米国の3M社は、同社が開発したポスト型の自動返却機“Intelligent Return and Sorter System”を米国の3つの図書館に導入したと発表しています。返却口のベルト上に資料を乗せると、機械が資料を内部へと運び、ICタグ(RFID)あるいはバーコードの情報を読み取って、返却処理と配架場所別の仕分けを行った後、返却口の横から受領証を出力するという仕組みのようです。同社のウェブサイト上で、処理の実演の動画を見ることができます。
米国議会図書館(LC)はこのほど、2007年から開始した“Library of Congress Blog”に続いて2つ目となる新しいブログ“Inside Adams”をスタートさせました。このブログは、LCの科学・技術・ビジネス部門(Science, Technology & Business Division)によるもので、同部門が管理しているコレクションや、同部門の活動を広く紹介することを目的にしています。ブログ名にある“Adams”は、同部門が入っている建物の名“John Adams Building”(John Adamsは米国の第2代大統領)に由来しています。