米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)はこのほど、“Museums, Libraries, and 21st Century Skills”という、博物館・図書館向けのウェブサイトをスタートさせました。このウェブサイトでは、テクノロジースキル、批判的思考、課題解決、創造力、環境リテラシーなど、21世紀のこれからの世界で生きていくために必要なスキルや能力を身につけるために、図書館や博物館は人々をどのように支援できるかを考えるための3種類の資料(オンライン自己評価ツール2種、報告書)が公開されています。
米国テキサス州のヒューストン公共図書館(HPL)では、駐車場のない分館で、電話で予約を受けた資料を、受け取りに来た利用者の車まで届ける“HPL To Go”というサービスを試行しているとのことです。また、同じ記事では、HPLでのその他の取り組みとして、携帯電話のメール機能によるレファレンスサービス“My Info Quest”への参加、パソコンの普及していない地域にパソコンを積んだバンで出かける“HPL Mobile Express”などが紹介されています。