アーカイブ - 2009年 2月 - car

2月 9日

SPARC Digital Repositories Meeting 2008の動画も一部公開

2008年11月に開催された北米・欧州・日本のSPARCによるデジタルリポジトリ会議“The SPARC Digital Repositories Meeting 2008”の動画の一部が公開されています。

Videos from Digital Repositories meeting - Open Access News
http://www.earlham.edu/~peters/fos/2009/02/videos-from-digital-repositories.html

参考:
SPARC Digital Repositories Meeting 2008の会議報告
http://current.ndl.go.jp/node/11714
The SPARC Digital Repositories Meeting 2008の講演資料

Google、検索結果表示ページの閲覧における「視線の移動」研究の一端をブログで紹介

Google社が、同社のウェブ検索の結果表示ページの閲覧における「視線の移動」(eye-tracking)研究の一端をブログで紹介しています。ユニバーサル検索における視線の移動を点と線で表した調査のサンプル動画や、34人の被験者の視線の移動を重ね合わせて作成したヒートマップ(視線がとどまっている時間が長い場所ほど赤く表示される図)が紹介されています。ヒートマップの分析からは、ほとんどの被験者が2つ目までの検索結果までしか見ていないということが報告されています。

Official Google Blog: Eye-tracking studies: more than meets the eye
http://googleblog.blogspot.com/2009/02/eye-tracking-studies-more-than-meets.html

参考:

OCLC、参加館にWorldCatマスターレコードの更新権限を与えて品質の向上を目指す実験を開始

目録コミュニティからの要請に基づいて、OCLCが2009年2月から6か月間、参加館に対しWorldCatマスターレコードのデータ修正の権限を付与し、共同作業によりレコードの品質を向上させることを目指す実験プロジェクト“Expert Community Experiment”を開始すると発表しました。ただし、米国議会図書館(LC)の共同目録プログラム“Program for Cooperative Cataloging”(PCC)のもとで作成された図書(BIBCO)および逐次刊行物(CONSER)レコードは対象外となっています。なお参加希望者は、ウェブ上で数回行われる説明セッションに参加する必要があるとされています。

Expert Community Experiment [OCLC - Quality control]

フランス国立図書館、ベータ版Gallica2を正式版Gallicaに

フランス国立図書館(BnF)が、ベータ版として運用してきた次世代電子図書館“Gallica2”を、2009年2月中旬に正式版“Gallica”として公開する、と発表しています。

Gallica, Bibliotheque nationale de France digital library
http://gallica2.bnf.fr/
(※2009年2月9日時点でのGallica2)

Gallica, bibliothèque numérique de la Bibliothèque nationale de France
http://gallica.bnf.fr/
(※2009年2月9日時点でのGallica)

Gallica / Gallica 2: BnF’s Digital Library

2月 6日

千葉県立図書館サービス評価指標が策定される

千葉県立図書館が、千葉県立図書館サービス評価指標を策定しています。

千葉県立図書館サービス評価指標を策定しました
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/all/2008-1226-1605-1.html

東京文化財研究所、美術関係文献データベース(試験運用版)を公開

東京文化財研究所が、美術関係文献データベース (試験運用版)を公開しています。

美術関係文献検索 (試験運用版)- 独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所
http://archives.tobunken.go.jp/internet/oakensaku.aspx

2008年8月以降、図書館の利用増を紹介したニュース報道が400件を突破(米国)

経済危機の中、図書館の利用が増えているという報道が米国、英国で続いていますが、米国では2008年8月からのニュース報道(雑誌、新聞、ウェブ)が400件を突破したと、米国図書館協会(ALA)が発表しています。あわせて、最近のニュースのいくつかと、ALAが作成したアドヴォカシー・ツールキットが紹介されています。

ALA | Washington Post: Business brisk at area libraries
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/february2009/piowashingtonpost.cfm

参考:
E882 - 2008年の米国図書館界10大ニュース
http://current.ndl.go.jp/e882

ALA、10年以上の議論の末にライブラリアンの「コア・コンピタンス」を定義

米国図書館協会(ALA)評議員会が2009年ALA冬季大会で、ALA認定図書館情報学修士号(MLS/MLIS)を取得したライブラリアンすべてが、修士課程で学んでいるはずの知識を定めた「コア・コンピタンス」(core competencies)の宣言を、原案を一部変更した上で承認した、と報じられています。この原案は、10年以上にわたる議論を受け、2年以上かかって会長直属の図書館教育タスクフォースがまとめ上げたものでした。

英国イノベーション・大学・技能省、英国公共機関のソーシャル・メディア利用事例を収集中

英国イノベーション・大学・技能省(DIUS)が、“digitalgovuk”と題し、英国の公共機関でソーシャル・メディアを活用したウェブサービスを行っている事例を収集しています。図書館もいくつか挙がっています。ちなみに、これはソーシャルブックマークサービス“delicious”にタグ“digitalgovuk”付きでブックマークされたものをフィードする形で作られており、登録されている事例を「不適切」として通知する機能を備えています。

英国図書館・情報専門家協会(CILIP)のブログでは、この仕組みを評価しつつ、「Library 2.0というタグで、同じことができないか?」と考えているようです。

digitalgovuk: examples of digital innovation in government

予約待ちのベストセラーも5ドルのレンタル料で即時利用可能に-ダラス公共図書館の新サービスへの評価は?

ベストセラー小説やDVDを図書館から借りようとしても、すでに予約がいっぱいで、かなり待たなければならない-このような状況に対し、所蔵している複本の一部を有償でレンタルする公共図書館が、米国にはいくつかあるようです。予約での利用に供する分も維持し、長く待って無償で読むか、有償で早く読むか、というオプションを用意する形です。そのような図書館の中でも、一般のレンタルストアと同等の5ドルという(他の図書館と比べ)高額に設定しているダラス公共図書館の事例が、Library Journal誌で取り上げられています。

消費者製品安全性改善法(CPSIA)、業界や図書館等からのクレーム殺到により施行を1年延期(米国)

鉛・フタル酸エステルが含まれる製品から子どもを保護することを目的として、米国で2008年8月に成立した消費者製品安全性改善法(CPSIA)の施行日が、2010年2月10日へと1年延期されることになりました。同法では、子ども向け製品は鉛・フタル酸エステルが基準値以上含まれていないことの第三者認証を受けなければならず、中小企業が多い子ども向け製品業界にとっては負担が大きいという批判が、担当する行政機関・消費者製品安全性委員会(CPSC)に殺到しました。また「子ども向け製品」の定義に書籍も含まれ得る(除外されていない)ことから、図書館・出版業界もアドヴォカシー活動を展開していました。こうした批判を受け、さらにはCPSC側の体制も整っていないことから、このほど延期が発表されたということのようです。

OCLCと米ソニー、電子書籍リーダーでNetLibraryコンテンツを利用できるサービスを図書館向けに提供開始

OCLCと米ソニー社が、OCLCが提供している電子書籍サービス“NetLibrary”のコンテンツの一部(ビジネス系、小説、ヤングアダルト向け等の5ジャンル合計124点)を、ソニー社の電子書籍リーダーにダウンロードして利用者に提供できるというサービスを、図書館向けに提供すると発表しています。

SONY WORKS WITH OCLC NETLIBRARY TO OFFER MOBILE COLLECTIONS FOR THE READER DIGITAL BOOK
http://news.sel.sony.com/en/press_room/consumer/computer_peripheral/e_book/release/39135.html

CiNiiのサービスに関するアンケート調査の結果(2008年度)

国立情報学研究所(NII)が2008年9月〜10月に実施した、学術論文のデータベース・サービス“CiNii”に関するアンケート調査の結果が発表されています。

CiNii のサービスに関するアンケート 平成20年の結果 - 国立情報学研究所
http://ci.nii.ac.jp/cinii/pages/enquete/cinii2008/result.html

参考:
CiNiiのサービスに関するアンケート調査の結果(2007年度)
http://current.ndl.go.jp/node/7163
CiNiiからJ-STAGE、Journal@rchiveへ-システム連携が開始
http://current.ndl.go.jp/node/9399
CiNiiから機関リポジトリへのリンク、運用開始

LCの書誌レコード市場調査に関するオンライン・ディスカッション・フォーラム

米国議会図書館(LC)の書誌レコード市場調査を請け負ったコンサルティング企業が、オンラインコミュニティサイト作成ツール“Ning”上にディスカッション・フォーラムを構築し、調査の進捗報告および読者からの情報提供の場として公開しています。

Bibliographic Record Production
R2's investigation and analysis of the MARC record "marketplace"
http://bibrecords.ning.com/

February 03, 2009付けCataloging Futuresの記事

Google Book Searchがモバイル対応-本文画像をテキスト化して表示

Google Book Searchが、iPhoneや携帯電話でアクセスできるように対応したと発表されています。パソコン用では画像ファイルで表示される本文は、OCRを使ってテキスト化されて表示されます。ただし2009年2月6日時点では、まだ日本語検索には対応していないようです。

Google Book Searchチームは「150万冊をポケットに」とブログに記しています。

Google Book Searchモバイル版
http://books.google.com/m

Inside Google Book Search: 1.5 million books in your pocket
http://booksearch.blogspot.com/2009/02/15-million-books-in-your-pocket.html

2月 5日

LC、PREMISデータディクショナリの「やさしい」概説資料を刊行

PREMIS(Preservation Metadata Maintenance Activity)のデータディクショナリを「やさしく」(gentle)解説した概説資料“Understanding PREMIS”を、米国議会図書館(LC)が刊行しています。

Understanding PREMIS
http://www.loc.gov/standards/premis/understanding-premis.pdf

参考:
CA1561 - 動向レビュー:デジタル資料保存リポジトリの動向 / 栗山正光
http://current.ndl.go.jp/ca1561

LCの行方不明本、大統領図書館で見つかる-50年以上延滞していたのは...

米国議会図書館(LC)で長らく行方不明になっていた蔵書“A. Lincoln”が、ケネディ元大統領の大統領図書館から発見されたと報じられています。このリンカーンの伝記は、ケネディ元大統領が上院議員時代に借り出したもので、50年以上も延滞されていたことになります。この資料は大統領図書館での展示で公開された後、LCに返されるそうです。

Book linked to JFK is decades overdue - The Boston Globe
http://www.boston.com/news/local/massachusetts/articles/2009/02/04/book_linked_to_jfk_is_decades_overdue/

Library of Congress LCCN Permalink for 30011880

外務省、「日本外交文書」デジタルアーカイブを公開

外務省が2009年1月30日、慶応3年(1867年)から大正元年(1912年)までの明治期の『日本外交文書』86冊の目次情報・デジタル画像を収録した、「日本外交文書」デジタルアーカイブを公開しました。今後、大正期以後の『日本外交文書』も順次、公開していくとのことです。

外務省: 外交史料館 日本外交文書デジタルアーカイブ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/archives/index.html

外務省: 「日本外交文書デジタルアーカイブ」の利用開始について
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/1/1187258_1090.html

RUSAが選んだ「優れたレファレンスリソース」2009

米国図書館協会(ALA)傘下のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)が、「優れたレファレンスリソース」2009をはじめ、優れた大人向け書籍や読書ガイドなどを表彰する各賞を発表しています。

2009 Outstanding Reference Sources list released - ALA
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/february2009/rusaoutstandingref.cfm

RUSA Book and Media Awards - RUSA Blog
http://rusa.ala.org/blog/2009/01/30/rusa-book-and-media-awards/

JISCは「デジタル・ブリテン」中間報告を評価

グローバルデジタル経済において、英国が最前線の位置を占め続けるためのデジタル/コミュニケーション政策の戦略ビジョン「デジタル・ブリテン」の中間レポートが発表されています。英国情報システム合同委員会(JISC)はプレスリリースで、JISC Collectionsによるナショナル・ライセンスでのコンテンツアクセシビリティの向上、学術情報基盤の整備、デジタル化への助成などで英国全体の「知の包摂(inclusion)」に貢献していることを示した上で、中間レポートを「JISCが調査したいと考えていた数多くの論点を喚起するもの」として評価しています。

Digital Britain - interim report : JISC
http://www.jisc.ac.uk/Home/news/stories/2009/01/digitalbritain.aspx

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