アーカイブ - 2010年 1月 - car

1月 12日

機関リポジトリに関する英文文献集のアップデート版

機関リポジトリに関する英文の文献をまとめた“Institutional Repository Bibliography”のアップデート版(version 2)が公開されています。前回と同じく、主に2000年以降のものを対象としており、保存、メタデータ、オープンアクセス等の11のテーマごとに文献がまとめられています。

Institutional Repository Bibliography
http://digital-scholarship.org/irb/irb.html

図書館員は46番目に良い仕事(米国)

米国のCareerCastというサイトで、200の職種を5つの基準で評価したランキングの2010年版が公表されており、図書館員(librarian)は46位となっています。5つの基準とは、職場環境、肉体的な負担、ストレス、収入、雇用の見通し、です。1位はアクチュアリー(保険計理人)となっています。

Jobs Rated(CareerCast.com)
http://www.careercast.com/jobs/jobsRated

Best and Worst Jobs 2010(2010/1/5付けWall Street Journalの記事。収入の数値一覧あり)
http://online.wsj.com/public/resources/documents/st_BESTJOBS2010_20100105.html

1月 8日

フランス政府がインターネット広告の課税を検討

フランス政府が、検索エンジンのインターネット広告収入に対して課税することを検討していると報じられています。課税案は、政府の出資によりZelnick氏らが作成した報告書“Le rapport Zelnik”で提案されているもので、Googleなどのフランス国外の検索エンジン企業でも広告をクリックしたユーザーがフランス国内にいる場合は課税の対象とするようです。1~2%の税率で年間1,000万~2,000万ユーロの税収が見込まれており、それらを使って音楽業界や出版業界に助成するとのことです。

フランス政府が“Google税”提案 税収でコンテンツ業界を支援(ITmedia News 2010/1/8付けの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/08/news062.html

Pour promouvoir la culture, la commission Zelnik part en guerre contre Google(Le Monde 2010/1/7付けの記事)

PubMed Central Canadaがスタート

カナダ国立研究機構国立科学技術情報機関(NRC-CISTI)、カナダ保健研究機構(Canadian Institutes of Health Research;CIHR)、米国国立医学図書館(NLM)の協力により、PubMed Central Canadaが正式にスタートしました。PubMed Central Canadaには、CIHRが助成した研究成果のほか、米国のPubMed Centralのコンテンツの大半が含まれるということです。

Pubmed Central® Canada is Launched
- NLM Technical Bulletin 2010/1/5付けの記事
http://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/jf10/jf10_pmc_canada_uk.html

PubMed Central Canada
http://pubmedcentralcanada.ca/

Cell社、学術記事のオンライン表示のための新しいフォーマットを導入

米国の出版社Cell社が、学術記事のオンライン表示のための新しいフォーマットを導入すると発表しています。記事中の各要素はタブ単位で表示されるようになっており、抄録タブや考察タブのほか、記事中の図表をサムネイル画像とともに一覧することができるデータタブ、発行年別のグラフも見ることができる参照文献タブなどがあるようです。

Cell launches a new format for the presentation of research articles online(Cell Pressのニュースリリース)
http://beta.cell.com/index.php/2010/01/cell-launches-article-of-the-future-format

LISNews、ライブラリアンエッセイコンテストを開催

図書館関連情報ブログ“LISNews”が、ライブラリアンエッセイコンテストを初めて開催するということです。ライブラリアンという職業に影響を与えるテーマのエッセイを2010年2月いっぱいまで募集し、2010年3月に優秀賞を発表するということです。受賞者には、Amazon.comのギフトカードや、1年間のホスティングサービスといった記念品が贈られる予定です。

LISNews Librarian Essay Contest
- LISNews 2010/1/5付けの記事
http://lisnews.org/lisnews_librarian_essay_contest

参考:
「ライブラリアンについて知っておいてほしいこと」エッセイコンテスト(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/12219

1月 7日

凸版印刷、読者と書店の接点を拡大する「本屋の歩き方」を発表

凸版印刷が、2010年の国民読書年にあわせた事業として、読者と書店の接点を拡大するプロジェクト「本屋の歩き方」を発表しています。関係機関に協力を呼びかけ、読書の楽しさや書店の面白さを伝えるためのウェブサイト「本屋の歩き方 ~ 『ほんじょび』を、あなたに ~ 」を2010年4月1日に公開する予定とのことです。

国民読書年連動、読者と書店の接点拡大プロジェクト「本屋の歩き方」を発足(凸版印刷のニュースリリース)
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease1017.html

凸版、読者と書店との接点拡大をサポートするWebサイトを4月にオープン(マイコミジャーナル 2010/1/7付けの記事)
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/07/021/

NDL、平成21年度来館利用者アンケート結果を公表

国立国会図書館(NDL)はこのほど、平成21(2009)年度の来館利用者アンケートの結果を公表しました。

平成21年度来館利用者アンケート結果
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete2009_01.html

サムスン電子、米国の電子書籍市場に参入

韓国のサムスン電子が、2009年7月の韓国の電子書籍市場参入に続き、米国の市場にも参入すると発表しています。専用のペンによる書き込みやその内容を他ユーザーと共有できる電子書籍リーダーを導入し、Googleとの提携によりパブリックドメインの書籍を提供するとのことです。

Samsung Unveils Its First E-book for Reading, Writing and Sharing On-the-go(サムスン電子のニュースリリース)
http://www.samsungusanews.com/index.jsp?menu=post&post=4203

ALAの機関誌、読者との交流機能を高めた新ウェブサイトをスタート

米国図書館協会(ALA)の機関誌“American Libraries”は、新しくウェブサイト“www.americanlibrariesmagazine.org/”をスタートさせました。このウェブサイトのコンテンツは、図書館関連ニュース、ウェブ限定の特集、雑誌のHTML版、メールマガジン“American Libraries Direct”の記事、といったものになっています。このウェブサイトスタートに当たって、読者とのより幅広い交流が意図され、“American Libraries”の全記事へのコメント付与、ソーシャルメディアでの共有が可能になりました。今後、ITトレンドと図書館アプリケーションをテーマにしたブログと、環境に優しい図書館をテーマにしたブログが新しくデビューするということです。

American Libraries
http://www.americanlibrariesmagazine.org/

American Libraries offers new ways to stay informed(ALAのニュースリリース)
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2010/january2010/al_pub.cfm?persistent=0&expy_dt=

IT業界の2009年レビュー&2010年の展望に関する記事

Information Today, Incのメールマガジン“NewsLink”に、IT業界の2009年を振り返り、2010年のトレンドを展望する記事が2回に渡って掲載されています。Part 2の記事中では「ソーシャルテクノロジーと図書館の2010年予測」が紹介されており、「図書館によるソーシャルメディア利用がより一般的になる」「何が効果的で、何が効果的でなかったかという評価が重要になる」「図書館がソーシャルツールをコミュニティに伝道するリーダーになる」といった予測が挙げられています。

Review of the Year 2009 and Trends Watch—Part 1
- NewsLink 2010/1/4付けの記事
http://newsbreaks.infotoday.com/NewsBreaks/Review-of-the-Year--and-Trends-WatchPart--60372.asp

MIT、全学規模の自己研鑽プログラム“IAP2010”を実施

マサチューセッツ工科大学(MIT)では、2010年1月1週目から約1か月間にわたり全学規模の自己研鑽プログラム“Independent Activities Period (IAP) 2010”が行われています。プログラムのうち図書館に関連するものとして、各種データベースや検索エンジンの講習、和綴じのレクチャー、国際楽譜ライブラリープロジェクト(The International Music Score Library Project)とデジタルリポジトリの将来に関する講演などがあるようです。なお、プログラム実施期間中は通常の授業は行われないとのことです。

IAP 2010: Bookbinding in the Japanese Tradition(MIT Librariesのニュースリリース)
http://news-libraries.mit.edu/blog/2010-bookbinding/2431/

IAP 2010: The International Music Score Library Project and the future of digital repositories(MIT Librariesのニュースリリース)
http://news-libraries.mit.edu/blog/imslp-talk/2517/

アスキー総研、Twitter利用実態調査の結果を発表

株式会社アスキー・メディアワークスのリサーチ・メディア部門であるアスキー総合研究所が、2009年11月から12月にかけて実施した「Twitter利用実態調査」の結果を発表しています。それによると、Twitter1の利用者には下記のような特徴があるとのことです。

1. ユーザーの29.5%は東京に集中
2. 平均年齢は35.7歳で、最も多いのは20代
3. メディアへの接触度は概ね高いが、テレビ・新聞への接触度は比較的低い
4. よく見るテレビ番組は深夜アニメや『タモリ倶楽部』等の深夜バラエティ
5. PCからの利用者は、1日平均4時間半Twitterに接触
6. 1日の投稿回数の多寡に関わらず、独自の意見・話題の投稿数はほぼ一定
7. 約25%のユーザーが「ドロリッチなう」とつぶやいた経験あり
(Twitter利用実態調査結果より抜粋)

Twitter利用実態調査の結果
http://asciimw.jp/info/release/pdf/20091228.pdf

1月 6日

宝塚市の市立西図書館、子ども向けに本の「福袋」を貸出

兵庫県宝塚市の市立西図書館が、子ども向けの本を詰め合わせた「福袋」の貸出しをしているとのことです。年齢別に用意され、限定100パックとのことです。袋には内容のヒントだけが記載され、袋を開けずに持ち帰れるよう特製バーコードが付けられているとのことです。

雑記帳:本入った福袋、図書館が100パック限定貸し出し(2010/1/6付け毎日.jpの記事)
http://mainichi.jp/select/today/news/20100107k0000m040022000c.html

電子書籍リーダー“Kindle DX”も日本から購入可能に

Amazon.com社の電子書籍リーダーKindleシリーズの“Kindle DX”が、日本でも2010年1月19日から購入可能になるとのことです。画面の大きさは、2009年10月に日本で入手可能となった従来型に比べ約2.5倍の9.7インチとのことです。

Amazon、「Kindle DX」も日本など100カ国で販売(2010/1/6付けITMediaNewsの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/06/news052.html

Amazon.com、「Kindle DX」を日本を含む世界各国で販売(2010/1/6付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100106_340773.html

アマゾンの電子書籍リーダー「Kindle DX」が日本からも購入可能に(2010/1/6付けCNET Japanの記事)
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20406236,00.htm

参考:
Amazon.com社、電子ブックリーダー“Kindle”を日本でも発売へ

オーストラリア国立図書館、デジタル化資料が15万点を突破

オーストラリア国立図書館(NLA)の所蔵資料でデジタル化された資料の数が、15万点を突破したとのことです。

150 000th item digitised(2009/12/21付けNLAのニュース)
http://www.nla.gov.au/news/story.php?id=282

参考:
英国図書館、デジタル図書館の資料が50万点を突破
http://current.ndl.go.jp/node/15354

Googleと提携しパブリックドメインの100万冊を読める電子書籍リーダー

電子書籍リーダーを製造するSpring Design社がGoogle社と提携し、同社の電子書籍リーダーAlex Readerで、パブリックドメインの書籍100万冊を読めるようになったとのことです。Alex Readerは、Google社が開発したOSを搭載しており、白黒とカラーの2画面を持つ電子書籍リーダーとのことです。

Google, Spring Design Offer Access to 1 Million E-books Via Alex Reader(2010/1/5付けPublishers Weeklyの記事)
http://www.publishersweekly.com/article/CA6713576.html

日本ペンクラブ・日本出版学会の緊急合同シンポジウムの録画ビデオが公開

2009年12月18日に、日本ペンクラブ・日本出版学会が開催した緊急合同シンポジウム、“「グーグル・ブック検索訴訟 新和解案をめぐって」~何が変わったのか、今後の動向~”の録画ビデオがウェブ公開されています。

日本ペンクラブ・日本出版学会 緊急合同シンポジウム
「グーグル・ブック検索訴訟 新和解案をめぐって」
 ~何が変わったのか、今後の動向~
http://www.dendai.ac.jp/tdu-video/pen20091218.html

hon.jp DailyWatch 2010/1/6付けの記事
http://hon.jp/news/1.0/0/1381/

他の研究者の研究データ再利用に関するガイド(オランダ)

オランダのSURF財団が、他の研究者の研究データの使用に当たって、許諾を必要とする場合、不要な場合などを整理したガイド(英語)を作成し、公開しています。

Research Information 2009/12/11付けの記事
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=561

『聞かれざる声―機関リポジトリのエンドユーザ』と題するプレプリント、ACRLのウェブサイトで公開

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)のウェブサイトで、新しいプレプリント“Unheard Voices: Institutional Repository End-Users”(『聞かれざる声―機関リポジトリのエンドユーザ』)が公開されています。このプレプリントはミシガン大学の研究者らによるもので、機関リポジトリのエンドユーザ20名に対するインタビュー調査を基に、彼らが機関リポジトリをどう特徴づけているか、彼らはなぜ/どうやって機関リポジトリを使っているか、機関リポジトリに関する信頼性判断を彼らはどうやって行っているか、といったことを分析しています。

ACRL Preprint: Unheard Voices: Institutional Repository End-Users
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/2010/01/05/new-preprint-available-4/

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