アーカイブ - 2009年 6月 3日 - car

Springer社、1945年以前に刊行した学術書籍・雑誌等をベルリン中央・地域図書館に寄贈

Springer社が2009年5月18日、1945年以前に刊行した学術書籍・雑誌等15,000点を、現IFLA会長でもあるルクス(Claudia Lux)氏が館長を務めるベルリン中央・地域図書館に寄贈すると発表しました。修復・保存の専門家を有する図書館に寄贈することで、将来にわたってアクセシビリティを保証することができる、とSpringer社CEOは語っています。

Springer archive donated to Central and Regional Library Berlin
http://www.springer-sbm.com/index.php?id=291&backPID=131&L=0&tx_tnc_news=5797&cHash=589ad722a1

岡山市、2008年度外部監査報告書を公開-市立図書館も対象に

岡山市が、2008年度に実施した外部監査の報告書をウェブサイトで公開しています。テーマは「岡山市の事務事業の効率化および収納事務について」で、市立図書館も監査対象になっています。

岡山市:外部監査
http://www.city.okayama.okayama.jp/soumu/gyoukaku/gaibukansa/index.html
(※平成20年度報告書の第8章が図書館となっています。)

偽造の達人が教える、文書の真偽の見分け方(米国)

米国議会図書館(LC)の資料保存部門のウェブサイトで、映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のモデルとなった元詐欺師のアバグネイル(Frank Abagnale)氏による、「盗みの技巧(偽造を見抜く)」と題する講演のウェブキャストが公開されています。アバグネイル氏は、仮釈放となって以来、FBI等の政府機関で詐欺対策等のコンサルント業務を行っているとのことです。

The Art of the Steal (Recognizing Forgeries) March 19, 2009
http://www.loc.gov/preserv/tops/abagnale/abagnale.html

マイクロソフトの新検索エンジン“Bing”、プレビュー版を提供開始

Microsoft社が、新検索エンジン“Bing”のプレビュー版の提供を開始しています。日本語版も利用可能ですが、新検索エンジンの売りである「意思決定のサポートサービス」は、米国版でのみ利用可能となっています。
また早速、GoogleとBingの検索結果を比較するサービスが登場しています。

Bing
http://www.bing.com/

Search Google & Bing at the same time and compare results
http://www.blackdog.ie/google-bing/search.php

参考:
Microsoft社、新検索エンジン「Bing」を発表
http://current.ndl.go.jp/node/12988

オランダ王立図書館と2大学図書館が共同で、1781~1800年刊行の書籍をオンラインで提供するプロジェクトを開始

オランダ王立図書館が2009年6月2日、アムステルダム大学図書館、ライデン大学図書館と共同で、1781~1800年刊行の書籍をオンラインで提供する“Dutch Prints Online”プロジェクトを開始したと発表しました。オランダ教育・文化・科学省の助成のもと、2010年中ごろまでにおよそ7,500冊、130万ページをデジタル化・全文検索可能として、無料で提供するとのことです。

Dutch Prints Online
http://www.dutchprintsonline.nl/en/index.php
(英語版サイト)

ニューズレター第1号
http://www.dutchprintsonline.nl/nieuws/nieuwsbrief_en.pdf

加賀市立図書館、「オーラルヒストリー文庫」を発刊

石川県の加賀市立図書館が、口述記録を作成・編集した「オーラルヒストリー文庫」の第1号を発行しています。同市の「オーラルヒストリー図書館プロジェクト」は、地域独自の知的資産をオーラルヒストリーとして収集することで市立図書館の振興を促進することを目的として、2006年に開始されたとのことです。第1号は、図書館員や地域のサークルのメンバー等による勉強会が、加賀市の名産「吸坂飴」の製造販売者にインタビューしたものを物語風にまとめたものとのことです。

加賀で「オーラルヒストリー文庫」発刊-地域の人々が語る歴史を冊子に(2009年6月2日付け金沢経済新聞の記事)
http://kanazawa.keizai.biz/headline/551/

加賀市立図書館
http://www.kagalib.jp/toshow/index.html

WIPO著作権・著作隣接権常任委員会、視覚障害者等の著作物利用について議論

世界知的所有権機関(WIPO)の第18回著作権・著作隣接権常任委員会(SCCR)が2009年5月25日から29日に開催されました。今回の会合では主に、視覚障害者等の著作物利用を容易にするための方策等について議論がなされたとのことです。

SCCR to Expedite Work in Favor of Reading Impaired(Geneva, June 2, 2009)
http://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2009/article_0012.html

参考:
2008年11月のWIPO著作権・著作隣接権常任委員会の報告-図書館に関する権利制限がテーマ
http://current.ndl.go.jp/node/9881