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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
School Library Journal誌が、学校図書館と公共図書館の司書を対象に昨春実施した職業満足度調査の結果がまとめられ、発表されています。「給料の満足度」「満足感を得られる業務」「不満足に感じていること」「昇進の機会」「これからの図書館員に必要なもの」「回答者のプロフィール」の各項目について、学校図書館と公共図書館の結果を比較しながら論じています。非常に多くの回答者が、実際に業務上の困難を感じてはいるものの、司書というキャリアに対しては満足していると答えたそうです。
Happy Days: SLJ's Job Satisfaction Survey - School Library Journal 2009/1/1付けの記事http://www.schoollibraryjournal.com/article/CA6624723.html
参考:
米国国立印刷局(GPO)では、GPOが運営する政府情報に関するウェブサイト“GPO Access”における立法情報の提供状況と、他の連邦政府機関や有料民間データベースが提供する同様の情報サービスとを比較した調査報告書を公開しています。比較対象は、政府系ウェブサイトでは米連邦上院、下院および米国議会図書館の“Thomas”、民間の商用サービスでは“Lexis”、“WestLaw”など、計8機関です。
調査結果によると、 ・調査対象中、最も大量の立法情報を提供しているのは、GPOのウェブサイトである ・政府系の情報サイトでは、GPOを除いて、外部へのリンクを活用している ・上院、下院のウェブサイトでは、大半の立法情報に外部サイトへのリンクを貼り付け、情報を補っている
英国著作権局(UKIPO)が2008年12月、将来の著作権の方向性に関して論点を整理し、公の意見を募集するペーパー“© The future: Keeping ahead of the game”を刊行しました。このペーパーでは、21世紀にふさわしい著作権アジェンダを開発するべく、2006年のガワーズ・レビュー(Gowers Review)のほか、欧州委員会(EC)や世界知的所有権機関(WIPO)の勧告なども踏まえ、現在の著作権システムの課題を、(1) 著作者への経済的報酬と作品の保護、(2) ライセンシング、クリアリング、例外規定などシステムの複雑さの是非(要否)、(3) 投資と創造のインセンティブ、(4) 真正性の(第三者)認証、の4点で簡潔に整理しています。
メタデータ管理のためのMARCの新フィールドに関するディスカッションペーパーが、米国議会図書館(LC)のネットワーク開発・MARC標準局のウェブサイトで公開されています。
MARC DISCUSSION PAPER NO. 2009-DP02http://www.loc.gov/marc/marbi/2009/2009-dp02.html
大阪府が、府営8施設のサービスについて、ホスピタリティの向上を図るための調査を実施し、その結果を公表しています。
その中の1つとして、大阪府立中央図書館が含まれ、「利用者満足度調査」(利用者へのアンケート調査)及び「サービス観察調査」(接遇などの覆面調査)の二つの調査手法により評価されています。大阪府立中央図書館は、もっともよいA評価(標準を上回る水準)が60%を超える高い評価を得ています。
府庁ホスピタリティ向上調査 <中央図書館> - 大阪府http://www.pref.osaka.jp/gyokaku/gyoumu_kaikaku/hospitality/tyuuou_toshokan.pdf
府庁ホスピタリティ向上調査 - 大阪府
深層ウェブ(deep web)に関する研究文献、プレゼンテーション資料、調査資料、その他有益なツール等をまとめたウェブリソース集が、法律・図書館・IT技術に関するウェブ雑誌“LLRX.com”で公開されています。データベース横断・統合検索、ピア・ツー・ピア(P2P)・ファイル共有、グリッドコンピューティング、ボット(bot)などに関する文献等も挙げられています。
Deep Web Research 2009 | LLRX.comhttp://www.llrx.com/features/deepweb2009.htm
LLRX.com | Legal and Technology Articles and Resources for Librarians, Lawyers and Law Firmshttp://www.llrx.com/
全国学校図書館協議会(JSLA)が、全国教育委員会を対象に調査した「「学校図書館図書整備費」に基づく各自治体での学校図書館図書費予算化の現状」を公表しています。
全国1810の市区町村教育委員会に対して調査を実施し、936教育委員会より回答を得ています。小学校・中学校における図書購入予算額や学校司書の配置、「子ども読書活動推進計画」の策定、「文字・活字文化振興法」の施行に伴う施策などについて訊いています。
「学校図書館図書整備費」に基づく各自治体での学校図書館図書費予算化の現状 - 全国学校図書館協議会http://www.j-sla.or.jp/oshirase/chosa_h20/chosa.html
学校図書、充実は後回し? 自治体「標準冊数へ予算」5割 - NIKKEI NET
米Amazon.com社が、著者名から略歴、顔写真、著作(Amazon.comがデータを有しているもの)等をブラウジングできるサービス“Amazon Author Stores”をベータ版としてリリースしています。現在は数千名が対象で、今後、データを追加していくとされており、略歴や顔写真を追加して欲しい、あるいは、(ベータ版ということもあり)このサービスの対象に加えて欲しいという著者からの連絡を受け付けるようにもなっています。
Amazon Author Storeshttp://www.amazon.com/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=1000315331
Dinesh D'Souza - Amazon Author Storeshttp://www.amazon.com/Dinesh-DSouza/e/B000AP8156
英国のケンブリッジ大学図書館が所蔵しているチャールズ・ダーウィン夫人のレシピノートを基にした料理本が、同大学出版会から出版されることになったということです。この料理本の売り上げは、ダーウィン氏の手紙の研究と出版の費用に充てられます。
Darwin wife's cookbook published - BBC News 2008/12/25付けの記事http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/cambridgeshire/7795854.stm
Darwin wife's cookbook published - Peter Scott's Library Blog 2008/12/26付けの記事
イラク国立図書館・文書館(INLA)の現状をウェブ日記(英国図書館(BL)のサイトに掲載)として発信していたことでも知られるエスカンダー(Saad Eskander)INLA館長が、これまでの図書館復興活動を認められ、英国図書館・情報専門家協会(CILIP)より名誉フェローの資格を授与されました。これに伴ない、エスカンダー館長はスピーチを行い、INLAの復興活動の成果と困難に触れました。スピーチでは、戦闘の跡が生々しい荒廃したINLAの現状を撮影した写真も紹介されました。この写真、スピーチともに、BLのサイトで公開されています。
Saad Eskander receives Honorary Fellowship from library professionalshttp://www.bl.uk/iraqdiary/cilip.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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