アーカイブ - 2010年 - car

12月 21日

英国ブリティッシュ・カウンシル、1930-40年代のフィルムをデジタル化公開

英国のブリティッシュ・カウンシル(British Council)が、1930-40年代に作成されたフィルムをデジタル化し、プロジェクトのウェブサイト“TIME/IMAGE”上で公開を始めたようです。フィルムは、当時、ファシズムが欧州で拡大しつつある最中に、英国を他国に宣伝するために、ブリティッシュ・カウンシルの支援の下で作成されたとのことで、作成には当時の映画監督であるJack CardiffやKen Annakin等が携わっていたようです。

TIME/IMAGE: Exploring the Films of the British Coucil
http://www.timeimage.org.uk/

British Council puts 1930s and 1940s films online (2010/12/14付け Channel 4 Newsの記事)
http://www.channel4.com/news/british-council-put-1930s-and-1940s-films-online

British Council Films Online (2010/12/17付け British Universities Film & Video Councilの記事)

中国国家図書館、中国国内の図書館をつなぐ電子図書館システムを設立へ

中国国家図書館が、今後5年間で、同館の「国家デジタル図書館」を中心に中国国内の図書館をつなぐ電子図書館システムを設立するというプロジェクトを行うようです。2010年12月15-16日に開始の式典が開催されたようです。

National digital library promotion launched(2010/12/16付けPeople's Daily Onlineの記事)
http://english.people.com.cn/90001/90776/90882/7233290.html

Digital library serves to entry China National Library(2010/10/17付けCNTVの記事)
http://english.cntv.cn/program/cultureexpress/20101217/103781.shtml

国家数字图书馆推广工程启动仪式暨全国图书馆创新服务工作座谈会(2010/12/16付け国図新聞の記事)
http://www.nlc.gov.cn/syzt/2010/1216/article_603.htm

“Science.gov”に画像検索機能が追加される

2010年12月20日付けのInformation Todayの記事によると、米国連邦政府機関の自然科学系ポータルサイト“Science.gov”に、画像検索機能が追加されたようです。現在のところ、3つのデータベースを検索できるだけのようですが、今後、検索対象は拡大されるとのことです。

Science.gov
http://www.science.gov/index.html

Science.gov Debuts Image Search (2010/12/20付け Information Todayの記事)
http://newsbreaks.infotoday.com/Digest/Sciencegov-Debuts-Image-Search-72877.asp

インド法情報研究所がウェブサイトを公開、インドの法情報に関するデータベース等も併せて

2010年12月7日付け、Yale Law Libraryのブログ記事によると、このたびインド法情報研究所(Legal Information Institute of India;LII of India)のウェブサイトが一般公開されたようです(正式公開は2011年3月予定)。LLI of Indiaのウェブサイトでは、議会や裁判所からの30万件を超える決議や決定の記録、1836年以来の国内法令の他、法改定に関する報告書や学術雑誌論文等を収録した、50のデータベースを提供しているとのことです。

Legal Information Institute of India (LIIofIndia)
http://liiofindia.org/

LII of India - Open Access Indian Law Database (2010/12/7付け Yale Law Libraryのブログ記事)
http://blogs.law.yale.edu/blogs/foreign/archive/2010/12/07/india-lii-open-access-indian-law-database.aspx

京都文化財団、子どもに文化財への関心と理解を深めてもらうためのマンガを発行

2010年12月18日付けの毎日jpの記事によると、京都文化財団が文化財保護法施行60周年を記念し、子どもたちに文化財への関心や理解を深めてもらうために、「マンガ文化財入門(建物編)」を発行したとのことです。マンガは京都精華大マンガ学科の卒業生が作画したとのことで、京都府内の小学校や図書館などに無償配布されるようです。

文化財:修復、マンガで紹介 文化財団が冊子 /京都 (2010/12/20付け 毎日jpの記事)
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20101218ddlk26040477000c.html

12月 20日

インターネットを利用する人のうちTwitterユーザーは8%(米国)

米国の調査機関Pew Internet & American Life Projectが、インターネットを利用する米国の成人のうちTwitterユーザーは8%であるという調査結果を公表しています。男女別では男性が7%、女性が10%とのことです。また、Twitterユーザーのうち1日1回以上、他のユーザーの投稿をチェックする人は36%とのことです。

8% of online Americans use Twitter(Pew Internet & American Life Project)
http://www.pewinternet.org/~/media//Files/Reports/2010/PIP-Twitter-Update-2010.pdf

香川県丸亀市立図書館、ライブラリーウェディングを企画

香川県丸亀市立図書館が開館80周年記念イベントとして、同館を会場とした人前結婚式を企画しているようです。募集対象は、2010年12月末までに結婚予定の香川県内在住の方で、本が縁で結婚することになった方、限定1組とのことです。また、会場費とセレモニー費用は無料とのことですが、披露宴は行えないとのことです。なお、丸亀市立図書館80周年記念イベントでは、この他にも本のリユースフェアや図書館クイズ等も企画されたようです。

ライブラリーウエディング
http://www.city.marugame.kagawa.jp/itwinfo/i13462/file/burari.pdf

丸亀市立図書館80周年記念イベント
http://www.city.marugame.kagawa.jp/itwinfo/i13462/

「科学技術への顕著な貢献2010(ナイスステップな研究者)」に図書館情報学研究者が選定される

2010年12月17日付けの科学技術政策研究所の報道資料によると、同研究所が行っている、科学技術の振興・普及において顕著な貢献をした「ナイスステップな研究者」の選定事業「科学技術への顕著な貢献2010」において、慶應義塾大学文学部図書館情報学専攻の倉田敬子教授が「成果普及・理解増進部門」で選ばれたとのことです。報道資料では、倉田教授について「研究活動の情報基盤構築に向けて対応の遅れを警告するフロントランナー」と紹介しています。なお、この選定事業は2005年より行われており、2010年の選定では倉田教授を含む10組13名が選ばれたとのことです。

科学技術への顕著な貢献2010(ナイスステップな研究者) (2010/12/17付け 科学技術政策研究所の報道資料)
http://www.nistep.go.jp/notice/nt101217.pdf

文化審議会著作権分科会に提出された「権利制限の一般規定に関する報告書」などの資料が公開

2010年12月13日に開催された、文化審議会著作権分科会(第32回)の配布資料が公開されています。日本版フェアユース規定を検討してきた法制問題小委員会による「権利制限の一般規定に関する報告書」やその概要などが含まれています。

権利制限の一般規定に関する報告書(平成22年12月)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/bunkakai/32/pdf/shiryo_3_2.pdf

権利制限の一般規定に関する最終まとめの概要(平成22年12月)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/bunkakai/32/pdf/shiryo_3_1.pdf

文化審議会著作権分科会(第32回) 議事録・配付資料
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/bunkakai/32/index.html

著作物の無許諾利用柔軟に 来年にも法案提出(2010/12/13付け47NEWSの記事)
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121301000424.html

参考:
E1014 - 「日本版フェアユース」についてのワーキングチーム報告書

スペイン語圏最大規模の電子図書館、「ソーシャル化」と「パーソナライズ」等に向けた将来計画を発表

2010年12月17日、スペイン語圏最大規模の電子図書館「ミゲル・デ・セルバンテス・バーチャル図書館」(Biblioteca Virtual Miguel de Cervantes;BVMC)が会見を開き、今後のBVMCのあり方に関する計画案を発表したようです。スペインのInformación.esの記事によると、BVMCのカラスコ(Rafael Carrasco)氏の説明では、今後のBVMCの計画として、提供コンテンツのソーシャル化とパーソナル化への対応が挙げられたとのことで、これは、すでに提供されているブログやTwitter等ではない、利用者のための独自のソーシャルウェブを開発することと、利用者に対して自分がいつ何を読んだのかという情報とともにお勧めを教えてくれる、個々の利用者に対応した機能等を提供することを目指しているようです。また、この実現に向けて、同日にはBVMCのウェブサイトがリニューアル公開されたとのことです。

Biblioteca Virtual Miguel de Cervantes
http://www.cervantesvirtual.com/

La Biblioteca Virtual del español estrena nueva etapa (2010/12/17付けBVMCのblogの記事)

「研究データを安全に保存するためのユーザーガイド」が公表(英国)

2010年12月15日付けで、研究データの安定的長期保存を目指すプロジェクト“Keeping Research Data Safe;KRDS)”が、“User guide for keeping research data safe”と題する成果報告を公表しています。このユーザーガイドは、英国情報システム合同委員会(JISC)の支援する同プロジェクトの最終成果とのことで、研究データを電子的に長期保存するにあたってのコスト面での分析等が主たる内容となっているようです。

Keeping Research Data Safe : Cost/benefit studies, tools, and methodologies focussing on long-lived data
http://www.beagrie.com/krds.php

New User Guide Released for Keeping Research Data Safe (2010/12/15付け Neil Beagrie's Blogの記事)
http://blog.beagrie.com/2010/12/15/new-user-guide-released-for-keeping-research-data-safe/

ドイツ国立図書館、オックスフォード大学、Europeanaが、第一次世界大戦期の私文書等のデジタルアーカイブ構築で合意

2010年12月16日、欧州デジタル図書館Europeanaのプレスリリースによると、ドイツ国立図書館と英国のオックスフォード大学、そしてEuropeanaが第一次世界大戦期の私文書等をデジタル化し、オンラインアーカイブを作成することで合意したようです。これは、オックスフォード大学がすでに英国内で進めていた“Great War Archive”による同様の取り組みをドイツにも広げるために、Europeanaがドイツ国立図書館に対してオックスフォード大学との提携を持ちかけたことによるものとのことです。

Great War Archive
http://www.oucs.ox.ac.uk/ww1lit/gwa

1914-18 archive alliance signed (2010/12/16付け Europeanaのプレスリリース)
http://version1.europeana.eu/c/document_library/get_file?uuid=fa159661-1b01-4b2d-a862-172231afc9e0&groupId=10128

Germany and UK work together on First World War archive (2010/12/16付け Research Informationの記事)

12月 17日

科学技術政策研究所、調査資料「科学研究のベンチマーキング2010-論文分析でみる世界の研究活動の変化と日本の状況-」を公表

2010年12月16日、科学技術政策研究所が、「科学研究のベンチマーキング2010―論文分析でみる世界の研究活動の変化と日本の状況―」の調査資料を公表しました。これは、研究活動結果の公表媒体である学術論文に着目し、日本の科学研究のベンチマーキングを行なったものとのことで、資料では、個別指標(論文数、Top10%論文数、被引用数)と、複合指標(論文数に対するTop10%論文数の占める度合、相対被引用度)により、多角的に主要国を分析し、日本の状況を分野ごとに明らかにしているようです。また日本については、部門別・組織区分別での分析を加え、日本内部の論文産出構造の時系列変化を明らかにしたと述べられています。

科学研究のベンチマーキング2010-論文分析でみる世界の研究活動の変化と日本の状況-
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat192j/idx192j.html

大阪府の枚方市立図書館で「ぬいぐるみの図書館お泊り会」が開催

大阪府の枚方市立図書館の津田図書館で、2010年12月18日に「ぬいぐるみの図書館お泊り会」が開催されるとのことです。

ぬいぐるみの図書館お泊り会(枚方市立図書館のお知らせ)
http://www.city.hirakata.osaka.jp/freepage/gyousei/toshokan/library6/news.htm#g

参考:
E1127 - 「ぬいぐるみの図書館おとまり会」現場の様子と舞台裏(日本)
http://current.ndl.go.jp/e1127

E1088 - 子どものお気に入りのぬいぐるみが図書館でお泊まり会(米国)
http://current.ndl.go.jp/e1088

科研費報告書「文理融合型文化財修復科学の確立を目指した紙文化財修復法の妥当性評価」が公開

2010年11月30日付けで、2007年~2009年度の科学研究費補助金成果報告書「文理融合型文化財修復科学の確立を目指した紙文化財修復法の妥当性評価」が、研究プロジェクトのウェブサイトで公開されています。これは、東京大学大学院農学生命科学研究科の江前敏晴准教授らによる研究グループがまとめた成果で、研究では、優れた補修、望ましい補修の概念を整理し、近年開発された紙文化財の修復法のいくつかについて、それが適正な手法かどうかを科学的な分析手段を用いて多角的に評価すること、そして、現在修復工房等で行われている文化財補修の実態を明らかにする調査を進めたとのことです。

紙文化財修復法の調査に関するご協力のお願い (報告書掲載ページ、ページ左上に報告書へのリンクがあります)
http://enomae.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/PaperConservation/

報告書「文理融合型文化財修復科学の確立を目指した紙文化財修復法の妥当性評価」 研究代表者 江前敏晴(東京大学 大学院農学生命科学研究科 准教授) (2010/12/6付け ブログもんじょ箱の記事)
http://www.tokushu-papertrade.jp/digimon/mon-blog/2010/12/post-105.html

江前敏晴准教授のホームページ

英国JISC、「デジタル保存についてのビギナーズガイド」のサイトを公開

英国の情報システム合同委員会(JISC)が、「デジタル保存についてのビギナーズガイド」(JISC Beginner’s Guide to Digital Preservation)のサイトを公開しています。JISC関係者でデジタル保存と深くかかわっていない人向けにまとめられたものとのことで、目次やタグクラウドから解説ページへアクセスできるようになっています。

JISC Beginner’s Guide to Digital Preservation
http://blogs.ukoln.ac.uk/jisc-beg-dig-pres/

【イベント】国立国会図書館、英国図書館の資料保存についての講演会を開催(2011年2月)

国立国会図書館は、2011年2月に、英国図書館(BL)の資料保存部門長のデボラ・ノボトニー氏を招き、英国図書館における資料保存活動についての講演会を開催します。講演は「資料保存対策」と「書庫管理と保存環境」のテーマで、2回に分けて開催します。会場は、東京本館及び関西館(テレビ中継)です。

英国図書館の資料保存についての講演会
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_preserve25.html

LIS Newsが選ぶ2010年の図書館・図書館情報学関連の10大ニュース(米国)

図書館や図書館情報学に関するニュースを掲載している米国のブログLIS Newsが、同ブログが選ぶ2010年の10大ニュースを発表しています。

1位 ウィキリークス
2位 Google eBookstoreの開始
3位 図書館での失業者支援
4位 ウェブ2.0への疲れ
5位 新しいメディア
6位 iPadの登場
7位 図書館経営の変化
8位 海賊版の取り締まり
9位 図書館とDVDとNetflix
10位 YouTubeでの図書館に関する動画

Ten Stories That Shaped 2010(2010/12/15付けLIS Newsの記事)
http://lisnews.org/ten_stories_shaped_2010

参考:
LIS Newsが選ぶ2009年の10大ニュース
http://current.ndl.go.jp/node/15522

Google、デジタル化した資料に検索語がどのように表れるかをグラフ化するツール“Google Books Ngram Viewer”を公開

2010年12月16日、米国のGoogleが、Google Labs内に“Google Books Ngram Viewer”というツールを公開したようです。Googleの説明によると、この“Google Books Ngram Viewer”は、Googleによる図書のデジタル化によって得られた一部のデータを基に、ある単語や文章が、1500年から2008年までの資料にどのように表れていたかをグラフで確認することができるものとのことです。提供されているデータセットは、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、そしてスペイン語の520万タイトルの資料から、5000億の単語を集積したコーパスに基づくものとのことで、データセット自体もダウンロードすることが可能のようです。

Google Books Ngram Viewer
http://ngrams.googlelabs.com/

Find out what’s in a word, or five, with the Google Books Ngram Viewer (2010/12/16付け Official Google Blogの記事)
http://googleblog.blogspot.com/2010/12/find-out-whats-in-word-or-five-with.html

12月 16日

横浜市山内図書館、資料の有料宅配サービスを試行

神奈川県の横浜市山内図書館が、2010年12月15日から所蔵資料の有料宅配サービスを試行すると発表しています。利用者は、1回350円で、配送期間を含み14日間、6冊まで借りることができるようです。

12月15日(水)~有料宅配サービスを試行します(横浜市山内図書館のお知らせ)
http://yamauchi-lib.jp/info/lib_info.html

青葉区における有料宅配サービスのご案内
http://yamauchi-lib.jp/info/images/takuhai.pdf

市立図書館で初、山内図書館が有料宅配サービス開始へ/横浜(カナロコ 2010/12/15付けの記事)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1012140027/

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