アーカイブ - 2010年 6月 9日 - car

水浸しになった資料を真空冷凍乾燥で修復

福岡市の鴻臚館跡調査事務所では、2010年4月の火災時の消火活動により調査記録等が水浸しになりましたが、その修復作業の様子が報道されています。修復にあたっては、水浸しになった資料をいったん凍らせて真空状態にし、その後乾燥させるという「真空冷凍乾燥機」を用いることで、資料を変形させずに乾かすことが可能とのことです。

話題:水浸しの資料を「フリーズドライ」で修復/火災起きた鴻臚館跡調査事務所(2010/6/9付け毎日.jpの記事)
http://mainichi.jp/seibu/photo/news/20100609sog00m040010000c.html

資料の修復状況を確認(2010/6/9付けRKBのニュース)
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/015627.html

米国議会図書館件名標目表(LCSH)の改善状況についてのリポート

2007年に出された、米国議会図書館件名標目表(LCSH)の事前結合/事後結合方式等に関するリポートでは、事前結合方式を維持することとともに、コスト削減のためテクノロジーの活用や規則の単純化などの勧告が示されていました。2010年5月に、その勧告に対する改善状況等をまとめたリポートが公表されています。

The Policy and Standards Division’s Progress on the Recommendations made in“Library of Congress Subject Headings Pre- vs. Post-Coordination and Related Issues”
http://www.loc.gov/catdir/cpso/pre_vs_postupdate.pdf

Cataloging and Acquisitions Home
http://www.loc.gov/aba/

盗難に遭ったデカルトの書簡が150年ぶりにフランスの図書館に返還

17世紀の哲学者デカルト(René Descartes)が1641年に書いた書簡が、米国ハーヴァーフォード大学(Haverford College)からフランス学士院図書館(Bibliothèque de l'Institut de France)に返還されたと報じられています。1800年代半ばに盗難にあったこの書簡は、1902年以降、同大学で保管されていたとのことです。また、この書簡が盗難品であることが判明したのは、オランダの研究者がGoogleの検索で同書簡の存在を知ったことがきっかけだとのことです。

Haverford Will Return Stolen Descartes Letter(USNews.com 2010/6/1付けの記事)
http://www.usnews.com/education/blogs/paper-trail/2010/06/01/haverford-will-return-stolen-descartes-letter.html

Stolen Descartes letter returned(Herald Sun 2010/6/9付けの記事)

インプレスR&D、『インターネット白書2010』を刊行

インプレスR&D社が、『インターネット白書2010』を刊行したと発表しています。スマートフォンの利用率やTwitterの利用率など、調査結果の概要がプレスリリースで紹介されています。

スマートフォン、携帯電話、パソコンなどによるインターネット利用動向の調査結果を収録した『インターネット利用動向調査2010』、『インターネット白書2010』発売(インプレスR&Dのプレスリリース)
http://www.impressrd.jp/news/090610/hakusyo_10

国内の“スマートフォン派”は3.6%、「インターネット白書2010」発刊(INTERNET Watch 2010/6/8付けの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100608_372887.html

Google社、ウェブ検索の新しいインデックス技術“Caffeine”を発表

Google社は、ウェブ検索のための新しいインデックス技術“Caffeine”を発表しています。ウェブを小さな部分に分けて分析し、検索用インデックスを継続的にアップデートするという仕組みになっており、これまでよりも鮮度の高い検索結果を得ることができるようになるとのことです。

Our new search index: Caffeine(2010/6/8付けGoogle Official Blogの記事)
http://googleblog.blogspot.com/2010/06/our-new-search-index-caffeine.html

Google、次世代検索エンジン「Caffeine」導入 インデックスの更新がより早く(2010/6/9付けITmedia Newsの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1006/09/news034.html

グーグル、新しい検索インデックス技術「Caffeine」を導入開始(2010/6/9付けINTERNET Watchの記事)
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20414858,00.htm

参考:
Google社、検索エンジン改良に向けてフィードバックを募集

【イベント】国立国会図書館、ドイツの図書館による読書推進の取組についての講演会を開催(7/13)

国立国会図書館は、2010年7月13日に、国民読書年記念講演会として、欧州、特にドイツの図書館による読書推進の取組について、バーバラ・リゾン氏による講演会を開催します。リゾン氏は、これまでに、ドイツの図書館協会や情報サービス団体などを傘下に収める「ドイツの図書館と情報」(Bibliothek und Information Deutschland)の代表や「欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合」(European Bureau of Library, Information and Documentation Association)の副会長を務められるなど、欧州の図書館政策・図書館振興にかかわる豊富な経験をお持ちの方で、現在はドイツ・ブレーメン市立図書館長です。講演後に、リゾン氏と長尾国立国会図書館長との対談も予定されています。

国民読書年記念講演会「図書館と読書―ドイツ・ヨーロッパの経験―」
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/bremenlecture.html

専門書・実用書出版社14社による「電子書籍を考える出版社の会」が設立

技術評論社、オーム社等の専門書・実用書出版社14社が、電子書籍・雑誌の開発と普及を目的として研究と情報交換を進める団体「電子書籍を考える出版社の会」を設立しています。設立趣旨では、専門書・実用書はビジネス書・文芸書などとは異なる特性があることや、既存書籍出版と電子出版市場を合わせて拡大することを目標とすること、などが記されています。

『電子書籍を考える出版社の会』を設立~これからの電子出版や電子書籍・雑誌に取り組むための団体(2010/6/8付け技術評論社のプレスリリース)
http://gihyo.jp/news/nr/2010/06/0802

電子書籍を考える出版社の会のサイト(2010年7月1日公開予定)
http://www.ebookpub.jp/

マイコミ、技評、オーム社ら14社、「電子書籍を考える出版社の会」設立(2010/6/8付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100608_372917.html

「電子書籍を考える出版社の会」専門・実用書14社が発足(2010/6/8付けITmedia Newsの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1006/08/news085.html

スミソニアン協会、デジタル化に関する戦略計画の文書を公開

米国のスミソニアン協会は、2010-2015年のデジタル化に関する戦略計画を示した文書“Creating a Digital Smithsonian: Digitization Strategic Plan”を公開しています。大きな目標(goal)として、以下の3点が示されています。
・デジタル資源を充実させることにより、スミソニアンのコレクション等への比類なき規模のアクセスを提供する。
・デジタル化をスミソニアンの中核的機能として統合する。
・デジタルスミソニアンを実現・維持するために、財源と人的資源の確保のための取組みを行う。

Creating a Digital Smithsonian: Digitization Strategic Plan
http://www.si.edu/about/documents/2010_SI_Digitization_Plan.pdf

Creating a Digital Smithsonian: Digitization Strategic Plan(2010/6/7付けDigitalKoansの記事)