The Policy and Standards Division’s Progress on the Recommendations made in“Library of Congress Subject Headings Pre- vs. Post-Coordination and Related Issues” http://www.loc.gov/catdir/cpso/pre_vs_postupdate.pdf
17世紀の哲学者デカルト(René Descartes)が1641年に書いた書簡が、米国ハーヴァーフォード大学(Haverford College)からフランス学士院図書館(Bibliothèque de l'Institut de France)に返還されたと報じられています。1800年代半ばに盗難にあったこの書簡は、1902年以降、同大学で保管されていたとのことです。また、この書簡が盗難品であることが判明したのは、オランダの研究者がGoogleの検索で同書簡の存在を知ったことがきっかけだとのことです。
国立国会図書館は、2010年7月13日に、国民読書年記念講演会として、欧州、特にドイツの図書館による読書推進の取組について、バーバラ・リゾン氏による講演会を開催します。リゾン氏は、これまでに、ドイツの図書館協会や情報サービス団体などを傘下に収める「ドイツの図書館と情報」(Bibliothek und Information Deutschland)の代表や「欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合」(European Bureau of Library, Information and Documentation Association)の副会長を務められるなど、欧州の図書館政策・図書館振興にかかわる豊富な経験をお持ちの方で、現在はドイツ・ブレーメン市立図書館長です。講演後に、リゾン氏と長尾国立国会図書館長との対談も予定されています。
米国のスミソニアン協会は、2010-2015年のデジタル化に関する戦略計画を示した文書“Creating a Digital Smithsonian: Digitization Strategic Plan”を公開しています。大きな目標(goal)として、以下の3点が示されています。
・デジタル資源を充実させることにより、スミソニアンのコレクション等への比類なき規模のアクセスを提供する。
・デジタル化をスミソニアンの中核的機能として統合する。
・デジタルスミソニアンを実現・維持するために、財源と人的資源の確保のための取組みを行う。