アーカイブ - 2010年 11月 2日 - car

電子書籍を無料で利用し、その共有を目指すプラットフォーム“24symbols”

2010年11月1日スペインのel Mundo紙に、“24symbols”という電子書籍プラットフォームに関する記事が掲載されています。記事によると、この“24symbols”は、PCや電子書籍端末を通じて電子書籍を利用し、それを共有することができるというものです。無料会員は、電子書籍を無料で利用できるものの広告が入るとのことで、そのため、月額6-9ユーロ程度もしくは本1冊の料金を支払えば、プレミアム会員として広告が入らないバージョンで利用できるようになるとのことです。これは、欧州での音楽配信サービス“Spotify”の電子書籍版のようなものを想定しているとのことです。また、利用には原則インターネット環境があればよく、プレミアム会員は、保存はされないものの小さいファイルサイズでのダウンロードも可能になるとのことです。(これは海賊版の発生や地下鉄等での利用を想定してとのことです。)このほか、iPadやiPhone、アンドロイド等への対応や、Facebookとの連携も計画しているようです。なお、このプラットフォームは現在開発中であり、公開は2011年3月を予定しているとのことです。

24symbols
http://www.24symbols.com/

英国の2009-2010年期の図書館統計(暫定版)が発表される

2010年10月29日、英国公認公共財務会計協会(CIPFA)が2009-2010年期の図書館統計(暫定版)を発表しました。それによると、最も来館者の多かった図書館は昨年の調査と同じくNorfolk and Norwich Millennium Libraryとのことです。英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)が作成した、2008-2009年期の公共図書館統計との比較表によると、公共図書館の専門職員数は増加したものの職員数全体としては減少した、公共図書館への来館者数は前年と比較して1.6%減少して約2億7000万人であった、公共図書館のウェブサイトへのアクセス数は前年と比較して6.4%増加した、貸出件数は前年比0.5%減であったとのことです。

Trends from CIPFA Public Library Service(CIPFAの統計データを基にした、CILIPによる2008-2009年と2009-2010年の比較表)
http://www.mla.gov.uk/news_and_views/press_releases/2010/~/media/Files/pdf/2010/research/Trends_from_CIPFA_Public_Library_Service

国立国会図書館、「消費者のためになった広告コンクール」雑誌広告部門で銅賞を受賞

国立国会図書館(NDL)が、2010年国民読書年にあたり『国立国会図書館月報』591号(2010年6月号)に掲載した広告が「第50回消費者のためになった広告コンクール」雑誌広告部門・公共広告ブロックで銅賞を受賞した、と発表しています。受賞作品のキャッチフレーズは「想いも、歴史も、積み重なる。」です。

国民読書年広告(『国立国会図書館月報』591号掲載)が「消費者のためになった広告コンクール」で入賞しました(NDLのニュースリリース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2010/1190192_1531.html

第50回「消費者のためになった広告コンクール」雑誌広告部門入賞作品一覧(日本アドバタイザーズ協会)
http://www.jaa.or.jp/pdf/con/2010_zas.pdf

ランダムハウス社が、発展途上国へ電子書籍を届けるプロジェクトに電子書籍を寄贈

発展途上国へ電子書籍を届ける活動を行っているNPOの“Worldreader.org”が、2010年10月28日に、ランダムハウス社(Random House )から電子書籍の寄贈を受けたと発表しています。寄贈された書籍は、『ピーターパン』や『秘密の花園』、『ヴェニスに死す』等の他に、児童書のシリーズ「マジック・ツリー・ハウス」も含まれているようです。“Worldreader.org”は、これらの寄贈本を現在活動を行っているガーナに届けるとのことです。

ランダムハウス社よる寄贈本のリスト
http://blog.worldreader.org/wp-content/uploads/2010/10/Worldreader.org-Random-House-books.pdf

Magic Tree House comes to Worldreader (2010/10/28付け Worldreader.orgブログの記事)
http://blog.worldreader.org/2010/10/28/magic-tree-house-comes-to-worldreader/

【イベント】「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル III」開催(11/30)

NPO法人「知的資源イニシアティブ(IRI)」が主催する「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル」の第3回が、2010年11月30日に開催されます。博物館・図書館・文書館(MLA)の連携について、過去2回のラウンドテーブルの成果を受けて、MLAのもつ文化情報資源と公共施設としての場を国の基本的な情報・知識基盤としてどのように活用すべきか、その方向性を明確にすることにより、文化情報資源政策形成の重要性を社会的にアピールするとのことです。

日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル III
http://www.iri-net.org/forum/mlart03.html

参考:
「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブルII」開催(2010年6月・東京)
http://current.ndl.go.jp/node/16053

IFLA、2009年の年次報告を公表

国際図書館連盟(IFLA)が、2009年の年次報告を公表しています。活動報告と組織構造の2部構成となっているようです。

Out now: 2009 IFLA Annual Report(IFLAのニュースリリース)
http://www.ifla.org/en/news/out-now-2009-fla-annual-report

2009 Annual Report
http://www.ifla.org/files/hq/annual-reports/2009.pdf

参考:
IFLA、2008年の年次報告を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/13371