アーカイブ - 2010年 1月 - car

1月 29日

英国図書館、英国の歴史を資料で紹介する「タイムライン」を公開

英国図書館(BL)は、1200年代から現代までの英国の歴史上の出来事を、様々な関連資料を用いて時間軸に沿ってグラフィカルに表示する「タイムライン(Timelines)」を公開しています。「重要な出来事」「政治」「文学・芸術」「日常生活」「科学」など、テーマに沿った資料を表示することもできます。歴史学者などと共同で開発したとのことです。

Timelines: sources from history
http://www.bl.uk/timeline

First virtual history timeline opens up new world for students and teachers
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100128.html

図書館で借りた本の延滞料金、「物納」でも払えます(米国)

米国の図書館では貸出資料の延滞に対し罰金を課すことがありますが、経済不況の影響もあり、罰金があるため図書館を利用しなくなる人がいるという問題があるようです。その解決のため、いくつかの図書館では、罰金を支払う代わりに缶詰や日用品などによる物納(図書館経由で慈善団体等に寄付される)を認めたり、子供に対して図書館の読書イベントに参加することで帳消しにしたりしているそうです。延滞のため図書館を利用しなくなった利用者に戻ってきてもらうとともに、延滞中の図書館資料を返却してもらう狙いがあるとのことです。

New and Creative Leniency for Overdue Library Books(2009/12/28付けNYTimes.comの記事)
http://www.nytimes.com/2009/12/29/us/29library.html

Read off your fines at the Bay County Library System(2009/12/26付けBAY CITY TIMESの記事)
http://www.mlive.com/news/bay-city/index.ssf/2009/12/read_off_your_fines_at_the_bay.html

カリフォルニア大サンタクルーズ校図書館、100万ドルの資料費削減に直面

米国のカリフォルニア大学サンタクルーズ校の図書館が、100万ドル(約9,000万円)分の資料費削減を迫られています。対象となる資料は、データベース、ジャーナル、新聞、書籍など、あらゆる種類のものを含んでいます。購入を取りやめる資料の候補は、ライブラリアンが、利用統計、重複、利用ごとのコスト、インパクトファクターやアイゲンファクター、といったことを基にして決定しました。図書館のウェブサイトには、なるべくコスト削減のインパクトを小さくするべく努力はしているが、あまりに削減幅が大きく、全員の要望に応えることは難しい、とのコメントが掲載されています。なお、図書館ではこれまでにも、経費節減のため、開館時間の大幅な縮小なども実施しています。

Budget Reduction Process
http://library.ucsc.edu/collections/budget-reduction-process

デジタルデバイド縮小のためには公共図書館が重要との調査結果(英国)

英国博物館・図書館・文書館国家評議会はこのほど、新たな報告書“Role of public libraries in supporting and promoting digital participation”(「デジタルへの関与を支援し、促進する公共図書館の役割」)を発表しました。これによると、無料インターネットの提供、1対1のインターネット支援サービス、オンラインでの就職活動支援といった活動を通じ、公共図書館が英国内のデジタルデバイドの縮小において重要な役割を果たしていることが明らかになったということです。

The key role of public libraries in opening up free online access and providing support to help people get online is highlighted in a new research report.
http://www.mla.gov.uk/news_and_views/press/releases/2010/digital_participation

Role of public libraries in supporting and promoting digital participation(報告書のダウンロード先)

ウェブにおけるUnicodeの利用が5割近くに?

Googleが、ウェブページの索引付与作業に基づく内部データを分析したところによると、ウェブ上におけるUnicodeの利用が著しく伸び、5割近くにまで上っていることが分かったということです。

Unicode nearing 50% of the web
- The Official Google Blog 2010/1/28付けの記事
http://googleblog.blogspot.com/2010/01/unicode-nearing-50-of-web.html

ニューヨーク公共図書館、サリンジャー氏追悼メッセージをウェブサイトに掲載

ニューヨーク公共図書館(NYPL)のウェブサイトに、2010年1月27日に91歳で死去した作家のサリンジャー(J.D. Salinger)氏を悼む文章が掲載されています。

The NYPL Says Goodbye To J.D. Salinger(2010/1/28付けNYPLのNews)
http://nypl.org/press/press-release/2010/01/28/passing-author-jd-salinger-resonates-throughout-nypl

J・D・サリンジャー氏死去 米作家(2010/1/29付け47Newsの記事)
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012901000109.html

1月 28日

BL、2010年4月からの展示で世界最大の地図資料を初公開

英国図書館(BL)が、1660年に刊行された世界最大の資料“The Klencke Atlas”を2010年4月から開催予定の地図資料の展示で初めて一般公開すると発表しています。

Magnificent Maps: Power, Propaganda and Art 30 April - 19 September 2010(BLのプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100126.html

Largest book in the world goes on show for the first time(Gurdian 2010/1/26付けの記事)
http://www.guardian.co.uk/books/2010/jan/26/klencke-atlas-british-library-exhibition

経費削減のため、借りた図書は借りた図書館へ返却(米国)

米国ミシガン州のヘリック地方図書館(Herrick District Library)は、2010年3月15日をもって、経費削減のために地域内の他の図書館でも貸出図書の返却を受け付けるサービスを取りやめるようです。借りた図書を借りた図書館へ返却してもらうことで、資料搬送にかかる諸経費をおよそ32万ドル削減することができるとのことです。

Keeping returns local could save libraries $324,000(Holland Sentinel 2010/1/25付けの記事)
http://www.hollandsentinel.com/news/x1090818495/Keeping-returns-local-could-save-libraries-324-000

大日本印刷、書籍専用ICタグとその高速実装技術を開発

大日本印刷は、書籍の背表紙の裏面に装着する幅10mmの書籍専用ICタグと、そのICタグの高速実装技術を開発したと発表しています。

書籍専用のICタグと高速装着可能な実装技術を開発(2010/1/28付け大日本印刷のニュースリリース))
http://www.dnp.co.jp/news/1211665_2482.html

大日本印刷、書籍専用/高速装着可能なICタグ実装技術を開発(2010/1/28付けYahoo!ニュースの記事(サーチナ))
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100128-00000059-scn-bus_all

文字・活字文化推進機構等、「国民読書年」の開始を宣言

文字・活字文化推進機構等の団体が、2010年1月27日に国民読書年宣言集会を開き、「国民読書年」の活動開始の宣言を行っています。

国民読書年:開始を宣言(毎日.jp 2010/1/27付けの記事)
http://mainichi.jp/enta/book/news/20100128ddm012040179000c.html

活字離れの危機的な状況に打開を 国民読書年でアピール(47NEWS 2010/1/27付けの記事)
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012701000709.html

Apple社、“iBookstore”で電子書籍の販売を開始へ

Apple社は、2010年1月27日に、タブレット型の“iPad”を米国で3月から発売すると発表しています。あわせて、電子書籍を販売する“iBookstore”と読書用アプリ“iBooks”についても発表しています。ePubフォーマットを使用するもので、現時点では、HarperCollins社など5つの出版社との提携が決まっているようです。

Apple、9.7型タブレット「iPad」を発表 - 電子書籍用ショップ「iBookstore」も(2010/1/28付けマイコミジャーナルの記事)
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/28/004/index.html

アップル、iBooksで電子ブック市場に参入(2010/1/27付けengadget日本版の記事)
http://japanese.engadget.com/2010/01/27/ibooks/

Apple Reveals the iPad Tablet(2010/1/27付けNYTimes.comの記事)
http://www.nytimes.com/2010/01/28/technology/companies/28apple.html

Apple Launches iPad

1月 27日

“Portico”は「信頼できるリポジトリ」との評価が発表される

米国・カナダの研究図書館・大学図書館のコンソーシアムである研究図書館センター(CRL)は、2009年に、電子ジャーナルアーカイビング事業“Portico”と、共同デジタルリポジトリ事業“HathiTrust”について監査を実施しました。そのうち、Porticoについての評価結果が公表され、「信頼できるデジタルリポジトリ」(trustworthy digital repository)であるとの評価が出されています。監査は、リポジトリの利用者としての立場から、その信頼性等を調査する目的で実施されているとのことです。

Portico Certified as Trustworthy Digital Repository by the Center for Research Libraries(2010/1/25付けPorticoのアナウンスメント)
http://www.portico.org/news/012510.html

Portico Report(CRLによる報告(2010/1/10付け))
http://www.crl.edu/archiving-preservation/digital-archives/certification-and-assessment-digital-repositories/portico

Wikimedia財団、2008-2009年の年次報告を公表

Wikipediaを運営するWikimedia財団が、2008-2009年の年次報告を公表しています。主な出来事として、ユーザビリティ調査の実施や、クリエイティブ・コモンズライセンスの導入などがあげられています。

Annual Report From the Wikimedia Foundation
http://wikimediafoundation.org/wiki/Annual_Report

Annual Report 2008–2009(本文)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/foundation/a/a4/WMF_Annual_Report_20082009_online.pdf

「図書館についての歌」ベスト10

flavorwire.comというサイトで、図書館と図書館員についての歌ベスト10として、以下の10曲が紹介されています。各曲について簡単な解説が付いており、試聴もできます。コメント欄では、その他の曲もあげられています。

1. “At the Library” by Green Day
2. “In the Army Kid” by Of Montreal
3. “Swinging London” by The Magnetic Fields
4. “Young Adult Friction” by The Pains of Being Pure at Heart
5. “Lost in the Library” by Saint Etienne
6. “There She Goes, My Beautiful World” by Nick Cave & The Bad Seeds
7. “Library Card” by Frank Zappa
8. “Fun Fun Fun” by The Beach Boys
9. “Librarian” by My Morning Jacket
10. “Library Rap” by MC Poindexter & The Study Crew

米国議会図書館、オンライン出版物の納本制度を2010年2月から暫定的に開始へ

米国議会図書館(LC)の納本制度を所管する著作権局は、オンラインのみの出版物の納本についての暫定規則(interim regulation)の適用を2010年2月24日から開始すると発表しています。これは、これまで納本義務が免除されていたオンラインのみの出版物について、著作権局からの要求があればそのコピー等を納本しなければならなくなるというもので、まずは電子逐次刊行物(electronic serials)が要求の対象となるとのことです。規則には、完全版(complete copy)の定義の修正や、電子逐次刊行物における最良版(best edition)の基準なども含まれています。

Copyright Office Adopts Interim Regulation on Mandatory Deposit Governing Certain Works Published Only Online(著作権局のウェブサイトのNews)
http://www.copyright.gov/newsnet/

Mandatory Deposit of Published Electronic Works Available Only Online(2010/1/25付けFederal Registerの該当部分)

京都大学図書館機構、大学の研究活動紹介マンガの外国語版を機関リポジトリに追加

京都大学図書館機構が、京都大学の研究成果を解説するマンガ冊子『MANGA Kyoto University』の外国語版を機関リポジトリ“KURENAI”に追加しています。英語、中国語、韓国語の3か国語の翻訳版が、京都精華大学との協力で制作されており、協定校、在外公館、海外拠点などに配付されるとのことです。

KURENAI: 『MANGA Kyoto University』外国語版(英語版/中国語版/韓国語版)を公開(京都大学図書館機構のニュースリリース)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=631

国立国会図書館、RSS・メールマガジンの一覧ページと携帯電話向けサイトを公開

国立国会図書館が、同館が発信している各種のRSSとメールマガジンの一覧のページを公開しています。また、携帯電話向けサイトも開設されています。

2010年1月27日 RSS&メールマガジンの一覧を掲載しました
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2009/1188628_1393.html

2010年1月27日 携帯電話向けサイトを開設しました
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2009/1188629_1393.html

インペリアル・カレッジ・ロンドン図書館、2009年の利用調査の結果を公表

インペリアル・カレッジ・ロンドン図書館が、学生を対象とした2009年の利用調査の結果を公表しています。図書館の提供する電子書籍について、回答者の33.0%が利用したことがあると回答し、印刷書籍と電子書籍とでは、過半数(51.7%)の学生が印刷書籍をより好んで利用すると回答しています。また、他の利用者の行動のうち迷惑と感じるものとして、大声での会話や予約席の独占が挙げられている一方で、館内での飲食には比較的寛容なようです。

Library Student Survey Results 2009(インペリアル・カレッジ・ロンドン図書館)
http://www3.imperial.ac.uk/library/aboutthelibrary/polls/librarysurvey2009

1月 26日

子どものメディア接触量、この5年間で急増(米国)

米国のKaiser Family Foundationという機関が2008-2009年に実施した、8-18歳の子どもとメディアの関わりに関する調査の報告書が公表されています。今回の調査は1999年、2004年の調査に続く3回目の調査で、ニュースリリースでは次のような概要が紹介されています。

・1日あたりのメディア接触時間は7時間38分(2004年は6時間21分)
・同時に複数のメディアに接することも頻繁で、7時間38分の中に10時間45分に相当する量のメディア接触がある。
・この5年間で、携帯電話の所持率は39%から66%に、携帯音楽プレーヤーの所持率は18%から76%に上昇した。
・7年生から12年生では、メールのやり取りに一日平均1時間35分を使っている。(この時間はメディア接触時間には含まれていない。)

また、読書についての項目もあり、書籍・雑誌・新聞をあわせた読書時間は38分(うち書籍は25分)で、前回の43分(うち書籍は23分)と比べると、やや減少となっています。

DAILY MEDIA USE AMONG CHILDREN AND TEENS UP DRAMATICALLY FROM FIVE YEARS AGO(ニュースリリース)
http://www.kff.org/entmedia/entmedia012010nr.cfm

『デイリースポーツ』紙の電子版が2010年2月から開始

デイリースポーツ社が、『デイリースポーツ』紙大阪版の紙面をそのままPCの画面で読むことができる「デイリー電子版」のサービスを2010年2月1日から開始すると発表しています。過去7日間の紙面を見られ、紙面の印刷も可能とのことです。購読料は1か月1890円で、長期購読による割引もあるとのことです。2月中は無料お試し期間で、3月1日から有料となるとのことです。

デイリースポーツ電子版2月1日開始(デイリースポーツOnlineのお知らせ)
http://www.daily.co.jp/information/top/0002664916.shtml

デイリースポーツ電子版が2月1日スタート、月額1890円(2010/1/26付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100126_344847.html

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