アーカイブ - 2009年 6月 - car

6月 23日

各種のメタデータをマッピングする協同プロジェクトが実施中-2009年11月、完成予定

CIDOC CRM、DCMI、DDEX、DOI、FRBR、MARC21、LOM、ONIX、RDAの各メタデータフォーマットをマッピングする協同プロジェクト“Vocabulary Mapping Framework(VMF)”が、英国情報システム合同委員会(JISC)、スコットランドのストラトクライド大学など4機関によって実施中であると発表されています。その成果は2009年11月9日朝、英国図書館(BL)でのイベントで発表するとともに、ウェブでも公開するとのことです。

VMF project announcement: June 15th 2009
Major content metadata vocabularies to be mapped
http://www.doi.org/news/VMF_project_announcement_090615.pdf

IFLA、FRADを刊行

国際図書館連盟(IFLA)が2009年6月、「典拠データの機能要件(FRAD)」をK.G. Saur社から刊行しました。

New IFLA Publication: Functional Requirements for Authority Data
http://www.ifla.org/en/news/new-ifla-publication-functional-requirements-for-authority-data

参考:
E640 - FRARからFRADへ: 「典拠データの機能要件」意見公募中
http://current.ndl.go.jp/e640

媒体ごとのメディア接触時間調査、PCからのインターネット利用が増加

株式会社博報堂DYメディアパートナーズが、生活者のメディア接触の現状を分析する「メディア定点調査2009」の調査結果の概要を公表しています。これは、2009年2月に東京都・大阪府・高知県の約2000人を対象に行ったもので、テレビ/ラジオ/新聞/雑誌のマス4媒体とPC/携帯電話のインターネット2媒体への接触時間等を調査しています。東京地区の結果では、1日あたりのメディア接触総時間は323.9分で、内訳は、テレビ163.5分、ラジオ31.1分、新聞26.0分、雑誌17.6分、PC67.6分、携帯電話18.1分とのことです。2008年の調査に比べると、接触総時間は3.3分の増加ですが、PCによるインターネット接触が8.2分増加しています。

博報堂DYMP調査、メディア接触時間は巣籠もり効果で若干増加 -- INTERNET Watchの記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090623_296054.html

メディア接触総時間は若干増加。性・年齢別の差異がさらに顕著に!!
~博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所「メディア定点調査2009」~ -- 博報堂DYメディアパートナーズのニュースリリース

Springer社、電子書籍の印刷版を均一価格で購入できるサービス“MyCopy”を正式に開始

Springer社は、図書館が購入している同社の電子書籍(eBook)の印刷版(ソフトカバー)を利用者が均一価格で購入できるサービス“MyCopy”を正式に開始したと発表しています。アメリカとカナダの学術図書館がサービス対象で、該当する電子書籍を購入している場合のみ利用可能とのことです。現時点では、2005年以降に出版されたおよそ11,000タイトルの電子書籍が対象で、価格は全て24.95米ドルとのことです。

Springer launches MyCopy service for eBook users(2009年6月22日付けSpringer社ウェブサイトのNews)
http://www.springer-sbm.de/index.php?id=291&backPID=121&L=0&tx_tnc_news=5973

Springer Launches MyCopy: E-Book Users Can Order Fixed-Price Paperback Copies(2009年6月22日付けDigitalKoansの記事)

9つの表彰を受けたサンディエゴ郡図書館の取組み事例(米国)

全米郡協会(National Association of Counties)の表彰プログラムで、応募した9つ全てが表彰を受けたサンディエゴ郡図書館(SDCL)の取組み事例が、Library Journal誌で紹介されています。表彰プログラムに応募することで、取組み事例を他の機関と共有することや、職員の創意工夫に報いることができると関係者はコメントしています。SDCLは、自己学習、健康、住宅ローン、仕事の4つのテーマに関連するプログラムに力を入れているとのことです。今回表彰を受けた取組み事例には、以下のようなものがあります。
・コミュニティアートのための協同イベント
・コミュニティ形成のためのメキシコのお祭り(fiesta)のイベント
・世代間交流のダンスイベント
・デイケア施設等にいる子ども達のための夏の読書クラブ
・アラビア語と英語の二ヶ国語によるコンピュータリテラシー教室
・世界の音楽と文化を紹介するイベント
・高齢者向けの、自身とお金を守るための講習会

San Diego County Library Wins Nine National Awards for Best Practices -- Library Journal, 6/22/2009

IFLA、2008年の年次報告を刊行

国際図書館連盟(IFLA)が、2008年の年次報告を刊行しています。

Just Released: 2008 IFLA Annual Report (2009年6月22日付けIFLAウェブサイトのnews)
http://www.ifla.org/en/news/just-released-2008-ifla-annual-report

IFLA - The global voice of libraries
Annual Report 2008(本文)
http://www.ifla.org/files/hq/annual-reports/2008.pdf

6月 22日

神奈川大学図書館、横浜開港150周年記念で貴重書を展示

神奈川大学図書館は横浜開港150周年記念として、同図書館が所蔵する貴重書の中から関連資料を展示しています。ペリー提督来航から開港にかけての横浜に関する資料等が含まれるそうです。

横浜開港150周年記念 神奈川大学図書館所蔵貴重書にみる「開港期の横浜」展 開催──神奈川大学
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=912

参考:
横浜市立図書館、横浜開港150周年記念イベントを展開
http://current.ndl.go.jp/node/12609

家庭からのインターネットへのアクセス率高まる(米国)

米国におけるインターネットの社会的影響について調査を行っているPew Internet & American Life Projectは2009年6月17日、2009年4月に行ったインターネットの家庭での普及度等についての調査の結果を発表しました。成人の63%がブロードバンドでインターネットにアクセスしており(2008年は55%)、高齢者や低所得者層で利用率が上昇しているとのことです。

Home broadband adoption increases sharply in 2009 with big jumps among seniors, low-income households, and rural residents even though prices have risen since last year.(Jun 17, 2009付けプレスリリース)
http://www.pewinternet.org/Press-Releases/2009/Home-broadband-adoption-increases-sharply-in-2009.aspx

Home Broadband Adoption 2009(本文)

米国国立公文書館、YouTubeに公式チャンネルを開設

米国国立公文書館(NARA)は、2009年6月19日にYouTubeに公式チャンネルを開設しました。開設段階では「月面着陸」「第二次世界大戦」「1930年代のアメリカ」等に関するプレイリストがあり、今後もプレイリストが追加されていく予定とのことです。

US National Archives(YouTube)
http://www.youtube.com/USNationalArchives

National Archives Launches YouTube Channel(米国国立公文書館のプレスリリース)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2009/nr09-95.html

講談社・角川書店など、iPhone向けにマンガの有料配信を開始へ

講談社や角川書店などが、iPhone向けにマンガの有料配信を開始すると報じられています。

アイフォーンにマンガ有料配信 講談社、角川書店など -- 2009年6月21日付けNIKKEI NETの記事
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090621AT1D2000K20062009.html

6月 19日

筑波大学附属図書館、つくばリポジトリに関する学長インタビューを公開

筑波大学附属図書館が、つくばリポジトリ(Tulips-R)に掲載された学術雑誌掲載論文が2,000件を突破したことを記念して、学長にインタビューを行い、その内容を公開しています。

つくばリポジトリに関する学長インタビューを掲載 - 筑波大学附属図書館
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/portal/news/all.php#20090527

学術雑誌掲載論文2,000件突破記念インタビュー:山田信博学長
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/portal/tr_interview/interview.html

中国国家図書館、ポスドクのための研究センターを設置

中国国家図書館が2009年6月18日、中国古典文献学、デジタル図書館、図書館学を重点的な研究領域とするポスドクのための研究センター(博士后科研工作站)を設置したと発表しました。中国の図書館界では初の試みとのことです。2009年分としては、図書館学、中国古典文献学を専門とする19名の博士号取得者から申込があったとしています。

我国图书馆界第一个博士后工作站诞生——国家图书馆博士后科研工作站揭牌-国图新闻-中国国家图书馆・中国国家数字图书馆
http://www.nlc.gov.cn/syzt/2009/0618/article_285.htm

国家图书馆博士后科研工作站6月18日揭牌--节庆会展--人民网
http://expo.people.com.cn/GB/9504473.html

九州大学附属図書館、OPACから電子ブックを検索可能に

九州大学附属図書館が、OPACから電子ブックを検索できるようにしたと発表しています。

OPACで電子ブックが検索可能に - 九州大学附属図書館
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/research/20090526_ebook.html

参考:
京都大学図書館機構、OPACから電子ジャーナル・電子ブックを検索可能に
http://current.ndl.go.jp/node/9281
E927 - 学生・教員に対する電子書籍利用調査の意外な結果とは?(英国)
http://current.ndl.go.jp/e927

福島大学附属図書館、OPACから電子ジャーナルを検索可能に

福島大学附属図書館が、OPACから電子ジャーナルを検索できるようにしたと発表しています。

電子ジャーナルがOPACで検索できるようになりました! - 福島大学附属図書館
http://www.lib.fukushima-u.ac.jp/mailmag/back51.html#no59

福島大学附属図書館 電子ジャーナル
http://www.lib.fukushima-u.ac.jp/database-ej/ej-top.htm
http://www.lib.fukushima-u.ac.jp/database-ej/ejmanu.htm

Google Book Searchが機能強化-他のサイトへの埋め込み、検索・閲覧の改善、プレーンテキストモードなど

Google社が2009年6月18日、Google Book Searchが機能強化したと発表しています。他のウェブサイトにGoogle Book Searchコンテンツを簡単に埋め込める機能、書籍内検索の機能強化、サムネイル表示、ドロップダウンメニュー、プレーンテキストモード、ページめくりボタンとアニメーション、概要ページの改良の7つの改善がなされています。

Inside Google Book Search: New Features on Google Books
http://booksearch.blogspot.com/2009/06/new-features-on-google-books.html

平成20年度CSI委託事業報告交流会「機関リポジトリの更なる普及と新たな価値創出に向けて」

7月9-10日に、平成20年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)「機関リポジトリの更なる普及と新たな価値創出に向けて」が、国立情報学研究所(NII)で開催されます。

平成20年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)
~機関リポジトリの更なる普及と新たな価値創出に向けて~
http://www.nii.ac.jp/irp/event/2009/debrief/

参考:
E910 - 『学術コミュニケーションの新たな地平』<文献紹介>
http://current.ndl.go.jp/e910

ETD2009の発表資料

6月にピッツバーグ大学で開催された、電子学位論文の国際会議"ETD2009"の発表資料などが公開されています。

ETD 2009 - Bridging the knowledge divide
http://www.library.pitt.edu/etd2009/

ETD2009: Bridging the knowledge divide
http://etd2009.blogspot.com/

■イベント■NDL、東京国際ブックフェアに出展、長尾館長がセミナーで講演

国立国会図書館(NDL)は、2009年7月9日~12日に東京で開催される第16回東京国際ブックフェアに出展参加します。

また、長尾真館長が、同ブックフェアの版元ドットコムブース(小間番号4-12)で7月10日16時40分から「国会図書館のデジタルアーカイブ構想とGoogle問題」と題する講演(聞き手:沢辺均・ポット出版代表。参加費無料)を行います。

第16回東京国際ブックフェアに参加します | 国立国会図書館-National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2009/1187411_1393.html

東京国際ブックフェア(TIBF)2009特設コーナー - 版元ドットコム
http://www.hanmoto.com/news/tibf2009

知的財産権に関するデジタル消費者の情報行動分析(英国)

知的財産権に関する政策立案に資するべく、英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの情報行動・研究評価センター(CIBER)がデジタル消費者の情報行動について調査・分析したレポート“Copycats? Digital Consumers in the Online Age”が2009年4月に刊行、2009年6月にウェブ公開されました。この調査では、数多ある先行研究の中から400本以上の先行研究をレビューし、8名の有識者にインタビューし、メディア分析を行った、とのことです。

Copycats? Digital Consumers in the Online Age
A CIBER report for the Strategic Advisory Board for Intellectual Property Policy
http://www.ucl.ac.uk/infostudies/research/ciber/SABIP-executive.pdf
http://www.ucl.ac.uk/infostudies/research/ciber/SABIP-main-1.pdf
http://www.ucl.ac.uk/infostudies/research/ciber/SABIP-main-2.pdf
(順にエグゼクティブ・サマリー、第1部、第2部)

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