英国の情報システム合同委員会(JISC)とLearning and Skills Councilが支援する“e-books for FurtherEducation”プロジェクトにおいて、大学生等を対象に、次の学校年度から5年間、3000点以上の電子ブック(e-books)を無償で提供するとの情報がJISCのウェブサイトに掲載されています。
英国国立公文書館(NA)が情報システム合同委員会(JISC)の助成を受けておこなった、1915-1978年の内閣文書(Cabinet Papers)50万件以上をデジタル化しウェブサイトで公開するプロジェクトについての報告書“Cabinet Papers 1915-1978 (British Governance in the 20th Century)”が、JISCのウェブサイトに掲載されています。
大規模デジタル化におけるテキスト化処理の改善、とりわけOCRを使った自動認識の改善、またそのような事例の共有を目指し、欧州委員会の助成のもとオランダ王立図書館などが中心になって実施している“IMPACT(Improving Access to Text)”プロジェクトの第1回会議が、2009年4月に同館で実施されました。その報告記事が、Ariadne誌第59号に掲載されています。
なお、このREMAPプロジェクトの前身として行われた、ユーザ個人用の“My Repository”を提供するRepoMMan(Repository Metadata and Management)プロジェクトの報告記事も、2008年1月のAriadne誌第54号に掲載されています。今回のREMAPプロジェクトの報告記事に、両者の関係が説明されています。