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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
AP通信が報じるところによると、欧州連合(EU)は、ヨーロッパの出版社や著者と会合を持ち、Googleブック検索和解案がヨーロッパの著作権にどのような影響を及ぼすかについての議論をする予定だということです。報道によると、会合は2009年9月7日に予定されています。EUの技術当局のトップは取材に対し、「書籍のデジタル化を推進できるよう、EUは至急、複雑な著作権法を標準化する必要がある」と語ったということです。またこの当局者は、「ヨーロッパの国立図書館の書籍の90%以上の著作権が追跡できない」とも語っています。
EU asks publishers for feedback on Google Bookshttp://www.businessweek.com/ap/financialnews/D99I783O0.htm
デューク大学図書館は、"AdViews"と呼ばれるテレビCMのデジタルコレクションの中から、歴史的に有名なCMをiTunesUで利用できるようにしたとのことです。現在は1950年代から60年代を中心に1,500件ほどのデジタル化されたテレビCMが利用可能となっていますが、2009年末には1980年代後半までの12,000件のCMを提供する計画があるとのことです。
Library Makes Historic TV Ads Available Free on iTunes U(デューク大学のニュースリリース)http://www.dukenews.duke.edu/2009/07/adviews.html
AdViews: A Digital Archive of Vintage Television Commercialshttp://library.duke.edu/digitalcollections/adviews/
世界有数の書店であるバーンズ&ノーブル社(Barnes & Noble)は、70万タイトル以上の電子書籍を販売するサイト“Barnes & Noble eBookstore”を開設しました。Googleから提供を受けた50万タイトル以上の著作権切れの電子書籍は無料でダウンロードできるとのことです。iPhone等の携帯端末と通常のPCの両方に対応しており、今後発売される予定のPlastic Logic社の新型リーダーにも対応予定とのことです。
Barnes & Noble Launches World's Largest eBookstorehttp://www.barnesandnobleinc.com/press_releases/2009_july_20_ebookstore.html
the Barnes & Noble eBookstorehttp://www.barnesandnoble.com/ebooks/
米書店最大手Barnes & Noble社が電子書籍販売サイトをオープン、今後の戦略も発表 -- hon.jp DayWatchhttp://hon.jp/news/1.0/0/1238/
バーンズ・アンド・ノーブル、アマゾンのキンドルに挑戦 -- NIKKEI NET
総務省が、2008年の「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」を公表しました。これによると、モバイルビジネス市場は13,524億円(2008年)と前年比1,923億円(17%)の増加となりました。電子書籍市場は2008年の結果でも急速な成長を見せており、前年比79%増の395億円となりました。なお調査は、総務省の委託を受けてモバイル・コンテンツ・フォーラムが実施しています。
モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果(総務省の報道資料)http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu04_000016.html
参考: 総務省、「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」を発表http://current.ndl.go.jp/node/8385
新潟県立図書館は2009年7月24日から、これまで一般の立ち入りを制限していた書庫の公開を始めるとのことです。これにより、利用者が自由に見ることができる資料は、閲覧室の13万冊と公開書庫の41万冊を併せた54万冊になるとのことです。暖房設備がないため、公開期間は2009年11月8日までになるとのことです。
県立図書館が24日から書庫公開 -- 新潟日報http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=160045
新潟県立図書館(「お知らせ」に「公開書庫オープン」の掲載あり)http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/
ミシガン大学は、Amazon.comグループの子会社であるBookSurge社との新たな提携によって、著作権の切れた資料を再版して販売提供することを計画していると発表しています。今回の計画にはミシガン大学がデジタル化した資料およびGoogle社が大学との提携を通してデジタル化した資料が含まれているとのことです。価格は大きさや分量により1冊あたり10ドルから45ドル程度に設定され、収益はBookSurge社と大学側で分配されるようです。
Agreement With Amazon Will Make U-M Digital Books Widely Availablehttp://www.lib.umich.edu/news/stories/agreement_with_amazon_will_make_um_digital_books_widely_available_536.html
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