アーカイブ - 2010年 11月 - car

11月 9日

広島県立図書館と広島市立図書館、プロサッカーチームとのコラボで展示を実施

広島県立図書館と広島市立図書館が、地元のプロサッカーチーム「サンフレッチェ広島」とのコラボ企画の実施を発表しています。サッカー関連の図書や元選手の著書等の展示を行うほか、貸出も行うとのことです。

ミニ展示「がんばれサンフレッチェ!!~図書館からスタジアムへ スタジアムから図書館へ~」サンフレッチェ広島,広島市立図書館,広島県立図書館連携
http://www.hplibra.pref.hiroshima.jp/hp/page000001400/hpg000001332.htm

サンフレッチェ広島、広島市立図書館・広島県立図書館連携展示 展示リスト
http://www.hplibra.pref.hiroshima.jp/ct/other000001500/succer-list.pdf

EUの漁業補助金を可視化したマッピングツール“Vessel Subsidy Map”

2010年11月8日、“FishSubsidy.org”のウェブサイトで、“Vessel Subsidy Map”というマッピングツールが公開されました。このマッピングツールは、1994年から2006年まで、EUが漁業指導基金(Financial Instrument for Fisheries Guidance)を通じて各国の漁業関係者に対して拠出した補助金、総額約34億ユーロがどのように使われたのかを可視化したものです。Open Knowledge Foundation Blogは、このマッピングツールについて、欧州のパブリックデータを再利用し、市民やジャーナリスト等に対して分かりやすく示した優れた例であるとコメントしています。

Vessel Subsidy Map(Fishsubsidy.orgのウェブサイト)
http://fishsubsidy.org/map/

EU Fisheries Subsidies Revealed in New Online Mapping Tool (2010/11/8付け Pew Environment Groupの記事)
http://www.pewenvironment.eu/channel/view_resource/id/127087

シンポジウム「大学からの研究成果オープンアクセス化方針を考える」

2010年12月10日に、東京大学の鉄門記念講堂で、国立情報学研究所(NII)と国立大学図書館協会の共催シンポジウム 「大学からの研究成果オープンアクセス化方針を考える―ハーバード大学、レディング大学、北海道大学を事例に―」が開催されるようです。

シンポジウム 「大学からの研究成果オープンアクセス化方針を考える」 - 国際学術情報流通基盤整備事業 イベント情報
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2010/20101210.html

米国の電子書籍市場は2015年に30億ドル規模になるとの予測

米国の調査会社Forrester Research社が、米国の電子書籍市場の今後5年間の予測を発表しています。同社のブログの記事でその一部が紹介されており、それによると、2010年末の市場規模は9億6600万ドル、2015年には30億ドル規模になると予測されているようです。また、ブログ記事では、出版業界でのデジタル化の進展について、音楽業界やテレビ業界では複数の収入源があり調整が必要となるが、出版物だけが収入源である出版業界ではそれらの業界よりもデジタル化が速く進むのではないか、という見解も示されています。

eBooks Ready To Climb Past $1 Billion(2010/11/8付けForrester Researchのブログの記事)
http://blogs.forrester.com/james_mcquivey/10-11-08-ebooks_ready_to_climb_past_1_billion

米調査会社、今年の米国内での電子書籍購入額は約811億円と予測、2015年にはその3倍規模に(2010/11/9付けhon.jpの記事)
http://hon.jp/news/1.0/0/1853/

“DESIGNTIDE TOKYO 2010”で展示されたバーコードブック

2010年11月8日付けのdesignboomで、10月30日から11月3日まで東京で開催された“DESIGNTIDE TOKYO 2010”で展示された、スズキ・ユウリ氏のバーコードブック(barcode book)が取り上げられています。バーコードとドットで描かれた絵本をバーコードリーダーでなぞると、絵に関連した音が出るようになっているようです。

yuri suzuki : barcode book at tokyo designtide (2010/11/8付け designboomの記事)
http://www.designboom.com/weblog/cat/8/view/12090/yuri-suzuki-barcode-book-at-tokyo-designtide.html

DESIGNTIDE TOKYO
https://designtide.jp/

SURF財団、科学データ保存のためのチェックリストを公表

2010年11月2日、オランダのSURF財団が、科学データ保存のためのチェックリスト“General guidelines for selecting data for preservation”を公表しました。このチェックリストは、研究者が自身の科学データをどのように扱い、どのように保存し、そしてそれをどのように共有するかの3つの研究に基づいて作成されたとのことです。その3つの研究すべてにおいて、研究の初期の段階で、データの保存方針を決定しておくことが重要であることが明らかになったとのことで、チェックリストはその方針を決定するためのガイドラインとなっているようです。

General guidelines for selecting data for preservation
http://www.surffoundation.nl/nl/themas/openonderzoek/cris/Documents/SHAREflyer_selectionofdata_pdfversie_def_ENG3.pdf

Checklist helps select research data to be preserved (2010/11/2付け SURFFoundationのニュース)

11月 8日

大阪府立中央図書館、「学校支援のページ」を開設

大阪府立中央図書館は、ウェブサイトに「学校支援のページ」を開設しています。見学・体験学習の案内、 特別貸出用図書セットや展示用セットの案内、教材開発のための図書館活用ガイド、などが掲載されています。

学校支援のページ
http://www.library.pref.osaka.jp/central/school/index.html

参考:
東京都立図書館、学校支援サービスのサイトを開設
http://current.ndl.go.jp/node/16255

11種のリポジトリソフトウェアの調査結果が公表される

2010年11月5日、英国情報システム合同委員会(JISC)の支援で行われている、リポジトリサポートプロジェクト(Repositories Support Project)が、11種のリポジトリソフトウェアに関する調査結果を公表しました。調査対象のソフトウェアは、CONTENTdm、Digital Commons、DigiTool、DSpace、EPrints、EQUELLA Repository、Fedora、Islandora/ Fedora、intraLibrary、Open Repository、Microsoft Zentityとのことです。なお、リポジトリサポートプロジェクトは2009年3月にも同種の調査を実施しており、今回はそのアップデートをすべく再調査を行ったものとのことです。

Repository Software Survey, November 2010
http://www.rsp.ac.uk/software/surveyresults2010

RSP Software Survey 2010 (2010/11/5付け Repositories Support Projectの記事)
http://www.rsp.ac.uk/news/news2010-11-05SoftwareSurvey.php

コロンビアの13大学によるコロンビア電子図書館の登録数が27,000タイトルを突破

2010年11月5日付け、El Tiempo.comの記事によると、コロンビアの大学による「コロンビア電子図書館」(Biblioteca Digital Colombiana)に登録されている資料の数が、27,000タイトルを突破したとのことです。コロンビア電子図書館とは、コロンビアの13大学によって構築・運営されている電子図書館で、中心的な資料は各大学から提供されている雑誌論文と学位論文のようです。

Biblioteca Digital Colombiana
http://www.bdcol.org/

デジタルに移行した学校図書館のその後(米国)

2009年に米国マサチューセッツ州の私立寮制高校Cushing Academyが図書館の紙資料を撤去しデジタル図書館に移行したことが注目を集めましたが、Boston Globe紙に、その後の様子を報じる記事が掲載されています。主な内容は次のようなものです。
・学校の知名度があがり、問い合わせ等は多いが、この動きに追随するような学校はない模様である。
・館内各所に快適な椅子が並べられ、授業や生徒のグループ学習に使用されている。
・ほとんどの生徒は満足しているようである。
・生徒は、寮の部屋でなく図書館に集まって勉強するようになった。
・授業で紙の教科書を使うかデジタル教科書を使うかは、生徒が選択できる。
・Kindleが100台、その他の電子書籍リーダーが100台ある。
・教師や図書館員にもデジタルリテラシーの向上が求められている。
また、記事では、ハーバード大学図書館長ダーントン氏の、「図書館はデジタルとアナログの両方の方面に進まなければならない。どちらか片方のみに集中するのは間違いである。」というコメントも紹介されています。

Digital shift(2010/11/6付けBoston Globeの記事)

広島大学図書館が音楽配信サービスの提供を開始

広島大学図書館が、音楽のストリーミング配信サービス「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」を導入し、2010年11月1日から提供を開始したとのことです。

広島大学図書館、約69万曲が聴き放題となる音楽配信サービスを導入 (2010/11/5付け japan.internet.comの記事)
http://japan.internet.com/busnews/20101105/5.html

広島大学図書館
http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/

参考:
高山市図書館、音楽配信サービスの提供を開始
http://current.ndl.go.jp/node/8819

11月 5日

ベルギー王立図書館、本の歴史に関する常設展示スペース“LIBRARIUM”を開設

ベルギー王立図書館が、本の歴史に関する新しい博物館というコンセプトで、常設展示用のスペース“LIBRARIUM”を開設したようです。「言葉の渦」(Le tourbillon des mots)や「テキストとイメージ」(Le texte et l'image)といったテーマごとにいくつかの部屋が設けられているようです。

Histoire du livre et de l'écrit, la Belgique inaugure son Librarium(ActuaLitté 2010/11/4付けの記事)
http://www.actualitte.com/actualite/22513-librarium-histoire-livre-culture-belgique.htm

著作権の権利制限の一般規定(日本版フェアユース)に関する報告書案が公表

2010年11月2日に開催された、文化審議会著作権分科会法制問題小委員会の2010年第10回会合の配布資料が文化庁のサイトに掲載されています。 配布資料には、著作権の権利制限の一般規定(いわゆる日本版フェアユース)に関する報告書案の重要部分(導入する必要性、導入する場合の検討課題)が含まれています。

文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第10回)議事録
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/housei/h22_shiho_10/gijiyoshi.html

日本版フェアユースの報告書案を公表、12月にも最終まとめ――文化審(2010/11/4付けIT Proの記事)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101104/353747/

Wikimedia財団、大学と共同でWikipediaの公共政策分野の記事を充実へ(米国)

Wikipediaを運営するWikimedia財団は、米国の大学と共同し英語版のWikipediaの公共政策分野での記事を充実させるためのプロジェクト“Public Policy Initiative”を行っています。ジョージタウン大学、インディアナ大学、ハーバード大学など9つの大学の2010-2011年度の公共政策関連のクラスにおいて、カリキュラムの一環として、Wikipediaの記事の作成や更新を行い、財団はそれを支援するとのことです。プロジェクトに参加している教授からは、当該分野の記事が改善されるという点だけでなく、学生の訓練となるという点が期待されているようです。

Public Policy Initiative
http://outreach.wikimedia.org/wiki/Public_Policy_Initiative

オランダ王立図書館(KB)、議会関係資料デジタル化プロジェクトを完成へ

2010年11月4日、オランダ王立図書館(KB)は、これまで6年間に亘って続けてきた、オランダ議会関係資料のデジタル化プロジェクトが完成すると発表しています。これは、1814年から1995年までの上下院議会の全法令と会議録等、200万ページ以上をデジタル化するプロジェクトで、その成果は“Staten - Generaal Digital”で利用できるとのことです。11月11日にはシンポジウムが開催され、正式にプロジェクトの終了を迎えるようです。

Staten - Generaal Digital
http://www.statengeneraaldigitaal.nl/

Digitalisering Handelingen Eerste en Tweede Kamer voltooid (2010/11/4付け KBのニュース)
http://www.kb.nl/nieuws/2010/kamerstukken.html

【イベント】国立国会図書館、「音楽資料・情報担当者セミナー」を開催(12月)

国立国会図書館では、2010年12月に、図書館、博物館、資料館などの職員などを対象に、音楽資料・情報に関する知識および技術の向上に資することを目的とするセミナーを開催します。テーマは、12月10日(金)が「洋楽資料と伝統音楽資料の保存と継承」、12月17日(金)が「録音(映像)資料の保存と継承」です。

「音楽資料・情報担当者セミナー(平成22年度)」のご案内
http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1190207_1485.html

被引用数上位の論文とそれ以外の論文の違いに見る、日本の科学研究プロジェクトの実態

科学技術政策研究所と一橋大学イノベーション研究センターが共同で実施した、日本の研究者を対象とした科学における知識生産プロセスに関するアンケート調査の報告書『科学における知識生産プロセスの研究 ― 日本の研究者を対象とした大規模調査からの基礎的発見事実 ― 』が公開されています。この調査は、2001年から2006年の論文で、日本が関与しているものから、被引用数が上位1%(トップ1%論文)とそれ以外の論文(通常論文)を抽出し、その著者に対して論文を生み出した研究プロジェクトについてアンケートを行ったものとのことです。なお、調査対象者7,652名のうち、回答数は2,081名(回答率27.2%)とのことです。報告書では、トップ1%論文と通常論文とを比較して、科学研究における多様な人材や研究マネジメントの重要性、科学研究の不確実性の度合い、研究プロジェクトが生み出す特許出願や共同研究・受託研究等がまとめられています。

科学における知識生産プロセスの研究 ― 日本の研究者を対象とした大規模調査からの基礎的発見事実 ― (科学技術政策研究所)
http://www.nistep.go.jp/index-j.html

「日本の研究者を対象とした科学における知識生産プロセス

国立国会図書館、『NDL書誌情報ニュースレター』2010年3号(通号14号)を刊行

国立国会図書館(NDL)のウェブサイトに、『NDL書誌情報ニュースレター』の最新号となる2010年3号(通号14号)が掲載されています。世界図書館情報会議-第76回IFLA大会、TP&Dフォーラム2010、ISO/TC46会議済州島大会の参加報告等が掲載されています。

NDL書誌情報ニュースレター 2010年3号(通号14号)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2010_3/index.html

米国の出版社が、公立学校へ電子書籍と電子図書館ソフトウェアの提供を発表

2010年11月1日、米国で児童・学生用の電子書籍を手掛けるI Save a Tree社が、米国内のすべての公立学校に対して、同社の電子書籍“iBook”と電子図書館ソフトウェア“Virtual Library”の提供を発表しています。その規模は8,000万ドルとのことです。同社のiBookの特徴としては、各タイトルへの同時アクセス数の制限がないこと、学校だけでなく生徒の家からも利用可能であること、プロジェクタへの投影や電子黒板に対応していること等が挙げられています。なお、今回の提供の背景には、学校予算の削減に対して支援するという目的があるようです。

Free Virtual Library & iBook Giveaway (I Save a Tree)
http://www.isaveatree.com/publicschoolsusa/Nationalgiveaway.pdf

I Save a Tree, Inc. Is Offering $80,000,000.00 Worth of Interactive Books (iBooks) and Virtual Library Software to Public Schools (2010/11/1付け PR Newswireのニュース)

ソフトバンクモバイル、電子書籍販売サービスを開始へ

ソフトバンクモバイル株式会社が、Android端末向けの電子書籍販売サービス「ソフトバンク ブックストア」を、2010年12月上旬以降に開始すると発表しています。

書籍、コミックなど幅広いジャンルの電子書籍が楽しめる!「ソフトバンク ブックストア」を提供開始(2010/11/4付けプレスリリース)
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2010/20101104_07/

電子書籍配信ストア「ソフトバンク ブックストア」開始(2010/11/4付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20101104_404549.html

ページ