2009年10月29日・30日にオランダ国立図書館で開催された、「岐路に立つ分類」(Classification at a Crossroads- multiple directions to usability )という国際UDCセミナーの会議資料(概要・スライド・音声)が公開されています。「ウェブ資源を分類する」「分類とシソーラス」「分類とセマンティックウェブ」「図書館ネットワークにおける分類」など6つのセッションでの報告と、2本の基調講演の計22本についてのものです。
マサチューセッツ工科大学(MIT)は、コンテンツをオープンアクセスで提供している、BioMed Central、Public Library of Science(PLoS)、Beilstein-Institutの3つの出版社が同大学のオープンアクセスポリシーに全面的に協力すると発表しています。これにより、MITの著者らは、オープンアクセスポリシーの下で出版するために、出版社との契約を修正するなどの特別な手続きをする必要がなくなるとのことです。
2009年10月に開催されたフランクフルト・ブックフェアにおいて、欧州12か国から40の学術出版会の代表者が集まり、欧州レベルでの大学出版会連合(Europeana university press association)設立に向けた話し合いを持ちました。この連合を設立することにより、大学出版会の可視性の向上、情報共有・共通のトピックに関する議論・協同でのマーケティングや広報などの促進といった効果があるものとして、関係者の期待を集めています。