アーカイブ - 2011年 5月 12日 - car

ドイツ国立図書館(DNB)ライプツィヒ館の新館完成、今後20年分の資料収容が可能に

2011年5月9日に、ドイツ国立図書館(DNB)ライプツィヒ館の4期目の増築工事が終わり、新館が完成したようです。この増築工事は、増え続ける資料への対応のため2007年に開始されたもので、その結果、500万冊を超す図書や100万件以上の音声資料等、今後20年分の資料の収容が可能となったようです。また、ベルリンからライプツィヒへ移転してきていたDNBの分館「ドイツ音楽資料館」の新閲覧室もこの日に併せて開館式典が行われ、DNBライプツィヒ館に併設されていた「ドイツの本と文字の博物館」の建物も新しくなったようです。

Kulturstaatsminister eröffnet Erweiterungsbau der Nationalbibliothek (Duetsche National Bibliothek 2011/5/9付けのプレスリリース)
http://www.d-nb.de/eng/aktuell/presse/pressemitt_eb4.htm

Lob für Leipzigs neuen Bücher-Palast (Bild.de 2011/5/9付けの記事)

BSO(Broad System of Ordering)に関する文献についての解題書誌

獨協医科大学越谷病院図書室の川村敬一氏による、BSO(Broad System of Ordering)に関する文献についての解題書誌“BSO Broad System of Ordering International Bibliography”(英語)が公開されています。1973年から2010年までの関連文献(19言語の270文献)が取り上げられています。BSOは、1970年代にユネスコと国際情報ドキュメンテーション連盟(FID)の共同事業として開発された分類法で、異なる索引言語間の変換言語を最終目的とするものです。

BSO - Broad System of Ordering: an international bibliography
http://arizona.openrepository.com/arizona/handle/10150/129413

国連アフリカ経済委員会(ECA)、アフリカの経済・社会に関する過去50年間の資料等を提供する機関リポジトリを開設

2011年5月2日に、国連アフリカ経済委員会(Economic Commission for Africa:ECA)が機関リポジトリを開設したようです。このリポジトリは、ECAが過去50年間にわたり収集してきた、アフリカの経済的社会的発展に関する資料(雑誌論文、会議予稿集、テクニカルリポート、年報等)をオープンアクセスで提供するもののようです。ECAのICT部門の責任者Aida Opoku-Mensah氏は「ECAの機関リポジトリの開設は、アフリカに関する独自の、信頼できる経済的・社会的情報にアクセスし、そしてそれを普及させるマイルストーンとなるものである」とコメントしているようです。

United Nations Economic Commission for Africa Institutional Repository
http://repository.uneca.org/

Launch of Institutional Repository seen as “Milestone in the access and diffusion of information on Africa (ECADL Blog repository2011/5/2付けの記事)
http://repository.uneca.org/blog/?p=34

【イベント】平成22年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)「クラウド時代の機関リポジトリ」(6/13-14・東京)

2011年6月13日と14日に、平成22年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)「クラウド時代の機関リポジトリ」が、国立情報学研究所学術総合センターで開催されるようです。

平成22年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系) (学術機関リポジトリ構築連携支援事業 2011/5/10付けの情報)
http://www.nii.ac.jp/irp/event/2011/debrief/

“byflow”がカーリルとの連携機能を追加、Googleブックスプレビューにも対応

2011年5月11日に、“byflow”(ベータ版)が、カーリルとの連携機能を追加し、気になる本の図書館での貸出状況を確認できるようになったとのことです。また、Googleブックスプレビューにも対応し、気になる本があった時にその場で中身を見ることができるとのことです。なお、“byflow”は、ユーザーが持っているモノ、出会った本・音楽・映画などを“アイテム”として登録し、そのアイテムの傾向から趣味の似た人やおすすめのアイテムを紹介するサービスのようです。

byflow
http://www.byflow.com/

「図書館で探す」の追加とGoogleブックスプレビューの対応 (byflow Blog 2011/5/11付けの記事)
http://blog.byflow.com/2011/05/google.html

技術の急速な変化によってデジタルアートが失われる危険性(記事紹介)

2011年5月8日付けの英国Guardian紙に、“Race to save digital art from the rapid pace of technological change”と題した記事が掲載されています。記事は、技術の変化のスピードが速すぎるために、デジタル技術で作られた現代のアート作品等の保存を適切に行わないと、今後すぐに失われてしまう危険性があるとして警鐘を鳴らす内容となっているようです。

Race to save digital art from the rapid pace of technological change (Guardian 2011/5/8付けの記事)
http://www.guardian.co.uk/technology/2011/may/08/digital-art-hilary-lloyd