アーカイブ - 2009年 7月 - car

7月 23日

英国の25歳から34歳のインターネット利用者の9割がソーシャルネットワーキングサイトを訪問

米国の調査会社comScore社が、2009年5月の英国におけるソーシャルネットワーキングサイトへの訪問者数を調査した結果を公表しています。25歳から34歳の年代では9割近くのインターネット利用者がソーシャルネットワーキングサイトを訪問しており、訪問者数が最も多かったサイトはFacebook.comで2,390万人が訪問したようです。

カリフォルニアデジタル図書館、ウェブアーカイブサービスを提供開始(米国)

カリフォルニア大学のカリフォルニアデジタル図書館(CDL)が、ウェブアーカイブサービスの提供を開始しています。このプロジェクトには、ノーステキサス大学、ニューヨーク大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学が参加しており、2003年のカリフォルニア州知事選挙に関するサイトや中東情勢に関するサイトなど幅広くアーカイブされているようです。

CDL Public Web Archive Service Collections Launched(LCのニュースリリース)
http://www.digitalpreservation.gov/news/2009/20090715_article_was.html

7月 22日

EU、Googleブック検索和解に関連して出版社等と会合開催か

AP通信が報じるところによると、欧州連合(EU)は、ヨーロッパの出版社や著者と会合を持ち、Googleブック検索和解案がヨーロッパの著作権にどのような影響を及ぼすかについての議論をする予定だということです。報道によると、会合は2009年9月7日に予定されています。EUの技術当局のトップは取材に対し、「書籍のデジタル化を推進できるよう、EUは至急、複雑な著作権法を標準化する必要がある」と語ったということです。またこの当局者は、「ヨーロッパの国立図書館の書籍の90%以上の著作権が追跡できない」とも語っています。

EU asks publishers for feedback on Google Books
http://www.businessweek.com/ap/financialnews/D99I783O0.htm

デューク大学図書館、歴史的に有名なテレビCMをiTunesUで利用可能に

デューク大学図書館は、"AdViews"と呼ばれるテレビCMのデジタルコレクションの中から、歴史的に有名なCMをiTunesUで利用できるようにしたとのことです。現在は1950年代から60年代を中心に1,500件ほどのデジタル化されたテレビCMが利用可能となっていますが、2009年末には1980年代後半までの12,000件のCMを提供する計画があるとのことです。

Library Makes Historic TV Ads Available Free on iTunes U(デューク大学のニュースリリース)
http://www.dukenews.duke.edu/2009/07/adviews.html

AdViews: A Digital Archive of Vintage Television Commercials
http://library.duke.edu/digitalcollections/adviews/

米書店大手のバーンズ&ノーブル社、70万タイトル以上の電子書籍販売サイトを開設

世界有数の書店であるバーンズ&ノーブル社(Barnes & Noble)は、70万タイトル以上の電子書籍を販売するサイト“Barnes & Noble eBookstore”を開設しました。Googleから提供を受けた50万タイトル以上の著作権切れの電子書籍は無料でダウンロードできるとのことです。iPhone等の携帯端末と通常のPCの両方に対応しており、今後発売される予定のPlastic Logic社の新型リーダーにも対応予定とのことです。

Barnes & Noble Launches World's Largest eBookstore
http://www.barnesandnobleinc.com/press_releases/2009_july_20_ebookstore.html

the Barnes & Noble eBookstore
http://www.barnesandnoble.com/ebooks/

米書店最大手Barnes & Noble社が電子書籍販売サイトをオープン、今後の戦略も発表 -- hon.jp DayWatch
http://hon.jp/news/1.0/0/1238/

バーンズ・アンド・ノーブル、アマゾンのキンドルに挑戦 -- NIKKEI NET

総務省、「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」を公表

総務省が、2008年の「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」を公表しました。これによると、モバイルビジネス市場は13,524億円(2008年)と前年比1,923億円(17%)の増加となりました。電子書籍市場は2008年の結果でも急速な成長を見せており、前年比79%増の395億円となりました。なお調査は、総務省の委託を受けてモバイル・コンテンツ・フォーラムが実施しています。

モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果(総務省の報道資料)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu04_000016.html

参考:
総務省、「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」を発表
http://current.ndl.go.jp/node/8385

新潟県立図書館、書庫を一般に公開へ

新潟県立図書館は2009年7月24日から、これまで一般の立ち入りを制限していた書庫の公開を始めるとのことです。これにより、利用者が自由に見ることができる資料は、閲覧室の13万冊と公開書庫の41万冊を併せた54万冊になるとのことです。暖房設備がないため、公開期間は2009年11月8日までになるとのことです。

県立図書館が24日から書庫公開 -- 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=160045

新潟県立図書館(「お知らせ」に「公開書庫オープン」の掲載あり)
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/

ミシガン大学、Amazon.comとの提携により資料の再版提供を計画

ミシガン大学は、Amazon.comグループの子会社であるBookSurge社との新たな提携によって、著作権の切れた資料を再版して販売提供することを計画していると発表しています。今回の計画にはミシガン大学がデジタル化した資料およびGoogle社が大学との提携を通してデジタル化した資料が含まれているとのことです。価格は大きさや分量により1冊あたり10ドルから45ドル程度に設定され、収益はBookSurge社と大学側で分配されるようです。

Agreement With Amazon Will Make U-M Digital Books Widely Available
http://www.lib.umich.edu/news/stories/agreement_with_amazon_will_make_um_digital_books_widely_available_536.html

7月 21日

英国国立公文書館、2008-2009年の年次報告書を公開

英国国立公文書館(NA)が2008-2009年の年次報告書を公表しています。主な業績として、1911年人口調査(census)のオンライン公開、1915-1978年の内閣文書(Cabinet Papers)のウェブサイトでの提供、公的部門文書の入手支援サービス、今後のアーカイブ政策についての諮問文書の提案、等があげられています。

Annual Report and Resource Accounts 2008-2009 published
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/stories/332.htm

参考:
英国の内閣文書(Cabinet Papers)デジタル化についての報告書
http://current.ndl.go.jp/node/13178

ハーバード大学・シカゴ大学、オンラインでの電子書籍提供を強化

ハーバード大学出版局が約1000冊の電子図書を文書共有サイトScribdで販売することや、シカゴ大学出版局が700冊の電子書籍をオンラインで販売すること等が報じられています。

Harvard University Press to Sell Nearly 1,000 Digital Books on Scribd
http://www.msnbc.msn.com/id/31947882/

New Digital Editions from the University of Chicago Press
http://pressblog.uchicago.edu/2009/07/15/digital_editions_from_the_univ_1.html

Harvard University Press and University of Chicago Press Ramp Up E-Book Publishing Efforts

(2009年7月19日付けDigitalKoansの記事)

JISC、「図書館の将来」キャンペーンのドキュメンタリー動画と小冊子を公開

英国情報システム合同委員会(JISC)のウェブサイトで、大学・研究図書館の課題と将来像などに関するキャンペーン“Libraries of the Future”に関する、ドキュメンタリー動画と小冊子(brochure)が公開されています。

Libraries of the Future
http://www.jisc.ac.uk/whatwedo/campaigns/librariesofthefuture.aspx

Libraries of the Future brochure
http://www.jisc.ac.uk/publications/documents/librariesofthefuturebrochure.aspx

ブックオフ、本の買取量に応じて途上国の図書館支援団体に寄付

ブックオフコーポレーション株式会社は、2009年8月の1ヶ月間、同社の「BOOKOFF」等の店舗で買取った本やCD等の量に応じた額を、途上国の図書館建設等を支援するNGO「Room to Read」に寄付を行うというキャンペーンを実施すると発表しています。

「BOOKS TO THE PEOPLE」プロジェクト実施のお知らせ ~この夏、ブックオフに本を売って、開発途上国に図書館をプレゼント~(プレスリリース)
http://www.bookoff.co.jp/files/ir_pr/c4/20090715_btp.pdf

マサチューセッツ工科大学図書館、図書館サービスに関する調査データを公開(米国)

マサチューセッツ工科大学(MIT)図書館が、2005年および2008年に行なった図書館サービスに関する調査のデータを公開しています。図書館サービスの満足度や各コレクションの利用頻度、重要度など様々な項目ついて調査が行なわれたようです。

MIT Libraries Survey Data Available Online(MITのニュースリリースより)
http://news-libraries.mit.edu/blog/libraries-survey/1605/

Library Services Surveys
http://libraries.mit.edu/about/surveys/index.html

7月 17日

渋沢栄一記念財団、実業史錦絵の「絵引」をウェブで公開

渋沢栄一記念財団実業史研究情報センターと国立情報学研究所が協同で開発した「渋沢栄一記念財団 実業史錦絵絵引」がウェブ上で公開されています。「実業史錦絵絵引」は渋沢敬三の考案による「絵引」(えびき)という手法を、ウェブの技術を用いて実現したものとのことです。明治期に出版された錦絵(実業史錦絵)に描かれた道具や人物の説明を、絵から直観的に引き出すことができるとのことです。

実業史錦絵絵引
http://ebiki.jp/

「実業史錦絵絵引」公開 - 実業史研究情報センター・ブログ
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20090715/1247622361

オハイオ州公共図書館の資金削減問題、削減幅を縮小へ

米国オハイオ州の公共図書館への資金の削減をめぐる問題は、7月からの新年度に入ってからも2週間の暫定予算が組まれるなどの対応が取られていましたが、このほど正式な2010-2011年の予算が決定されたとのことです。公共図書館向け資金(Public Library Fund:PLF)は一般税収の2.22%から1.97%に低下するものの、削減金額は、当初知事が示していた2.27億ドルから8400万ドルに縮小されるとのことです。それでも図書館への影響は大きいと見られていますが、オハイオ図書館協議会のEvans氏は、削減幅が縮小されたことについて、議会と、議員に影響を与えた市民に感謝の意を表しています。

In Final Ohio Budget, Libraries Will Lose Up to 30% of State Support-- Library Journal, 7/15/2009
http://www.libraryjournal.com/article/CA6671131.html

7/13/09 Public Library Funding Cut in New State Budget
http://www.olc.org/news_story071309.asp

参考:
米国オハイオ州知事、州内の公共図書館に提供する資金の半減を提案

LC、オンラインのみの出版物を納本対象とするための規則改正を検討

2009年7月15日付けの米国のFederal Register(官報)に、議会図書館(LC)による、規則改正の提案が掲載されています。納本制度を所管する著作権局によるもので、これまで納本義務から免除されていたオンラインのみの出版物について、LCの要求がある場合には納本を義務づけるようにするための規則改正を行う、というものです。8月末までパブリックコメントを募集するとのことです。

Mandatory Deposit of Published Electronic Works Available Only Online
http://www.copyright.gov/fedreg/2009/74fr34286.pdf

参考:
E922 - ドイツ国立図書館へのオンライン出版物の法定納本手続き
http://current.ndl.go.jp/e922

NDL、ISSN登録した国内刊行オンラインジャーナルの書誌データを試行提供

国立国会図書館(NDL)は、ISSN登録した国内刊行オンラインジャーナルの書誌データのリストを、NDLのISSN日本センターのホームページ上で試行提供しています。リストは、タブ区切りのテキスト形式(tsv形式)で、3ヶ月に一度更新される予定です。

ISSN日本センター - 国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/issn_02.html#onlinej

7月 16日

IT戦略本部、「i-Japan戦略2015」を公表

内閣の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)が、2009年7月6日に決定した「i-Japan戦略2015」を公表しました。

i-Japan 戦略2015
~国民主役の「デジタル安心・活力社会」の実現を目指して~
Towards Digital inclusion & innovation
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/090706honbun.pdf

概要版
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/090706gaiyou.pdf

コロンビア大学、中世研究のデジタルリソースの利用に関する国際会議のウェブサイトを開設(米国)

米国コロンビア大学のデジタル研究学問センター(CDRS)は、2010年6月に予定されている「第3回国際MARGOT会議」("MARGOT"は"Moyen Age et Renaissance Groupe de recherches – Ordinateurs et Textes"の略)のウェブサイトを開設しています。この会議は、中世に関する教育と研究のデジタルリソースの利用に焦点が当てられているようです。

Center for Digital Research and Scholarship Launches International Margot Conference Website and New Conference Services(コロンビア大学図書館のニュースリリース)
http://www.columbia.edu/cu/lweb/news/libraries/2009/20090714.cdrs_conference.html

2009年ALA年次大会、盛況のうちに幕を閉じる

米国図書館協会(ALA)の2009年の年次大会が7月15日、閉幕しました。今年の参加者数は28,941人(来場者22,762人、出品者6,179人)となり、2008年のアナハイムでの大会、2007年のワシントンD.C.での大会を上回りました。大会では、経済危機と図書館、知的財産、プライバシーといったテーマを中心に多数のイベント等が開催されました。

ALA Annual Conference focuses on economy’s impact on libraries, intellectual freedom, privacy - ALAのプレスリリース
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/july2009/annualconfwrap_pio.cfm?persistent=0&expy_dt=

ALA 2009 Annual Conference!
http://www.ala.org/ala/conferencesevents/upcoming/annual/

ALA Annual Conference News

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