生(35%)、教員・講師(33%)、学部生(27%)の順だったそうです。専攻分野別では、経営学・法学(54%)が最も多く、生命・健康科学(44%)、物理学・工学(32%)、社会科学(31%)、芸術・人文科学(17%)の順だったそうです。

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