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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
文化庁は、Googleブックスをめぐる訴訟に関して、米国政府に対し、状況を注視していること、著作権に関する条約に沿う形で解決されることが重要であると考えていること、新たな和解案についての迅速で十分な情報提供が望ましいこと、などを伝達したとのことです。
米国のグーグル・ブック検索の訴訟に関して(2009/11/9付け文化庁の報道発表)http://www.bunka.go.jp/oshirase_other/2009/pdf/googlebook_091109.pdf
新和解案の情報提供を=グーグル著作権訴訟で米に要請-文化庁(2009/11/9付け時事ドットコムの記事)http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009110900564
日本政府、Google Book Search和解問題について注視していることを米政府に伝達(2009/11/9付けhon.jpの記事)http://hon.jp/news/1.0/0/1332/
書籍デジタル化:グーグル問題 日本ペンクラブなど、首相らへ9日要望(2009/11/7付け毎日.jpの記事)http://mainichi.jp/select/biz/news/20091107ddm012040163000c.html
図書館流通センター(TRC)、丸善、大日本印刷(DNP)の3社が共同で、図書館スタッフ向け研修プログラムを開発したとのことです。また、TRC の本社ビル内に新設した研修施設での集合研修とネットワークを利用したeラーニング研修を、2009年11月9日より開始したとのことです。
図書館流通センター 丸善 DNP、図書館スタッフ向け総合研修プログラムを開発(2009/11/9付け大日本印刷のニュースリリース)http://www.dnp.co.jp/news/1210016_2482.html
TRC、丸善、DNP、図書館スタッフ向け総合研修プログラムを開発(2009/11/9付けjapan.internet.comの記事)http://japan.internet.com/busnews/20091109/3.html
このほど、全ての公立学校の図書館に、少なくとも1名の学校図書館スペシャリストを配することにより、生徒たちに必要な支援と資料を保証しようという法案“Strengthening Kids' Interest in Learning and Libraries Act”(通称:SKILLs Act)が、米国議会下院に提出され、下院教育労働委員会で審議されています。この法案は2007年の議会でも提出されていましたが、このときは法制化はなりませんでした。
House Re-introduces SKILLs ACT emphasizing role of school librarians(米国図書館協会のプレスリリース)http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/november2009/hrskillsact_piowo.cfm?persistent=1&expy_dt=11/11/2009
H.R. 3928: 111th Congress SKILLs Acthttp://www.govtrack.us/congress/bill.xpd?bill=h111-3928
参考: 各学校に1人以上の学校図書館メディアスペシャリストを置くよう求める法案(米国)
北米研究図書館協会(ARL)が、2010年~2012年までの戦略計画を発表しています。「公共政策に影響を与える」「学術コミュニケーションを再形成する」「研究図書館を変容させる」という3つの戦略の方向性が示され、それぞれについて、期待される成果、目標を達成するための戦略が提示されています。
ARL Strategic Plan 2010–2012http://www.arl.org/arl/governance/strat-plan/
米国では資料の延滞に対し罰金を取る図書館がありますが、カリフォルニア州ヘイワード市の公共図書館が、月々の料金を前払いすれば返却期限自体なしで借りられるようになるという制度を開始すると報じられています。例えば、毎月2.99ドルの料金で3点までの資料が期限なしで借りられるとのことです。記事では、必要な資料が返却されなくなってしまうことを懸念する意見も掲載されています。
Hayward libraries to borrow Netflix model(2009/11/8付けOakland Tribuneの記事)http://www.insidebayarea.com/hayward/ci_13734221
英国の情報システム合同委員会(JISC)が実施した、図書館の利用者行動のデータ(利用された資料名、利用者の専攻分野など)を活用するプログラムのコンテストの結果が発表されています。優勝したのは、サウサンプトン大学の学生が作成した「本の銀河(book galaxy)」というもので、それぞれの図書が銀河の中の星として表示され、利用頻度に応じて位置や移動速度が変化したり、関連のある図書とともに星座として表示されたりするものとのことです。
JISC competition finds stars in library user data(2009/10/29付けJISCのNews)http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2009/10/bookgalaxy.aspx
UK: Results of a Contest to Create Innovative Applications Using Library Data(2009/11/7付けResourceShelfの記事)http://www.resourceshelf.com/2009/11/07/uk-library-data-mash-up-competition/
参考: JISC、図書館利用者行動のデータを活用するプログラムのコンテストを実施(英国)
大阪府立国際児童文学館のウェブサイトに、同館が2010年3月末日(予定)をもって廃止されることと、大阪府立中央図書館への資料移転準備のため2009年12月28日から休館すること、についてのお知らせが掲載されています。財団法人大阪国際児童文学館のウェブサイトには、「今後の方向性について」という文書が掲載されています。
休館のお知らせ(大阪府立国際児童文学館)http://www.iiclo.or.jp/heikan_guide.html
当財団の今後の方向性について(2009/11/3付け、財団法人大阪国際児童文学館)http://www.iiclo.or.jp/hp/genjyo6.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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