アーカイブ - 2010年 11月 19日 - car

英国Open UniversityがLinked Open Dataの動きに対応し、自学に関する情報を公開

2010年10月18日、英国のOpen Universityのニュースによると、同学はLinked Open Dataの動きに対応し、“data.open.ac.uk”というウェブサイト上で、自学のデータの公開を始めたようです。これは、英国情報システム合同委員会(JISC)の支援を受けた、“Linking University Content for Education and Research Online”(LUCERO)というプロジェクトに基づくもので、現在のところ提供されるデータは、Open Universityの講義データの一部や、iTunes Uで配信しているポッドキャストのデータ、学術刊行物等のようです。また今後も、より多くの講義データや、特に講義に関連した資料の図書館の目録データ、同学の提供するeラーニング“OpenLearn”で提供されている一部のコンテンツ等についても公開を目指すとのことです。

data.open.ac.uk
http://data.open.ac.uk/

The Open University embraces the Linked Open Data Movement (2010/11/18付け Open Universityのニュース)

近現代英国エジンバラの住民情報等をマッピングするツール“AddressingHistory”

2010年11月17日、英国情報システム合同委員会(JISC)のニュースによると、“AddressingHistory”というプロジェクトサイトが公開されたようです。この“Addressinghistory”は、1784-5年、1865年、そして1905-6年のそれぞれの時期における、英国エジンバラの住民の人名・住所・職業の情報を、同時代の地図上に表示させるもののようです。人名や地名等の情報は、職業別電話帳(Yellow Pages)の先駆けともいえる“Scottish Post Office Directories”という史料に基づくものとのことです。利用者は、近現代のエジンバラの歴史的な人物や住所、職業等を調べてマップ上に表示させられるほか、利用者登録をすれば、軽微なデータ修正も可能となるようです。プロジェクトに協力しているスコットランド国立図書館のフリート(Chris Fleet)氏は、「“AddressingHistory”は、“Scottish Post Office Directories”から地理上の情報を引き出すための、新しく効果的な方法を示すものである」とコメントしています。

Addressing history
http://addressinghistory.edina.ac.uk/

【イベント】DRF-Tokyo地域ワークショップが開催(12/22・東京)

2010年12月22日に、DRF(デジタルリポジトリ連合)などが主催する「DRF-Tokyo地域ワークショップ」が、東京の慶應義塾大学で開催されます。「大学にとってのリポジトリ:情報の保存・発信・利用から考えてみよう」をテーマとして、様々な側面からの講演が予定されています。

DRF-Tokyo地域ワークショップ
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?drf-tokyo

Europeana、収録点数が1,400万点に達する

デジタル化した欧州の文化遺産をオンラインで提供する“Europeana”の収録点数が1,400万件に達したようです。欧州連合(EU)のプレスリリースには国別のコンテンツ数の割合が紹介されており、それによると、最も多いのはフランス(17.98%)で、ドイツ(17.10%)、スウェーデン(9.69%)と続いているようです。

Digital Agenda: Europeana gives online access to over 14 million examples of Europe's cultural heritage(EUのプレスリリース)
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/10/1524&format=HTML&language=EN

Europeana Can Enrich Our Lives says EU Commissioner Kroes
http://version1.europeana.eu/web/guest/news/-/blogs/europeana-can-enrich-our-lives-says-eu-commissioner-kroes

参考:
Europeanaの収録点数が900万点を突破

英国芸術・人文科学研究会議の支援で、図書館情報学研究プロジェクトの開始へ

2010年11月18日付けの英国の図書館情報学研究連合(LIS Research Coalition)のプレスリリースによると、英国の芸術・人文科学研究会議(Arts and Humanities Research Council)の支援のもと、“Developing Research Excellence and Methods” (DREaM)というプロジェクトが開始されるようです。これは、同研究連合に所属するエジンバラ・ネイピア大学のホール(Hazel Hall)氏を中心とするプロジェクトで、2011年1月から2012年8月までの20か月間行われるとのことです。プロジェクトの目的は次のとおりのようです。
・図書館情報学研究の進展に向けた革新的な方法や技術を向上させるための能力開発
・図書館情報学に関する研究トレーニングとその実践に関する質と水準の向上
・図書館情報学とその関連分野の長期にわたる共同研究のための基盤構築
・特に政策展開に関して、図書館情報学研究の成果の価値と影響力を高める
・図書館と情報サービスの提供を向上させる

Library and information science research project awarded £45,000 grant (2010/11/18付け LIS Research Coalitionのプレスリリース)

SkyRiver、米国議会図書館の名称典拠ファイル共同作成プログラム(NACO)に参加

書誌データサービスを提供するSkyRiverが、米国議会図書館(LC)が主導する名称典拠ファイルの共同作成プログラム“National Authority Cooperative Program(NACO)”に参加すると発表しています。レコードの集約を行う機関としては、英国図書館(BL)、OCLCに続いて3番目になるとのことです。

SkyRiver Becomes Exchange Partner for LC's Program for Cooperative Cataloging(SkyRiverのニュースリリース)
http://theskyriver.com/2010/11/skyriver-lcpcc