毎年9月8日はユネスコの定める「国際識字デー(International Literacy Day)」ですが、2009年は「The Power of Literacy」を標語とし、識字によるエンパワーメントがテーマとなっています。ユネスコの松浦晃一郎事務局長のメッセージでは、7億7600万人の成人の非識字者の多くが社会的弱者であること、貧困問題解消のためには識字能力の向上が必要であること、識字能力向上により自尊心・自信・自己主張などの能力を身に付けることができ、自身の権利を意識する手助けとなること、等が述べられています。
スペイン高等科学研究院が作成する世界リポジトリランキングの2009年7月版が公開されています。GoogleやYahoo!などの主要なサーチエンジンを使った量的な指標4項目を独自の比重で結びつけてランキングしています。1位は米国の社会科学研究のリポジトリ“Social Science Research Network”で、日本では京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)が24位に、九州大学学術情報リポジトリ(QIR)が44位にランクされています。