アーカイブ - 2011年 10月 - car

10月 25日

Serials Solutions社、開発中のウェブスケール図書館業務管理システムに関するオンラインセミナーの動画を公開

米Serials Solutions社が2011年10月18日から22日にかけて開催した、以下のオンラインセミナーの動画が公開されています。テーマは同社が現在開発中のウェブスケール図書館業務管理システムなどです。

・Using Linked Data to Create Efficiencies in the Library
・How System Interoperability Streamlines and Improves Library Management
・Uncover Cost Savings with Web-Scale Management
・What's New and Upcoming with the Summon Service

Serials Solutions at upcoming events in London and Charleston; recent webinar recordings available (LIS-E-RESOURCES 2011/10/25付け) ("Recent Webinar Recordings"以下に4本の動画へのリンクがあります)
https://www.jiscmail.ac.uk/cgi-bin/webadmin?A2=LIS-E-RESOURCES;8f717141.1110

10月27日は世界視聴覚遺産の日

毎年10月27日は、ユネスコの定める「世界視聴覚遺産の日」(World Day for Audiovisual Heritage)とされており、2011年のテーマには“Audivisual Heritage: See, Hear, and Learn”が掲げられています。この日にちなんで世界各国ではイベントが予定されており、日本では10月27日に東京の求道会館で、11月5日には東京国立近代美術館フィルムセンター等でイベントが開催されるようです。

World Day for Audiovisual Heritage 2011
http://www.pia.gov.ph/wdavh2011/?m=1

World Day for Audiovisual Heritage 2011 (UNESCOのウェブサイト)
http://www.unesco.org/new/en/communication-and-information/access-to-knowledge/archives/world-day-for-audiovisual-heritage/world-day-for-audiovisual-heritage-2011/

ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」 (東京国立近代美術館フィルムセンターのウェブサイト)

国立国会図書館、ISIL(図書館及び関連組織のための国際標準識別子)のページを開設

国立国会図書館は、2011年10月20日付けで、「図書館及び関連組織のための国際標準識別子」(ISIL)のページを開設しました。ISILは、図書館をはじめ博物館、美術館、文書館などの類縁機関に付与される国際的なIDで、国立国会図書館が、日本の国内登録機関として日本国内のISIL付与及び管理を行います。ISILのページでは、ISILを持つ機関の基本的な情報を登録したファイル(ISIL管理台帳)を公開しています。

図書館及び関連組織のための国際標準識別子(ISIL)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/isil/index.html

参考:
CA1715 - 図書館及び関連組織のための国際標準識別子ISIL / 宮澤 彰
http://current.ndl.go.jp/ca1715

米カリフォルニア大学、大学出版局の共同オンラインプラットフォーム“University Press Scholarship Online”に参加へ

2012年3月、米カリフォルニア大学が、英オックスフォード大学出版局の運営している他大学出版局の書籍もオンラインで提供するプラットフォーム“University Press Scholarship Online”(UPSO)に参加すると発表されました。UPSOには現在6大学が参加しており、21分野の7,000タイトル以上の図書が利用可能とされています。UPSOは、OpenURLやDOIをサポートし、コンテンツはPorticoでアーカイブされているそうです。

University of California Press joins UPSO (UPSO 2011/10/24付けプレスリリース)
http://www.universitypressscholarship.com/newsitem/44/university-of-california-press-joins-upso

米国計算機学会(ACM)、研究者が自著論文の出版社版を無料公開できる新サービス“ACM Author-Izer”を開始

米国計算機学会(ACM)が、ACMのジャーナルに論文を掲載した研究者を対象とした新サービス“ACM Author-Izer”を開始しました。このサービスを使うと、著者は自著論文の出版社版を自身のウェブページなどで無料公開できるようです。ACMはオープンアクセスポリシーとして著者に論文のセルフアーカイブを許可(Green road)しており、ACM Author-Izerはそれを拡充するものだとされています。ACM Author-Izerを利用するためには、ACM Digital Libraryにログインし、論文を公開するウェブページのURLなどを入力して、ウェブページに埋め込むためのHTMLコード(論文ダウンロード用URL、このURLからダウンロードされた論文の統計含む)を取得するという流れになるようです。

ACM AUTHOR-IZER SERVICE
http://www.acm.org/publications/acm-author-izer-service

ACM Author-Izer Service (サービスを解説したPowerPointファイル)
http://www.acm.org/publications/Author-Izer-2011-update.pptx

デジタルキュレーションセンター(DCC)、データセットの引用方法を解説したガイドブックを公開

2011年10月21日に、英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)は、研究者等がデータセットを引用して出版物にリンクさせる方法を解説したガイドブック“How to Cite Datasets and Link to Publications”を公開したようです。DCCの説明によるとこのガイドブックは、研究者の他に、リポジトリ管理者やデータアーキビスト等が自組織で保存しているデータをより引用しやすくするのにも役立つとのことです。

How to Cite Datasets and Link to Publications (PDF)
http://www.dcc.ac.uk/webfm_send/525

How to Cite Datasets and Link to Publications (HTML)
http://www.dcc.ac.uk/resources/how-guides/cite-datasets

フランス・ボルドー市に期間限定で船上図書館“Biblio.Bato”が登場

2011年10月25日、フランスのボルドー市に、フェリーを改造して作られた期間限定の船上図書館“Biblio.Bato”が登場したようです。これは同国の文化省との協力で実現したもので、Biblio.Batoはレストランやクラブ、コンサートホール等を備えたI-Boatと呼ばれるフェリーの一部に設置されているようです。図書館では、貸出やレファレンス等の通常の図書館サービスを提供しているほか、ボルドー市の公共図書館としては初めてテレビゲームを備えているようです。

Biblio.bato (bordeaux.frのウェブサイト)
http://www.bordeaux.fr/ebx/portals/ebx.portal?_nfpb=true&_pageLabel=pgFicheOrga&classofcontent=organisme&id=42718

Bordeaux lance ≪Biblio.bato≫ (Bibliofrance.org 2011/10/24付けの記事)

〈大震災〉出版対策本部らが岩手県陸前高田市に建設した子ども向け図書館が11月にオープン

大手出版社等から成る〈大震災〉出版対策本部が、「あしたの本プロジェクト」や三井物産らと協力して岩手県陸前高田市に建設を進めてきた子ども向け図書館が11月にオープンするとのことです。また、〈大震災〉出版対策本部の10月までに実施した図書や図書カード寄贈等の活動をまとめたPDF文書が公開されています。

「一本杉」のもとに子どもたちを…図書館開設へ(Yahoo!ニュース 2011/10/24付けニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111024-00000804-yom-soci

対策本部活動概要(3月~10月)(〈大震災〉出版対策本部 2011/10/24付けPDF文書)
http://www.shuppan-taisaku.jp/wp-content/uploads/2011/10/document20111024.pdf

参考:
〈大震災〉出版対策本部、岩手県陸前高田市に子ども向け図書館を建設
http://current.ndl.go.jp/node/19090

子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト、セブン&アイの協力を受けて移動図書館の定期巡回を開始
http://current.ndl.go.jp/node/19340

10月 24日

【イベント】「ディジタルキュレーションシンポジウム ―時を越え、違いを越えて、知をつなぐ―」(12/9・東京)

2011年12月9日に、東京の印刷博物館で、「ディジタルキュレーションシンポジウム ― 時を越え、違いを越えて、知をつなぐ ―」と題したシンポジウムが開催されます。博物館・美術館、図書館、文書館(MLA)のリーダーを中心に、情報の発信・出版から利用、保存にいたるライフサイクルの各過程にかかわる有識者を招き、社会のネットワーク化、ディジタル化が進む中で、知の資源を収集蓄積し、途切れることなく保存継承してゆくことの重要性と様々な可能性について議論するとのことです。参加費は無料、募集人数は80名(先着順)となっています。

ディジタルキュレーションシンポジウム―時を越え、違いを越えて、知をつなぐ―
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/dcs2011/

プログラム
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/dcs2011/program.html

米国国立医学図書館(NLM)等、生物医学研究開発者向けのソフトウェア等の情報共有プロジェクトを開始

2011年10月21日に、米国国立医学図書館(NLM)は、退役軍人省の研究開発部門等と共同で、“Online Registry of Biomedical Informatics Tools”(ORBIT)というプロジェクトを開始したようです。これは、利用者である生物医学関係の研究開発者自身が、医療記録データに関するソフトウェアやナレッジベース、データセット等のリソース情報を登録して共有するためのもののようです。

Online Registry of Biomedical Informatics Tools
http://orbit.nlm.nih.gov/

NLM and Department of Veterans Affairs Launch Online Registry of Biomedical Informatics Tools (ORBIT) (NLM 2011/10/21付けの記事)
http://www.nlm.nih.gov/news/nlm_va_launch_orbit.html

第5回「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」が発表

全国出版協会が、第5回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の受賞者を発表しています。「朝の読書大賞」は、大阪府富田林市立寺池台小学校、長崎県平戸市立平戸小学校、青森市立浪打中学校、徳島県立板野高等学校に、「文字・活字文化推進大賞」は鹿児島県出水市に決定したそうです。

第5回髙橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」 受賞者決定のお知らせ(全国出版協会 2011/9/26付け)
http://www.ajpea.or.jp/takahashi/05/index01.html

平戸小が「朝の読書大賞」 県内初、貸出数は3年で5万冊増(長崎新聞 2011/9/30付けニュース)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110930/07.shtml

新潟県中越地震の記憶を未来に伝える、長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」が開館

2011年10月22日、新潟県長岡市に長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」が開館したそうです。これは、2004年10月23日に発生した新潟県中越地震の被災地である中越地域をそのまま情報の保管庫にする「中越メモリアル回廊」という試みの一部で、合わせて、23日には「おぢや震災ミュージアムそなえ館」と「川口きずな館」も開館したとのことです。

きおくみらい 長岡震災アーカイブセンター(中越メモリアル回廊)
http://c-marugoto.jp/facility/nagaoka.html

中越メモリアル回廊の3施設・3メモリアルパークが地域と共に、いよいよスタートします!10/22(土)・23(日)オープニングセレモニーのご案内(中越メモリアル回廊 2011/10/19付けプレスリリース)
http://c-marugoto.jp/news/2011/10/19/post_23.html

中越地震7周年 22、23日にメモリアル回廊6施設オープン 新潟(MSN産経ニュース 2011/10/21付けニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111021/ngt11102122080002-n1.htm

参考:
長岡市立中央図書館、中越地震等の「災害アーカイブス」を公開

「米国デジタル公共図書館」、欧州のEuropeanaと協力関係構築で合意

2011年10月21日付けで、米国ハーバード大学バークマンセンターを中心に設立に向けた検討が進められている「米国デジタル公共図書館」(Digital Public Library of America:DPLA)が、欧州のデジタル文化資源ポータルEuropeanaと協力関係を構築することでEuropeana側と合意したと発表しています。DPLAのシステムやデータを、Europeanaとの相互運用可能性の高いものとすることなどが合意されたようです。また、これにあわせて、両者の協力により、欧州から米国への移民に関するバーチャル展示を行う予定とのことです。

Digital Public Library of America and Europeana Announce Collaboration(DPLA 2011/10/21付けの情報)
http://dp.la/2011/10/21/digital-public-library-of-america-and-europeana-announce-collaboration/

岩手県立図書館、震災関連資料コーナーを開設

岩手県立図書館が、2011年10月21日に、同館内に震災関連資料コーナーを開設(プレオープン)したそうです。東日本大震災発生直後から生み出された被害状況・救援活動・復興などに関する資料を後世に引き継ぐために収集・保存するとともに、災害復興や防災対策・研究にも活用されるよう設置するものとのことです。行政資料(臨時広報、災害対策本部情報、県復興計画など)、非買資料(避難所だより、ボランティアニュース、イベントのチラシ・配布物、各種団体の発行物など)、各種出版物(震災関連図書、報道写真集、雑誌の震災特集号など)等が配架されるようです。

震災関連資料コーナーのご案内(岩手県立図書館)
http://www.library.pref.iwate.jp/0311jisin/shinsailib/index.html

岩手県立図書館 東日本大震災情報ポータル
http://www.library.pref.iwate.jp/0311jisin/index.html

東日本大震災:記憶、後世に 県立図書館、関連資料を収集・公開 /岩手(毎日jp 2011/10/23付けの記事)
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20111023ddlk03040005000c.html

参考:

大阪市立図書館、同館の歴史を振り返るウェブ展示「大阪市立図書館のあゆみ」を公開

大阪市立図書館が、大阪市立図書館90年及び大阪市立中央図書館50年記念のウェブ展示として「大阪市立図書館のあゆみ」を公開したようです。

大阪市立図書館のあゆみ
http://www.oml.city.osaka.jp/pub/oml/oml_history1.html

大阪市立図書館 (図書館ニュースに「大阪市立図書館90年・大阪市立中央図書館50年記念WEB展示「大阪市立図書館のあゆみ」を公開しました!」の記事があります)
http://www.oml.city.osaka.jp/

福井県立図書館の入館者数が500万人を突破

2011年10月23日に、福井県立図書館の入館者数が2003年2月の移転開館以来、500万人を突破したようです。同館ではこれを記念して、10月27日から11月9日までの特定の日に限って、県立図書館の本を借りた利用者先着100名に特製ブックマーカーをプレゼントするようです。

福井県立図書館入館者500万人達成! (福井県立図書館 2011/10/23付けの記事)
http://www.library.pref.fukui.jp/info/sonota/event_H23_500man.html

福利県立図書館入館者500万人達成記念!特製ブックマーカープレゼント (福井県立図書館 2011/10/23付けの情報)
http://www.library.pref.fukui.jp/info/sonota/bookmaker500.pdf

国立国会図書館、「国際子ども図書館調査研究シリーズ」の第1号「児童サービス研修のいまとこれから」を刊行

国立国会図書館は、「国際子ども図書館調査研究シリーズ」の第1号「児童サービス研修のいまとこれから」を刊行し、その全文をウェブサイトで公開しています。同シリーズは、子どもの読書活動推進の現場の参考となるような調査研究プログラムの成果を取りまとめたもので、第1号の内容は、質問紙調査「都道府県立図書館等における児童サービス関連研修実施状況調査」の結果を分析したものです。

国際子ども図書館調査研究シリーズ
http://www.kodomo.go.jp/info/series/index.html

10月 21日

米国国立公文書館、デジタル化作業のために開発したプログラムのソースコードをGitHubで公開

米国国立公文書館(NARA)がデジタル化作業のために開発したプログラムのソースコードを、ソースコードリポジトリの公開・共有サイト“GitHub”上で公開しています。現在公開されているのは、デジタル化のための様々な作業を行う“File Analyzer and Metadata Harvester”(記事中では「十得ナイフ」と表現されています)と、映像ファイルの解析ツール“Video Frame Analyzer”の2本のようです。

GitHubのNARAのページ
https://github.com/usnationalarchives

National Archives Digitization Tools Now on GitHub (NARAtions 2011/10/18付け記事)
http://blogs.archives.gov/online-public-access/?p=6270

知のデジタルアーカイブに関する研究会(第6回)の配布資料が公開

2011年10月17日に総務省で開催された「知のデジタルアーカイブに関する研究会(第6回)」の配布資料が、同省のウェブサイトで公開されています。

知のデジタルアーカイブに関する研究会(第6回)配布資料 (総務省 2011/10/21付けの情報)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shuppan/02ryutsu02_03000074.html

参考:
知のデジタルアーカイブに関する研究会(第5回)の配付資料が公開
http://current.ndl.go.jp/node/18965

アイルランド図書館会議、公共図書館員向けに利用者とのコミュニケーション法を解説したガイドブックを公開

2011年10月20日にアイルランド図書館会議(Library Council)が、利用者と公共図書館員がコミュニケーションを円滑に行うためのガイドブック“Say It Write”をウェブサイトで公開しました。このガイドブックは、公共図書館員が利用者と効果的にコミュニケーションを取ってより容易に「つながる」ことで、時間と予算の節約に役立つものとして作成されたようです。話し方だけでなく、印刷媒体やポスター、パワーポイント等での表現の仕方等も収録されているようです。

Say It Write
http://www.library.ie/sayitwrite/

Say it Write guidelines launched (Library Council 2011/10/20付けの記事)
http://www.librarycouncil.ie/say-it-write-guidlines-launched/

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