高速インターネットの導入が進んでいない米国の公共図書館に、ブロードバンドを普及させようという“Fiber to the Library”(FTTL)が活動を始めているということです。FTTLがプレゼンテーションを行ったフォーラムに参加したGoogleの関係者が、ブログでFTTLへの高い関心を示しています。
導入について物議を醸し、現在のところ先送りになっているWorldCatレコード利用・再配布の新ポリシーですが、OCLC Members Council、OCLC Board of Trusteesは協同で、この新ポリシーを審査する委員会を立ち上げていました。このほど審査委員会から、新ポリシーを公式に撤回することを求める審査結果が発表されました。審査委員会は新ポリシーの必要性そのものは認めており、現在取り沙汰されている課題が解決されるまで、1987年策定のガイドラインを再容認するという対応を取ってはどうかと提案しています。