アーカイブ - 2010年 3月 - car

3月 31日

国立国会図書館、2012年から書誌データフォーマットをMARC21に変更へ

国立国会図書館(NDL)が、2012年1月より、JAPAN/MARC及び雑誌記事索引の書誌データフォーマットをMARC21に、文字コードをUnicodeに変更すると発表しています。JAPAN/MARCに関しては、当面の間、JISコードによるJAPAN/MARCフォーマットでの提供も継続していくとのことです。また、2010年4月からは、全国書誌番号(JP番号)に加え書誌IDの提供開始が予定されています。

書誌データのプロダクト提供サービスが変わります(NDL書誌情報ニュースレター2010年1号(通号12号))
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2010_1/article_01.html

Wikipedia、より使いやすく変身へ

Wikimedia財団は、2010年4月にWikipediaのユーザビリティを向上させるウェブサイト改善を実施します。具体的には、重要な機能をより簡単に見つられるようウェブサイトのデフォルトの見かけを新しいテーマに変更する、記事の編集ページをより使いやすくする、ウェブサイトのレイアウトを変更する、といったことが実施されます。4月5日にまずはWikimedia Commonsで改善を試行し、問題がなければ、4月下旬から、Wikipediaにも対象が広げられます。

Wikimedia gets ready for some big changes
- Wikimedia Blog 2010/3/25付けの記事
http://blog.wikimedia.org/2010/03/25/wikimedia-gets-ready-for-some-big-changes/

オバマ大統領図書館をハワイに!

米国連邦議会下院の観光・文化・国際委員会は全会一致で、ハワイをオバマ大統領図書館の建設地とする決議を採択しました。この決議は、下院本会議で承認されれば、オバマ大統領に送付されるということです。

House pushes for Obama library
- Star Bulletin 2010/3/23付けの記事
http://www.starbulletin.com/news/20100323_House_pushes_for_Obama_library.html

国立国会図書館、『NDL書誌情報ニュースレター』2010年1号(通号12号)を刊行

国立国会図書館(NDL)のウェブサイトに、『NDL書誌情報ニュースレター』の最新号となる2010年1号(通号12号)が掲載されています。主な内容は次のようなものです。
・書誌データのプロダクト提供サービスが変わります
・ISSN-Lをご利用ください!
・2009年の書誌データ統計
・コラム: 書誌データ探検 件名(4) 件名標目はウェブの中へ―セマンティック・ウェブ、トピックマップ…

NDL書誌情報ニュースレター 2010年1号(通号12号)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2010_1/index.html

スコットランド国立図書館、今後20年間についてのリポートを公表

スコットランド国立図書館は、2030年までの20年間に予想される環境の変化とそれによる影響などをまとめたリポートを公表しています。環境の変化として、デジタル化などの出版の変化、利用者の要望・行動の変化、Google等のサービスとの競争、政治的な影響、組織構造の変化、があげられています。リポートはスコットランド国立図書館を扱ったものですが、他の小国(small, smart countries)の国立図書館も考慮して書かれているとのことです。

THRIVING or SURVIVING? National Library of Scotland in 2030
http://www.nls.uk/about/policy/docs/future-national-libraries.pdf

米国図書館協会、最新技術を用いた図書館サービスのベストプラクティスを発表

米国図書館協会(ALA)の情報技術政策局(OITP)は、最新技術を活用した図書館サービスを実践している図書館のベストプラクティスとして、コントラ・コスタ郡図書館、ノースカロライナ州立大学図書館、ジョーンズ図書館の3館の取り組みを選出しました。OITPは2009年から、ベストプラクティス候補の推薦を受け付けていました。図書館コミュニティ内での情報共有のためOITPでは早速、上記の3館の取り組みを紹介するパンフレットを作成しています。

選出された3館の取り組み
・Library-a- Go-Go(コントラ・コスタ郡図書館)
 書籍自動貸出・返却マシーンを活用したサービス
http://ccclib.org/locations/libraryagogo.html

・Course Views Project(ノースカロライナ州立大学図書館)
 150を超える学部の全6000講義に関する情報を提供するサービス
http://www.lib.ncsu.edu/dli/projects/courseviews

・Digital Amherst(ジョーンズ図書館)
 マサチューセッツ州アマーストに関するデジタル歴史・文化資料(画像、論文、講義資料、マルチメディア資料)を提供するサービス
http://www.digitalamherst.org/

ニューヨークの有名美術館による「ニューヨークアート資料コンソーシアム」の活動

ニューヨークのメトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、ブルックリン美術館、フリック・コレクションの4館は、所蔵している書籍などの資料の共有、それらの資料へのアクセス可能性向上、経費節減を目的とし、2007年に「ニューヨークアート資料コンソーシアム(New York Art Resources Consortium)」を立ち上げました。2009年には、メンバーのうち3館の所蔵資料のオンライン総合目録“Arcade”がサービスの提供を開始し、2010年2月には、コンソーシアムのウェブサイトが開設されています。

New York Art Resources Consortium
http://nyarc.org/

オクラホマ州の公共図書館、ファンドレイジングのイベントを開催

米国オクラホマ州のSayre Public Libraryが、13回目となるファンドレイジング(資金調達)のイベント“Wine and Cheese Fundraiser”を開催しています。チケットの販売やオークションによって、参加者から資金を提供してもらうようです。同館では、州政府からの資金を41%削減され、15,000ドルの資金不足に直面していましたが、前売り価格150ドルのチケットが200枚以上販売されたとのことで、今回のイベントは成功であったと主催者は評価しているようです。

Wine and Cheese Fundraiser a success at Sayre Library(Daily Review 2010/3/26付けの記事)
http://thedailyreview.com/news/wine-and-cheese-fundraiser-a-success-at-sayre-library-1.700157

Wine, cheese, fun at the Sayre Library(Morning Times 2010/3/26付けの記事)
http://www.morning-times.com/articles/2010/03/26/local_news/doc4baca3dcc71fc070373063.txt

3月 30日

ブックスタートを実施している自治体の一覧

赤ちゃんと保護者で絵本を楽しんでもらうというブックスタート事業を実施している全国各地の自治体の一覧が、NPO法人「ブックスタート」のウェブサイトに掲載されています。自治体数はNPO法人「ブックスタート」が確認したもので、2010年2月末時点で718市区町村となっています。

実施自治体数(NPO法人ブックスタートのサイトより)
http://www.bookstart.net/local/index.html

ブックスタート:10年目 赤ちゃんと絵本で遊ぶ 全国4割の市区町村で導入(2010/3/28付け毎日.jpの記事)
http://mainichi.jp/enta/book/news/20100328ddm013100013000c.html

国際子ども図書館、ウェブサイトをリニューアル

国立国会図書館の国際子ども図書館が、ウェブサイトをリニューアルしています。図書館や文庫で子どもの読書推進に携わる人を支援するためのページ「子どもと本をつなぐ人のページ」も公開されています。また、2010年3月31日からメールマガジンを創刊するとのことです。

国立国会図書館国際子ども図書館
http://www.kodomo.go.jp/index.jsp

子どもと本をつなぐ人のページ
http://www.kodomo.go.jp/mediator/index.html

国際子ども図書館メールマガジン創刊のお知らせ
http://www.kodomo.go.jp/news/2010-06.html

トロント公共図書館、コンピュータゲームを提供

カナダのトロント公共図書館が、コンピュータゲームを提供すると報じられています。同館ではゲームの購入費として30万カナダドルを用意しており、利用者への貸出も行う予定のようです。若年層の利用者を増やすことが目的とのことで、すでに実施している米国の図書館では20%の利用者増につながったとも伝えられています。

Coming to Toronto’s libraries: video games(thestar.com 2010/3/23付けの記事)
http://www.thestar.com/news/gta/article/784282--coming-to-toronto-s-libraries-video-games

米国のジャーナリスト協会が「デジタルメディア・ハンドブック」を作成

米国の大規模ジャーナリスト協会である“Society of Professional Journalists”が、「デジタルメディア・ハンドブック」を作成しています。内容は、ソーシャルメディア、検索エンジン最適化、ライブストリーミング等のデジタルメディア技術に詳しい有力な実践家たちによる、初心者向けのエッセイ集となっています。全文が、ドキュメント共有サービス“Scribd”で公開されています。

Society of Professional Journalists releases ‘Digital Media Handbook’
- TeleRead: Bring the E-Books Home 2010/3/29付けの記事
http://www.teleread.org/2010/03/29/society-of-professional-journalists-release-digital-media-handbook/

米国議会図書館の障害者向けデジタル録音資料のダウンロードが100万件を突破

米国議会図書館(LC)の視覚障害者及び身体障害者のための全国図書館サービス(LC/NLS)は、2009年4月に開始されたデジタル録音資料のダウンロードサービスBRAD(Braille and Audio Reading Download)でのダウンロード数が100万件を突破したと発表しています。収録タイトル数は1万8千以上で、1万5千人以上が利用者として登録しているとのことです。

Digital Talking-Book Internet Service Delivers One Millionth Download(2010/3/25付けLCのニュースリリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2010/10-061.html

Digital Talking-Book Internet Service from NLS Delivers One Millionth Download(2010/3/25付けResourceshelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2010/03/25/digital-talking-book-internet-service-from-library-of-congress-delivers-one-millionth-download/

参考:

機関リポジトリにおける保存と管理の最前線は今?

英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)が、「機関リポジトリにおける保存と管理の最先端」をテーマにした新しい報告書“Preservation and Curation in Institutional Repositories”を発表しました。機関リポジトリは当初、研究成果へのアクセスに焦点が当てられていましたが、昨今では、その機関のデジタル資産を管理する役割にも注目が集まっており、関連するツールが開発されるなどしています。この報告書は、機関リポジトリの保存と管理の機能に関する主要な進展について紹介・考察するものとなっています。

Preservation and Curation in Institutional Repositories
http://dcc.ac.uk/resources/briefing-papers/technology-watch-papers/curation-repositories

英国図書館、高等教育機関向け新聞デジタル化事業での提供ページ数が300万を超える

英国図書館(BL)が、英国情報システム合同委員会(JISC)、Gale社と共同で実施している、高等教育機関向けの新聞デジタル化事業において、新たに22タイトルの新聞のデータが追加されました。これにより、提供ページ数が100万ページ増え、これまでの分と合わせて300万ページが利用可能になったということです。

Extra! Extra! British Library adds extra 1 million pages to online newspaper resource
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100329.html

参考:
BL、デジタル化した19世紀の新聞の提供を開始
http://current.ndl.go.jp/node/6699

米国公共図書館協会、第13回全国大会を開催

米国の公共図書館協会(PLA)が、オレゴン州ポートランドで2010年3月23日から27日にかけて、第13回全国大会を開催したとのことです。アドヴォカシーやテクノロジー、リテラシー、成人・若者向けのサービス等をテーマにした、数多くのワークショップやディスカッションが企画され、約8,000人の図書館スタッフ、関係者らが参加したようです。プレゼンテーション資料や、会期中に発行されていた新聞等がウェブサイト上で公開されています。

Public Library Association 13th National Conference comes to a close in Portland(ALAのニュースリリース)
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2010/march2010/placonfclose_pla.cfm

PLA 2010 National Conference
http://www.placonference.org/general_information.cfm

Session Handouts
http://www.placonference.org/session_handouts.cfm

PLA Daily News

3月 29日

マギル大学図書館のブラウザプラグイン“LibX McGill”が同館版WorldCatに対応

マギル大学図書館が、同館提供のブラウザ用プラグイン“LibX McGill”を、WorldCatのマギル大学図書館版であるMcGill WorldCat Catalogueにも対応させたと発表しています。

LibX McGill now supports McGill WorldCat Catalogue(マギル大学図書館のニュースリリース)
http://www.mcgill.ca/channels/announcements/item/?item_id=115769

LibX McGill University Library Edition
http://catalogue.mcgill.ca/F/?func=file&file_name=libx_mcgill.html

国際標準テキストコードに関するディスカッションペーパーが発行

米国の書籍産業研究グループ(BISG)と英国の書籍産業コミュニケーション(BIC)が、国際標準テキストコード(ISTC)に関するディスカッションペーパー“The International Standard Text Code: A Work in Progress”を共同で発行しています。ISTC及びその活用性のよりよい理解を生み出すことを意図しているとのことです。

BISG and BIC Co-Publish Discussion Paper on the International Standard Text Code (ISTC)
http://www.bisg.org/news-5-544-bisg-and-bic-co-publish-discussion-paper-on-the-international-standard-text-code-istc.php

The International Standard Text Code (ISTC): A Work in Progress
http://www.bisg.org/contentweb/papers/the-international-standard-text-code-istc-a-work-in-progress/

参考:

人文・社会科学分野の電子書籍におけるオープンアクセスモデルの現況調査

人文・社会科学の学術図書のオープンアクセスを推進する欧州のコンソーシアム“Open Access Publishing in European Networks(OAPEN)”が、人文・社会科学分野の電子書籍におけるオープンアクセスモデルの現況を調査し、その結果をまとめた報告書(“Overview of Open Access Models for eBooks in the Humanities and Social Sciences”)を発表しています。これは、各国の出版社のウェブサイトやプレスリリース、学術論文などを調査し、オープンアクセスのビジネスモデルや出版モデルのスナップショットを抽出することを目的としています。この報告書はあくまでスナップショットに過ぎず、今後も内容をアップデートしていくため、間もなくWikiを立ち上げ、報告書の内容を更新していくということです。

Overview of Open Access Models for eBooks in the Humanities and Social Sciences
http://www.oapen.org/images/OpenAccessModels.pdf

About Open Access Book Publishing(このページがWikiとして再整備される予定)

ハーバード大学、“iTunes U”での講義資料等の提供開始

ハーバード大学は、講義資料等の“iTunes U”を通じた提供を開始しました。“iTunes U”は、アップル社が提供する大学の講義などが無料でダウンロードできるサービスで、これまでにも、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校、デューク大学といった大学が参加しています。

Harvard on iTunes U
http://itunes.harvard.edu/

Harvard launches on iTunes U
- Harvardgazette 2010/3/23付けの記事
http://news.harvard.edu/gazette/story/2010/03/harvard-launches-on-itunes-u/

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