アーカイブ - 2011年 1月 11日 - car

エジプト・アレクサンドリア図書館、同館の電子図書館システムをバージョンアップ

2011年1月10日にエジプトのアレクサンドリア図書館(BA)が、同館の提供する電子図書館システム“Digital Assets Repository:DAR”の新バージョンを公開しました。DARの初公開以来、同館の情報コミュニケーションテクノロジー部門が開発してきた今回の新システムでは、18万件以上の電子書籍が提供されており、そのうち93%がアラビア語の資料とのことで、アラビア語の電子図書館としては最大規模のようです。新たなDARでは、資料のブラウジングのために、「よく閲覧されたもの」(Most Viewed)、「評価の高いもの」(Top Rated)、「よくコメントが付いたもの」(Most Commented on)のカテゴリーを利用できるほか、資料内の本文のテキストを選択し、アンダーラインやノートを付けることができたり、登録利用者には「本棚」機能等もあったりするようです。また、書籍の共有やタグ付け、評価やコメントの付与、ソーシャルネットワークとの連携機能等も提供されているとのことです。

Digital Assets Repository
http://dar.bibalex.org/webpages/dar.jsf

Launching a New Version of DAR (2011/1/10付け BAのニュース)

浜松市にイトーヨーカドー子ども図書館の資料を引き継いだ図書館が開館

静岡県浜松市に、イトーヨーカドー子ども図書館の資料の一部を引き継いだ流通元町図書館が、2011年1月6日に開館したようです。同館では、児童書が所蔵資料の約半数を占めているとのことです。

浜松市立図書館
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/study/library/

図書館:浜松に23番目 閉館の子ども図書館蔵書2400冊も児童書架に/静岡(毎日jp 2011/1/7付けの記事)
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20110107ddlk22040209000c.html

欧州委員会内の諮問委員会が、欧州における文化遺産オンラインの政策等に関する報告書を刊行

2011年1月10日、欧州委員会(EC)情報社会・メディア総局のハイレベル諮問委員会であるComité des Sagesが、報告書“The New Renaissance”を刊行しました。報告書では、欧州デジタル図書館“Europeana”ポータルが、欧州のオンライン文化遺産の中心的なレファレンスポイントとなるべきであるとして、EU加盟国に対し、各国の公的資金でデジタル化されたすべての資料を、Europeanaのウェブサイトで確実に利用できるようにすること、パブリックドメインの全資料を2016年までにEuropeanaを通じて利用できるようにすること等を求めているようです。

The New Renaissance
http://ec.europa.eu/information_society/activities/digital_libraries/doc/reflection_group/final-report-cdS3.pdf

i2010: Digital Libraries Initiative (2010/1/10付け ECのInfomation Societyのニュース。報告書の掲載ページです。)

英国図書館(BL)、貴重資料の画像等をスマートフォン向けアプリで提供

英国図書館(BL)が、同館で初となるスマートフォン向けアプリ“Treasures”を有料で提供しています。同館の展示室“Sir John Ritblat Treasures Gallery”に展示されている貴重資料のコレクションから、ジェーン・オースティンの10代の頃の作品やマグナ・カルタのオリジナル版等を含む250件の画像と40件の動画を提供するようです。

British Library Launches First Smartphone App(BLのプレスリリース)
http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/British-Library-Launches-First-Smartphone-App-483.aspx

スペインの博物館等約3館が同国の文献遺産電子図書館プロジェクトに参加

2010年12月30日に、スペイン文化省(Ministerio de Cultura)は、2011年初めにも「文献遺産バーチャル図書館」(La Biblioteca Virtual de Patrimonio Bibliográfico)で、同国のアメリカ博物館(Museo de Ame'rica)とセファラディ博物館(Museo Sefardí)等の文献資料約400件、16万ページと、海軍博物館等の地図資料8,000件以上をデジタル化公開すると発表しています。「文献遺産バーチャル図書館」は、同省と国内の自治共同体が共同で進めているプロジェクトで、同国の図書館等関係機関が所蔵する手稿資料やインキュナブラ等の貴重資料等をデジタル化して公開するものです。今回の博物館等の参加により、「文献遺産バーチャル図書館」では、スペイン国内の約50機関から提供された200万ページ以上が公開されることになるようです。

La Biblioteca Virtual de Patrimonio Bibliográfico
http://bvpb.mcu.es/es/estaticos/contenido.cmd?pagina=estaticos%2Fpresentacion

米国議会図書館(LC)、Universal Music Groupからマスター盤20万件の寄贈を受ける

米国議会図書館(LC)が、米国のレコード会社Universal Music Groupから録音資料のマスター盤20万件の寄贈を受けると発表しています。寄贈されるのは、絶版から相当期間経過したものや今後リリース予定のないものの凹盤及びマスターテープで、同館の録音資料部門(Recorded Sound Section)で管理されるとのことです。

Universal Music Group Donates Over 200,000 Master Recordings to the Library of Congress(LCのニュースリリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2011/11-003.html

Universal Music Group Donates Over 200,000 Master Recordings to the Library of Congress(Universal Music Groupのニュースリリース)
http://www.universalmusic.com/corporate/universal-music-group-donates-over-200000-master-recordings-to-the-library-of-congress

参考:

全国学校図書館協議会、『学力向上のための読書活動:「学校図書館活用ハンドブック」』をPDF公開

社団法人全国学校図書館協議会が、平成21年度文部科学省委託事業「学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」に基づいて作成した、『学力向上のための読書活動:「学校図書館活用ハンドブック」』を、同会のホームページでPDF版で公開しています。

学力向上のための読書活動:「学校図書館活用ハンドブック」
http://www.j-sla.or.jp/pdfs/material/gakuryoku_kojo.pdf

『学力向上のための読書活動:「学校図書館活用ハンドブック」』(平成21年度文部科学省委託事業「学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」)を「図書館に役立つ資料」に追加しました。 (2010/12/7付け 全国学校図書館協議会のお知らせ)
http://www.j-sla.or.jp/material/research/21-3.html

東京都荒川区立第一日暮里小学校における、学校図書館を活用した「書く力」育成の取組み(記事紹介)

2011年1月10日付けの教育新聞に、全日本小学校学校図書館研究会の実践研究として公開された、東京都荒川区立第一日暮里小学校での授業が紹介されています。記事では、同校が学校図書館を生かしながら、調査・体験したことを文章にまとめる指導等に力を入れ、あらゆる教科での「書く力」の育成を図っている取組みが取り上げられています。

学校図書館活用し「書く力」育む (2011/1/10付け 教育新聞の記事)
http://www.kyobun.co.jp/topics/20110110.html