アーカイブ - 2010年 11月 - car

11月 18日

OCLCのWorldCatに英国図書館から1200万件の書誌レコードが追加

OCLCのWorldCatに、英国図書館(BL)から1200万件の書誌レコードが追加されたとのことです。

The British Library adds 12 Million Records to WorldCat(2010/11/17付けOCLCのニュース)
http://www.oclc.org/us/en/news/releases/2010/201056.htm

11月 17日

カナダのケベック州立図書館・文書館とニューヨークのクイーンズ図書館が提携

カナダのケベック州立図書館・文書館(Bibliothèque et Archives nationales du Québec)と米国ニューヨークのクイーンズ図書館(Queens Library)が協力関係を結ぶことで合意したようです。両館では、図書館サービスの向上のための情報交換や、それぞれの国の資料の購入支援等が行われるとのことです。クイーンズ図書館はこれまでにも、中国国家図書館や韓国国立図書館、フランス・パリのポンピドゥーセンター等とも提携を結んでいるようです。

BAnQ and Queens Library (New York) sign cooperation agreement(ケベック州立図書館・文書館のプレスリリース)
http://www.banq.qc.ca/nouvelles/banq_queens_library_entente.html?language_id=1

Queens Library and National Library & Archives of Québec sign cooperation agreement(クイーンズ図書館のプレスリリース)
http://www.queenslibrary.org/index.aspx?page_nm=Press+Releases

米国図書館協会ヤングアダルト図書館サービス部会が、査読付きオープンアクセスジャーナルを創刊

2010年11月15日、米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス部会(YALSA)が、査読付きのオープンアクセスジャーナル“The Journal of Research on Libraries and Young Adults”を創刊しています。

The Journal of Research on Libraries and Young Adults
http://www.yalsa.ala.org/jrlya/

Editorial(2010/11/15付け The Journal of Research on Libraries and Young Adultsの記事)
http://www.yalsa.ala.org/jrlya/2010/11/editorial/

スペイン国立図書館、同館出版物の電子提供を始める

2010年11月16日、スペイン国立図書館(Biblioteca Nacional de España:BNE)が、同館出版物の電子版での提供を始めたようです。これは、電子的に提供することで紙資源の使用を抑えるとともに、利用者に対してどこからでも情報を得られるようにすることを目的としているとのことです。今のところ、同館のパンフレットの他、PREMIS『保存メタデータのためのデータ辞書』第2.0版のスペイン語版、資料収集関係の手引き、そしてサイエンス・フィクションに関する論文や雑誌、小説、コミック、データベース等をまとめたもの、以上の4点が公開されているようです。

Publicaciones en línea de la BNE
http://www.bne.es/es/Micrositios/Guias/index.html

予算削減により図書館員を配置できず開館できない図書館(米国)

米国ブルックリンの学校が設置した図書館“Book Hive”(本の巣箱)は、建物は完成したものの、予算削減の影響で図書館員を配置できないため開館することができない状態にあるようです。2010年11月12日にはオープニングイベントが行われ一時的に開館したようですが、その後はまた閉館状態になっているとのことです。2011年春までに、パートタイムの図書館員やボランティアのスタッフを配置して開館する計画があるようです。

Prospect Heights Schools' Library Opens With No Librarian(NYTimes.com The Local-Fort-Greene Blog - NYTimes.com)
http://fort-greene.thelocal.nytimes.com/2010/11/16/prospect-heights-schools-library-opens-with-no-librarian/

PS 9 and MS 571 schools in Prospect Heights, Brooklyn jointly unveil State-of-the-Art School Library(Book Hive)

米国博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)、全米博物館・図書館サービスメダル2010を発表

2010年11月16日、米国博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)が、全米博物館・図書館サービスメダル2010(2010 National Medal for Museum and Library Service)を発表しました。同賞は、市民や教育、経済、環境そして社会に対して著しい貢献を果たした博物館・図書館に贈られる全米規模の賞のようです。博物館と図書館それぞれ5館に対して贈られ、2010年の図書館の受賞館は次のとおりでした。
・Nashville Public Library
・Patchogue-Medford Library
・Peter White Public Library
・Rangeview Library District and Anythink Libraries
・West Bloomfield Township Public Library

Five Museums and Five Libraries to Receive Nation’s Highest Honor (2010/11/16付け IMLSのプレスリリース)
http://www.imls.gov/news/2010/111610.shtm

参考:
CA1669 - Library of the Year -良い図書館を良いと言う- / 田村俊作

総務省の「新ICT利活用サービス創出支援事業」、事業仕分けで「来年度の予算計上は見送り」に

総務省の「新ICT利活用サービス創出支援事業」についての事業仕分けが2010年11月16日に行われ、「来年度の予算計上は見送り」という評価結果が示されています。

評価結果 ワーキンググループA 評価コメント 事業番号A-12 ICT関係事業
http://www.shiwake.go.jp/data/pdfs/594.pdf

電子書籍の中間フォーマット、国が予算を割く必要性は? 仕分け人が追求(2010/11/17付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20101117_407363.html

11月 16日

デジタル時代の公共図書館の苦悩と挑戦(記事紹介)

2010年11月12日付けのLos Angeles Timesに、“Libraries reinvent themselves as they struggle to remain relevant in the digital age ”と題された記事が掲載されています。記事では、デジタル時代にあって、米国の公共図書館が地域住民にとって価値ある組織であり続けるために、図書館自身がその変化に対応すべく取り組んでいる様子が記されているようです。その内容として、改装によって、レファレンス・デスクや閲覧席の代わりに、子どもがゲームで遊べるスペースをつくったり、書店のように図書をトピックごとに並び替えたりした図書館の話や、資料のデジタル化を進めようとしても、予算上の都合や著作権法の規制で悩む様子、そして、利用者が図書館のガーデニングを手伝えたり、Facebookの使い方の講座を受けたり等、地域のコミュニティセンターへと変化しようとしている図書館等の事例がまとめられているようです。

Libraries reinvent themselves as they struggle to remain relevant in the digital age (2010/11/12付け LA Timesの記事)

アイルランドの読書状況2010

2010年10月24日、アイルランドのブッククラブ“Bord Gais Energy Book Club”が、アイルランドの読書習慣に関する調査結果を公表しています。調査は420名の成人を対象に行われたようです。その結果をいくつか取り上げると以下のとおりとのことでした。
・74%の人が1年間に6冊以上の本を読む。
・家に100冊以上本があると答えた人は42%。
・1週間に読書に費やす時間は、1時間から3時間の人が47%、3時間から7時間が36%で、7時間以上と答えた人は10%。
・本を読むならiPadやオーディオブックよりも紙の本が良いと答えた人は95%。
・無人島に持って行くなら、『指輪物語』、『高慢と偏見』、『無人島でのサバイバルの仕方』等。

bordgaisenergybookclub.ie survey reveals all about Irish reading habits (2010/10/24付け Bord Gais Energyのニュース)
http://www.bordgaisenergy.ie/news/?d=20101024

スペイン・マドリードで3万冊の本を使ったブッククロッシングのイベントが開催される

2010年11月14日、スペインのマドリードで3万冊の本を使ったブッククロッシング(Book Crossing)のイベントが開催されました。当日は、600人のボランティアが市内各所に本を設置したほか、歌手や俳優、スポーツ選手、作家等60人以上も参加して、自身のお気に入りの本を街中に置いたようです。また、今回のブッククロッシングは、マドリードの若者を社会的排除の危険性から守るためのプログラムも兼ねており、設置された本が2011年4月24日までにイベントのウェブサイトで2度登録されると、イベントを後援した“Mahou Sin”社から、1冊につき3ユーロが市当局の若者支援事業に寄付されることになっているようです。ちなみに、設置された本の中には、2010年にノーベル文学賞を受賞したバルガス・リョサ(Vargas LLosa)氏の最新作(サイン入り)も含まれているとのことです。

Bookcrossing Madrid
http://www.lamayorliberaciondelibros.es/

La mayor liberación de libros de la historia (2010/11/14付け Ayuntamiento de Madridのプレスリリース)

チリの読書状況2010

2010年11月4日、チリの非営利組織“Fundación La Fuente”が、チリの読書状況を調査した結果を、「チリと本 2010」“Chile y los Libros 2010”として公表しました。これは、10月29日から11月14日まで、チリのサンチャゴで開催されていた「第30回サンチャゴ 本の国際フェア」の場で公開されたものです。“Fundación La Fuente”は、2006年以来2年ごとに同様の調査を実施しており、今回で3回目となるようです。調査結果は、サンチャゴを含むチリ国内の主要都市に住む、15歳以上の男女1,001名に対する電話調査に基づくものとのことです。レポートでは、「読書習慣」「新聞・雑誌・インターネットの購読」、「本の購入」、「図書館の利用」、そして「電子書籍」の各項目に分けて結果がグラフ化されています。このうちいくつかを挙げると以下のとおりのようです。
・読書習慣がある、あるいは時々読むと答えた人は47.2%、読まない、またはほとんど読まないと答えたのは、52.8%。
・図書館の利用登録をしているかという質問に対して、93.2%が「いいえ」と回答。「はい」と答えた6.8%の人の中では、富裕層、若年層を中心として、高い割合であった。

HathiTrustに米国議会図書館(LC)等5機関が加盟、米国外からも初参加

2010年11月15日、米国の大学等による共同リポジトリ事業“HathiTrust”に、米国議会図書館(LC)、スタンフォード大学、アリゾナ州立大学、マサチューセッツ工科大学、そしてスペインのマドリード・コンプルテンセ大学が加わったようです。マドリード・コンプルテンセ大学は、米国外の機関としては初めてHathiTrustに参加したとのことで、今回の加盟により、HathiTrustの参加機関は52機関となったようです。

HathiTrust adds new members, goes global (2010/11/15付け University of Michiganのニュース)
http://ns.umich.edu/htdocs/releases/story.php?id=8121

QuickWire: HathiTrust’s Newest Partners Include Library of Congress, U. of Madrid (2010/11/15付け Chronicle of Higer Educationの記事)

公共図書館のインターネットサービスの利用に関する調査(日本)

インターネットコムが、gooリサーチと共同で実施した、公共図書館のインターネットサービスの利用に関するアンケート調査の結果を公表しています。公共図書館のインターネットサービスを「よく利用する」「時々利用する」と回答した人は合わせて36.7%とのことです。また、実現してほしいサービスとして、借り出し予約(49.7%)や蔵書検索(48.1%)、電子書籍の閲覧(47.6%)が上位を占めているようです。

電子書籍の閲覧に興味――図書館とインターネットに関する調査(japan.internet.com 2010/11/16付けの記事)
http://japan.internet.com/research/20101116/1.html

11月 15日

ニューヨーク公共図書館、ビジネスプランのコンペ“New York StartUP! 2011”の実施を発表

米国ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、ビジネスプランのコンペ“New York StartUP! 2011 Business Plan Competition”を実施すると発表しています。2010年に引き続き2回目になるとのことで、1位に選ばたプランの考案者には15,000ドルが贈られるとのことです。

The New York Public Library Presents New York StartUP! 2011 Business Plan Competition for New York-Based Startup Entrepreneurs(NYPLのプレスリリース)
http://www.nypl.org/press/press-release/2010/11/12/new-york-public-library-presents-new-york-startup-2011-business-plan-

米国都市図書館協議会、持続可能な地域社会の創出を目標とした、地方自治体との連携に関するレポートを公開

2010年11月8日、米国の都市図書館協議会(Urban Libraries Council: ULC)が、“Partners for the Future: Public Libraries and Local Governments Creating Sustainable Communities”というレポートを公開しました。同日付けのULCのプレスリリースによると、このレポートは、公共図書館と地方自治体が、「経済的活力」(economic vitality)、「環境の質」(environmental quality)、「社会的公平性」(social equity)という3つの最終目標をどのように達成するか、その事例を紹介すると共に、公共図書館と地方自治体の連携について検証したものであるとのことです。ULCは、このレポートを刊行した目的について、公共図書館に持続可能な地域社会を創るための手段としての資格を与え、地方自治体と図書館がそのために起こす活動を結び付けるためであると述べています。

Urban Libraries Seek Local Governments as a Partner in Sustainability Measures (2010/11/8付け Urban Libraries Councilのプレスリリース)

【イベント】図書館サービス計画研究所が図書館総合展でセミナーを開催(11/24)

図書館サービス計画研究所が、2010年11月24日に、第12回図書館総合展の会場で「今日から使える図書館ブランディングセミナー -図書館魅力再発見計画-」と題するセミナーを開催します。

今日から使える図書館ブランディングセミナー -図書館魅力再発見計画-
http://d.hatena.ne.jp/sogoten/20101102/p6

主催セミナー(図書館サービス計画研究所)
https://sites.google.com/site/tosaken23/shusai-semina

参考:
CA1728 - 研究文献レビュー:図書館の「広報」は進化しているか?―説明責任と自己アピールの時代に求められる理論と実践― / 仁上幸治
http://current.ndl.go.jp/ca1728

世界で最も厚い本の記録を更新か(インドネシア)

2010年11月11日付けのReutersの記事が、インドネシアにある世界記録博物館の館長の話として、米国のオバマ大統領のインドネシア訪問にあわせて出版されたオバマ大統領に関する本が、世界で最も厚い本の記録を更新したと伝えています。本のタイトルは、“The Collection, Obama and Pluralism”で、ページ数は5,472ページ、厚さは34センチメートルとのことです。ちなみに、これまで世界一厚いとされていた本は、英国のアガサ・クリスティーによる限定版『ミス・マープル選集』の4,032ページ(厚さ32.2センチメートル)だったようです。

インドネシアで5472ページの「オバマ本」、厚さ34センチ (2010/11/11付け Reutersの記事)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-18114620101111

Indonesian Book on Obama Sets Record for Thickest Book (2010/11/10付け Epoch Timesの記事)
http://www.theepochtimes.com/n2/content/view/45746/

参考:
世界最大?の本が発売へ(オーストラリア)

英国研究情報ネットワーク(RIN)、英国における研究活動の情報支援に関するレポートを刊行

2010年11月12日、英国の研究情報ネットワーク(RIN)が、英国の大学研究者に対する情報支援サービスについて調査した結果を、“Research Support Services in UK Universities report”として公表しています。このレポートでは、研究支援サービスの本質とその範囲、優良事例の紹介等がまとめられているとのことです。なお、この研究はOCLC Researchと共同で実施されたもので、米国における同様の調査結果については、すでに2010年6月16日にOCLCのウェブサイトで"A Slice of Research Life: Information Support for Research in the United States"として公開されています。

Research Support Services in UK Universities report
http://www.rin.ac.uk/system/files/attachments/Research_Support_Services_in_UK_Universities_report_for_screen.pdf

機関リポジトリに関する英文文献集“Institutional Repository Bibliography”第3版

2010年11月15日、機関リポジトリに関する英文文献集“Institutional Repository Bibliography”のversion 3が公開されました。これまでと同様、主に2000年以降のものを対象として、テーマごとに文献がまとめられています。前回のバージョンと比べ、機関リポジトリにおける電子学位論文(Electronic Theses and Dissertations in Institutional Repositories)と参考文献一覧(Appendix A. Related Bibliographies)が新たに追加されたようです。

Institutional Repository Bibliography version 3
http://digital-scholarship.org/irb/irb.html

Version Three of the "Institutional Repository Bibliography" Now Available from Digital Scholarship (2010/11/14付け Resource Shelfの記事)
http://web.resourceshelf.com/go/resourceblog/61969

参考:

内閣府、公文書等の管理に関する法律施行令案へのパブリックコメントを受付中

2010年11月6日から、内閣府が「公文書等の管理に関する法律施行令案」へのパブリックコメントを受け付けています。これは、「公文書等の管理に関する法律」(平成21年法律第66号)が成立したことに伴い、所要の事項を規定するために制定されるものです。パブリックコメントの受付期間は、11月6日から12月5日(必着)までとのことです。

公文書等の管理に関する法律施行令案についての意見の募集について【意見募集期間:11月6日~12月5日】(内閣府のトピックス 2010/11/8付けの項目に該当記事があります)
http://www.cao.go.jp/topics.html

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