アーカイブ - 2010年 11月 10日 - car

バチカンで貴重書コレクション(のレプリカ)に触れる展示イベントが開催

2010年11月10日から2011年1月31日まで、バチカンのサンピエトロ広場近くに再現されたバチカン図書館のレプリカで、バチカン図書館の所蔵する貴重書コレクションのレプリカの展示イベントが開催されています。“Know the Vatican Library: A Story Open to the Future” と題されたこのイベントは、バチカン図書館が3年間の改修工事を経て9月に再開館したことを記念して行われたもので、本物のバチカン図書館の利用が許可された研究者等に限られていることから、普段は入れない人にもバチカン図書館を知ってもらおうとして企画されたものとのことです。展示室には、中世・ルネサンス期の資料のレプリカ等が設置されており、利用者は白い手袋をつけて実際に触ることができるようです。

バチカンで「歴史的図書」に触れる展示、手袋でムード作り (2010/11/10付け ロイターの記事)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-18088920101110

Stepping into the Pope's Library (2010/11/9付け Vatican Radioの記事)

CiNiiの国内学術論文が「Yahoo!検索 論文検索」から検索可能に

2010年11月10日、国立情報学研究所(NII)は、ヤフー株式会社と協力して、CiNiiが提供している学術論文約400万件のデータを、ヤフーが新たにサービスを開始する「Yahoo!検索 論文検索」から利用できるようになったと発表しています。「Yahoo!検索 論文検索」では、検索結果一覧ページに論文のタイトルや著者名、抄録などの基本情報が表示されるとのことで、ここで目的の論文情報をクリックすると、CiNii上の論文情報詳細ページに移動するようです。さらに、本文のPDFファイルがある論文はこの詳細ページからダウンロードすることができるとのことです。

Yahoo!検索 論文検索
http://ronbun.search.yahoo.co.jp/

物質・材料研究機構がNext-L Enjuを採用し、次世代図書館システムの開発へ

2010年11月8日、独立行政法人物質・材料研究機構が、オープンソースソフトウェアのNext-L Enjuを採用し、次世代図書館システムの開発を行うと発表しました。プレスリリースによると、国内の研究機関としては初めてオープンソースの図書館システムを採用したとのことです。今後同機構は、合同会社次世代図書館システムとともに、Enjuをカスタマイズすることによって、(1) 必要な図書館管理機能をしぼりつつ、(2) 電子ジャーナルや電子書籍、電子ハンドブックといった電子的図書資源やネット上の学術情報を一元的に管理すると共に、(3) セルフアーカイブによる機関リポジトリを含む電子的研究環境にあった横断的次世代システムを開発することを目指すようです。また、システムの稼働は2011年1月を予定しており、共同開発の成果は他機関での利用を可能とするとのことです。

国内初、研究機関でオープンソース図書館システムを採用 (2010/11/8付け 独立行政法人物質・材料研究機構のプレスリリース)
http://www.nims.go.jp/news/press/2010/11/p201011080.html

米国ワシントン大学、大学生の情報リテラシーを調査したレポートを公表

2010年11月1日、米国ワシントン大学のプロジェクト“Project Information Literacy”が、大学生の情報リテラシーを調査したレポート“Truth Be Told : How College Students Evaluate and Use Information in the Digital Age”を公開しました。レポートは、2010年春に全米の25大学に在籍する8,353名の大学生から得られた回答をもとに作成されたようです。調査からは、たとえ学生自身が情報探索とその情報の評価を行うことに関して自負していたとしても、研究課題に取り組む段階で躓いており、また課題の本質とその範囲の判断に難しさを感じていること等が明らかになったようです。なお、このレポートに言及した記事が、11月4日付のLibrary Journalと11月9日付けのChronicle of Higer Educationにも掲載されています。

Project Information Literacy
http://projectinfolit.org/

Truth Be Told : How College Students Evaluate and Use Information in the Digital Age

【イベント】「平成22年度 情報教育研究集会」開催(12月)

京都大学が主催する「平成22年度 情報教育研究集会」が、2010年12月10日から11日にかけて京都府民総合交流プラザ・京都テルサで開催されます。長尾真国立国会図書館長による基調講演のほか、分科会、ポスターセッションなどのプログラムが予定されています。

平成22年度 情報教育研究集会
http://conf2010.media.kyoto-u.ac.jp/

プログラム(タイムテーブル)
http://conf2010.media.kyoto-u.ac.jp/?Program